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カテゴリ:手しごと( 71 )

創業100年以上の萬荒物屋の目利きが営む蔵の店「与志む良」

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蔵の店「与志む良」の始まりは、大正6年に創業した萬荒物(よろずあらもの)吉村商店。
現在の店舗は、昭和初期に2代目が建てた蔵を4代目の現店主である吉村務さんがリニューアルし、和雑貨屋を営んでいます。

店内に足を踏み入れると、歴史のあるケヤキの大黒柱をはじめ、天井や壁面にふんだんに使われた竹や木の温もり、レトロな調度品の数々から昔にタイムスリップしたような非日常の空間が広がっています。
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お店を訪れたお客様が、豊かな気分になって、嬉しさを感じてもらいたいというコンセプトから、自分で使ってみて本当に良い商品を取り扱うように心がけているという店主。
店内には、県内有数の津軽塗作家である松山継道氏の作品を中心に、全国各地からセレクトした食器や雑貨類がセンス良く展示されています。

まず目に入ってくるのが「津軽塗のワイングラス」。
全国各地の伝統工芸品が、現代のライフスタイルに合わないなどの理由で衰退していく中で、津軽塗作家の松山氏と「与志む良」店主の吉村氏は、津軽塗の伝統を守りながら次世代に継承していくために、普段使いができる「津軽塗のワイングラス」を誕生させました。
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これまでもワイングラスの柄や底に漆を施したものが他県にありましたが、今回は高級なワイングラスを用い、デザイン性の高い商品づくりに心がけました。
グラスの表側には紋紗塗、裏側に唐塗を施すことで2種類の模様を楽しむことができるワイングラスは、松山氏が1品1品端正込めて制作し、同じものが世界に1つとしてありません。

私が、とても気に入ったのが可愛らしい桜の花びらと濃い緑色の葉っぱが描かれたワイングラス。
グラスにワインを注ぐと、紋紗塗の葉っぱの部分が、ぼんやりと立体的に浮かび上がり、桜のピンク色が色鮮やかになり、美味しい料理を一層引き立ててくれます。
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by さっちゃん

冷酒グラス、ワイングラス(ボルドー、ロゼ、シャンパン、白)、
ロックグラス、ショットグラスの7種類
価格は6,000~13,000円
 
<蔵の店「与志む良」>
 住所:青森県弘前市代官町106   
 電話:0172-32-6570
 営業時間:11:00~15:00
 定休日:毎週日曜日
by marugoto_aomori | 2013-02-13 14:08 | 手しごと | Comments(4)

津軽伝統工芸家の若手が東京に集結!

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津軽地方は、津軽塗りやこぎん刺しをはじめ、青森ならではの風土や歴史に根ざした魅力的な伝統工芸が豊富です。
これらを次の世代にも受け継いでいくために、地元の若手工芸家たちが伝統的な技法をしっかりと学びながら、現代のライフスタイルに合わせた作品づくりに日夜精進しています。
このような若手6名のオリジナル作品70点が、9月5日から7日の3日間、東京のビックサイトで開催される「東京インターナショナル・ギフト・ショー2012秋」に出展します。

出展者の1人である吉澤剛さん(26歳)は、二唐刃物鍛造所の8代目にあたります。
二唐刃物鍛造所は、津軽藩より刀作りを命じられてから350年間、日本有数の刀鍛冶の名門として代々伝統を受け継いできました。
剛さんが家業を継いだのは、6代目が亡くなった2年前で、今回のギフト・ショーに出展する作品が記念すべきデビュー作となります。デビュー作は、兄弟子である新岡氏からアドバイスをもらいながら仕上げたそうです。
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剛さんのデビュー作は、伝統的な打ち刃物の技法を取り入れたカスタムナイフ。下の写真は、二唐刃物鍛造所の独自の技法で「暗紋」を浮かび上がらせたタイプです。
カスタムナイフですが、日本刀のようなオーラを放っていました。
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「暗紋」の他にも、黒、紫、緑、黄緑色の漆塗りが施されたものもあります。
剛さんは、「木工やルアーづくり等の趣味に夢中になっている人に、是非、使ってもらい、良さを知って欲しい」と話していました。
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今回の「東京インターナショナル・ギフト・ショー2012秋」には、剛さんの作品のほかにも、津軽塗りのグラスやランプシェード、カトラリー、こぎん刺しのワードロープ、ブナコの花器などが出展されます。

ちなみに、私は、剛さんの「暗紋タイプ」のカスタムナイフを予約しました。一生ものとして、家族で大切に使っていきたいです。
                             by さっちゃん

第74回東京インターナショナル・ギフト・ショー2012秋
日時:2012年9月5日(水)~7日(金)
   5~6日 10:00AM-6:00PM、7日 10:00AM-5:00PM
場所:東京ビッグサイト(全館)
   〒135-0063東京都江東区有明3-11-1
ホームページ:http://www.giftshow.co.jp/tigs/74tigsinvitation/faq.htm
※ギフト・ショーは業者対象の専門見本市で、来場の際に名刺の提示が求められます。
  

(有)二唐刃物鍛造所
住所:青森県弘前市金属町4-1
電話:0172-88-2881
ホームページ:http://www.nigara.jp/com/com.html
by marugoto_aomori | 2012-09-03 13:26 | 手しごと | Comments(0)

「しもきた和紙人形」

端午の節句にちなんで、「しもきた和紙人形」と作者の大山栄子さんをご紹介します。
まずは大山さんの作品の中から。
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元気な男の子といえば「金太郎」。日の丸の兜と手に持った斧が勇ましいですね。
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もう一人忘れてならないのが「桃太郎」。あっぱれ日本一!

「~太郎」というのは、古くからの名付けではあるものの今もしっかり残っているようで、
知人の子供達も「健太郎」「倫太郎」「蒼太郎」などなど。当然我が家も長男は「~太郎」です。
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もちろん女の子もかわいいです。りんごもおいしそうで猫もなにやら愛嬌があります。
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男の子も女の子もみんな楽しそうになかよく遊んでいます。
草履や草鞋を履いたり絣の着物は着ていませんでしたが、私もかごめかごめは小さい頃に遊んだ記憶があります。

作者の大山栄子さんは、むつ市川内地区(旧川内町)のご自宅で40数年にわたりしもきた和紙人形を作っていらっしゃいます。7月には80歳を迎えられるそうですが、元気満々で毎夜1時には起きて、人形づくりに取り組んでいるそうです。(人形を作りたくて自然に目が覚めてしまうらしいです。)
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大山さんがしもきた和紙人形を作り始めたきっかけは、昭和45年に家業の雑貨の仕入れのために東京に行った際、ある和紙問屋で棚の上に置かれていた一体の和紙人形に出会ったことによります。「なんてかわいいんだろう」と胸をときめかせ、作者を探して弟子入りし、その後毎月東京に仕入れに行くたびに和紙人形作りを習いました。

師匠は、山岡草(倭紙芸鄙美式人形宗家/やまとしげいひなびしきにんぎょうそうけ)の流れをくむ阿部久恵(倭紙芸ひなび会会主)先生で、大山さんが師範の免状をいただく際に阿部先生から、下北の自然や生活・風土を大切にしながら人形を作りなさいと諭され「しもきた和紙人形」と命名いただいたのが始まりです。
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材料の和紙は、島根や鳥取、四国などの産地から直接取り寄せます。
かつて出雲市で「しもきた和紙人形展」を開催した際には、当時の岩國哲人市長も来展し奨励いただいたそうです。
また、その時のご縁もあり、しもきた和紙人形は、紙漉職人で人間国宝の安部榮四郎の和紙に関する貴重な資料や民芸・美術工芸品を展示している安部榮四郎記念館(松江市八雲町)の収蔵品にもなっています。(板画家棟方志功も安部榮四郎の漉いた和紙を愛用)
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大山さんの作品からは、雪国の生活や田舎の原風景をやさしさと懐かしさ一杯に感じることができ、春の日差しに照らされたようにあたたかい気持ちになります。

「しもきた和紙人形」を通して、家族や親子の絆の大切さも再認識してほしいと願う大山さん、いつまでもお元気でたくさんの人形を創作してください。

byあぷよ

お問合せ先:
むつ市川内町川内3-5 大山家具店
TEL0175-42-2005/FAX0175-42-2131
by marugoto_aomori | 2012-05-06 10:09 | 手しごと | Comments(0)

全国伝統的工芸品公募展に青森2作品が入賞!

昨年末、嬉しいニュースが飛び込んできました。

弘前市の白川明美さんの津軽塗が、全国伝統的工芸品公募展の最高賞である内閣総理大臣賞を受賞したというのです。

この全国伝統的工芸品公募展は今回で36回目となる伝統ある賞。
今回は全国から285点の応募があり、入賞作品はそのうち11点。
そして白川さんの作品がその中の最高賞というのですから、新年早々これはめでたい!

というわけで、入選作品の展示会が行われている全国伝統的工芸品センターへ行ってきました。
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今回の公募のテーマは「復興の芽吹きを感じる伝統的工芸品」。
会場には応募作品285点がどーんと展示されています。

その中でも強力なインパクトを放っているのが、やはり白川さんの作品。
津軽塗の中でも七々子塗と呼ばれる器。
力強いオレンジ色のグラデーションが、昇る朝日をイメージさせます。
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そしてもう一つ、青森の作品が入賞していました。
五所川原市の川口良子さんの「津軽組ひも」がそれ。
720本の正絹糸をリンゴの木葉花実で染め、青森産の藍染を配したという色使いが素敵です。
あまり馴染みがない「津軽組ひも」ですが、県伝統工芸品指定を受けている立派な青森の伝統工芸品。この入賞をきっかけに全国に知られてほしい工芸品です。
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他にも、津軽こけし、南部さき織など青森が誇る工芸品の数々
さらに、日本各地の伝統工芸品の力作が一同に会していて見どころありありです。
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会場は、池袋駅に直結している東武百貨店1・2階にある全国伝統的工芸品センター
展示会は1月17日(火)までですので、お近くの方はぜひご覧になって下さい!
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平成23年度全国伝統的工芸品公募展入選作品展
会期:2012年1月4日(水)~1月17日(火)
時間:11:00~19:00(最終日は15:00まで)
会場:全国伝統的工芸品センター
東京都豊島区西池袋1-11-1メトロポリタンプラザビル
東武百貨店11番地1・2階

by niok
がんばろう東北! 青森から東北の元気届けます。
by marugoto_aomori | 2012-01-10 11:43 | 手しごと | Comments(0)

津軽系こけしで「メリーこけしマス!」

第3次こけしブーム、来てますね~!
津軽こけし館」には、10センチ前後のめんこいミニこけしや
布巾などのグッズがズラリと並んでいます。
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詳しくは、こちらのブログもご覧下さいませ。
津軽系こけしは、伝統こけし11系統の中でも、マツゲが垂れたニッコニコの笑顔が
とってもかわいい「こけし界」のアイドル(と言っても過言ではありません(笑))
昔は「こけし」と言えば、20~30センチのものがガラスケースにずらっと並ぶ、
という感じでしたが、今はインテリアの一部として、テーブルにちょこんと飾っていたり、
お守り代わりに小さなこけしを持ち歩くのが流行っているそう。

先日、伝統こけし以外にも、現代風のさまざまなこけし作りにチャレンジしている
工人の阿保六知秀(むちひで)さんのところに遊びに行ってきたのですが、
ちょうどデザイナーのコシノヒロコ3姉妹とその母の4体セットのこけし
「コシノ3姉妹こけし」を作っていましたヨ。県内外から注文が相次いでいるそう。
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六知秀さんが作る「似顔絵こけし」や「干支こけし」も人気ですが、
今だに津軽地方で根強い人気なのが「誕生こけし」。
出産祝いに、身長、体重、性別を反映させたこけしをプレゼントするのだそう。
何とも津軽っぽいプレゼント☆

そして、12月11日から25日までは、津軽こけし館のクリスマスフェア
「メリーこけしマス」が開催されています。
「クリスマスこけし」も店頭に並びますので、クリスマスのプレゼントにおひとついかが?
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by o-rin
がんばろう東北! 青森から東北の元気届けます。
by marugoto_aomori | 2011-12-12 08:47 | 手しごと | Comments(2)

日本発のハンティングブーツ『ボッコ靴』

ここのところ、毎日続いている雪、雪、雪。
青森だけじゃなく、日本全体がすっぽり冷凍庫に入っているような状態のようですね。

ということで、このような厳しい天候の雪国にかつて欠かせなかったボッコ靴のご紹介です。
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暖かさと耐久性が最大の特徴のボッコ靴。
天然ゴム100%、裏地もないのに履くとポッポッと温かいボッコ靴は、昔から寒さの厳しい東北地方や北海道でマタギやりんごの剪定作業、営林業、国鉄の関係者などに重宝されていました。
雪深い津軽の冬の作業にも欠かせなかったボッコ靴ですが、大量生産時代の影響からか、30年以上前から作られていませんでした。

その復活に挑戦したのが、黒石市横町商店街の靴屋さん「スミトモ」の工藤社長。
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当時の愛用者であるマタギやりんご農家からの強い要望にこたえ、既に製造しているお店もなく、材料もない状態からスタートした復活への道。
材料の仕入れの目処が立つまでで10年、その後、当時の職人さんの記憶でおおおその型紙を作ってもらい、それを改善し、サイズを増やし・・・と努力を重ね、平成17年に復活したのです。
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タイプは3タイプありますが、私が一番気に入ったのが「短長タイプ」♪
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マタギに愛用されているタイプで、足首の部分に遊びを持たせ、雪の上でのすばやい動きに対応できるようになっています。
上部にはかんじき装着用のリボンが♪
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更に足カバー(脚絆)を付けるなどして狩りに出掛けるそうです。
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ゴロンとしたフォルムがたまらなくかわいい♪

そして、りんごの剪定作業をする方に愛用されている「半長タイプ」。
これに足カバーを付けて作業をするのが標準装備。

そして、復活の際に登場したニューデザインの「ロングタイプ」。
足カバーなしでも雪深いところでの作業が可能!!と重宝されています。

このリボンがいいよね!!という方、半長もロングも500円の追加でリボンを付けることができますよ♪
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靴底に手書きでサイズが記されているのも、味ですよね♪

ひとつひとつ手作りのボッコ靴を履いてお散歩すれば、雪国生活を楽しくなるかも♪
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興味のある方は、こみせ通りからも歩いて5分くらいなので、是非、のぞいてみてくださいね。
by Kuu

《スミトモ》
黒石市横町1-2
0172-52-2181
by marugoto_aomori | 2011-01-12 10:50 | 手しごと | Comments(5)

青森の手仕事<津軽塗>

最近、改めて見直されている手仕事の工芸品。

青森県内には、まだまだ多くの手仕事が残されており、
南部裂織・こぎん刺し・あけび蔓細工・こけし・きみがらスリッパ・・・・・etc
と、誇れる工芸品が沢山あります。

このブログでも、何度となくご紹介してきましたが
今日はその中から<津軽塗>をご紹介します。

東京銀座の一等地にある「夏野」さんは、お箸の専門店です。
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こちらのお店では、北は北海道、南は沖縄まで全国各地の箸を置いているのですが、
我が青森の津軽塗箸がドドーンと取り扱われています。
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<店内は箸でいっぱい>
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<壁に掛けられている箸の半分近くは津軽塗でした>


聞くところによると、オーナーさんのご両親が青森出身ということもあって
いつも身近にあった津軽塗を特に多く扱っているそうです。
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<持ち運び用の折りたたみ箸も、しっかりありました>


店内には、唐塗やら、七々子塗り、紋紗塗多数ありました。
特にお勧めはと聞くと、須藤賢一さんが作られている箸とのこと。
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ご存知の方もいるとは思いますが、須藤賢一さんは
国の卓越技能者「現代の名工」として業界を引っ張り続けた故須藤八十八の息子さんで、
従来の津軽塗にとらわれず、色々な津軽塗に挑戦している方です。
おそらく都内で須藤さんの箸を扱っているのはココだけとのこと。

また親切にも、こちらのお店には、津軽塗の出来上がるまでの工程も飾ってありました。
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別名「バカ塗り」といわれる所以も、これを見るとバッチリです(笑)

でも、バカ丁寧に仕上げるが故になんと!
こちらのお店では、ローマ法王ベネディクト16世に、数あるお箸の中から
津軽塗のお箸を献上しておりました。
( 知らなかった~ (@_@;) )
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まさか、器用に箸を使ってパスタとか食べてはいないと思うんですが、
こうやって、海外の要人の方の手に青森の手仕事が渡っていると思うと
青森が更に誇らしくなりますね。

取材に行った時、お店のオーナーが青森に新たな箸を買い付けに行っているとのことだったので、興味があって行かれる方は新作の箸がお目にかかれるかもしれませんよ~。

by ハンコック

<銀座夏野・小夏>
東京都中央区銀座6-7-4 銀座タカハシビル1F(夏野)・6F(小夏)
TEL 03-3569-0952
営業時間 10:00~20:00(日曜のみ10:00~19:00)
http://www.e-ohashi.com/
※他に4店舗銀座に有り
by marugoto_aomori | 2010-12-17 15:07 | 手しごと | Comments(2)

繋塗~Tsugaru-nuri~2010 7colors 後編

前編に引き続き、素敵な津軽塗職人さんをご紹介していきますよ~~♪

次は、弘前市出身の松山昇司さん。
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美術大学卒業とともに父でもある松山継道さんに指導を受け、技術を磨いています。
祖父のりんご畑からもらう「りんごの剪定枝」を使って制作した作品の中には、トンボをモチーフにしたものも♪
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前回もワイルドな作品が多いなぁと感じたのですが、枝ぶりを活かして作るからなんだとか。
「トンボ、好きなんですか!?」って聞いてみたところ、お客様からの依頼で作ったことがきっかけだったんですって。
トンボは、飛ぶ時に前進はするが後退はしない、その上、畑や水田で害虫を食べてくれる虫ということから『勝ち虫』と呼ばれ、縁起がいいという理由からのオーダー。
織田信長や上杉謙信などもトンボ柄の武具を、前田利家も甲冑の兜にトンボを用いていたくらい縁起の良い虫なんですって。

また黄色、赤、緑・・など津軽塗りの行程が分かるような作品も。
壁に掛けると、花火みたいで綺麗♪
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続いては、お会いするのが2回目の島守宏和さんの作品。
ブローチ兼ペンダント「カサナリアウカタチ」は、額に入れ、美術作品のように展示。
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ラインがソフトで、野坂徹夫さん(野辺地町出身)の絵画の雰囲気に似てますね♪

箸先だけに津軽塗り施し、得意分野のシルバーもポイントとして入れたり、ディスペンサーに津軽塗りを施したりとお上品で感覚が新鮮です。
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こちらもお会いするのが2回目でグループの代表でもある北畠栄理子さんの作品。
北畠さんの作品はオリジナルのモザイク模様のハートのペンダントトップがワタシの心を奪ったのですが、今回はその他にも、桜など細かい模様を施したお盆や、
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おそらく彼女だけなのでは、という豹柄の箸!!
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そして、タバコをふかした「GIRL」という作品。個性的!!
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最後に、今回、お会いできなかった田舎館村出身の花田昌子さん。
ナイフやフォークなどの洋食器に津軽塗りを施してました。
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この展覧会は3月22日(月・祝)まで!!
ちなみに、3月20日から22日まではharappaで箸研ぎ体験・津軽塗ワークショップを開催。
伝統の津軽塗模様を研ぎ出す行程を気軽に体験できるチャンスです。
このワークショップはEKONOMIEの7名と、冬にご紹介した野崎さんも講師となります。

4月23日から5月5日までの弘前さくらまつりの期間中にも、藤田記念庭園とANEKKOで同様のワークショップを開催予定。
藤田記念庭園の場合は、メンバーとともに桜を見ながらお堀を歩き、観光館2Fで津軽塗りの歴史や行程をレクチャー、庭園に戻り、お抹茶をいただいたり、津軽塗りの体験をしたり♪

この若手集団、これからを背負ってくれそうで頼もしいですね!!
by Kuu

《繋塗~Tsugaru-nuri~2010 7colors》
百石町展示館 第2第3展示室
弘前市大字百石3-2 0172-31-7600
3月18日-3月22日 9:30-19:00(最終日22日のみ17:00閉展)
入場無料

《箸研ぎ体験 津軽塗ワークショップ》
harappa 
弘前市土手町112 0172-31-0195
3月20日-3月22日 10:00-17:00(作業時間は1時間程度)
料金 2,000円(材料、送料込)
当日受付も可能ですが、数に限りがありますので、なるべく予約をお願いします。
お名前、連絡先、希望日時を明記の上、FAXにてお申し込み下さい。
FAX 0172-87-7553
お問い合わせはメールで eio-dousethu.eisyou-10あっとまーくdocomo.ne.jp(@に変えてね)

《弘前さくらまつりの期間中のワークショップ》
藤田記念庭園 弘前市大字上白銀町8-1
ANEKKO 弘前市宮地川添77-4
4月23日-5月5日 10:00-16:00(作業時間は1時間程度)
料金 2,000円(材料、入園料、お抹茶代、送料込)
申し込み方法、お問い合わせ方法は、同上。
by marugoto_aomori | 2010-03-19 17:51 | 手しごと | Comments(2)

繋塗~Tsugaru-nuri~2010 7colors 前編

雪は残るものの春らしい空の日となった昨日、弘前へお出掛け。
弘前城のある弘前公園からは清々しい岩木山が見え、桜のつぼみもプックリしてきていました♪
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公園内の緑の相談所では、弘前城植物園桜園のマップと園内にある桜の植木などを展示。
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一足早く、桜を見ることができました♪

さてさて、ここのところ津軽塗りにご縁のあるワタシ。
この日の目的も津軽塗り♪

今回ご紹介するのは、弘前の百石町展示館で開催している若手イケメン&イケジョ職人集団のEKONOMIEによる展示会です。
「繋塗」と書いて「つがるぬり」と読ませちゃうあたり、新しい風を感じますよね!!

EKONOMIEさんは、津軽塗技術研究所修了生10名によるグループ。昨年秋からのお付き合いさせていただいているのですが、今回初めてお会いする職人さんも♪

今回は7名全員が箸を制作!!
壁一面に、職人ごとの箸がズラリと展示され圧巻。
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7名の作品を少しずつでもご紹介したいので、スイマセン、今回は2回に分けてご紹介します
ということで、早速、それぞれの職人さんたちのご紹介。
3年前から津軽塗りを始めたという弘前市出身の山岡奈津江さん。
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この世界に入るまでは色々なお仕事をされていたという山岡さんは、外壁塗装のお仕事もされていたんだとか。
ガーリーな見た目とのギャップに驚きながら作品を見ると、お家の形をした可愛らしいボックスがまず目に飛び込んできます。
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外壁塗装のアクリル絵の具の技術を活かして本体の白い部分を、津軽塗りの技術を活かして屋根の部分を作られているんですが、センス良過ぎです!!
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お箸やお椀にも綺麗なピンクを使ってみたり、気が付く人だけが気が付くというような細かな仕掛けがしてあったり♪

続きまして、青森市出身の増川泰治さん。
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職人への憧れを抱きながらサラリーマンをしていたという増川さん。30歳目前のある日、津軽塗技術研究所の新聞広告を見て、「今がラストチャンス!!」と決意し、この世界へ。
自宅で飼っているという2匹の猫をモチーフにした作品から愛情を感じます。
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壁掛けとしても器としても使える作品も♪
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お次は、大鰐町出身の木田明子さん。
元々、横浜市の家具屋で木工職人として働いていた木田さん。
家具屋から見ると漆の世界は憧れの的なんだそうで、津軽塗職人さんと出会ったことがご縁でこの世界に。
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木工職人でもある木田さんは、木地から制作できちゃうという強みを持っています。
大人から子供まで使えそうな、色んな大きさの漆の器や、渋めの引き出し、
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アクセサリーに加工できそうな丸やウズラの形をした小物などを出展。
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ワタシは、丸を2つお買い上げ♪
地球儀っぽくて可愛いんですよね~~♪
さてさて、何に変身させましょう。。。
ということで、続きは後編で♪
by Kuu

《繋塗~Tsugaru-nuri~2010 7colors》
百石町展示館 第2第3展示室
弘前市大字百石3-2 0172-31-7600
3月18日-3月22日 9:30-19:00(最終日22日のみ17:00閉展)
入場無料
by marugoto_aomori | 2010-03-19 17:30 | 手しごと | Comments(2)

津軽うるおい椀の展示販売 in アスパム「地場セレクト」

昨日、雪が降る中、リニューアルオープンしたばかりの観光物産館アスパムへお出掛け♪
地場セレクトは、正面玄関から入ってすぐの目に留まりやすい場所に移動していました。
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地場セレクトの商品は、緑色した「あすなろ卵」や、鯖の冷燻、
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御なたね油、とまとけちゃっぷ、ジャムやジュースなどのりんご加工品、
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裂織の小物や布ぞうり、こぎん刺しの小物など、
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地元のワタシでもワクワクするものがセンス良くズラ~リ♪

現在は、リニューアル記念イベントということで、3月22日まで津軽塗りの技術をもとに「津軽塗新定番商品検討委員会」などが母体となり2008年11月に開発された『津軽うるおい椀』が展示販売されています。
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『津軽うるおい椀』は、使う時はもちろん、所有することでうるおいを感じて欲しい・・・そんな思いを込めて津軽塗職人さんが作った器。
形は、口径10cm、高さ6.5cmの羽反型と京型の2種類で統一。
20人以上の職人さんたちが手がけ、デザインは80種類以上。
決められた形やサイズのものを複数の職人さんが作るということは、津軽塗りの世界では初めてのことなんだとか。

同じ規格のため、こうやって陳列されると器というよりオブジェ♪
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この透明なケースは日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)青森県支部のデザインキャラバンでの提案を参考に決定したと聞いて、納得、納得。

お洒落なだけじゃありません。コンセプトは『女性をターゲットとしたうるおい椀』というだけあって、手のひらでの収まりも良く、女性はもちろん子ども達にも使いやすいサイズ♪
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汁椀として作られたもののようですが、アイスクリームなどを入れてデザートカップとしても雰囲気よさそう♪

そして、今回は青森を旅立つ友人に青森ならではのものをプレゼントということで、この2つ(五彩華文、ななこ赤白)をチョイス♪
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お買い上げの際のパッケージはホワイトキューブ。
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収まりが良く、お洒落♪
こちらもJAGDA青森県支部のご協力だそうですよ。

その他にも、アスパムでは1月に原宿表参道で開催した「とことん青森2010」のパネル展も開催中でした。
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この『津軽うるおい椀』などの記念イベントは3月22日までです。
プレゼントに青森らしいものをお探しの方、地場セレクト、オススメです♪
by Kuu

《リニューアル記念イベント『津軽うるおい椀』》
開催日 2010年3月13日(土)-3月22日(月・祝) 9:00-18:00
青森市安方一丁目1-40 
観光物産館アスパム1F 地場セレクト
017-735-5311
by marugoto_aomori | 2010-03-18 08:51 | 手しごと | Comments(6)


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