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カテゴリ:おいしい食材( 306 )

ニンニク王国・青森県が誇る自慢の逸品 四季彩にんにく株式会社の「姫にんにく」

田子町特産のニンニクを使った「タッコーラ」が全国的な反響を呼んでいて、青森県人としては嬉しい限り♪

日本一の収穫量・質の高さで知られる青森県産ニンニクですが、玉だけじゃなく、根も葉もまるごと食べられる「姫にんにく」は皆さんご存知ですか。

「姫にんにく」は、一粒一粒厳選された青森県産ニンニクを畑で一定期間育てた後、水耕栽培により一片ずつ丁寧に発芽させたニンニクのこと。
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長くて白く透き通った根と鮮やかな緑色の葉がついたまま収穫されます。
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店頭に並ぶニンニクとは随分見た目が違いますよね。

豊かな山々から湧出する天然水に抱かれ、大切に育てられた「姫にんにく」は、ならではの特徴を備えていきます。
畑のニンニクと比べて臭いが少なく、味わいもまろやか。
刻んで料理に使用するよりも、根と葉がついたまま、まるごと調理するのがオススメです。
特にオススメの調理法は天ぷらで、ホクホクとした実は甘味を存分に楽しめる、かつ、サクサクとした根は食感を楽しめる と2通りの美味しさを楽しめる逸品!
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手塩にかけて育てるからこそ品質・規格は折り紙付き。
生産量が少なく、一般の市場には殆ど流通していませんが、評判が評判を呼び、着実に取扱い店等が増えてきている赤マル急上昇中の逸品です。

「姫にんにく」を生産しているのは、吉田さん夫妻。
義父の夢であった水耕栽培を引き継ぎ、青森県で初めてにんにくの水耕栽培に成功した「姫にんにく」の産みの親です。
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今でこそ確かな需要を得た「姫にんにく」ですが、満足のいく品質・規格に仕上げるまでは努力と失敗の連続だったそうです。
手塩にかけて育てた自慢の逸品を皆に知ってもらいたい。そんな想いから、試食販売で全国を周り、期待通りの反応が得られない。。。など苦悩した時期もありましたが、奥様・清華さんとの二人三脚で逆境を跳ね除けてきました。
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広史さんは言います。「どん底の方がやりがいを感じるし、楽しめる。反対の声が多い方が逆に自分を信じて課題に挑める」と。素敵な話ですよね。

吉田さん夫妻の努力の結晶が産み出した自慢の逸品・「姫にんにく」。
手塩にかけて育てた逸品を是非味わってみてください!
(Byノッポさん)


【問合せ先】
 農業生産法人 四季彩にんにく株式会社
 住所:青森県三戸郡三戸町大字斗内字菅田110-2
 <TEL> 0179-23-5577 <FAX> 0179-23-5597
 <HP> http://shikisai229.ocnk.net/
    ※ホームページには「お客様の声」が寄せられていて参考になりますよ。
by marugoto_aomori | 2015-03-17 20:45 | おいしい食材 | Comments(0)

県民に愛されて50年「源たれ」美味しさの秘密を探る

青森県民にとって、欠かすことができない万能調味料「源たれ」。正式名称は「スタミナ源たれ」と言います。
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今回、私の実家のすぐ近くにある製造工場を訪れ、その美味しさの秘密を探ることとしました。
製造しているのは、十和田市にある上北農産加工農業協同組合といい、もともとは藤坂綿羊組合という羊毛を生産する組合でした。
戦後、羊毛産業が衰退する中で、この綿羊組合が醤油工場を買収して、醤油の製造・販売を行うこととなり、上北農産加工農業協同組合という新しい名前になりました。
当初は醤油だけの製造でしたが、その後、地元の人がジンギスカンとして食べていた、クセのある羊の肉を美味しく食べられるようにしてほしいとの要望を受けて、1965年にジンギスカンのたれとして「スタミナ源たれ」が完成したのです。
すると、口コミでその美味しさが全国に広がり、「スタミナ源たれ」は青森県を代表する人気商品になったのです。
全国に販売を広げるとともに、古い設備の工場では生産が追いつかなくなったことから、現在は新しい工場に移って、醤油と焼き肉のたれの製造・販売を行っています。
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源たれの主な原料は、地元で獲れるにんにく、りんごや、たまねぎ、しょうがなどです。
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子供向けの資料にもありますが、野菜の皮むきや洗浄などは地元のおばちゃんたちが一つ一つ手作業で行っており、これをミクロカッターで細かくすりおろして特別ブレンドの醤油、砂糖などの材料と混ぜて加熱殺菌し、タンクで最低3ヶ月間寝かせて熟成させます。これを工場内のラインで瓶詰、殺菌し、1日あたり最大で3万本の源たれを製造するのです。
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工場見学は現在平日のみ対応しており、事前予約が必要ですが、説明をしていただいた製造部の花田部長さんのお話しによると、組合員が地元で生産した野菜のうち、市場に出荷できない野菜を購入して付加価値を高めて販売することを目的としており、必ずしも形が良くないものでも、品質が良いものを使っていること。また、自社工場で製造している醤油についても、高いけれども地元で作っている大豆や小麦をわざわざ購入しており、品質重視でたれを製造していることもあって、販売開始から50年間経った今でも売り上げが伸び続けているとのことでした。
見学コース内には製造工程の説明やコラボ商品の展示コーナーがあるほか、工場見学限定価格の商品もあるそうです。
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現在、商品のバリエーションも幅広く、源たれだけでもゴールドや塩だれ、ゆず入りなど、多彩な種類はあるほか、鍋用つゆやドレッシングなどがあります。
また、源たれを使った「源たレシピ」はとてもバラエティに富んでおり、野菜いためや冷や奴のたれはもちろんのこと、炊き込みご飯やチャーハン、スタミナ鍋のつゆ、からあげのもみダレやきゅうりの浅漬けの素にもなるなど、数え切れないほどのレシピがあります。
(ちなみに私は白いごはんに源たれをかけただけのシンプルな「源たれご飯」が大好きです。)
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今年は源たれ製造50周年の記念すべき節目の年で、これを記念した商品を現在企画中とのこと。どんな商品ができあがるのか、今から楽しみです。

byオーレおじさん

(問合せ先)
上北農産加工農業協同組合
住所:青森県十和田市相坂上前川原76
電話:0176-23-3138(代表)
by marugoto_aomori | 2015-02-25 20:46 | おいしい食材 | Comments(0)

下北半島の冬の風物詩 ~ 風間浦鮟鱇(かざまうらあんこう) ~

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下北半島の北部、津軽海峡に面した本州最北端の村・風間浦村では、今が旬の鮟鱇(あんこう)漁の最盛期を迎えています。
実は青森県のあんこうの漁獲高は東日本No.1。
ここ風間浦村は、全国有数の漁獲高を誇る八戸市に次ぐ漁獲量を誇るあんこうの村。
しかも、そんじょそこらのあんこうとは一味違う逸品が揚がります。

■風間浦あんこうの特徴
【特徴①】種類が違う! 
風間浦村で獲れるあんこうは「きあんこう」と呼ばれる種類で、黄色みがかかった黄褐色が特徴。また、一般的なあんこうと比べて、頭でっかちだそうですが。。。素人目には見分けがつきません。
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肝の脂が上質とされ、一般的なあんこうよりも美味と言われています。
また、風間浦村の地勢的条件も良質なあんこうを育みます。
津軽海峡の冷たい海水により身が締まり、冬越えのためにしっかりと栄養を蓄えたあんこうはプリプリの白身と濃厚な肝の味が絶妙な逸品を育てます。

【特徴②】獲り方が違う! 
あんこうの漁は全国的に底引き網漁や刺し網漁が一般的ですが、風間浦村のあんこうは「空釣り」と呼ばれる漁法で生きたまま水揚げします。
それ故に鮮度は抜群!
寿司や刺身とご当地ならではの味わい方を楽しめます。
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【特徴③】あんこう界初!「風間浦鮟鱇」として地域団体商標登録を取得 
風間浦村のあんこうは、平成26年8月、あんこう界としては初めて地域団体商標登録を取得しました。
県内の水産物では、既に全国的なブランドとして知られている「大間まぐろ」に次ぐ快挙!
地域団体商標登録をきっかけに、品質と食味の良さで知られる「風間浦鮟鱇」を知っていただきたいですね。

■風間浦鮟鱇まつりの紹介
室町時代から湯治場として利用されてきた下風呂温泉郷では、あんこうの旬を迎える12月~3月にかけて、村内の温泉旅館やホテルが「ゆかい村鮟鱇まつり」を開催しています。
刺身はもちろん、定番のあんこう鍋、酒の肴にぴったりの濃厚なあんきもなどフルコースを楽しめるこの企画。
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あんこうを堪能した後は温泉でゆったりと・・・心も身体も大満足なこと間違いなしです。

また、2月8日には特別イベントを開催!
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風間浦村ならではの捌き方として知られる「あんこう雪中切り」(※雪上であんこうを捌く風間浦村に伝わる捌き方)の実演や、あんこう汁・握り寿司のふる舞いが行われます。
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寒さが厳しくなるほど旨味を蓄える風間浦鮟鱇。冬の下北を代表する味覚を是非ご賞味ください。
(Byノッポさん)



【風間浦鮟鱇まつり】
 開催日時:平成27年2月8日(日) 11:00~14:00
 開催場所:青森県下北郡風間浦村 下風呂漁港内特設会場
 問合せ先:風間浦村産業建設課 0175-35-2111
      風間浦村商工会 0175-35-2010
 詳細はこちら
by marugoto_aomori | 2015-01-23 17:44 | おいしい食材 | Comments(0)

海水温3.8℃(1/21) 厳寒の海が育む『今が旬!青森のホッキガイ』

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 本日1月21日(水)の八戸の海水温は3.8℃と厳しい冷たさになっています。この厳寒の海が育てる美味しい『青森の海の幸』があります。今回は、数ある自慢の水産物の中から、冬の絶品グルメ『ホッキガイ』を御紹介します。
 青森県太平洋側に面する八戸から三沢までの海域ではホッキガイの盛漁期を迎えています。北国青森の冷たい海で育ったホッキガイは、身が締まっており、適度な歯ごたえと独特の甘味が特長で、とても美味しい貝です。漁期が12月1日~3月31日までの期間限定の食材であり、正に今、旬を迎えています。
 さて、今が旬のホッキガイ。どのように攻めようか、あれやこれや料理の想像が膨らみます。

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 まずは、下ごしらえです。ホッキガイには左右対称に貝柱が2つあることから、慣れた方でないと口(貝)が開けにくい貝です。このことから、購入の際は、お店の方に剥いていただくことをお薦めします。

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 ホッキガイの足(舌のような形をした部分)を開き、内蔵を取り除いたあと、流水で砂とぬめりを綺麗に洗い流します。これで、下ごしらえ完了です。
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 定番のお刺身はもちろんですが、私のお薦めは何といっても『しゃぶしゃぶ』です。
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 身の色が生の状態では黒紫色ですが、熱いだし汁をくぐらせると鮮やかな桃色に変わります。熱を加えることで、見た目も美しく、また、独特の甘味と旨味がより一層増します。これを、ポン酢やワサビ醤油でいただくと、ホッキガイの旨味が際立ちとても美味しい至極の一品になります。

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 次に、ウニとホッキガイの『いちご煮』です。一般的ないちご煮は、ウニとアワビを具材にしていますが、アワビの代わりにホッキガイを入れたものです。ウニとホッキガイの出汁で白く濁ったスープは濃厚な風味が広がり、また、青じその爽やかな香りがより一層いちご煮の旨さを引き立てる贅沢な一品です。更に、鮮やかなホッキガイの桃色が春らしく、見た目にも美しい潮汁になります。

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 次に炊き込みご飯です。ホッキ貝の足と貝柱、貝ひもを筍、人参と一緒に炊き込みました。お醤油の香ばしい香りの中にホッキガイの豊かな風味を味わうことができます。この一杯だけで旬の味を楽しむことができる満足の一品です。

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 カレーやシチューの具材として加えてもとても美味しくいただくことができます。この他、酢みそ和えやサラダ、天ぷらなど様々な料理で楽しむことができます。

 厳寒の海が育てる今が旬のホッキガイは、身が大きく膨らみ、独特の甘味と旨味を備え、とても美味しい時期を迎えています。産地である北浜海域の四漁協(八戸みなと漁協、市川漁協、百石町漁協、三沢市漁協)では「北浜ほっき貝資源対策協議会」を組織し、漁期や操業時間、一日あたりの水揚量、稚貝の移植放流などを取り決めることで、ホッキガイの資源保護対策に取り組み、大切にホッキガイ資源を利用しています。
 また、三沢市の飲食店では、ホッキガイの旨さを生かした各店独自の調理法と味付けで『ほっき丼』を提供しており、『冬の絶品グルメ』として注目されています。
 
お魚自慢!青森県。『旬のものを旬の季節に』。この季節限定の美味しいホッキガイを是非ご賞味ください。

by お魚くいしんぼ

  
by marugoto_aomori | 2015-01-21 16:04 | おいしい食材 | Comments(0)

京都の名店のタルトタタンが青森に里帰り!

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「タルトタタンといったら京都のラ・ヴァチュール!」というくらい全国各地にファンの多い名店。そこの店主の若林麻耶さんが、青森を訪問した際に、御一緒する機会に恵まれました。

タルトタタンは、フランス発祥のりんごのお菓子。このお菓子の誕生には、諸説あるようですが、その中でも有名なのが、ラモットブーヴロンという小さな町のタタン姉妹のホテルでのお話。お姉さんがタルトを作ろうとした際に、生地を敷かずにりんごを焼いてしまい、慌てて上から生地をかぶせて焼き、ひっくり返したものをお客様に出したところ、それが好評で名物になったというものです。

ラ・ヴァチュールのタルトタタンは、麻耶さんの祖母のユリさんがフランス料理のお店を経営していた時に食後のデザートに提供したのが始まりで、他のタルトタタンと比べて高さがあるのが特徴です。お菓子づくりと言えば、分量や作り方、時間の正確さがポイントになりますが、タルトタタンは煮物のような感覚でつくるそうです。煮込んでは火を止めることを繰り返すことで味がどんどん引き出され、3日間ほどで完成するとてもテマヒマがかかるスイーツです。

ユリさんは、日本人の口に合う甘さ加減や、高さを出すために煮崩れしない調理法、タルトタタンに適したりんごの品種選びなど、日々改良を重ねることで今のタルトをタタンが完成させました。平成18年には、フランスのタルトタタン愛好協会から表彰を受け、ちょうどその頃に、「この味を守っていかなければ!」という思いにかられ、麻耶さんがお店を手伝うようなります。
麻耶さんは、子供の頃からユリさんの側で、りんごの皮むきの手伝いなどをしながら、タルトタタンをつくる姿を見ていたので、特に修業という形をとることなく自然に始めることができたようです。

昨年の2月にさんは92歳で亡くなり、今は、そのレシピを受け継いだ麻耶さんがお店を切り盛りしています。

タルトタタンの原材料のりんごは、青森県産の「ふじ」や「サンふじ」。りんごのお菓子と言えば、「紅玉」のイメージが強いのですが、タルトタタンづくりに最適なのは、煮崩れしにくい「ふじ」。しかも収穫したての水分の多いりんごよりも、水分量が少なくなった、春以降のものが適しているそうです。ラ・ヴァチュールのタルトタタンには、1ホールに25個ほどのりんごを使うというのも驚きです。

麻耶さんの青森滞在2日目に、弘前市のりんご公園にあるシードル工房kimoriに、1ホール分のタルトタタンを鍋ごと持ち込みました。
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鍋から取り出すためには熱が必要なので、kimoriの薪ストーブを利用した実演が始まり、工房に居合わせた人たちのテンションが上がります。
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鍋から取り出されたタルトタタンは、その形の美しさ、カラメルの照り具合や香りともに完璧です。
プルーン、干し柿、いちじく、梨などの果実の美味しいところ感を全て凝縮したような味で、改めてりんごの潜在能力の高さを感じることができる逸品でした。

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今回の麻耶さんの青森への訪問は、京都で美味しいタルトタタンに生まれ変わった青森りんごの里帰りでもあったので、とても感慨深かったです。麻耶さんは、雪景色を背景にタルトタタンの写真を撮影していました。
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                          byさっちゃん

NHK グレーテルのかまどHP 
タルトタタン愛好会日本支部(未公認)facebook 

ヴァチュール (La Voiture)
電  話 075-751-0591
住  所 京都府京都市左京区聖護院円頓美町47-5
営業時間 11:00~18:00
定 休 日 月曜日
by marugoto_aomori | 2015-01-14 22:42 | おいしい食材 | Comments(0)

津軽の正月料理「けの汁」の簡単レシピ

新年あけましておめでとうございます。
今年も青森県内を駆けめぐり、魅力的なモノ・コト・ヒトを紹介していきたいと思っておりますので、まるごと青森をよろしくお願いいたします。

新年最初のブログは、津軽の代表的な郷土料理「けの汁」を御紹介します。「けの汁」は、だいこん、にんじん、ごぼう等の根菜類や、ふき、わらび、ぜんまい等の山菜類、油揚げ、凍み豆腐などの大豆製品などを刻んで煮込んで作ります。
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小正月に白粥や餅と仏前に供えた後、いただく行事食で、さらには、女性の正月とも言われる小正月に、女性が嫁ぎ先から実家に帰省した際に、残った家族が温めるだけで食べることができる栄養豊富な保存食でもありました。

全国的には、1月7日に「七草粥」、1月15日に「小豆粥」を食べる習慣があるようですが、青森県内の平舘のように、「けの汁」の具材を7種類に限定して「七草粥」的に食するする地域があったり、さらには、「けの汁」には必ず大豆由来の食品が入っていることから、「七草粥」と「小豆粥」がミックスした独特の郷土料理なのでは?という説もあります。
「けの」は、「粥」が訛ったものとも言われ、諸説とても興味深いです。

私も子供の頃から「けの汁」が大好物なのですが、食材をひたすら細かく「さいの目切り」にしなければならないので、作るのにとてもテマヒマがかかります。
そんな中で、最近とても重宝しているのが、「さいの目切り」された水煮の具材セット。
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津軽地方のスーパーでは、様々なメーカーのものが販売されていて、お値段は1袋198円~398円ぐらい。微妙に具材の種類や内容量が違っていたり、材料がオール青森県産にこだわったものもあります。

この商品を使ったわが家の簡単「けの汁」レシピを御紹介します。
①焼き干し、けの汁の具(市販品)、油揚げ、糸こんにゃくを用意。
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②焼き干しでダシをとる。
③けの汁の具は、ざるで水切り、油揚げはさいの目切り、糸コンは細かく切る。
③これらを煮込み、味噌で味付けして完成。
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仕上げに豆を細かく砕いて乾燥させた「豆汁」を入れると、奥深い味わいになります。
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とても美味しいのに、超簡単で栄養もとれる「けの汁」の簡単レシピ。
「伝統料理を食べたいけど、今のライフスタイルでは、なかなか難しい。」
こんな方に是非、オススメです。
                         byさっちゃん
by marugoto_aomori | 2015-01-05 17:40 | おいしい食材 | Comments(0)

津軽の冬が育む野菜たち

極寒、大雪。
津軽の冬と言われれば、こんな言葉が連想されるのではないでしょうか。
しかし、一見厄介者のように見える津軽の冬、この厳しい環境こそが育てる美味しい食材があります。

一町田のせり
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弘前市一町田は、藩政時代からせりを栽培し続けている地区です。
この地区には、年中水温がほとんど変化しない「しずっこ」と呼ばれる湧水があり、
田んぼの水が真冬でも凍らないため、昔から盛んにせりが栽培されてきました。

5月の中旬、田植えの合間を縫って苗ぜりを田んぼに植え付けし、
8月頃「しずっこ」をかけ流して株を増やします。
9月に一端刈り込んで、新しい芽が育つのを待ち、12~2月に収穫・・・ほとんど1年作業ですね。

12月は露地栽培が基本で、こんな感じで収穫します。
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水に浸かって、ジャブジャブ。
見ているだけで、鳥肌が・・・

しかし苦労した分、他のものとは別格です!
せりの香りが高く、雪の白に映える緑の色が鮮やか。
熱を通してもシャキシャキ感が残り、鍋はもちろん、生食・炒め物でも美味しく食べられます。

冬陽春菊
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津軽平野のど真ん中、12~2月に旬を迎える春菊です。
冬の津軽は晴れることが少ないですが、その柔らかな日差しが春菊にとって絶好の条件となります。
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ハウスの中は、温泉熱で暖かくしています。
何とこの温泉、初代園主が自分の庭で自ら掘り当てたのだとか。
そして、このお湯を農園まで運ぶためのパイプとハウスに巡らせたパイプの長さを合わせると、
120キロ!
山手線にして約3.5周分の距離です。すごい、すごすぎる・・・
現在の園主、小堀博文さんもその栽培方法を受け継いでいます。
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出荷するときは、女性のスタッフが一つ一つ手詰めしています。
ほとんど一掴みで分量が分かるテクニックは、熟練の証です。
木箱に座りながら、というのもまた乙ですね。
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鍋はもちろん、サラダでも食べられるくらいアクが少なく、まろやかな味わいです。

津軽の冬に感謝!
文句を言わず、雪かき頑張ります。

by くわ
by marugoto_aomori | 2014-12-26 15:00 | おいしい食材 | Comments(0)

ポリフェノール8倍!のリンゴ「御所川原」

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五所川原市で栽培されている御所川原(ごしょがわら)は、果肉まで赤く、強い酸味、そしてポリフェノール8倍(ふじと比較)含有量が特徴のりんごです。鑑賞用として不遇の扱いがされていたりんごですが、昨今、鮮やかな色と酸味が評価され、県内外の料理人の注目を浴びはじめています。

五所川原市一ツ谷地区の道路沿いや津軽鉄道の線路沿いに鑑賞用の街路樹として今も残っています。10月になると、熟した御所川原はそのまま落ち、道ばたで腐っていったため、地元ではマイナスイメージがついてしまったのですが・・・
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現在は、熊谷喜八シェフをはじめ首都圏・関西圏の有名レストランの一流シェフが食材として使っています。
もともと、生産量は年間6トンと青森県のふじの0.003%(青森県のふじは約20万トン)と大変少なく希少なため、地元では入手困難な貴重なリンゴとなってしまいました。
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県内では流通量が少ない「御所川原」ですが、津軽鉄道の五所川原駅前にある「コミュニティーカフェ でるそ~れ」では「御所川原」のジャムやジュースが味わえます。このジャムは着色料が一切無くて、真っ赤!ポリフェノールの赤なんです。
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ジュースも真っ赤。酸味とポリフェノールの渋味がワインのような深みを感じさせる大人なリンゴジュースです。

青森りんごといえば蜜の塊「ふじ」が有名ですが、ポリフェノールの塊「御所川原」も一度ご賞味ください。
(kogao)

<コミュニティーカフェ でるそ~れ>
住所 青森県五所川原市大町39
電話 0173-34-3971






by marugoto_aomori | 2014-12-22 11:57 | おいしい食材 | Comments(2)

ぼたん鍋、はじめました!

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本州最北端に位置する下北半島のむつ市脇野沢では、野生のイノシシが生存できない環境にもかかわらず、イノシシを飼育し、精肉として販売しています。

なぜ飼育するのか?

それは美味しくなるからです!

脇野沢で飼育されたイノシシは、厳しい冬を越えるために脂肪が付き、それが旨味のポイントとなっているそうです。
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野生のイノシシは雑食であるため肉には独特なクセがありますが、脇野沢のイノシシは豚が食べるエサを基本に、リンゴや米ぬかなどを適度に配合して、良質な脂肪を付けるための工夫がされています。
肉質が柔らかくあっさりとした口当たりながらも、コクのある上質な脂とにおいの少なさが特徴で、初めて食べる人、イノシシ肉が苦手な人でも美味しく食べられる様に育てられています。
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2012年に北海道檜山郡江差町で開催された「第2回N-1(ナベワン)グランプリ」で、約30種類の中からイノシシ鍋が見事グランプリを獲得!
「初めて食べたけど美味しかった」「意外に臭みがなく、見た目よりあっさりとした味わいでおいしかった」など、高評価を得たそうです。

鍋の季節に合わせてちょうど販売が始まるイノシシの精肉。
ぜひ今年の冬はぼたん鍋を味わってみませんか?

精肉は「上撰バラ肉」「上撰ロース肉」「こみ肉」があるほか、味付きもあります。
ぼたん鍋専用タレもあるのでぜひセットでお求めください。
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精肉は青森県観光物産館アスパム内にある青森県地場セレクトでも取り扱っています。

<お問い合わせ>
社団法人むつ市脇野沢農業振興公社
 住所:むつ市脇野沢七引201-5
 電話:0175-31-5011
 FAX:0175-31-5012

青森県地場セレクト
 住所:青森市安方1-1-40
 電話:017-777-3679
 FAX:017-735-2067

by きむにぃ
by marugoto_aomori | 2014-11-22 17:02 | おいしい食材 | Comments(0)

旨味凝縮!脇野沢の焼干し

北限のニホンザルが有名なむつ市脇野沢地区の焼干しは、大正時代の頃から定置網で獲れるイワシやアジなどを漁師や家族たちが家に持ち帰って作っていたそうです。

焼干しを作るのは9月から寒くてイワシが陸奥湾に入って来なくなる12月中頃まで続きます。
イワシは陽が昇ったら深みに逃げてしまうので漁は朝が勝負。
漁から戻ってきたら苦みや渋みが出ないように、頭とはらわたを取り除いて水洗いし、2~3時間天日干しをした後、竹串を通して炭火で焼きます。
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この焼き具合がまた難しく、焼きが甘ければダシが出にくく、焼き過ぎると見た目が悪くなってしまうので、火加減や焼き時間には細心の注意を払い、余計な脂分を取り除きつつ、旨味が逃げないように一匹一匹見極めながら焼き上げます。
串に刺されたイワシが火力の強い炭火でパチパチと音を立て始めると、香ばしい香りに包まれます。
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最後の乾燥を除いたすべての工程が熟練した人達による手作業で、こうした丁寧な仕事が脇野沢の焼干しの上品な旨味に繋がっているんですね。
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焼干しは煮干しと比べても魚の旨みが凝縮されていて、約5倍のダシが出ると言われています。
鍋に水を張って焼干しをポキポキと折って入れ、お湯がグラグラとしてくれば、あっという間に芳醇な香りのダシが簡単に出来上がり。
味噌汁でもインスタントラーメンでも格別の味に仕上げることが出来ます。

焼干しは粉末にしても使い勝手が良く、さらに軽く炙ればそのままでも美味しい酒のつまみにもなります。
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日に日に寒さが増し温かいお鍋が恋しい季節が到来しました。
ぜひ今年の冬は脇野沢の焼干しでとったダシでお鍋を食べてみませんか?
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<問い合わせ先>
脇野沢村漁業協同組合
住所:むつ市脇野沢本村無番地
TEL:0175-44-2211
FAX:0175-44-2210

by きむにぃ
by marugoto_aomori | 2014-11-05 20:07 | おいしい食材 | Comments(0)


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