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『発掘された日本列島2010』開催中!!

今回の「ふしぎ発見!」の舞台は、青森県立郷土館!!
な~~んて、タイトルを聞いた時から、某番組のミステリーハンター気分で楽しみにしていた展覧会が青森県立郷土館でスタートしました。
日本では、年間9,000件を超える発掘調査が行われているそうで、その中から、近年、特に注目される20遺跡、約450点の出土品が集められた企画がコチラ。
謎の多い邪馬台国、卑弥呼の時代のものを中心に、アレもコレも新発見の目玉品!!

ということで、張り切って初日に出掛けてみたところ、「ヒトシ君」ではなく、マスコットキャラクター「さんまる」君がお出迎え♪(なぜかねぶたを跳ねだしたお客様にもしっかり対応!!素晴らしい!!)
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丁度、カルフォルニア大学バークレー校のみなさんが見学されていたので、ワタシもギャラリートークに相乗り♪

まずは、正面エントランスにドドーンと展示されている約1700年前の赤土山古墳(奈良県天理市)。
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地震により、古墳の上にあった埴輪が、地滑りで埋まっていたというもので、こんな完全な形でこのスケールで見られるなんて奇跡!!

展示室の手前には、約1600年前の池田古墳(兵庫県朝来市)の埴輪が展示。
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水鳥の形をした埴輪は、死者の魂を運ぶ目的があったようですが、今の時代でもインテリアとして通用しちゃいそうなくらい可愛らしいフォルム♪
ちなみに、「子持ち水鳥形埴輪」の出土例としては国内最古だそうですよ。

そして、いよいよ展示室へ。
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青森県民にとって馴染みのある縄文時代のものとしては、約3000年前の観音寺本馬遺跡(奈良県橿原市・御所市)のユーモラスな形をした土偶♪
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普通は、土偶って多産豊穣を祈って、女性の姿を表しているものなんでしょうけど、この土偶はふくらはぎがしっかり張った形をしていいるので、男性!?
しかも、顔に開けられている穴は、耳なんですって。(目かと思っちゃいました。)

邪馬台国がテーマのひとつということで、唐古・鍵遺跡(奈良県田原本町)で過去に出土したという楼閣が描かれた土器片。
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渦巻き状の屋根飾りなど、綺麗な状態で見ることができて、アートって感じなんですが、邪馬台国の楼閣と結び付けられて紹介されることで有名なんですって。

また大陸との門戸としての役割を果たしていたと考えられる約1900年前の三雲井原遺跡(福岡県糸島市)は、魏志倭人伝の「伊都国」の中心地と言われている遺跡。
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流石は中心地、銅鏡や一万個ものガラス玉が出土されています。
小さな一連の輪にまとめられているもの(写真左上)には141コ、その下の一連のもの(写真左下)には316コってメモ表示されているのですが、それぞれ直径1ミリほどの玉に紐を通せるように更に小さな穴を空ける技術が当時既にあったんですねぇ。

ガラスのアクセサリーを付けて、鏡を見つめていたのは、どんな女性なんでしょう。うっとり♪

約1800~1700年前の纏向遺跡(奈良県桜井市)に仮面の文化があったことにもビックリ!!
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農具の鍬を転用して作られているそうで、柄を差し込むための穴を口に見立て、鼻の穴を開け、顔料もわずかに残っているようです。

そして、第一次大戦後にドイツ人の捕虜を収容した施設「板東俘虜収容所跡」(徳島県鳴門市)も紹介されています。
全国6箇所の大規模施設のうち、当時の状況を伝える唯一の遺跡で、発掘調査により、製パン所も見つかったんだそうです。

ここで、ミステリーハンター気分で!!
『この収容所は1917年4月に新設され、1920年4月までの約3年間、約1000人の捕虜が暮らしていましたが、捕虜たちは、ここでスポーツ、音楽、文化と各方面にわたり活発に活動し、音楽会、演劇、演芸会などの催しも開催していました。こちらは、当時の木製のボーリングです。指を入れる穴がないんです。』
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『さて、ここでクエスチョン!!
ここでは、日本で初めて、ある音楽の演奏がされているんです。さて何の曲だったのでしょうか。』
『ヒントは、青森出身の板画家、棟方志功も好んだ曲。正解は、CMの後で(ブログの最後で)。パラッパパー♪』
(笑)。

ちなみに、青森県内からの新発見としては、約3000年前、縄文時代晩期の大森勝山遺跡(弘前市)がパネルで紹介。
岩木山の麓に作られたストーンサークル。
ここで縄文人は何を祈っていたんでしょうか・・・。
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日本の歴史上の新発見がいっぱい詰まった展覧会、9月5日までです!!
郷土館ニュースでは展示の様子が動画でアップされています。


最後に、クイズの答え『ベートーヴェン 第九』でした♪
by ミステリーハンターKuu


《発掘された日本列島2010》
会期:2010.8.3(火)-9.5(日) ※8.16は休館日です。
9:00-18:00
会場:青森県立郷土館(青森市本町2-8-14 017-777-1585)
入館料:一般310円、高校・大学生150円、小中学生は無料

※地域展は三内丸山遺跡展示室で開催しています。
(青森市三内字丸山293 017-781-6078)
by marugoto_aomori | 2010-08-10 10:15 | 青森のアート | Comments(4)
Commented by 藤九郎 at 2010-08-10 11:25 x
これはなかなか・・・。
ぜひ見に行きたい!!です。
めったに見られないものばかりだし、たまにはどっぷりと歴史にひたりたいです。
Commented by marugoto_aomori at 2010-08-10 17:08
>藤九郎さま
この展示はそれぞれが目玉!!
あれも、これもと貴重なものばかりで、まさしくどっぷり浸れるスポットです。
ブログなのでハイライトでの紹介になってしまいましたが、キトラ古墳・高松塚古墳の保存と活用などについても展示されています。
たぶん、見る人に寄って、喰い付くポイントが違いそうです。
Commented by 青森県立郷土館広報担当 at 2010-08-11 10:20 x
ミステリーハンターのKuuさん、情報満載の頁にしていただき、感謝です。ありがとうございました。
普段は青森県内で目にすることの少ない、貴重な資料ばかりですので、一人でも多くの方にご覧頂きたいと思っています。
Commented by marugoto_aomori at 2010-08-11 14:30
>青森県立郷土館広報担当さま
またまた貴重な展覧会で、ミステリー満載。
新発見のものばかりで、頑張ってこのボリュームに抑えました(笑)
沢山の方に見ていただきたいですね♪


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