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貴重で おしゃれな こぎん刺し

青森市新町にあるおしゃれなギャラリーNOVITA
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ランチの後、前を通ると、華やかな配色で定評のある福田カヨ子さん(青森市在住/70歳)のこぎん刺しの個展が開催されていました。
今回の「古麻(こふ)に出会って こぎん刺し展」は、明治時代から100年余り眠っていた古麻にこぎんの模様を刺したという貴重な展覧会。
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福田さんのこぎんとの出会いは高校生のクラブ活動。
卒業後、その家庭科の先生であった工藤得子先生に師事し、
今では生徒さん20名程に指導するまでに・・・。
こぎんと出会ってから50年以上になるそうですが、
この古麻との出会いは昭和30年代前半に着物の収集をしていた方から
着物の状態で譲られ大事に保管していたもので、
こうして残っているものは珍しいとのこと。
会場では、こぎん刺しを施した明治時代の着物も手にとって見ることができ、
凝ったものでは、2回刺して、保温性を高めているものなど
当時の生活を思い浮かべることができます。
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そのような貴重な藍色の着物を丁寧に解し、こぎん刺しをした作品を中心に、
半年ほどかけて制作した10点の作品が展示されていました。
中には、茶色の麻にカラフルな糸で刺した福田さんらしい作品も。
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目玉は、幅1.4メートル、長さ2.6メートルのタペストリー兼テーブルクロス。
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こちらは、幅もあるため1年がかりで作成。
東京の方から、壁にもかけられて、テーブルクロスにもなるこのサイズで頼まれ
図案を起こすところからスタート。
幅もあるため、かなり努力と根気を要したとのことで、
縁には、青の糸を刺し光線によって表情を変えてみえるように工夫された超大作。
これを広いところで展示したいという想いから、この個展にいたったそうです。
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「私の作品の特徴はカラフルな配色と模様の多さなんです。
大抵3色くらいは入れているかしら。
今回は古麻のものは、伝統的な紺と白を中心にしたけど、
私の作品は、カラフルなので、すぐ見分けがつくんですよ。
それと、無機質なものやモダンなものともこぎんは合うんです。
だからこのコンクリートが見え隠れする無機質でモダンなこのギャラリーを選びました。
何か大きなことがないと展覧会は開催しないので、次やるとしても5年後かしら。」
と、上品に笑いながらお話してくださいました。

展覧会は6月1日(日)までですが、福田さんの作品は、青森グランドホテル、
ホテル青森、ホテル松園、浅虫観光ホテルで購入することもできるとお聞きし、
折角なので帰りに青森グランドホテルに寄ってみました。
本当に見事にカラフル!
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配色と図案の豊かさが特徴で、ひと目で福田さんの作品と分かります。
名刺入れやティッシュケース、バックやタペストリーなどと
インテリアから身の回りの小物までバラエティーに富んでいて飽きのこないデザイン。
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その中から自分に似合うものを探し出す楽しみもあります。

明治時代から眠っていた古麻に刺した作品は本当に貴重ですよ!
By Kuu

《古麻に出会って こぎん刺し展》
会期 2008.5.28(水)-6.1(日)
   11:00-18:00(最終日17:00)
会場 ギャラリーNOVITA
   青森市新町1-11-15
   ℡ 017-773-3746
by marugoto_aomori | 2008-05-30 17:37 | 手しごと | Comments(2)

樽と千成

青森市の"樽"は良いお店です。
お客様を案内すると間違いなく喜んでもらえます。
厳選された素材、料理の腕はもちろんのことですが、
なによりも「もてなしの心」が素晴らしい。
それとなくではあるけれども、
お客様がどこの人なのかを尋ねて、
県外客であれば青森らしさを感じることができるよう、
料理に心配りをしています。d0007875_18214138.jpg

この日も東京からのVIP(笑)を案内して"樽"へ。
とりあえずの生ビールでのどを潤していると、
お通しがテーブルに運ばれてきます。
小鉢に入ってやってきたのはアントモ、ヤリイカ、ウニ。
見た瞬間から日本酒が飲みたくなるものばかり。
特にアントモとヤリイカは今シーズン最後の味覚。
これを美味しくいただくためには、早々に日本酒に切り替えるべきです。d0007875_18215955.jpg

頼んだ日本酒はもちろん「亀吉」。
魚介類との相性は自分にとってこれが最高。
津軽杜氏対馬義昭さんが醸したお酒は、
しっかりとした飲み口だけど切れがよく、
食べ物が美味しければ美味しいほどお酒も進みます。
そして次に運ばれてきた刺身の盛り合わせなどを堪能しながら、
飲んでは食べ、食べては飲んでの至福の時間。
話していたのはサイボーグ009のフルネームとか他愛もないことばかり。
それくらいゆるゆるで楽しんでしまいました。d0007875_18222237.jpg

さて、飲んで遊んで、最後にラーメンを食べようと入ったのは新町の"千成"。
なおきがワンタンメンとかワンタンメンとかワンタンメンをよく食べにいくお店ですが、
夜の営業を始めてから入ったのは初めて。
ところが、このラーメンがうまかった!
酔っぱらった体にも何の抵抗もなくす~っと入ってきて、
それでいてしっかりと味わいがあって、美味しい。
これにはちょっと感動。
青森の魅力は尽きないものです。d0007875_18223827.jpg

しかし、ホントに楽しい夜でしたw

by YOSHIHITO
by marugoto_aomori | 2008-05-29 18:33 | ちょっと「立ち寄り」 | Comments(0)

種差海岸 「磯ラーメン街道」(3) 芝亭

元祖店の堂々とした磯ラーメン!「芝亭」

ちょっとご無沙汰をしているうちに、もうすっかり磯ラーメンの季節に
なってました。
少しここから磯ラーメンネタのラッシュをかけたいところです。
だって、うまい磯ラーメン店がまだまだあるんですよ♪

JR種差海岸駅から、波光食堂の前をとおり、種差海岸の通りに出ると、
種差芝生地の真ん前にお店を構えているのが、コチラ「芝亭」です。
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しかもコチラは元祖店。

磯ラーメン1,100円は、昭和55年から。
もう約30年続くメニューです。
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さすがはいちご煮をメニューで出しているだけあって、蒸しうには完成度が高く、しっかりとしており、しかも甘く、とろりとしていて、そのうまみはたっぷり。
鶏とこんぶのおダシが効いたやや黄金色に輝くスープには、たっぷり魚貝類が並び、青じその香りがグッとそそります。
海草類の中にはメカブもあり、ツルリとさせながら、スープにもトロリ感を与えてくれています。

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魚介・コンブ・鶏ガラの一体となった味はとてもまとまりがよく、そこに「生よりうまい」蒸しうにが味に深みとコクを加えてくれて、元祖店らしい堂々とした存在感を感じさせます。

種差海岸の芝生地を窓越しに見ながらの一杯。
食べ進めていくごとにうにのうまさ甘さコクがスープをどんどん支配し変えていく。
これぞ磯ラーの魔力。
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磯で磯をいただく。
これからが種差海岸のベストシーズン。
記事を書いていたらなんか無性に食べにいきたくなっちゃいました(笑)
byなおき

<データ>
活魚・磯料理 芝亭
 住所:八戸市鮫町字棚久保14-83 電話:0178-39-3311
 営業時間:11:00~20:00
 定休日:なし
 ※海鮮度の高い磯ラーメン。多くはないが、中央を陣取る「うに」は濃厚
  なうまみと甘味を感じさせ、生よりウマイほど。

<過去記事>
 2008-03-26 種差海岸 「磯ラーメン街道」(2) 波光食堂
 2008-03-21 種差海岸 「磯ラーメン街道」(1) 事始め
by marugoto_aomori | 2008-05-28 16:13 | 青森の旅 | Comments(0)

郷土館企画展 青函連絡船なつかしの百年

津軽海峡を渡る人と船。百年のこの機に見つめ直してきましたよ。

青森に住んでいると当たり前のように広がっている津軽海峡。
この津軽海峡の歴史は、海を渡るという感覚よりは、まるでちょっとそこまで川を渡ってきます的なまさに「移動と交流」の歴史。
青函連絡船百年を記念して青森県立郷土館で企画展が開催されているので、先日立ち寄ってきました。

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古くは縄文の丸木舟が、中世には犾船が、近世になれば千石船が人と物を運び、文化までも運んでいきます。
青森の町はまさにこの人と物とが行き来をする歴史の中で生まれ、商いと町を広げ、文化を吸収しながら栄えていきます。

明治政府の北海道開拓は青函航路をますます太い動脈にさせ、就航する船舶も大型化していくと共に明治24(1891)年の東北本線上野青森間の開業もあって、いよいよ青森は「港湾都市」そして「商業都市」としての形が作られていきます。

こうした中、北海道と本州とを結ぶ大動脈に100年前の明治41(1908)年3月7日、青函連絡船は船出します。
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当時の発着場所であった浜町桟橋は、現在の「聖徳公園」付近。

埋立てが進み、今では街の中ほどになっていますが、当時の桟橋にはイギリスで作られたタービン汽船の青函連絡船「比羅夫丸」は着岸できないため、沖に停泊し、はしけによる輸送がされ、浜町桟橋はこのはしけの行き来で賑わっていました。

港の整備も大正時代に入ると始まり、連絡船用岸壁が新設され、大正14年にはいよいよ貨車航送が開始されます。
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就航以来貨物は、貨車→連絡ホーム→はしけ→連絡船→はしけ→連絡ホーム→貨車と6回もの積み替えが必要となり、雨や波などで貨物が汚れたりと破損の被害などもありました。
そこに貨物列車ごと船で運ぶ貨車航送が開始され、輸送量の増大はもちろん、経費低減、輸送時間の短縮と大きく前進を遂げることになります。
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その後、太平洋戦争の空襲により青函連絡船は全滅、戦後の復旧。
海難史上第2の海難事故といわれる台風による連絡船の沈没。
この洞爺丸事故をきっかけに青函トンネルの建設が強く求められるようになっていきます。

昭和48年に利用者数のピークを迎えた青函連絡船ですが、その後は飛行機、カーフェリーによるトラック輸送に貨客を奪われ、利用者数が減少していきます。

そして、昭和63年3月13日
津軽海峡線の開業と同時に青函連絡船の終航式が行われ、津軽海峡を舞台にした80年の歴史に幕が下ります。

館内に展示されていた羊蹄丸の最後の航海日誌。
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3月13日終航日のページには、こんな記載がありました。

The old soldier will never speak anything.
But the only thing he can do is just fading away.
(老兵は何も語らず。ただ消えるだけ。)

この日が来るのはわかっていた。
船に命を預け、乗員と荷物をこの海峡の荒波の中で守ってきた男たちに去来するさまざまな思い出。
そんな中で書かれた凝縮された2行。

写真パネルなども見ながら、津軽海峡と青森のことを少し見つめ直すことができました。
byなおき

<データ>
 青森県立郷土館 青森市本町2-8-14 017-777-1585
 企画展:青函連絡船なつかしの百年 海峡を渡る船と人
 主催:青森県立郷土館 青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸
 期間:2008年5月16日(金)~7月6日(日)
 時間:9時~18時
 観覧料:高校大学生150円 一般310円 小中学生無料
by marugoto_aomori | 2008-05-27 12:44 | ちょっと「立ち寄り」 | Comments(2)

VIも見どころ 青森県立美術館

春のコレクション展を開催中の青森県立美術館に行ってきました。
エントランス前の広場には可愛らしいクローバーが一面に・・・。

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今回は時間がなくて探せなかったのですが、四葉のクローバーをここで探すのが私の楽しみです。
花束のように一杯見つけられちゃうこともあるので、
お時間のある方は、是非、試してみてください。
ちなみに美術館の周りの草刈は地域に住む方が中心となった
ボランティアの皆様のおかげで整備されているとのこと。
開館からそろそろ2年が経つ美術館は、地域の人に支えられながら育っているんですね。

企画展はもちろんですが、季節毎に展示替えするコレクション展もまた
春、夏、秋、冬・・・とお出かけする楽しみのひとつです。
今、開催中の春コレでは、芸術分野で新しい時代を築いた先駆的で前衛的な
青森ゆかりの作家の仕事を紹介していました。
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青森県立美術館では、国内の博物館・美術館の中で最初にユビキタスシステムを導入しています。
今回のコレクション展からは、なんと担当学芸員が解説していて話題を呼んでいます。
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まずは、日本画家鳥谷幡山。
画業を通じて十和田湖の美を世間に知らしめることに生涯を捧げ、
十和田湖を中心とした神秘的な古代史の研究に没頭した画家。
現在は、日本を代表する名勝となった十和田湖と奥入瀬渓流ですが、
明治時代の終わり頃までは、交通の便もなく、その美しい風景は、
地元の一部の人々が知るのみ。
その十和田湖が観光名所として広く知られたのは五戸出身で雑誌「太陽」を主宰した
評論家鳥谷部春汀が文筆家大町桂月に勧めて十和田探勝を行わせ、
「太陽」に記事を載せる等十和田湖の顕彰につとめたことなど、
十和田湖の景色を愛する人々の努力によるところが大きかったんだそうです。
七戸出身の日本画家、鳥谷幡山もまたその一人であり、生涯にわたり
十和田湖の風景を描き続けました。
幡山、春汀をはじめ、地元関係者の努力が実って、
1936年には十和田湖が国立公園に指定されたのです。
その幡山の作品が12作品展示さてれいて、展示室の片隅には幡山本人が書いた
「霊山聖地之発見」という書籍が・・・。
何が書かれているかというと、十和田湖の東に位置する新郷村に伝わる
「キリストの墓」伝説について。
ミステリアスでディープな青森の一面も垣間見ることが出来ますよ。

また、十和田湖には高村光太郎による「乙女の像」制作の際、
助手をつとめたのが野辺地町出身で東京芸大彫刻科に学んだ彫刻家小坂圭二でした。
小坂がのちに小川原湖に身を投げた伝説の姉妹の彫像を制作していますが、
その彫像を現地と同じ構図で展示しています。

その他にも志功の奥入瀬渓流の油絵など、
今回は春の新緑にぴったりのラインナップになっていました。

そして、美術館の人気者(犬!?)である奈良美智さんの「あおもり犬」は、
今年から記念撮影がOKに!
春コレ、夏コレ、秋コレ・・・とシーズン毎に「あおもり犬」の前で撮影するのも
足を運ぶ楽しみですね。
また、7月下旬には、「あおもり犬」をガラス越しではなく、
トレンチの中で対面できるようになるそうですから、一層、魅力アップ!!
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たっぷり堪能して、帰る頃には、エントランスの外壁にはネオンが・・・。
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美術館ですから当然、作品が主役なのですが、
ここの美術館は、ロゴマークやサインも重要な見どころ!
ロゴマークやロゴ書体の設計などビジュアルイメージの徹底を行っているのも魅力。
ロゴマークは、木の形を図案化したもので、色は青く、複数の木が集まって構成されています。
木が集まって森になる。青い木が集まるから『青森』。美術館の白い外壁には、ネオン管で作ったロゴマークを222個が夕刻に灯ります。
書体は青森フォント。水平と垂直、45度の角度のみの線を使用して
直線的なフォントをひとつひとつ作成しているという徹底ぶり。
そのビジュアルアイデンティティ(VI)を担当しているのが、ブルーマークの菊地敦己さん。
私が美術館に行った23日には、館内サインの見直しのために青森にいらしていました。
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今年の秋頃までには、見直しが終わる計画とのことですので、
開館からの皆様からのご意見が反映されたバージョンアップした館内サインも期待できますね。
エレベーター、消火栓、コインロッカー、トイレ・・・など、館内のいたるところで
菊地さんのサインやピクトを目にしますので、探索してみるのもおススメです。
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作って終わりではなく、人が出入りしてからも、手直しして、成長していく
美術館と館内サインに注目です。

ミュージアムショップでは、菊地さんがデザインしたカップ&ソーサー&プレートの
セットを買うことができます。
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カップを裏返すとハンドル部分が、木をかたどった美術館シンボルマークの半形と
同じフォルムになっていることから「HALF TREE」と名付けられています。
ソフトな肌合いを持ちながらも強度が強いので、毎日使う器として人気が高いようです。
青森に来た記念にいかがですか!?

By Kuu
by marugoto_aomori | 2008-05-26 17:44 | ちょっと「立ち寄り」 | Comments(2)

うまい!安い!青森の幸せなお店 入ます亭

「旅の楽しみ」は人それぞれ。
美しい自然を訪ねる、地域に根ざした祭りや文化に触れる、名湯・秘湯でくつろぐ…等々。
そしてどんな旅でも共通する楽しみが「食」ではないでしょうか。
風土に育まれた郷土の味は、旅の記憶を一層鮮やかに彩ることと思います。

“せっかくだから”と、少し贅沢するのも良いでしょう。
でも、「安くて美味しい店がいいなぁ…」と、ちょっとわがままを言いたくなることもあるはず。
青森には、そんなわがままを聞いてくれちゃうお店も”ちゃあんと”あります。

お店の名前は「入ます亭」。
青森市役所にほど近い場所にあるこのお店は、地元の人もたくさん訪れる人気店です。
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人気の秘密は、地元の旬の食材を活かした豊富なメニュー!
…にもありますが、何といっても「まる特 お任せコース」でしょう。
その日入った食材を使った日替わりコースが、”たったの”2100円~でいただくことが出来ます。
しかも2名以上で、お店に入ってからでも頼めるという太っ腹ぶり。

ではさっそく…「お任せ、お願いしま~す!」

この日のお通しはマグロの山かけ、アンコウのともあえ。
ともあえは地元で「あんとも」などと呼びますが、アンコウの肝に皮や身を加え、
味噌と合わせたものです。
こういう食べ方は青森以外では珍しいかもしれませんが、お酒によく合います。
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次いでお刺身の盛り合わせ。(写真は二人前)
ホタテ、マグロ、イカ(&ゲソ)、サーモン、つぶ、うに。
これだけでも普通のお店なら結構なお値段がしそうです。
青森の海が育んだ贅沢な幸を、青森の水と米が育んだ銘酒とあわせていただけば…
あっ、青森が見える!(あれっ?最初から青森にいましたっけ(^^ゞ)

d0007875_1455058.jpg気を取り直して生ガキ、がさえび(シャコ)。
がさえびは、見た目はちょっとグロテスクかもしれませんが、青森ではクリガニと並んで「花見に欠かせない!」旬の一品です。
(※お店を訪問したのは4月下旬でした)
その後さらにホタテ貝のバター焼(コキール)、ホッケ生干し焼、フライドポテト。
ここまでがぜ~んぶで「まる特」コースです。

ん~、堪能いたしました!

地元の人が普段入っても大満足、旅人が青森の気分を味わうにもとってもオトク。
こんなお店で仲間とゆっくり話ができるって、青森は結構幸せな街だよなぁ…と、
コースの終わりと共にお酒で「いっちょあがった」頭でふと、思ったりするのでした。
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by くどぱん!

■入ます亭(いりますてい)
 青森市本町1-3-11 山谷ビル 1F
 TEL.017-773-6311
 営業時間:17:00~22:00
 定休日:無休(土~月曜が祝日の場合翌日休)
by marugoto_aomori | 2008-05-23 15:14 | 青森の旅 | Comments(1)

青森市内でウィーンな香りを楽しむ~シュトラウス~

 青森市の新町通りに明治時代創業の老舗、昆布羊羹で有名な甘精堂本店があります。こちらはこの前「かしす羊羹」を紹介したのですが、今日はその隣にある「シュトラウス」のお話です。
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 シュトラウスは、甘精堂の洋菓子部として始まりました。1階が販売スペースで2階が喫茶スペースになっています。店内はオーストリア調な感じ・・・こちらの社長さんは、ウィーン菓子のマイスターだそうで、日本国内に3名しかいらっしゃらないのだそうです。
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 その社長が最近注目しているのがカシス。2年くらい前からカシスのケーキを手がけるようになり、最近になってプリン、シャーベットも店内で楽しめるようになりました。カシスのムースケーキは、カシスの酸味とバニラムースの甘みが交わってホントに爽やかな感じが口の中で広がるんですね~。
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 ちなみに希望があればカシス羊羹も店内でいただけるそうです。(実はお客様をお連れしてお店に伺ったのですが、この羊羹に興奮していました・・。)
 こちらのお店では青森産と海外産のカシスをブレンドされているそうです。味わい・色の度合いのバランスを考えてのことだそうです。カシスは皮が黒くて中身が白っぽいんです。でも皮の色素が赤いので、ピューレにすると鮮やかでキレイな真っ赤になるのですが・・・。微妙な違いがあるのでしょうね。海外産カシスの果実を味わったことは無いのですが、聞くところによると、品種がいくつかあるようで、中には甘い果実もあるようです。青森産の方は酸っぱい品種だけのようです。その方が体に良さそうな気がしますが。。。
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 7月にはカシスの収穫時期を迎えます。青森市内のカシスを扱うお店では、お店の前にカシスの鉢植えをおいているんだそうで、そのうちカシスの実がなっている姿が見ることが出来るそうです、楽しみですね♪

byノブchan
by marugoto_aomori | 2008-05-22 17:10 | ちょっと「立ち寄り」 | Comments(2)

おいしい青森米「まっしぐら」~田植え編

今の季節、
青森県内を車で走っていると目にするのは、
水が張られた真っ青な田んぼで、
忙しそうに、しかしどこか誇らしげに、
そして賑やかに働く”田植え人”たちの姿です。
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風がほとんどない晴天に恵まれた先週末、
津軽と南部方面に車で出かけたところ、
田んぼという田んぼで田植えが行われていました。

田植えといえば、
今や機械でするのが当たり前ですよね。
しかも、乗用式の田植機が主流です。
私が幼い頃は、
歩行式の田植機にスゴさを感じていたのに・・・(笑)。
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今、田植えをしている人は”オペレーター”と呼ばれる操縦者です。
田植えは大仕事。
それは昔と変わりありませんが、
田植えで一番苦労している人は、
田植え機に乗って田植えをしている人より、
たくさんの苗をそこまで運ぶ人、
そして、
田植機がうまく植えられなかったところに手植えをする人たちなのではないでしょうか。
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さて、
青森米の代表といえば「つがるロマン」を思い浮かべますよね。
でも、今回写真を撮らせていただいた皆さんは全て、
「まっしぐら」を植えていました。

まっしぐら」とは青森県(農林総合研究センター)が育成した品種。
「あきたこまち」や「コシヒカリ」の流れを継いでいます。
お米のソムリエとして有名な「スズノブ」の西島さんは、
「コシ系の粘りを持っている実力のある米。」と評価したうえで、
「炊き込みご飯や酢飯としては粘りが強すぎるけれど、保温しても劣化しにくいので、お弁当やおにぎりに向いている。」とおっしゃっていました。

知っていますか?
耐冷性に優れ、病気にも強いので、
ヤマセの影響がある地域で作付けが急増し、
その面積は、ダントツだった「つがるロマン」に迫る勢いなんですよ。
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「まっしぐら」のおいしさが気になるところですが、
その話は新米が出回る実りの秋にいずれまた・・・(笑)。

強引(!)に小昼(こびる)までご馳走してくれた、おじさん、おばさん。
どうもありがとうございました!
by 義人
by marugoto_aomori | 2008-05-21 22:30 | おいしい食材 | Comments(13)

魚卵王国あおもり「数の子昆布醤油漬」

魚食だけではありません! 魚卵も大好きなんです。

日本海・太平洋・津軽海峡・陸奥湾と四方を海に囲まれた青森県はまさに魚食の国。
生鮮魚介類の購入金額・購入量共に全国第一位が青森市。
(総務省統計局家計調査平成16~18年平均)

そんな青森県の中でも特に津軽地方は、魚卵好き。
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朝ご飯からすじこ・たらこといった魚卵をたっぷりお茶碗に乗せ、いただいています。
また食べている魚卵も種類が豊富。
すじこ・たらこはもとより、子持ちはたはた、子持ちチカ、子持ちカレイ。
しゃこ(ガサエビ)だって子持ち。
さらには、ほたての子、うに、マダラの子、白子類、数の子、数の子を調理したさまざまな醤油漬類。食べている種類だけでなく、量もたくさん。

その中でも、本日のご紹介は、「数の子昆布醤油漬」。
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ツルツルと粘り気のある昆布をしょうゆ味にして、そこに数の子がたっぷり入れたもので、温かいご飯に乗せていただくと、ご飯が何杯でも食べられちゃうほどの「ご飯の友」。
この数の子が15センチもあるような形のいいものが入ったものや、キレのものが入ったもの、スルメ、大根漬け、山菜が入ったものなど、魚卵の横綱「数の子」といろいろな組み合わせでさまざまな種類のものがあるのも特徴です。

海岸線の長さの圧倒的な違いもあって国内産昆布の産出量は北海道がダントツですが、青森県も良質な昆布が産出されている「産地」です。
本県で採れる昆布は津軽海峡が育む「真昆布」。

特に海峡に面した大間などでは良質の真昆布が産出されています。
今よりも戦前はもっと海が豊かで昆布も大量に獲れていたといいます。

真昆布は品のいいうま味の深いダシが取れ、しかもヌメりが少ないことから、古くから上方で特に高値で取引されていました。
海産物は総じて「真」とか「本」がつくほどにその品種は珍重されているようです。

その理由は、上方の方々はこの「ヌメり」が嫌いだったから。
このため真昆布は移出品、つまり換金商品として生産・出荷され、産地は別として産地から離れた津軽の一般の家庭では、この高額な真昆布をおダシで使うということはせず(加工の際のキレ端である「根こんぶ」は使っていたようです)、陸奥湾で取れるイワシを焼いて干した「焼き干し」を使っていたようです。

ですが昆布は手に入りました。
もちろん真昆布ではありませんが、真昆布と同じ海域で育つ「ガゴメ昆布」や「あらめ昆布」などのネバネバがたっぷりと出る昆布は、ヌメりを嫌う上方では欲しがらなかったため、津軽でもとても安く手に入ったのだそうです。

このネバネバの昆布を細かく叩き、しょうゆで溶き、ネバネバ昆布の醤油漬けにして熱いご飯にぶっかけて食べていました。
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忙しい農村の家々では重労働に必要なエネルギーを取るためにこうして簡単にしかも美味しく、そして手早くごはんをいただいていたのだそうです。
一方、大正時代、津軽の農村からもたくさんの人たちが北海道の春のニシン場に職を求めて出稼ぎに行きました。いわゆる「ヤン衆」です。

ニシンは、雄なら開いて身欠きニシン、糠ニシンなどさまざまな加工を施し、メスなら数の子を取り出して塩蔵していましたが、大漁が続くとその膨大な漁獲の中、生き腐れの激しいニシンは全て畑の肥料である魚肥となっていました。
これほどの量が取れるニシンでしたから、塩蔵数の子も安く、ヤン衆帰りの津軽の人が伝え、もともと海産物が好きな津軽の人たちの暮らしに溶け込み、やがて津軽の味になりました。

元々北海道アイヌの家々ではネバネバのものを食べていたようで、ネバネバが出る昆布を叩いてネバネバさせて食べていた。それを持ち帰って津軽でも食べたのだ、と話してくださる方もいらっしゃいます。

こうして数の子とネバネバの昆布が津軽で出会い生まれたのが、この数の子昆布醤油漬です。
各家庭では作られていたようですが、商品化されたのは、冷蔵品流通が機能する戦後になってから。

いまではいろいろな地元の食品会社で作られていて、どれもお店特有の味付けと材料が工夫されています。
d0007875_10125548.jpg
お好みの品を探してみてくださいね♪

今回は数の子昆布醤油漬の主要材料となる魚卵の横綱「数の子」と昆布との出会いを少し掘り下げてみましたが、魚卵王国あおもりの話はまだまだ奥が深いようです。
この続きはまた別の機会に。
byなおき
by marugoto_aomori | 2008-05-20 10:25 | おいしい食材 | Comments(4)

弘前りんご花まつり

今年は、桜同様、りんご花の開花も例年より10日ほど早く、
GW後半から5月12日あたりまでが見頃でした。
りんご花の満開のタイミングを逃してしまいましたが、昨日、最終日で盛り上がる「弘前りんご花まつり」にお出かけしてきました。

りんご生産量日本一の弘前!
そんな弘前に東京ドーム約一個分という「弘前市りんご公園」があります。
公園には、約60種、1100本のりんごの木が植えられており、りんごへのこだわりが感じられる公園です。
公園に近づくと案内看板はもちろんですが、こんな可愛いミラーが!!
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園内にはポストもあり、これまた可愛い!!
d0007875_12234058.jpg

公園からは、ドドーンと裾までハラリと広がる岩木山。
まだ山頂には雪が残り、青空とのコントラストが清々しく思わず深呼吸。
d0007875_12242827.jpg

5月9日から絶好のロケーションで開催されている「りんご花まつり」は、
最終日の18日も残り少ないりんごの花を惜しむようにたくさんの行楽客で賑わっていました。
この「りんご花まつり」の花見の特徴は、りんごの樹の下でりんご箱に腰掛け、
目の高さで白く可憐に咲く花を見て楽しむところにあります。
りんご箱に座ってみると、まるで、どこかの農園に遊びに来たような気分になります。
そのようなシチュエーションで、岩木山噴火など津軽にまつわる昔話を津軽弁で語る津軽かたり部の会の津軽昔語りに聞き入り…
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登山囃子保存会による登山囃子披露は、白い装束で「サイギ、サイギ♪」と笛や太鼓で勇ましく、岩木山が見えるロケーションで一層神々しく…。
イベントなのになんだかありがたかったです。
なんと、3~4歳くらいのお嬢ちゃんも「サイギ、サイギ」と参加してました。
d0007875_12321088.jpg

そして、1分間で誰が一番長く皮をむけるかを競う親子りんご皮むき大会。
流石りんご王国だけあって、みなさん上手にスイスイとむいてました。
d0007875_12535348.jpg

のどかなりんご畑の中でタカタカとゆっくりと楽しむ乗用草刈機運転と高所作業台体験と
りんご公園ならではのイベントが…。
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その他にも、ミニSL運行、りんご押し花体験、剪定枝でブローチ作りなどなど、イベントが盛り沢山。
私はりんごクイズに挑戦してみました。
みなさんにもクイズのオスソワケです。
Q1 弘前で最も収穫量の多いりんごの品種はどれでしょう?
  陸奥  ふじ  つがる
Q2 りんごの花言葉はどれでしょう?
  誠実  情熱  選ばれた恋
Q3 りんごの花には花びらが何枚あるでしょう?
  3枚  4枚  5枚
いかがですか!?
私は知っているつもりで回答しましたがQ2だけ「誠実」と間違ってしまいました。
正解は、ふじ、選ばれた恋、5枚でした。

今年は、花見というより新緑を楽しむタイミングでしたが、
りんご公園は12月まで開園しているので、四季を通じてりんごと触れ合えます。
秋には、たわわに実るりんごを見に行きたいな~♪

By Kuu

<データ>
弘前市りんご公園
弘前市清水富田字寺沢125
℡ 0172-36-7439
開園期間 4月1日-12月28日(無休)
施設利用時間 9:00-17:00
(施設利用時間以外でも園内散策可)
by marugoto_aomori | 2008-05-19 13:08 | 青森の旅 | Comments(4)


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