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お米で作った餅に、お米をトッピングした津軽特有の「あさか餅」

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私が子供の頃から大好物の「あさか餅」。「あさか餅」は大福餅の表面に「あさか種」と言われているナッツのような香ばしい粒々をトッピングした津軽地方特有の餅です。
この粒々の正体は、「道明寺粉(米を蒸らし→乾燥→粉砕)」を焙煎したものです。
下の写真は道明寺粉
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「あさか餅」は、城下町として栄えた弘前市内の餅屋では、店の一番人気、看板商品となっているほか、近隣市町村でも、昔からの餅屋では馴染み深い餅です。

地元では、「あさか餅」を全国どこにでも売っている普通の餅(大福並みの知名度がある)と思っている人が多く、私も最近までそうでした。しかし、「あさか餅」は、「津軽地方にしか存在しない餅」で、しかも「米で作った餅に、米をトッピングするユニークなお餅」だったのには衝撃を受けました。

昔から米どころだった津軽地方では、米は主食以外に惣菜やお餅などのお菓子に加工され、食べられてきました。米で餅を作るだけでは満足できず、トッピングにまで米を使うという何とも津軽の凄い餅。
「あさか餅」の誕生については諸説ありますが、トッピングの「あさか種」の香ばしさと、あんこの甘み、餅のふっくらした食感が絶妙なバランスで口の中に広がるオンリーワンの逸品は、津軽地方の稲作文化の中で生まれたまさにソウルフードです。
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お店ごとに、トッピングの「あさか種」の米の種類(うるち・もち)、大きさ(大・小)、形(丸・角)、焙煎具合(浅煎り・深煎り)などが微妙に違うので、色々な餅屋の「あさか餅」を食べ比べ、お気に入りを見つけてみてはいかがですか?
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「あさか餅」を売っているお店(他にもあると思います)
三笠屋餅店     弘前市土手町   
佐藤もち店     弘前新茂森新町  
もち処一久     弘前市浜の町   
石岡もち屋     弘前市茂森町   
福田餅屋       弘前市稔町
寺山餅店      黒石市中町    
斎藤餅屋      黒石市袋井
きくち覚誠堂    藤崎町村岡
八木橋菓子餅店    大鰐町大鰐
あぶや餅の店    青森市中央 ※注文してから大福に「あさか種」をつけてくれる  

      by さっちゃん
by marugoto_aomori | 2013-01-29 19:27 | 青森食べ歩き | Comments(11)
Commented by なっき at 2013-01-29 21:31 x
大阪阿部野橋駅から桜の名所・吉野へ結ぶ近鉄南大阪線にその名も道明寺駅があります。お餅の道明寺とツナガリあるのかな?
Commented by まこ at 2013-01-29 22:48 x
えええええええこれ津軽地方にしかないんですか!!
今のところ今年一番の衝撃でした……ショック。
あさか餅という名称は知りませんでしたが、普通の大福とこれが2種類あったら必ずこっちを選ぶくらい好きです。
Commented by at 2013-01-30 00:21 x
言われてみれば、地元以外で見たことないかも
父の大好物だったことを思い出しました
Commented by marugoto_aomori at 2013-01-30 08:51
>なっき様
少し調べてみたら、道明寺粉は大阪の藤井寺にある「道明寺」で保存食として作られたのが最初のようです。桜餅をはじめ、和菓子の材料として幅広く使われています。
Commented by marugoto_aomori at 2013-01-30 09:03
>まこ様
私も「あさか餅」が津軽特有のものだったということを知った時は、かなりの衝撃を受け、南部方面の餅屋さんや東北各県の餅屋にも「あさか餅」について問い合わせてみました。結果は、やはり津軽特有のもののようでした。
Commented by marugoto_aomori at 2013-01-30 09:11
>つ様
私たちの周りには、その存在がオンリーワンだったり、実は凄かったりするのにもかかわらず、あまりにも身近すぎるがために、気づかないものがたくさんあるのかもしれませんね。
Commented by なっき at 2013-01-30 15:13 x
なるほど、道明寺は藤井寺市にあるんですね。
関西の民鉄には、◯◯寺とつく駅がタクサンあります。伺ったらゼヒ足を運んでみては?
Commented by hinachan at 2013-01-30 15:34 x
土手町の三笠屋さんの
あさか餅を食べました
津軽ならではの餅ですね

南部では米がとれず
雑穀でできた餅です
食文化の違いが出ますね
Commented by marugoto_aomori at 2013-01-30 23:08
>hinachan様
三笠屋のあさか餅はとても美味しいので、
私もよく買って食べてます。

南部地方特有の餅と言えば「きんか餅」ですね。
Commented by さくら at 2013-02-02 20:48 x
プチプチと香ばしい食感と、柔らかいお餅!
おいしそうな写真を見ているうちにたまらなくなって、弘前の「石岡もち屋」さんに買いに行ってきました。
お店の方のお話によると、一説には明治天皇が弘前にお越しになる際に、菊の御紋になぞらえて作ったというエピソードがあるとか。
また、トッピングの素材に関してお尋ねしたところ、「うちでは、お米ではなく、もち米を使ってるんです」とのこと。
由来に関しては初めて知りましたが、確かに香ばしく煎ったお米がきつね色に輝き、美しい菊の花のようですよね。
由来に関して、何かご存知の方がいれば教えてください。
Commented by marugoto_aomori at 2013-02-04 22:35
>さくら様
「石岡もち屋」さんの餅は、どっしりとした食べ応えのある(噛みごたえのある)お餅で、「あさか種」は他のお店に比べて深煎りだったと思います。
私が聞いた「あさか餅」の由来は、石岡もち屋さんのおっしゃっていたように天皇に献上したという説と、もう一つは、「あさか種」の煎った浅い香りにちなんだものという説の2つです。
あさか餅がいつ頃誕生したかは、はっきりと分かりませんが、江戸時代の弘前(津軽藩)には、餅屋が何軒もあったようですよ。


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