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カテゴリ:手しごと( 71 )

「りんごの花」のアーティフィシャルフラワー

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例年であれば5月中旬に満開を迎える「りんごの花」。今年は開花が10日ほど早まり、わずかに残っているのみです。地元にいても、りんごの花をじっくり見る機会はなかなかありませんが、よく見るととってもキュート。品種によって、大きさや形状、色も微妙に異なります。
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この青森県の花でもある「りんごの花」をモチーフに、試行錯誤を繰り返しながらアーティフィシャルフラワー「りんごSAKU」を完成させたのが、クールアンフルール主宰で、フラワーアートディレクターの中山 瑶和子(ヨーコ)さん。
ちなみにアーティフィシャルフラワーとは、生花をリアルに再現し、生花にはない美しさを表現した造られた花で、材料は布を加工した素材で作られているそうです。
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中山さんは、青森市内にある青森国際ホテルの花事業部責任者としてホテルブライダル・バンケットのトータルプランニング、その他数々の舞台装飾を手掛けており、青森県を象徴する「りんごの花」に対する思いもひとしおです。

最初に、中山さんの作品を拝見した時は、あまりのリアルさに驚きました。お客様の中には、「りんごの花」が大好きで、ずっとこんなのが欲しかったと感激する人もいるそうです。
今回紹介した作品は、小さな器に、蕾(つぼみ)と、咲きはじめのピンク色、満開時の白から構成されていて、アクセントに緑の葉っぱと、小さなりんごが添えられ、販売価格は600円(税別)とお手頃。

是非、青森にお越しの際の旅の記念、地元の方々もあまり見かけることのない可憐な「りんごの花」を普段の生活のあらゆるシーンの中に取り入れてみてはいかがですか?
                       byさっちゃん                      
<問い合わせ)
  青森国際ホテル 青森市新町1丁目6-18
  TEL 017-722-4321
  販売場所 青森国際ホテル、弘前りんご公園、下風呂温泉 三浦屋
by marugoto_aomori | 2015-05-18 22:09 | 手しごと | Comments(0)

アップサイクルされている「りんごの木」

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津軽地方の経済の中心にある「りんご産業」。
津軽地方のあちらこちらで「りんご」は栽培されていますが、長い歴史の中で「りんごの木」を使った家具やクラフトは、ほとんど商品として出回ることはありませんでした。

そもそも「りんごの樹」は、果実が収穫しやすいように、横に伸びるように剪定するので、まっすぐで長い木材をとることができません。
さらに、幹にウロ(空洞)やコブも多いため加工が難しく、伐採した木のうち最終的に木材として利用できるのは5割程度と歩留りが非常に低いので流通していないのが現状です。
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このような「りんごの木」を何とか利用できないかと試行錯誤を続けてきたのが、弘前市千年にある木村木品製作所の木村代表。木村代表の曽祖父は、ヒバ製の「りんご栽培用の梯子」などを開発するなど、木工業に携わる家系です。
代々培ってきた木材加工の技と、りんご生産量日本一という気候風土に根差した産業への自負心、そして何よりも肌触りや色目・木目の独特の質感は、チーク材やローズウッドなどの貴重な木材に劣らないという「りんごの木」の魅力に着目し、木村代表は無謀ともいえる「りんごの木」を使ったクラフトの流通に挑むことになります。

役目を終えた「りんごの木」や、高齢化などで手入れのできなくなった放任園の情報が入ると、会社のスタッフ総動員でりんご園に出向いて「りんごの木」を伐採、その後の製材、乾燥、商品づくりまでの一貫した作業体制を確立し、もの凄いテマヒマをかけて、りんごの木を使った商品をつくっています。
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最近、注目されているアップサイクルという言葉。
ただリサイクルをするのではなくて、新たな"価値"を生み出し、蘇らせるいう意味。
津軽地方の人たちにとって特別な木にもかかわらず、これまで廃棄されるか、せいぜい薪にしか使われてこなかった「りんごの木」をまさにアップサイクルさせる木村さんの取組に敬意を表します。


                            byさっちゃん
(有)木村木品製作所
青森県弘前市千年4-3-17
TEL 0172-87-2747
http://www.kimumoku.jp/index.html
by marugoto_aomori | 2015-04-27 18:49 | 手しごと | Comments(0)

マイナスから生まれた美「南部裂織」

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布が貴重だった江戸時代、南部地方の農村の女性たちによって生みだされたのが南部裂織です。古布は南部地方で“ボット”と呼ばれ、寒冷な気候では木綿が育ちにくかった北国では、布がとても貴重だったので、使い古した布を細くテープ状に裂いたものを緯(よこ)糸に、使い古した麻袋を解いた糸を経(たて)糸にして織り込み、まったく新しい布を誕生させました。そうして出来た「裂織」は、こたつ掛けや敷物、仕事着や小物に至るまで様々な生活必需品へと生まれ変わり、再び暮らしの中で活躍してきたそうです。
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八戸中心街にある「八戸ポータルミュージアムはっち」を拠点に活動している井上澄子さんは、裂織製品の生産や、ワークショップを通して南部地方のものづくりの精神を伝え続けています。
南部裂織は、1mm間隔に張った木綿の経(たて)糸に、1cmほどの幅になるよう細く裂いた古布を緯(よこ)糸を通しながら、地機(じばた)と呼ばれる手動の機(はた)で織ります。古布の模様と経(たて)糸の色との重なり方によって仕上がりの模様が変化するため、まったく同じ材料を使っても、ふたつとして同じものはできないそうです。
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さらに、南部地方の伝統工芸に魅入られた(株)金入の代表である金入健雄さんが「東北スタンダード」というブランドを立ち上げ、自らのセレクトショップやインターネットを通じて南部裂織を発信しています。南部裂織は、材料が一定ではないので、織っている間にも裂織の表情は変化し、本来は仕上がりを想像することはできないのですが、偶然にもタータンチェックのように仕上がった織物が金入さんの目に止まったことがきっかけとなって誕生したのが下の写真の商品。ピンク系、ブルー系などのシリーズがありますが、赤系のチェック柄はGOOD DESIGNを受賞しています。
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捨てられていたものや、古くなったものを材料として使わざるを得ないという意味では、上方の雅な道具とは対照的なものではありますが、美しく機能的でとても素敵です。

                          byさっちゃん

カネイリ ミュージアムショップ
住所 八戸市三日町11-1八戸ポータルミュージアムはっち1F 
TEL 0178-20-9661

八戸南部裂織工房 澄(chou)
住所 八戸市三日町11-1八戸ポータルミュージアムはっち4Fものづくりスタジオ
by marugoto_aomori | 2015-03-07 21:42 | 手しごと | Comments(0)

伝統を守りながらも変わり続ける「八幡馬」

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「八幡馬」は、仙台市の「木ノ下馬」、福島県の「三春駒」と並ぶ日本三駒と呼ばれ、華やかな模様は、南部地方の農村で嫁入りに使用される馬の盛装を表したものと伝えられています。
かつて、櫛引八幡宮(八戸市)境内で開催される年に一度のお祭りの際、農閑期を利用して農家の人たちが作った「八幡馬」を参詣者の土産品として販売していました。ちなみに、農家の副業として、1本の木から鉈(なた)だけを使って仕上げる伝統的な技法で制作できる現存する職人さんは、大久保直次郎さんただ一人です。

今回ご紹介するのは(トップ写真の八幡馬)、別の技法で制作している株式会社八幡馬です。
(株)八幡馬は、昭和29年に八戸市を代表する観光土産品として、より多くの人に「八幡馬」を知ってもらい、手にとってもらいたいという想いで、現在の代表の高橋さんの祖父が会社をはじめたのが始まりです。大久保直次郎さんのような伝統的な技法の職人さんが激減していく中で、木取り作業の行程は機械化しているものの、削り作業は、「のみ」や「ナイフ」を使って一つ一つ丁寧に仕上げています。
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高橋さんは、「八幡馬」の伝統を守りながらも、実際の使い手のライフスタイルに合うようにデザイナーやセレクトショップのオーナーとコラボをするなど、卸先の思いを作品に積極的に取り入れています。
ブログのトップの写真「白木(無地)」や「白色」タイプをはじめ、ストラップなど、どれもデザイン性が高く、バラエティーが豊かです。ある程度の個数がまとまれば、オリジナル模様の発注も可能とのことでした。
下の写真は、一番人気のストラップを制作している風景です。
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ちょっと、話は変わりますが、十和田市内の馬に関する博物館「称徳館」には、昔の八幡馬が展示されています。
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「八幡馬」と言えば、赤・黒のカラフルなものが元祖(原型)かと思っていましたが、ここの博物館の「八幡馬」は、形も色もとてもシンプルでした。長い歴史の中で、「八幡馬」も少しずつ変化しているのですね。
                     byさっちゃん

株式会社八幡馬
 住所    青森県八戸市沼館2丁目5-2
 TEL    0178-22-5729 
 営業時間  月~金 8:00~17:00
 定休日   日曜日、祝祭日 ※土曜日は不定休

※インターネットで購入の場合(カネイリミュージアムショップ)
http://www.iichi.com/shop/KANEIRIMuseumShop/artist/R1256886

称徳館(十和田市馬事公苑 駒っこランド内)
 住所   青森県十和田市大字深持字梅山1-1
 TEL   0176-26-2100
 開館時間 9:00~16:30(最終入館16:00)
 休館日  月曜日(月曜日が祝日の場合、翌日休館)
      年末年始(12/29~1/3)
by marugoto_aomori | 2015-02-18 08:00 | 手しごと | Comments(0)

進化し続ける「きみがらスリッパ」

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今から10年程前にも、まるごとブログで紹介した「きみがらスリッパ」。
10年前と比べ、明らかにデザイン性が高く、土産品店などに加えて、セレクトショップなどでも取り扱うようになっているのが気になり、再び「十和田市きみがらスリッパ生産組合」のお母さんたちのもとを訪問してきました。

ちなみに「きみ」は青森の方言で「とうもろこし」のこと。
このスリッパは、自然乾燥させた「きみ」の「から(果皮)」から作っています。
かつて馬産地だった十和田市は、飼料用とうもろこし「デントコーン」の栽培がとても盛んで、大量に発生する「きみがら」の再利用のために、昭和20年代から「きみがらスリッパ」の制作をスタートさせました。

当初は、廃棄される「きみがら」の再利用のために作りはじめた「きみがらスリッパ」ですが、現在は、地域内で馬の生産はほとんどされていないので、「スリッパ」を作るためのデントコーンは、組合のお母さん達がそれぞれの家庭で栽培しています。肝心の身の部分は、飼っている鳥やウサギの餌にしたり、近隣の乗馬クラブなどに買い取ってもらっているそうです。
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10月に収穫したデントコーンの皮を一枚一枚丁寧に剥ぎとって2週間ほど乾燥させ、長さや厚さの異なる4種類ほどの部位に選別します。ここまでの下準備だけでも、もの凄いテマヒマがかかっています。さらにスリッパの底の部分に使われている藁も自分たちで編んでいるというのも驚きです。
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それらを細く裂いて湿り気を与え、ひと目ずつ手で編み仕上げていくので、1 日1足作るので精一杯だそうです。
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作り手によってスリッパの木型が異なり、つま先部分のフォルムも微妙に違ったりします。
きみがらスリッパの特徴は、天然素材ならではの独特の質感と履き心地。履いているうちにどんどん足に馴染んできて、夏サラリと涼しく冬温かいのも嬉しいです。
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販売店や実際にスリッパを履いてくれるお客様の声を大事にして、日々、デザインや履き心地などの改良に努めているお母さん達は、本当にパワフルでした。

                           byさっちゃん

問合先
十和田きみがらスリッパ生産組合
十和田市農林部とわだ産品販売戦略課内
TEL:0176-51-6743(直通)
by marugoto_aomori | 2015-02-11 15:22 | 手しごと | Comments(0)

馬具づくりの職人がつくる革製品 板柳町・革工房よしだ

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前回のブログで紹介した板柳町の街歩き。その時に訪れたお店が気になって、もう一度行ってみました。訪れたのは「革工房よしだ」さん。
ショーウィンドーに「ランドセル」や「馬具」が並ぶ珍しいお店です。

「革工房よしだ」さんは津軽の地に根を張って83年の老舗。
創業時は農耕馬用の馬具をつくり続けていましたが、農作業の機械化に伴い、昭和30年代をピークに需要は減少。かつては板柳町に5軒の馬具屋があったそうですが、現在も続いているのは「よしだ」さんだけで県内でもごくわずかしか残ってないそうです。
今では珍しい馬具の作り手として、輓馬(ばんば)・装飾具を求める県内外のお客様から注文が入る「革工房よしだ」さん。店内にはきらびやかな馬具が並びます。
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馬具の需要が減少してからは「何でもつくる」、「どんな修理でも受ける」をモットーに、剪定鋏のケースやベルトなどの革製品と修理を専門に手掛けています。
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この画像はりんごの剪定鋏。
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既製品はすぐに穴が空いてしまいますが、丁寧な製法の革製品なら10年・20年は持つとのこと。品質の良さから、いまや長野県をはじめ、山形県・福島県からも注文が入るそうです。
また、ディスプレーに飾っていた「ミニランドセル」。首都圏での人気を知った地元の方からの依頼で始めたもので、使い古しのランドセルを加工してつくります。見てください。この可愛らしさ!丁寧かつ繊細な仕事ぶりに圧巻です。
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修理もお手の物。愛用の一品をずっと使い続けたい。。。そんなオーナーの想いに丁寧に応える仕事ぶりが評判となり、口コミで噂を聞いた県内外のお客様がわざわざお店を訪れるてくれるそうです。

お父さんの吉田勝美さんと静真さんの二人三脚で経営する「革工房よしだ」さん。
(画像は明るく気さくに答えてくれた静真さん)
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職人の技が生きる素敵なお店でした♪
(Byノッポさん)


革工房よしだ
住所:北津軽郡板柳町字土井235-7
電話:0172-73-2561
by marugoto_aomori | 2014-12-13 21:38 | 手しごと | Comments(0)

「コレジャナイロボ」と津軽塗がコラボ!

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青森市古川のtecoギャラリーで「爆誕!津軽塗コレジャナイロボ!展」開催中です。

「コレジャナイロボ」とは、武笠太郎氏と坂本嘉種氏による「ザリガニワークス」の手作り木製玩具。「どこかで見たことがあるけど、ちょっと変?」な感じのフォルムは、子供がプレゼントを空けたときに「欲しかったのはこれじゃなーい!!」と悲痛の叫びをあげてしまう絶妙な偽物感、カッコ悪さがコンセプト。インターネット販売でブレークし、玩具メーカーをはじめとした数々のコラボレーションにより関連商品も多数誕生しています。香港でも人気上昇中とのことです。

メイン(下の写真左)や敵マジ軍(下の写真右)をはじめとしたロボットの顔は、坂本さんが1体1体マジックで書きなぐるのが特徴。これまで約7,000体のロボットの顔を描いてきましたが、「良くしよう。格好良くしよう」という気持ちは捨てているそうです。
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「コレジャナイロボ」と津軽塗のコラボレーションは、イベント主催のtecoギャラリーから武笠さんと坂本さんに提案したことがきっかけです。ロボットに塗りを施したのは、津軽塗職人の松山継道氏と息子の昇司氏、そして山岡奈津江氏の3人です。
10月11日に開催されたレセプションパーティーのトークイベントには、ザリガニワークスのお二人と松山昇司氏の3人が参加。
松山氏は「漆と普段の生活の距離を縮めたかったので今回の企画は快諾した。ロボットに負けない塗りをするように心がけた」と話ていました。
一方、ザリガニワークスの坂本はトークイベントの中で、「津軽塗のロボットにマジックで顔を描くことは、尻込みしたが、マジックで書くことを貫いてこそコラボレーションになると決意して仕上げた」と話していました。
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レセプションの日に展示されていた津軽塗のロボットは、松山昇司さんと山岡奈津江氏が製作した3体ですが、松山継道氏の「錦塗」のロボットは、組み立ては間に合わず、パーツのみがお披露目されました。「錦塗」は、津軽塗の中でも最も難易度の高い塗りで、完成したら凄い作品になりそうです。
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期間中は、コレジャナイロボの展示の他、ザリガニワークスと様々な企業とのコラボ商品も展示販売されていますので、是非、会場に足を運んでみてはいかがですか?
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      byさっちゃん
--
爆誕!津軽塗コレジャナイロボ!
-情操教育玩具コレジャナイロボ、青森初上陸展-
2014年10月11日(土)~11月3日(月・祝) 
会期中無休 11:00-19:00
住所:青森県青森市古川1丁目14-3-B
電話: 080-3474-0995
by marugoto_aomori | 2014-10-15 20:45 | 手しごと | Comments(0)

りんご草木染めの「こぎん糸」

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草木染をはじめとした天然素材を自分のライフスタイルに取り入れる人たちが増えている中で、注目されているのが、りんご王国青森発祥のりんご草木染。
板柳町「ふるさとセンター」にある工房では、昭和61年から町内の女性が中心となってこの草木染めの糸や布、雑貨などを制作・販売しています。
                 
その中でも、最近若い女性を中心に注目が高まっているのが「こぎん糸」。
りんご草木染めは、グレー、ピンク、黄色の3色が基本で、りんごの樹皮・葉・枝を使用しています。これらを生や乾燥の状態で使い分けることで、色合いの幅を広げているそうです。
                          
りんごの草木染の特徴ともいえる優しい色合いのピンク。赤いりんごの実や皮の部分、花から抽出していると思っていたのですが、実は葉から抽出しているとは驚きです。りんごの草木染めの技術を習得するために試行錯誤を繰り返す中で偶然抽出したそうです。
さらに興味深いのは、5~6月のりんごの葉からは、薄くて可愛らしいベビーピンク、7~8月は鮮やかなピンク、9~10月になると落ち着いた渋めのピンクが抽出されることが長年の経験で分かってきたそうです。
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現在、「こぎん糸(1本432円)」の取扱いは、ふるさとセンターの工房内のみですが、ニーズが増えてきていることから、少量を小袋に入れたお試しセット(1セット3種類864円)の販売を一部の店舗でスタートさせました。
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県内で活躍中のこぎん刺し作家「三つ豆」さんも、りんごの発する素朴な色合いに見せられ愛用。
ブローチやフォトフレーム、小物など様々な作品に使用しているそうですよ。
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工房では、りんご草木染をはじめ、こぎん刺しなどもリーズナブルに体験することができますので、興味のある方は、オンリーワンの素敵な作品を作ってみてはいかがですか?         
                      by さっちゃん

りんご草木染工房の概要

住 所:板柳町大字福野田字本泉34-6
TEL:0172-72-1500
開館時間:10:00~12:00、13:00~15:00

<商品の販売先>
 りんご草木染め工房内、板柳町ふるさとセンター売店(2箇所)、八甲田ホテル、
 青森県観光物産館アスパム、むらた工芸、青森空港売店
by marugoto_aomori | 2014-09-08 18:35 | 手しごと | Comments(0)

津軽の伝統工芸品「こぎん刺し」「津軽塗」とデザインの力

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青森市の郊外にあるエフ・ビヨンドに行ってきました。
エフ・ビヨンドは、開放感のある広々とした店内に、お洒落な家具や生活雑貨などを取り揃えているライフスタイルを提案するインテリアショップです。
ここのお店で注目したいのが、津軽地方の伝統工芸品「こぎん刺し」と「津軽塗」を扱うコーナー。
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弘前市出身で副店長の長内さんは、子供の頃から身近にあった「津軽塗」と「こぎん刺し」にとても興味があったそうです。しかし、実際に「津軽塗」や「こぎん刺し」を目にするのは、物産館などのお土産品コーナー。「県外の観光客のお土産品という位置づけではなく、まずは地元の人たちの普段の生活に取り入れてもらいたい」そんな思いから、4年ほど前に、こぎん刺しについては、以前から付き合いのあった弘前こぎん研究所に、「津軽塗」は弘前の熟練の津軽塗職人さんに制作をお願いし、長内さんデザインによるコラボ商品の販売をスタートさせました。
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「こぎん刺し」については、色使いや模様を季節によって定期的に変えているそうで、現在、店舗に並んでいる商品は、伝統的な色合いや技法をベースにした落ち着いたものでした。
ここのお店の商品は、「津軽塗」も「こぎん刺し」も伝統的な技法を忠実に用いているにもかかわらず、お土産コーナーで売られている商品とは明らかに雰囲気が違います。
その理由を長内さんに聞いてみると、「生地と刺し糸の色の組み合わせや、模様の位置やバランス、綿の代わりに皮の素材を組み込むなど、ちょっとした工夫で仕上がりが大きく変わると思う。初めのころは、様々な色合いや斬新なデザインなどにも挑戦してみたけど、最近は崩しすぎないようにしている」と話していました。
今回、長内さんとお話をして、私たちの身の回りにあるモノを魅力的に見せるためには、デザインは本当に大切な要素なんだと、改めて感じさせられました。
                        by さっちゃん

d0007875_2214379.jpgエフ・ビヨンド 
住所    青森県青森市自由が丘2-15-4
TEL    017-765-6565
FAX    017-765-6622
営業時間  10:00-19:00
定休日   水曜日
ホームページ http://www.f-beyond.com/

by marugoto_aomori | 2014-08-25 22:24 | 手しごと | Comments(0)

津軽の伝統の技「津軽びいどろ」の工場見学

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先日、県の伝統工芸品に指定されている「津軽びいどろ」を製造している北洋硝子の工場見学に行ってきました。

北洋硝子は、1949年の「宙吹き」による漁業用の浮き玉の製造が始まりです。その後、浮き球の製造がガラスからプラスチック製に移行したこともあり、1977年からは、長年の浮玉製造で培った「宙吹き」の技法を用いた「津軽びいどろ」の製造を始めることになります。
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1階が店舗、2階が工場になっていて、まず工場に入り目にするのは、昭和の時代にタイムスリップしたかのような懐かしい光景、そして予想以上に若い職人さんが多いということ。パートも入れてスタッフは約50人(うち製造担当は約20名)。真っ赤な炎が所々から上がって、熱気に溢れています。
それぞれが持ち場について黙々と作業をしています。
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工場内では、1500度の高温の炉でガラスを溶融し、長い吹き棒のようなもので巻き取ったガラスに息を吹き込みながら形を作っていく「宙吹き」をはじめ、修錬を積んだ職人たちが長年にわたり蓄積してきた9種類の製法・技法によって様々な用途の「津軽びいどろ」が生み出されます。
現在、最も難易度の高い「宙吹き」ができる職人は5人いるそうです。
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ここの工場の最大の特徴は、様々な色合いを出せること。青系だけでも6~7種類あり、全部で100種類くらいになるとか。ほとんどの色はあおもりマイスターである中川工場長が開発したそうです。

1つ1つ丁寧にハンドメイドされている工場を見学をすることで、「津軽びいどろ」の価値を再認識することができました。                         
                           byさっちゃん
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<北洋硝子株式会社>
住  所:青森県青森市富田4-29-13
電  話:017-782-5183
営業時間:平日 7:50 ~ 16:00
定 休 日:第4土曜・日曜・祝日、年末年始・お盆・GW
工場見学:一度に工場見学ができるのは10名程度。
     それ以上になると、チームごとに分かれての見学になります。
by marugoto_aomori | 2014-08-18 20:26 | 手しごと | Comments(0)


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