「ほっ」と。キャンペーン
まるごと青森 marugoto.exblog.jp ブログトップファンになる画像一覧

<   2008年 06月 ( 20 )   > この月の画像一覧

ゆぱんき リニューアルOPENから2ヶ月

今年、4月29日(祝)にニューアル・オープンした「ゆぱんき」。
弘前の最勝院五重塔の横の細い道を入っていくと、そのお店はあります。
d0007875_8272381.jpg

何度かオーナーが変わりながらも、およそ30年前から、
ここで常連客に愛されながら静かに時を刻んできたお店。

常連さんのお話では、現在の山崎彩子さんで
おそらく6代目のオーナーではないかと言われているそうです。

昨年の夏から秋頃、前店長の時から、
「ゆぱんき」を気に入って通っていた山崎さん。
前店長が店を閉めることになったことをきっかけに、
今年3月でなんとそれまでのお仕事を辞め、
一からこつこつとしかもスピーディーに!?準備し、
約2ヶ月間でリニューアル・オープンに漕ぎ付けました。
d0007875_8275512.jpg


山崎さんは、2年前の奈良美智さんの展覧会「AtoZ展」で
カフェのボランティアを企画段階からやっていて、
気が付いたらその中心人物になっていたんだそうです。
その時の仲間に飲食関係の人も多く、
飲食店で働いてみたいと思うようになり、
縁あって、ここ「ゆぱんき」でお店をやることに。

お店で使っている器は、harappaで知り合った高橋由佳さんの作品。
店内にディスプレイもされていました。
d0007875_8282421.jpg


ロゴマークはお料理ユニット・Gomaさん、
それを看板やフライヤーにデザインしたのが県立美術館スタッフの乗田菜々美さん、
と、ひとつひとつこだわりながら、大切な仲間と手作りで始めたお店。
d0007875_8285015.jpg


山崎さんが、お店のロゴに選んだのは猫。
実際に猫を飼っているほど猫好きな山崎さんは、
ロゴには好きなものを取り入れたいという理由から、
猫とAtoZ展の小屋をモチーフにしたデザインをGomaさんにお願いしました。
Gomaさんは、人気のお料理ユニットなだけに、
引き受けてもらえないだろうなと思っていましたが、なんと快諾!
そのきっかけも昨年秋に百石展示館で開催されたGomaさんのイベントに、
自ら懇願して手伝わせてもらったことにあります。
その時に、将来、飲食の仕事をしたいということをGomaさんに告白したところ、
応援してくれるようになり、なんと東京のアトリエにも招待されるまでに。

そうして実現した大切なお店。
メニューも、料理も、配膳も、食器洗いも全て山崎さんがひとりでやっています。
d0007875_8292149.jpg

食材は、地元の直売所から、無農薬か低農薬の野菜を仕入れており、
市内から岩木山あたりまでの範囲の野菜で季節感たっぷり。
ちなみにこの日の日替わり「おひるごはん きょうのゆぱんき定食」は、
 あさりの炊き込みご飯
d0007875_8294765.jpg

 竹の子の鶏団子スープ
 なすの南蛮漬け
 いんげんの胡麻和え
 かぶの千枚漬け
 にんじんのサラダ
 ほうれん草とお豆腐のキッシュ
d0007875_8313951.jpg

で、なんと850円!!

コーヒーは注文されてからゴロゴロと豆を挽いてくれる挽き立て。
豆は、山崎さんが大好きな石川県能登半島の二三味コーヒーショップから
仕入れているというこだわりよう。
ひとつひとつ丁寧に自分の好きな心地よいものを選んで
出してくれているということが、お客様にも伝わってくるんですよね~。
d0007875_832381.jpg


コーヒーに添えられているつぶつぶビスケットは、
猫のかたちをしていて食べるのがもったいないくらい可愛い!!

山崎さんは「お客様に恵まれている」と謙遜して話してくれますが、
山崎さんのゆったり、ほんわかした人柄と、希望を叶えてしまう不思議な力に惹かれ、
お客様が訪れているんだろうな~と感じました。
何から何までひとりでこなしていて、忙しいはずなのに、
お店の空気はゆるやかに流れていて、時間を忘れさせる空間なんです。
d0007875_8322543.jpg

これからの夢は、奥のお部屋を若手作家のためのギャラリー的な場所にして、
人と人とをつなぐ場所にしていきたいと話してくれます。
前からのここの『場所のファン』がいるので、
場所のイメージをこわさぬよう、「ゆぱんき」という名前に負けないように
と思っているんだそうです。
d0007875_8324897.jpg

「願えば叶う」という言葉がピッタリの山崎さんが醸し出す、
癒しの時間を「ゆぱんき」で過ごしてはいかがでしょうか。
ランチだけじゃなく、デザートや夜の定食もあって、
そこに住みたくなってしまうような空間なんです。
私も、またそろそろ行きたくなっちゃってます。
By Kuu

《ゆぱんき yupanqui》
弘前市銅屋町63-8
0172-35-4695
OPEN 12:00
L.O. 21:00
CLOSE 22:00
by marugoto_aomori | 2008-06-30 08:42 | 青森食べ歩き | Comments(6)

出会ってしまいました~味噌カレーおでん~

「撰ばれてあることの 恍惚と不安と 二つわれにあり」
太宰治の生誕の地、芦野公園にやってきました。
d0007875_1857440.jpg

 ここは太宰がよく散歩に訪れた地でもあり、文学碑がある場所で、
毎年行われる生誕祭の会場にもなっている場所です。
 ここでは、芦野公園の旧駅舎を活用した、「駅舎」と言う名の喫茶店
もあり、太宰が弘前高等学校時代に通った「万茶ン」の珈琲を忠実に
再現した「昭和の珈琲」を楽しめる場所でもあります。
d0007875_18573069.jpg

この旧駅舎、当時のままなので駅のホームにも繋がっており、期間
限定ですが津軽鉄道の乗り降りも可能らしいです。
 で!そんな中公園内を地元の知人と、東京からのお客様と3人で
歩いていると、「あ~、そういえば、ここのおでんはカレー味だったよな~」
と地元の知人がポツリとささやくではありませんか。
 おでんにカレー・・・またしても私の好奇心をくすぐってしまう言葉が、
早速お店に確認です。
 確かにその通りだと。。。と言うことで購入です。形はとっても小ぶりで
一串30円です。こんにゃく・ちくわに後もう一種類あったような。。。。。
今回はこんにゃくを試してみました。
d0007875_18591234.jpg

 で、知人は「そうそう、この味、懐かしいなあ~旨い!」
 正直、微妙な心境でした。これはさすがに厳しいのではないかと。
恐る恐る一口・・・・
d0007875_18594560.jpg
おお!新たな世界の幕開けです。味噌とカレーが
マッチした立派な「味噌カレーおでん」ですよ。最初にカレー風味が
広がり、徐々に味噌の存在感が増してくる、そんな味わいです。
私は青森市の育ちなので、生姜味噌おでんで育ちましたが、味噌と
カレーも相性は抜群ですね♪
あっ、でも考えてみたら味噌カレー牛乳ラーメンも大好きだから抵抗
無いのかもしれません。
ただ、東京からお連れしたお客様も「旨イ!」とおっしゃっていたので、
間違いは無いかと思います。
d0007875_1901437.jpg

 お店の看板には「味噌おでん」と書かれているので、知らずに食べると
ビックリするかもしれません・・・。お店の名前は「秋食堂」さんだそうです。
(津軽鉄道芦野公園駅近く、3件ほどある食堂のうち、国道から一番
離れた所にあるお店です。)
 今度はちくわを試してみたいと思います♪

byノブchan
by marugoto_aomori | 2008-06-27 19:02 | ちょっと「立ち寄り」 | Comments(5)

生きた土が野菜を育てる~はまなす生産組合

皆さんは野菜、ちゃんと食べてますか?
…なるほど、食べてますか。それは良いことですね。
じゃあその野菜は「どんな」野菜ですか?

うーん、と悩んでしまい、訪れたのが横浜町にある「はまなす生産組合」さんです。
有機栽培を初めて23年、ここで栽培する野菜はJASの有機農産物に認証されています。

はまなす生産組合さんでは、きゅうり、トマト、大根、パセリ、にんにく、ちりめんキャベツなど、さまざまな作物を栽培しているのですが、まずハウス栽培の作物のエリアを見せていただきました。
d0007875_11234741.jpg
ぱっと目に付いたのは、ハウスの間になんだか無造作に生えている雑草…これって、作物に影響はないんですか?普通はもっとこう、きれいに刈り取られているような…
d0007875_11242915.jpg
代表の鈴木さんによると、「野菜につく害虫が増えると天敵がやってきます。雑草はその天敵が(さらなる天敵から)隠れる場所になるのです。雑草にも役割があり、作物とあわせてコントロールしています。」とのこと。

お話を伺っている途中で、きゅうりを一本いただきました。最近主力になっているブルームレスではありません。カボチャなどへの接ぎ木もしていない自根のきゅうり。持つとトゲが痛いくらいにあって、少し曲がっています。昔のきゅうりはみんなこうだった気がするのですが、どうでしょう。
d0007875_1125753.jpg
折ってみると、ああ、水がしたたるような瑞々しさです。きゅうりらしい香りが辺りに漂い、そして食べると考えている以上に甘い!普通きゅうりの端の部分は苦みがあったりするのですが、全くそういうこともありません。歯応えもあって、なんだか懐かしい感じです。
d0007875_11264017.jpg
そして驚いたことに、このきゅうりは一度折ってから元のようにつなげると、横に持って手を離してもくっついたままになります。細胞が細かいからできる芸当なのだとか。

鈴木さんが言うには「土もあまりいいものばかり入れてもだめなんです。有機栽培の財産は土の中の微生物で、いい菌と悪い菌、とりまぜてたくさんいるのが良い。自然のままで育てることで、何か(病気など)あったときの抵抗力がつきます。」

ここで、その前に訪れた、同じく無農薬で野菜を栽培しているTさんのお話を思い出しました。「水が作物に入っていくのだから、水が汚れるようなものは使わない。土の中にいるたくさんの微生物を殺すようなものを使ってもいけない。」

自然を人間の都合に従わせるのではなく、自然に合わせて、昔からの知恵を活かして作った野菜…と考えていたら、“滋味”という言葉が頭に浮かびました。

「滋味」 栄養があって味のいいこと。栄養豊富でおいしい食べ物。(大辞泉)

慈しむように育てられた野菜に自然の水がしみ込んだ味…そんな想像をすると、なんだかしみじみとうまい野菜であるなぁ、と感じます。

そんな野菜を”知りたい”のなら、はまなす生産組合さんで行っている消費者と生産者の交流会に参加してみてください。今年の開催は7月13日。青森の大地に育まれた野菜を知れば、きっともっと野菜を、青森を好きになれるんじゃないかと思います。

ちなみに八戸市のオステリア・デル・ボルゴさんでもこちらの野菜を使っていますので、まずは味わいたい、という方はさっそく予約しましょう(笑)

by くどぱん!

■はまなす生産組合
 青森県上北郡横浜町字上イタヤノ木1
 TEL.0175-78-3104

<消費者と生産者の交流会>
  開催日:平成20年7月13日(日)
  受 付:9:00~10:00
  開 催:10:00~13:00
  参加費:500円(昼食あり)
  ※詳細ははまなす生産組合へお問い合せください
by marugoto_aomori | 2008-06-26 11:43 | おいしい食材 | Comments(3)

うまのにく

津軽と南部の文化の違いを伝えるとき、
私はよく馬肉の話を引き合いにします。
津軽に生まれ育った私にとって馬肉は「ハレ」の食べ物。
何かの機会に父親が手に入れた馬肉を刺身で食べるのが嬉しかったものです。
一方、生粋の南部人、例えば”義人”に話を聞くと様子がまったく異なります。
彼は日常的に馬肉を食べていたと言い、
すき焼きと言えば馬肉が当たり前だったとも言います。
そして今もごく普通に食べる「ケ」の食べ物なわけです。

そんな私も馬肉を食べる機会が増えるにつれてその魅力を知り。
最近では無性に馬肉を食べたくなる時があります。
先日も馬肉が食べたい周期に差し掛かった私は、
4月に東京から青森にやってきた同僚に、
「青森の馬肉料理を食べたことある?」と尋ねてみると、
けっこういろんなものを食べている人にもかかわらず「ない」と答えるので、
「それは良くない。すぐにでも食べに行くべき!」と半ば強引に誘って、
青森市の”吉兆”へ行ってきました。

d0007875_1749863.jpg
席について通しで出てきたのが「煮込み」。
しょっぱなから馬肉全開なところに好感を持ちます。
そして、まずは基本の馬刺しから注文。
余分な脂肪のない赤身で構成される馬肉の刺身は、
噛んでも動物性の脂の嫌な感じがないのでとにかく美味しい。
続いて頼んだユッケがまた最高で、
ユッケにしたことで食感が優しくなり肉の美味しさをストレートに味わえる感じ。
馬肉の真価は「生」にある!そう感じました。d0007875_1756149.jpg

次に頼んだのが馬肉のバラ焼き。
初めて食べたこれがびっくりするほど美味しいのです。
絶妙なタレが上手に馬肉と玉ねぎの美味しさを引き出していて、
ご飯があったらお代わりしていたであろう美味しさ。
馬肉の真価は「焼き」にある!そう感じました。d0007875_1804827.jpg
d0007875_17571422.jpg

最後に頼んだのはもちろん鍋。
鍋の中で肉とキャベツが上手に味付けされていくこの美味しさは馬肉ならでは。
特にこの味噌風味は青森県南部地方ならではものとも聞きます。
一緒に添えられる南蛮漬けの辛さがまた最高。
馬肉の真価は「煮」にある!そう感じました。d0007875_17574059.jpg

津軽地方の人には必ずしも馴染みのない馬肉ですが、
間違いなく美味しい青森の食文化の一つです。
青森市内でも食べることができるのは嬉しいことです。

■馬肉料理「吉兆」
住所:青森市本町2丁目8-1パークハイツ本町1階
電話:017-776-2850
営業時間:昼11:50~14:00 夜17:00~22:00
※昼はランチメニューの営業です。
定休日:月曜日 

by YOSHIHITO
by marugoto_aomori | 2008-06-25 18:02 | ちょっと「立ち寄り」 | Comments(6)

むつ市でランチ Primo Piattoプリモピアット

むつ市のグルメストリートを極めたい!

先週、むつ市へ。
今回は青森駅から電車に乗って下北駅へ。

以前から気になっていた通りが一本。
自動車で走るとどうしても見逃してしまったり、立ち止まったりすることがなかなかできないので、今回はいよいよゆっくりと徒歩で散策です。

ゴールはプリモピアットさん。
それまでは歩道もないような道をキョロキョロと進みます。

おっ!ココは? と気になるお店をカメラでパシャリ!
これがあのお店か!と次に必ず行くぞと心で約束しながらまたパシャリ!
どうやら時速4kmのスピードは探検気分のワタシにピッタリだったようです。

たっぷり気になる通りの気になるお店をチェックし、プリモピアットさんに到着。
d0007875_1203240.jpg

店内は明るくて、ちょっとポップ。
白基調のインテリアに綺麗な赤色が映えています。
d0007875_12114.jpg

2006年8月にオープンし、もう少しで2年目の新しいお店。
パスタはもちろん、オムライスもこのお店の自慢メニュー。
ランチは、店主が毎朝仕入れる旬の食材を組み合わせながら、日替わりでメニューを決めています。
この日のランチはコレ。
d0007875_1212581.jpg
どれも気になるところでしたが、下北らしい「菜の花」にひかれて、
チョイスは、
Aランチ「ベーコンとイカ 菜の花ペペロンチーノ」!

厨房からおいしそうな香りが立ち、パスタの茹で上がりを伝えるタイマーが鳴ります。
サラダとバケットがテーブルに並べられ、パスタの登場です。
d0007875_121586.jpg

菜の花が見えないな、と思っていたらパスタの下にたっぷり。
ソティされた菜の花がスープに浸かってジューシー。
d0007875_1223682.jpg
アルデンテのパスタと菜の花の食感を交互にいただく至福の時間。
ベーコンとイカってお似合いだよなぁなんて思って食べているうちにもう完食。

一息ついたら、デザートとコーヒーが並べられました。
d0007875_123554.jpg
本日のデザートは、マンゴームースとチーズケーキ。
さわやかで南国の甘さを感じるマンゴーとしっとりコクのあるチーズケーキ。

静かに味わっているうちに、次々と女性のグループが入店されて、あれよあれよで
お店の中が大忙しになっていきます。
女性に人気のお店のようでした。

人気のオムライスは次の機会に。
まだまだ気になるむつ市のグルメストリートをもっともっと探検していきますよ!
byなおき

<データ>
 住所:むつ市昭和町23−4(地図はコチラ)
 電話:0175-22-8567
 時間:11:00~14:00(L.O)
    17:00~20:30(L.O)
 定休:毎週月曜日(休日の場合は翌日)
by marugoto_aomori | 2008-06-24 12:05 | 青森食べ歩き | Comments(6)

奥津軽虫と火まつり

ちょっとドライブがてら五所川原方面へ。
すると岩木川の河川敷に何やら巨大な龍が・・・。
立ち寄ったお店に張られていたポスターを見ると、
今日は「奥津軽虫と火まつり」の日ではないですか!!

ということで、日が暮れるまで、つがる市のベンセ湿原を散策したり、
温泉に入ったりして過ごし・・・。
交通規制も始まった6時頃に、五所川原へ戻りイベント会場へ。
すると、グットタイミングに、町の方から河川敷に向かって来た
「虫」の山車、虫行列、白装束で御神火を運び歩く若者、お山参詣のお囃子!!
d0007875_11532060.jpg

d0007875_1153402.jpg


最初はチラホラだった人も、日が暮れ出すと少しづつ増し、出店も繁盛し、
河川敷のコンクリートの階段は満席状態に。
真夏のような日中の陽射しが嘘のように、徐々にブルブルと震えるほど寒くなり・・・。
湯冷めしてしまう~~という状況の下、せっかく来たんだし・・・と、
じっくりイベントを見守ることに。

さて、この虫送りですが、津軽西北地方の各地に残る
稲を病害虫から守ることを目的に伝わる慣習です。
その起源は今から250年ほど前の元禄時代。
この地方に「イナゴ」の大群が押し寄せて稲作が全滅したところから
その対策に頭を悩ませた末、大きな木彫りの竜型の頭に稲わらで編んだ胴体の虫を作り、
村中の若者たちがこれをかついで賑やかな囃子とともに村中を練り歩き、
五穀豊穣と病害虫、悪疫の退散を祈願したものと伝えられています。
虫送りの「虫」は龍蛇体状の物で頭は主に木造り、胴は藁で造られ、
大きい物では10メートル、小さいものは1メートルぐらいです。

d0007875_11541816.jpg


それを、五所川原市の祭りとして行うようになったきっかけは、
会場アナウンスによると・・・
昭和39年8月4日、津軽華子様がご成婚のご報告のため、
種里八幡宮と遠祖大浦光信公のご霊屋にお参りをされたあと、
五所川原市にお立ち寄りになったとき、西北五地区の「虫」を岩木川原に集めて、
慶祝の意を込めてご覧に入れたのがきっかけ・・・なんだそうです。
その夏の虫送りは、平成10年頃から日を改め、6月第4日曜日に開催され続けています。
形や色は変化しているようですが、胴体が1メートルもある大きなものや、
口から火を噴くものなど、観る人を楽しませてくれました。

火まつりは、五所川原青年会議所により昭和48年から新たに企画された祭りで、
御神火にてその身体を清め、豊饒の守り神をまつる儀式を古式に則り、風雅に行うもの。
白装束・鳥帽子・わらじをまとった若者が御神火を運び歩いた後、虫送り同様、
岩木川河川敷に集まり、神楽や荒馬などが行われます。

d0007875_11543651.jpg

d0007875_11545491.jpg


「天下泰平、ヤッサー」、「国家安泰、ヤッサー」、
「五穀豊穣、ヤッサー」、「悪疫退散、ヤッサー」と
力強い独特の掛け声が唱えられると、
いよいよイベントというより伝統行事というような雰囲気が増してきます。

神官による神事の最中はアナウンスも控え、
観客にも私語を慎むよう促されます。
神事の後、一般の人も1メートルくらいの虫を
御神火に投げ入れるお祓いに参加することもできます。

d0007875_11551857.jpg

d0007875_11553217.jpg


その後、いよいよ高さ20メートルもの巨大な虫が御神火によって昇天。
寒さをこらえてこの瞬間まで待ってて良かったと思えるほど
ダイナミックに口から火を噴き、昇天する龍のような虫。
昇天すると観客から「待ってました」とばかりに歓声が上がり!!

d0007875_11554943.jpg


最後には三々七拍子で、無事、今年の豊年満作が祈願されました。

神事も行う伝統行事なので、賑やかなお祭りとは一風違いますが、
ある程度、観客を退屈させないよう荒馬やお囃子などのステージを次々と見せながら、
8時40分頃まで行われた長いイベント「奥津軽虫と火まつり」。
ダイナミックな昇天は、寒さを吹っ飛ばすほど、見ごたえがありました。

d0007875_11561024.jpg


偶然にしては、凄い祭りに遭遇し、ラッキーでした。
by Kuu
by marugoto_aomori | 2008-06-23 11:51 | 青森の旅 | Comments(8)

「バナナ最中」のアニバーサリー

津軽の風土菓子「バナナ最中」に心を奪われ(笑)、
「まるごと青森バナナ最中研究所(MBM研究所)」を開設したのが昨年7月。

それ以来、成果らしい成果はありませんでしたが(笑)、
先日、とうとう新たなバナナ最中を発見するという快挙を成し遂げました!

まずは「古川菓子舗」のバナナ最中(110円)。
ひろぽん研究員が平川市尾上で見つけてきてくれました。
d0007875_0251871.jpg

このバナナ最中の最大の特徴は最中の皮が薄いこと。
薄いのに”しない(←方言ですよ)”この皮は、
どちらかというと甘さが抑えられ、
ホクホクというよりネットリ感の強い白餡をしっかりと包み込んでいます。
お店の場所は、なんと、あの大十食堂の近く。
大十には結構行ってるのに・・・ショック。

そして、私が見つけたのが「石崎弥生堂」のバナナ最中(100円)!
扁平な形が独特で、
甘みも香りも後を引く白餡は、
なんとなくザラザラしていてとろみがある独特の食感でした。
d0007875_0293311.jpg

知っていますか?
石崎弥生堂とは、あの「縄かりんとう」で有名な老舗なんですよ。
「縄かりんとう」でお邪魔した際には気づきませんでしたが、
たまたまお店の前を通りかかったら、
ガラス戸越しに「特製バナナ最中」の文字を見つけてしまいました!

ご主人によれば、
お母さんが嫁いで来た昭和20年頃にはすでに販売していたのだとか。
今は息子さんが中心となって、
昔のままの味を守っているのだそうです。
う~ん、これまた不覚!!
バナナ最中研究所長失格です(笑)。

さて、これまで何度もご紹介しましたが、
バナナ最中とは、
バナナ型の最中の皮にバナナ風味の白餡を詰め込んだ和菓子です。
バナナが高価な果実だった頃、
この香りと甘味を手頃な菓子にできたら喜ばれるだろうと、
津軽の菓子職人達が苦労の末に作り出した郷土菓子で、
津軽地方と秋田県北(大館)だけに存在する貴重な和菓子なのです。

4軒しか残っていないと思われたバナナ最中は、
たくさんの方々のご協力によって、
今ではなんと10店で作られていることが明らかになりました。

10店見つかった記念として、
「バナナ最中サミット」を開催するべきかもしれません(笑)。
by 義人

【バナナ最中情報】(ブログ掲載順)
 ■いなみや菓子店(弘前市)電話:0172-32-0667
 ■甘榮堂(青森市)電話017-734-3730
 ■旭松堂(弘前市)電話0172-32-4023
 ■緋炉弥(弘前市)電話0172-27-3232
 ■煉屋屋(秋田県大館市)電話0186-42-2405
 ■岩山菓子舗(鰺ヶ沢町)電話:0173-72-7543
 ■ふくや菓子舗(板柳町)電話:0172-73-2662
 ■柿崎菓子店(板柳町)電話:0172-73-3384
 ■古川菓子舗(平川氏)電話:0172-57-2206
 ■石崎弥生堂(弘前市)電話:0172-35-5753

【バックナンバー】
 □いつまでも食べたい津軽の風土菓子「バナナ最中」
 □ 「バナナ最中」再び! 
 □三度登場!「バナナ最中」
 □まるごと青森の「バナナ最中研究所」
by marugoto_aomori | 2008-06-20 12:01 | あるあるこんなもの | Comments(26)

第3の黒石やきそば = 「おでん焼きそば」

さすがは黒石。まさに焼きそばの聖地!

もうだいぶ前になります。
d0007875_1263250.jpg

藻川屋さんで初めて黒石の焼きそばをいただき、その平太麺にソースがたっぷり染み込んだ味におおっ?と思い、そこから・・・。
怒濤の一日5連チャンを続け、黒石やきそばの奥深さと各お店の特徴なんかもわかってきて、黒石ってホント焼きそばを出すお店が多いところだなあ、なんて思っていたら。

そう、「つゆ焼きそば」。
d0007875_1273552.jpg

ビックリするようなものに出会い、ソースと醤油が出会う新しい味覚の世界にすっかり参ってしまい、またここからつゆ焼きそばを食べ歩き、ある意味、黒石焼きそばはつゆ焼きそばも含め、ワタシの中でしっかりと整理され、形作られたと思い、探求心も満たされたなぁ、なんて思っていたら、

「実は、切り札に『おでんやきそば』ってものあるんですよ~!」
という黒石のM氏の話に、、、
「・・・・、、、な、なに? お・で・ん・や・き・そ・ば?」
「・・・・、、、え~~~っ!!!」
とコンプリート気分を一気に崩され、夜しか食べられないというその復活のやきそばをいつかはきっとと、ずっと機会を待っていました。

黒石市内の様子を子ども視線で言えば、
黒石中学校学区(黒中学区)、と中郷中学校学区(なか中学区)とがあり、なか中学区の昔の子どもたちが食べていたのが「つゆ焼きそば」。
そして黒石のM氏がワタシに話すこの「おでんやきそば」はもう一つの雄である黒中学区の子どもたちが食べていたもの。

今から40年ほど前に黒中学区のあたご様のおかあさんが手前にちっちゃく焼きそばの店を出していて、ここに黒中の子どもたちはカイグイに来ていました。
コチラには玉ねぎだけのシンプルな焼きそばとおでんがあり、腹ペコの中学生は、焼きそばにおでんを乗せて食べていました。それがおでんやきそば。

このおでんには甘めに味付けされた「からし味噌」がかかっていて、もちろんおでんの引き立て役でしたが、実はこのからし味噌。
なんと、黒石焼きそばもメチャメチャ引き立てる味噌でした。

腹ペコだけどお金がないときには、黒石焼きそばにこのからし味噌だけ乗せて食べていたほどの当時の黒中生徒のウルトラソウルフード。

このくだりは、その後何度となく聞かされ、聞けば聞くほどに、からし味噌と焼きそばのコラボを確認したい、という欲求が高まるワタシ。

そして、いただきました!
「おでんやきそば」
d0007875_1292088.jpg


さすがに今は玉ねぎだけ、とはならず普通の具が入った焼きそばですが、
このからし味噌と黒石やきそばのコラボは子どもたちがハマル理由がよくわかります。
新しい味なのに絶妙のコンビネーションです。
もっともっと食べたいのに、その日は既に焼きそば店に5軒ほどいった後。
それでもこの味はアリです♪ 絶好調の時ならおかわり状態だったのにとプチくやし。

なか中学区では「ソース」と「醤油」が出会い、ここ黒中学区では「ソース」と「からし味噌」が出会う。

さすがは黒石、焼きそばの聖地。
byなおき

<データ>
店名:サンティール
住所:黒石市横町24-7 よされ横丁
電話:0172-53-1731
時間:19時~01時(夜だけの営業です)
摘要:お酒を飲まないお客さまOK、焼きそばだけでもOK。
   あったかいほうじ茶も出してくれます。

<近々、サンティールさんが「おでんやきそば」を持って出店するイベント>
■青森市産業会館に出店
 7月12日(土)10時~17時
 7月13日(日)10時~16時
 イベント名:シャープグランドフェア
■黒石こみせに出店
 9月13日(土)10時~16時
 9月14日(日)10時~15時
 イベント名:こみせまつり
by marugoto_aomori | 2008-06-19 12:13 | 青森食べ歩き | Comments(10)

大畑線キハ85動態保存会

本日、昼12時20分NHK総合に登場します。しました。

週末、むつ市大畑へ。
ようやく会いたい方々に会えました。
その方々の会の名は、「大畑線キハ85動態保存会」

2001年の3月31日で廃止となった下北交通大畑線を何らかの形で車両の動態保存が出来ないかと模索し、とうとう関係者からの支援もあって、それを実現した方々です。
d0007875_1191438.jpg

鉄道模型を作ったり、鉄道旅行等が好きなJAL関連会社の社員とJRの社員などで構成されています。お住まいは東京の方々ばかり。
月に一度、基本的に4月~11月までの毎月第3日曜日が一般公開と運行を行う日となっていて、ここ大畑にはるばる集まっては300メートルほどの線路で運行をしている鉄道が大好きな方々です。d0007875_1110514.jpg

さらにはエンジンのメンテナンスから保線までなんでも行っています。

一人一人のなぜここまで鉄道に入れ込むようになったのかを聞くにつれ、そのお話が面白くて面白くて、ゆっくりとお話を伺えば伺うほど鉄道に入れ込む熱いものが伝わってきます。

仲良くなってお昼をご一緒に。
もう5年以上も通っている大畑の町。
やっぱり知っていました、コチラの魅力を。
いろいろと候補があった中、行った先は「御食事処らーめんおふくろ」。
d0007875_11102678.jpg
L型をした店内は、大畑の町の規模からすればかなりデカイ!
昼時でもあったとは思いますが、スゴイ人・人・人。盛り上がっています(笑)
ずらりと並んだ小上がりの奥にはもう一つ食堂があるようなそんな作り。

d0007875_11105278.jpg

名前にあるとおりらーめんの美味しいお店と御案内されましたが、やはり大畑はいかの町。気になるメニューたくさんです。

d0007875_11111073.jpg
↑写真 「いか唐揚げカレー」850円 イカが一匹まるまるはいります。秋になるとさらにデカイんだとか(笑)

d0007875_11133095.jpg
↑写真 「醤油ラーメン」450円 さっぱりした味。毎日食べられる慣れ親しんだ味

d0007875_11161455.jpg
↑写真 「いか野菜炒め定食」790円 イカがゴロゴロ、野菜がモリモリ、大畑のイカ満載です。

あっ、テレビがもう始まりますね。
保存会のみなさんの活躍を見るのが楽しみです♪
byなおき
by marugoto_aomori | 2008-06-18 11:22 | 青森の旅 | Comments(10)

「りんごを描く」展、弘前市立博物館で開催中

日本一のりんごの生産量を誇る弘前市にある弘前市立博物館では、
現在、小柳吉次さん(弘前市出身、昭和18年生)のボタニカルアート展、
「りんごを描く」を開催中です。
d0007875_8265137.jpg

小柳さんはNHKのお仕事を数多くしており、
小柳さん執筆のNHK趣味百科「植物画を描く」(1997年発行)は、
NHK出版の書物の中で一番売れた本と言われていて、
日本において植物画の流行を作った人とも言えるんです。
拓殖大学卒業後、就職しますが、教師を目指し武蔵野美術短大へ進みます。
拓殖大学の頃から絵は描いてましたが、
NHKが「趣味の園芸」のイラストを描く人を探しているということで
小柳さんに声がかかり、それから植物画の世界へ。
植物図鑑や塗り絵の絵などを得意とし、花や葉の大きさ、数、色なども
現物をそのまま原寸大でみずみずしく描き取っています。
今回の見所は、弘前市立博物館の発案で小柳さんに描いてもらった
本邦初公開の「りんごの花」20種類の植物画。
d0007875_8272938.jpg

小柳さんは実際に「りんご公園」に3年前から通い、
モノサシで、花やつぼみ、葉の大きさを計り、
本物と同じ色を付けるという、繊細な作業の末、完成させました。
今回はその完成披露も兼ねた展覧会となっています。
原寸大のりんごの花の絵の下に付けられているキャプションには、
どんなりんごの花なのかが理解できるように、名前だけではなく、
りんごの実のカラー写真も付けてあって、
「世界一の花は、やはり大きいんだ~。種類によって花の色も違うのね」と、
ついつい時間を忘れてしまうほど見入ってしまいます。
d0007875_8275277.jpg

その他の植物画26点についても、構図にこだわり、
背景のあるものも数点あり、現物をそのまま描き取っているのに、
個性を感じさせる作品ばかりです。
洋画も植物画も描いている小柳さんならではの表現力が見て取れます。
はがき半分程のペン点描画5点も展示しているのですが、
1枚、1週間かかって制作されているんですって。
細かい点で描かれているため、虫眼鏡も用意するという心配りも!
d0007875_8282393.jpg

その他、夢と現実が混在しているような油絵15点。
d0007875_8284419.jpg

じ~~っと見ていると動物のようなものが見えるような気になったり、
背景に銀箔を貼っていたりと、圧倒的な迫力と独特の存在感があります。
小柳さんの作品の公的な場での個展は、今回が初めて。
それだけに、小柳さん選りすぐりの自信作が並んでいました。

また、常設では「津軽の歴史展」を開催中。
初代藩主津軽為信の統一から12代昭代の廃藩までの津軽の歴史を概観しています。
現在は、禅林街の長勝寺が工事中ということで、
2~3年前から長勝寺からお預かりしている「津軽為信木像」(慶長12年、1607年)などが展示中。
d0007875_8291019.jpg

「津軽為信木像」は、為信公が在京中、自ら都の仏師に作らせたものと伝えられており、
普段は明るい場所で見ることができません。
工事が終了すれば、タイミングを見て、長勝寺に戻ってしまいますので、
本当に貴重な機会ですよ!!

また、ここの博物館は前川國男建築でも有名です。
しかも、清水建設時代の最後の前川作品。
公園の片隅にお邪魔しているというコンセプトで設計されたため、
一本も木を切らずに建てられました。
d0007875_829381.jpg

前川氏はここのロビーからの眺めを大変気に入っておられて、
ロビーのソファーに腰掛け「櫓と岩木山が見えて、ここからの眺めが一番好きだ。
いいなあここの景色は。」と語っていたそうです。
d0007875_8354348.jpg
d0007875_8355824.jpg
d0007875_8361978.jpg

市内の60歳以上の方(平成21年度から65歳以上)、小中学生、留学生は無料のため、
ロビーでセルフサービスのお茶を飲みながら寛いでいる年配の方の姿が目立ち、
弘前公園と一体化した散策ルートの定番になっているようです。

「りんごを描く」は7月13日まで開催しています。
企画展ごとに記念スタンプもあるので、コレクションするのも楽しいですよ。
By Kuu

《りんごを描く-小柳吉次展-》
会期:7月13日まで開催(6月23日、30日、7月7日休館)
会場:弘前市立博物館  弘前市大字下白銀町1-6 弘前公園内
  0172-35-0700
  9:30~16:30
観覧料:一般280円、高大140円、小中80円
by marugoto_aomori | 2008-06-17 08:52 | 青森のアート | Comments(5)


青森の観光・物産・食・特選素材など「まるごと青森」をご紹介するブログ(blog)です


by marugoto_aomori

プロフィールを見る

検索

カテゴリ

全体
おいしい食材
あるあるこんなもの
青森の旅
ちょっと「立ち寄り」
青森食べ歩き
手しごと
東京の「あおもり」
街歩き
青森のアート
青森人
その他
未分類

最新のコメント

ぷるみえさん、いつもご愛..
by marugoto_aomori at 20:46
こんにちは。 いつも楽..
by ぷるみえ at 08:55
そうですね。地元の食材を..
by marugoto_aomori at 12:48
はじめまして。 検索し..
by saku at 14:03
> 通りすがりの隣県民さ..
by marugoto_aomori at 19:10

最新のトラックバック

http://venus..
from http://venusco..
venussome.co..
from venussome.com/..
venusgood.co..
from venusgood.com/..
whilelimitle..
from whilelimitless..
http://while..
from http://whileli..

タグ

(421)
(272)
(242)
(160)
(125)
(110)
(92)
(88)
(86)
(80)
(73)
(71)
(67)
(52)
(50)
(40)
(38)
(34)
(31)
(21)

以前の記事

2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
more...

【お知らせ】

○まるごと青森Facebookページ始めました。登録がある方はもちろん、ない方も登録して下記ページで「いいね」のクリックして、まるごと青森ブログともどもご愛顧をよろしくお願いいたします。
まるごと青森FBページ

○記事に登場する人物・制作物等一切の内容に対する誹謗中傷や記事の内容に直接関係のないコメントやトラックバックについては、削除いたします。あらかじめご了承ください。

記事ランキング