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かりん糖といえば 「縄かりん糖」!?

津軽で”かりん糖”といえば、
おそらく誰もが真っ先に思い浮かべるのがこの「縄かりん糖」です。
細長く練った小麦粉をひねり、
大豆油で硬く揚げるという製法は、
明治時代の頃から変わっていないそうです。
d0007875_17384499.jpg
「縄かりん糖」の最大の特徴はもちろんこの独特の形ですが、
かりんとうにつきものの砂糖蜜がからめられていないことも特徴のひとつ。
「どうして蜜をぬらなかったんでしょうね~?」という私の愚問に、
「蜜をぬるとただの大きなかりん糖に見えますから。」とご主人。
なるほど!(笑)
甘さ控えめの「縄かりん糖」は今でも根強い人気を誇っています。

この「縄かりん糖」をつくる弘前市の石崎弥生堂は嘉永七年(1854年)の創業。
もともとは「おこし本舗」の看板を掲げておこしや水飴を作っていましたが、
三代目のときに「夏場でも売れる商品はないか」と思い立ち、
苦心の末にこの「縄かりん糖」を考案したのだそうです。
d0007875_1756111.jpg
当時の縄かりんとうは夏季限定の商品。
冬場は寒さのために折れやすく、うまく縄状にねじれなかったことが理由でした。
しかし、五代目があることを思いついてこの難問を克服し、今ではきれいな形の「縄かりん糖」を一年中製造できるようになったといいます。
”あること”って何でしょう?
気になる方は袋の裏を見てくださいね。わかるかもしれませんよ~。
d0007875_17562746.jpg
現在お店を切り盛りしているのは22才の時に修行から戻ってきた6代目の庸一(49才)さん。庸一さんは150年も続くこの店の銘菓を大切に守り続け、1998年に岩手県で開催された全国菓子大博覧会では、この「縄かりん糖」で栄えある「農林水産大臣賞」を受賞しています。

前より少しやわらかくなったそうですが、それでも十分固い「縄かりん糖」。
覚悟を決めてガリっとかじれば、縄が口の中でほどけ、あとはポリポリポリ。
揚げたままの素朴な味は何度食べてもたまりません。
by義人
by marugoto_aomori | 2007-08-31 17:59 | あるあるこんなもの | Comments(8)
Commented by kashiwa at 2007-09-01 01:51 x
こんばんは
このかりんとう津軽の老舗のものだったんですか?似たようなかりんとう八戸にもありましたよ。砂糖がついてないで甘くなくさっぱりしたかりんとうですよね。私も大好きでした。でもこんなに見事にねじれていなかったような。。。老舗のものは形も味も違うのでしょうね。
私が食べたのはただの駄菓子?(^^ゞ
Commented by はたけ番@緑ネット at 2007-09-01 06:51 x
いいですね、このかりんとう! 代々続く老舗には、たゆまぬ創意工夫という見えない力が積もっていくのでしょうね。こういうお店があることは、地方人の気持を明るくさせてくれます。「あそこに行けば、あれが食べられる」って何と言う楽しみでしょう!
Commented by e877 at 2007-09-01 13:00 x
お久しぶりです。かりんとうはお菓子として昔、今の中国から日本に輸入されたものとしては、もっとも古い物のひとつです。分類では唐菓子のひとつになります。「花林糖」・・・糖の文字に唐が使われているのも不思議な感じですネ。ではまた。
Commented by marugoto_aomori at 2007-09-03 09:23
>kashiwaさん。
おはようございます。
八戸にもあったんですね~。小さい頃は、食べているものがどこで作られているかなんて考えたこともなかったですが、南部生まれの私でもなんとなく懐かしいのは、kashiwaさんがおっしゃる八戸のかりん糖を食べていたからかもしれませんね。

そういえば、商品を手に取るとき、今でこそ必ず袋の裏書きを読みますが、小さい頃は全く見ませんでしたね~(笑)。今考えると、私が子供の頃食べていたお菓子は、かなり安全かよっぽど怪しいかのどちらかではなかったかと・・・(笑)。

いろいろお話しを聞いてみたら、津軽にも同じようなかりん糖が何種類かあるようですよ。きっとそれぞれに物語があるのでしょうね~。なんだか「バナナ最中」のようなにおいがします(笑)。
Commented by marugoto_aomori at 2007-09-03 09:41
>はたけ番@緑ネット
本当ですね。ひと言で150年と言っても、その間に過ぎた時間とか、蓄積された工夫や技とかは、私たちの想像をはるかに超えているのでしょうね。守り続けている人たちはホントにすごいと思います。ご当人達は大変なだと思いますが、ず~っと頑張ってもらいたいですね。
こちらのお店では、六代目が伝統の菓子を守りつつ、息子の七代目候補に新しい菓子作りをいろいろ工夫させているようでした。

はたけ番緑ネットさん。
いつか青森にいらしたら、お土産は「バナナ最中」と「縄かりん糖」がおすすめですからね!(笑)
Commented by marugoto_aomori at 2007-09-03 10:05
>e877さん。
こんにちは。ご無沙汰しております。
中国から持ち込まれた最古の菓子のひとつなのですね。なるほど、確かに名前にも・・・。
いくら食べても食べ飽きない理由は、歴史を振り返ると納得できますね。これほど長い間受け継がれてきたこの味が、たかだか数十年食べただけで飽きるワケがありません!バナナ最中同様、これからも安心して食べ続けたいと思います(笑)。

e877さんをはじめ、伝統を引き継ぐ皆さんには心から感服いたします。食べて応援することしかできませんが頑張ってください。
Commented by るふれ at 2007-09-03 11:51 x
このお菓子、大好きなんです!
1袋、一人で食べちゃうくらい(笑)
以前仙台のお友達にお土産に持っていきましたが、とても喜ばれました。
Commented by marugoto_aomori at 2007-09-03 12:46
>るふれさん。
フフ、わかります、わかります!ひと袋いっちゃう気持ち、よ~くわかりますよ!(笑)。気がつくと残りわずか。「ここまで来たらもう食べちゃえ!」ってこと結構ありますから(笑)。
味がシンプルだからどんな飲み物にも合うんですよね。普段はコーヒーと一緒に食べることが多いですけど、とても暑かった今年の夏は、ついつい誘惑に駆られ、冷たいコーラと一緒に食べてしまいました。コーラをあれだけ飲んだのって何年ぶりでしょうか。まるで中高校生です(笑)。あ、今の中高生は「縄かりんとう」食べてないのかな?どうなんでしょう?

「縄かりんとう」は青森空港でも売っているので、私も今度から青森土産として使いたいと思います。


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