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2008年 03月 11日
【第3話 中みそを作り続けて三十余年】
五所川原と弘前の両店が賑わいを見せ、中みその味に行列ができる。 ・・・・ですが、そんな時期も数年。 五所川原のみそラーメンテナントが昭和54年に閉店となります。 そしてここにコーヒーショップが開店されると、五所川原市民がこよなく愛した味噌ラーメンの味がそこでいったん消えてしまいます。(その後青森店にも出店・閉店があります。) 一方、中三弘前店の地下のみそラーメンはその後も弘前市民を虜にしつづけ、地下店舗の中を移動しながら、客席を増やし、95年の弘前店の新築で、地下のフードコートの中心となり、130席の店舗内客席と40席の通路付近客席を持つに至ります。それでも昼には満席となるほどのパワーを秘めた、今や市民のソウルフードといっても過言でない「みそラーメン」。 親子3代に渡ってファンを持つ逸品となっています。 須藤イエさんは、中三弘前店でみそラーメンを出してから2年後の昭和48年からこの仕事に携わります。30年間作り続けている須藤さん。 今でもリーダーとしてその中心にいます。 ずっと中みその真ん中にいた、言わば「中みその母」。 ← 写真 中みその「母」 須藤さん 中三地下のみそラーメンは、中華鍋に高熱の火をかけ、肉や野菜などを炒め、スープを投入し、みそを溶き、味付けを行い、野菜を入れてスープを作ります。 別鍋でバリ堅に茹でた中細麺をどんぶりに上げ、その上から中華鍋のスープと野菜を投入し、完成させます。 ![]() 一つの中華鍋でできるのは僅か8人分。 この中華鍋を2つ使い、交互に作っていきます。 須藤さんはたくさんのファンがお昼にいっぺんにやってくるので、とにかく早く出すことに力を注いでいます。 伝票が20枚以上並ぶこともしばしばあるのに、中華鍋は2つ。 しかしそれ以上の鍋があっても一人では作られないのだとか。 ![]() 特にお盆や正月、ねぷたなどの期間にはふるさとのこのソウルフード「中みそ」を一度は食べて帰りたい、と懐かしんで、普段の倍以上の人がやってきます。 たった8人分しかできないあの中華鍋で最大で一日900食を作ったこともある、というから驚きです。 30年作り続ける須藤さん。 その間にはいろいろなことがありましたが、中でも今から6年ほど前、お昼の時間帯が終わりホッとしていると、デパートのお花屋さんが花束を持ってきたのだそうです。 花屋さんは、お客様にこれを須藤さんに渡して欲しい、というお願いをされたようで、花束の中にはメッセージがありました。 「美味しくいただきました。とても元気がつきました。」 こうした感謝の言葉をかけてくれるお客様に、須藤さんはとても感激したのだそうです。 一方昭和54年に店を閉めた五所川原。 しかし市民があの味を忘れたわけではありません。 ![]() ↑ 写真 あの味を受け継ぐ五所川原のみそラーメン 左 グリルストウ 五所川原市広田字榊森47-3 0173-35-8832 右 居酒屋 儀 五所川原市本町27-1 0173-39-2230 当時からレシピを従業員に平等に公開していたこともあり、そのレシピをモチーフに今でも五所川原の「中みそ」を彷彿させるラーメンを作っているところがあります。 五所川原でもみそラーメンの原点はデパ地下のあの味なのです。 (完) byなおき 〔バックナンバー〕 第1話 「中みそ」 津軽人が愛したみそラーメンの歴史<1> 第2話 「中みそ」 津軽人が愛したみそラーメンの歴史<2> 「中みそ」3話、ありがとうございます。お疲れ様でした。 私の知ってる「青森中みそ」は、写真では「居酒屋 儀」さんの物と 似ているような気がします。 でも、実家が青森で子供も小さいので、五所川原で、しかも夜しかやってない「儀」さんには、残念ながら行けない気がします。 今でも、あの時作っていたおばちゃんに会ったら絶対判りますよ! あ~、「なつかしの中みそ」が食べたい!! 私も「居酒屋 儀」さんの所に行って食べた~い♪ 自分は昭和の最後のほうで弘前実業に在学してました。当時学食はたしか(まちがってれば、すまぬ)中みそと同じ小金沢と言う食品会社でして、やはり学食のみそラーメンは大人気で、育ちざかりの高校生はどんぶりを傾かせ具も汁も食べつくしてました。 「中みそ」三部作、おつかれさまでした。 みその味の歴史など、知らないこと色々とあり、今回、大変勉強させて いただきました。 10年くらい前に、食べに行った時、みその色がかわっていたのに、 少し違和感を感じました。 昭和40年代後半から、よく、キンダーかんしらとりで、超合金を買ってもらい、食べに行った、その当時は、味噌の味が白だったと思います。それが、年を重ね、弘前の味に変化していったのですね。(知らんかった。) 「中みそ」のかお?の、おばさんも、今も健在で安心しました。 これからも、青森のちょっとした歴史をひもといていってくださいね。 んー、なにげに感動しました(笑 とりあえず、週末食べに行こう・・・ はじめまして。「青森探検隊たんけんマップ」のサイトから、ちょくちょく見てました。 非常に面白い記事ですね。参考になりました! この前、居酒屋儀に初めて行きましたが、美味かったですねえ(笑) >さきちゃんさま。 おはようございます。 儀さんのみそラーメンは当時のレシピにかなり近い物、という お話しだったかと思います。 たぶんそんなもこともあって記憶の中にあるものと重なったん でしょうね。 お子さま連れなんだと、その上に書いたグリルストウさんなら いけると思いますよ。 ファミリーレストランのようなところでした。 ハンバーグもフライもあるようなところですが、お昼はけっこう な人がみそラーメンをいただいています。 五所川原中みその系譜を持つところですよ♪ >おじじ@青森。さま。 おはようございます。 最初からおつきあい下さいましてありがとうございました。 儀さんは岩木川漁協の副組合長でもあって、岩木川で 取れるいろいろなお魚などの恵みもいただけるところで す。 ヤツメウナギもいただきましたよ♪ そして〆はもちろん、・・・・チャンスがありましたらどうぞ。 >ちなみにさま。 おはようございます。 弘前に行ったときに伺いました。そのお話。 弘前の中みその味が決まると、実業高校の学食にもフィード バックしたのだそうです。 生徒にはかなりの人気だった、とのお話でした。 やっぱり完ツユだったんですね(笑) 納得です。 >つがるしゅ~っinさいたまさま。 おはようございます。 おつきあい下さいましてありがとうございました。 当時、土手町に行く日というのはとても晴れやか日で、家族中 着飾っていったものでした。 今回いろいろな方とお話ができ、当時の中三デパートの地下の 構造の話をされたときには、そうそう!と思い出してはうれしくて、 なんかとっても至福の時間でした。 こうした地域に古くからあるものの歴史や物語をなんとかこれから も紡ぎ出していきたいな、と思っています。 またお立ち寄り下さいね。 >etsukenさま。 おはようございます。 ブログを書かれていたんですね。 ゆっくり拝見しました。 男の子のイラストがいい感じです。 週末に行かれたのブログで拝見しますね。 >りんごさま。 おはようございます。 もう儀さんにいかれたんですね! ブログを拝見しましたが、くまなくラーメン店に通われた ようでリフトアップ写真に見とれていました♪ またお立ち寄り下さい。 あのお方は須藤さんとおっしゃるんですね。 初めて食べたときから、須藤さんのつくる味噌ラーメンでした。 早いんですよね、仕事が。あっ!という間にできちゃいます。 レジカウンターへいって須藤さんの顔をみると、なんか安心して「味噌2つ!」と注文してます。 大変なお仕事だとは思いますが、これからもずーっと頑張ってほしいですね。 >目目さま。 こんにちは。 そうです。 ワタシもそうでした。 ヤフーのラーメン・オブ・ザ・イヤー2007の青森県の分で こちらが第二位になっていて、お店からのコメントにも登場 されていますよ。 ワタシもぜひこれからもずーとがんばってほしいと思ってい ます。 数年ぶりに弘前に住むことになったので色々ネットをくぐっていたらたどり着きました。私にとっての中みそは五所川原のものです。弘前の中みそも好きですが、高校生当時、五所川原の中三地下で食べたみそラーメンが私の「キング」です!ちなみに弘前に今年の春引っ越す前は五所川原に住んでいたので、当然「グリスト」、「儀」のみそラーメンもしっかり食べましたよ。個人的には五所川原の中みそをしっかり受け継いでいるのは「儀」のみそラーメンだと感じました。グリストのマスターは私が高校生当時、五所川原の中三地下でみそラーメンを作っていた人なのは記憶がありますし、「儀」の主人は情報で以前青陽園にいたと言うことは効いていました。グリスト、儀のみそラーメンが根本的に似ているとはずっとおもっていましたが、今回のブログ三部作を拝見させていただき、初めてその謎が解けました。 追伸 当然、弘前の中みそも大好きですよ!! >中みそ男さま。
こんにちは。 レスが遅くなりました。 拙ブログを全部読んでいただいたんですね。 感激です。 ありがとうございます。 ワタシも今回いろいろな方にお話を伺いましたが、五所川原の 当時の様子がわからないのでそこは少し臨場感にかけていると ころと反省しています。 ですが五所川原の中みそのあのディテールと味、そして風味の ようなものは舌でしっかりと理解しました。 弘前とはまた違った味で、この味が意外と北郡の食堂に影響を 与えたんではないかな、と思っています。 またいろいろと調べたりしたことを書いていきます。 その時はまたお立ち寄りください。
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