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青森ふるさとベーカリー8 ~パン工房ビリオンの『油パン』 ~

野辺地町の方から『伝説の油パンが復活』という情報をいただきまして、訪問させていただいたパン工房ビリオン

ビリオンは、野辺地町で三代続くパン屋さん。
和菓子屋の岡田製菓からスタートし、二代目から岡田製パンへ。岡田製菓の時代から数えると現在の岡田秀大さんが四代目となります。
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岡田さんの話では、昭和30年頃から野辺地高校の購買部でもパンの販売をしたのではないかということです。
岡田製パンとしての初代の時に考案された油パン(137円)は、当時、高校の購買部でも大人気の商品。
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現在、50代から60代くらいの方達が野辺地高校に通っていた時代に、購買部でとにかく良く売れ、木箱で3箱、満杯になるだけ持って行ったということですから、その数おそらく1日200個!!

さて、油パンというストレートな名前のパン。
どんなパンかというと、あんパンを焼いてから更に揚げ、砂糖をまぶした素朴なパン。
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パフッとした生地の食感と自家製の練餡の甘さとが絶妙で、口の周りを砂糖だらけにしながら、パクパク、パクパク(笑)♪
揚げたては、更に皮がパリッとするそうですので、揚げたてを食べたい方は注文してから出掛けるのがオススメです。

当時を知る野辺地町の方によると、「学校給食にも使われることがあり、油パンが出る日が待ち遠しかった。高校の購買部ではすぐ売り切れていた。野辺地高校同窓会が仙台で開催された時は、油パンを持って行き、みんなに懐かしいと大好評だった」とのこと♪

この油パン、時代の流れで20年以上も姿を消していたそうですが、平成22年5月、お客様の強い強いリクエストにお応えして復活!!

懐かしい昭和の味、油パンはビリオンと「元気のへじプラザ」で火曜日と金曜日に販売しています。

その他にもビリオンでは、整腸、利尿効果があるといわれている野辺地名物「かわらけつめい茶」を使ったパンやお菓子の製造にも力を入れています。
どれだけ力を入れているかというとプリン、ドーナツ、マドレーヌ、ラスク、メロンパン、食パン…など13種類。
卵を使っていないかわらけつめい茶プリンは、アレルギーの方にもオススメの一品。
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特製カラメルソースをかけていただくと、ほんのりとしたお茶の風味とソースの甘味でホッとする味でした♪

野辺地に出掛けたら、昭和の味「油パン」、かわらけつめい茶のパンやお菓子はいかがですか。
by Kuu

【パン工房ビリオンの「油パン」】
「油パン」のパン年齢 昭和40年代後半誕生の35-40歳くらい
野辺地町字前田18-1 0175-64-9613
7:00-19:00(商品がなくなり次第終了)
定休日 日曜

元気のへじプラザへの出店販売は、火曜日、金曜日
by marugoto_aomori | 2011-03-31 08:56 | ちょっと「立ち寄り」 | Comments(1)

松葉堂まつむらの『干梅』

先日ご紹介した青森の梅干の定番スタイル「いしたのしそ巻梅漬」
その梅干を一回りだけ大きくしたお菓子『干梅』のご紹介です。
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明治時代から四代100年以上の歴史を持つ「松葉堂まつむら」は、黒石のこみせ通りにあります。
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創業当時からある干梅は、ここが元祖ともいわれており、白餡を求肥でくるみ、赤紫蘇で丁寧に包んだ銘菓。
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塩漬けにした赤紫蘇の酸味・塩味、香りと歯応えに加え、しっとりクリーミーな白餡の優しい甘さは絶妙です♪
白餡は薄い求肥でくるまれているのですが、本当に存在を感じないほど薄く、肉眼でようやく見える程度。
その薄い求肥を境に、赤い紫蘇の色と真っ白な餡のコントラストが美しく上品に仕上がっています。
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梅は入っていませんが、地元では昔から梅干菓子(めぼしがし)と呼ばれて親しまれている干梅。
現在、代表を務める松村久美子さんが先々代から「紫蘇巻き梅干のお菓子版だから干梅」と教えてもらったことがあるそうです。
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この干梅に似ているお菓子に、太宰治のふるさと五所川原市金木地区で多く残っている「甘露梅」があります。
こちらは白餡ではなく、小豆餡が入っているのですが、昔は梅干菓子と呼ばれていたということですから、おそらくルーツは一緒かなぁって思っています。(金木町観光物産館マディニーで購入できます)
ルーツ、ご存知の方、情報お待ちしております!!

さて、松葉堂まつむらの干梅は、お店(電話、ファックスにてお取り寄せ可能)のほか、イベントの際には津軽黒石こみせ駅などで購入することができます。
また、インターネット「まごころふるさと便」でもお求めいただけます。
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大正4年、大正天皇が黒石の大演習にお成りの際にもお買い上げになったという黒石名物、松葉堂まつむらの干梅。
創業以来、製法を変えることなく作られている添加物なしの安全安心の津軽のお菓子はいかがですか。
by Kuu

【松葉堂まつむら】
黒石市中町30
tel 0172-52-3574
fax 0172-52-2213
8:00-19:00(不定休)
by marugoto_aomori | 2011-03-29 14:18 | あるあるこんなもの | Comments(0)

山野草が開花しました ~お山のおもしえ学校~

突然ですが、この小さな白い花、一体何の花だと思いますか?
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実はこれ、イワヒゲというツツジ科の高山植物なんです。通常、この花が咲くのは7月頃ですが、何と現在、実際に咲いているのです。
季節外れ(?)の花が開花しているここは、黒石市大川原地区にある「お山のおもしえ学校」にある観光山草園「どだれ鉢」です。近くの大川原温泉の廃湯を利用した温室で、100種類ほどの山野草が栽培されています。
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3月末なのに、気温も5度くらいにしかならない寒い日でしたが、室内気温は25度! 電気も灯油も使わず、温泉熱だけでこの気温。まさに究極のエコというわけです。「訪れる観光客の方に、少しでも早く山野草を楽しんでいただきたい」ということで、昨年7月に山草園はオープン。温泉熱を利用した実験を行ってきたのです。そして今、その試みが見事に結実。多くの山野草が1か月半から2か月以上も早く、可憐な花を咲かせています。
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(クリックすると、ちょっと大きくなります。)
イワヤツデ、クモマグサ(赤・白)に・・・
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ツルハナガタ、ヒナソウ、ヒマラヤこざくら・・・
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ミネズオウと・・・えっとすいません、忘れてしまいました。こうした色鮮やかな花に、心もなごみます。外はまだまだ冬ですが、山草園内には春の雰囲気。「来て良かった。花を見て気持ちが明るくなった。」と、来ていたお客さんも大満足です。

この「お山のおもしえ学校」は、廃校となった昔ながらの木造校舎を大切に保存し、そして、来た人が楽しくなるような場所を目指して開校されたものです。板張りの廊下や教室には所狭しと昭和の時代ものが数多く展示され、誰もが懐かしさを感じることができる場所です。この学校については、またの機会に紹介したいと思います・・・が、1点だけお知らせです。
この土日、学校の福士収蔵校長先生の手打ちそばがスタートしました!
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地元でとれた野菜や山菜の小鉢つきで600円(天ぷらは別料金です)。正直言って・・・すごくおいしいですよ!!
by ハッピーハンド

※手打ちそばは、土日祝日のみ(限定20食)です。また、イベントも随時開催していますので、電話でご確認ください。

<お山のおもしえ学校>
黒石市大川原字門尻47-1
0172-54-2505
開校時間 9:00~16:00
休校日 毎週火曜日(4月から)
入校料 大人100円 小人50円(小学生以上)
by marugoto_aomori | 2011-03-28 14:35 | ちょっと「立ち寄り」 | Comments(0)

青森ふるさとベーカリー7 ~パンロワールの「マヨネーズパン」

d0007875_13364493.jpgパン1個37円。
これは昭和の話ではありません。現在のお話です。

その主人公は弘前市・パンロワールのマヨネーズパン。
お店の誕生は昭和52年と比較的新しめですが、オープンベーカリーと呼ぶのでしょうか、袋に入っていない焼きたてのパンを棚に並べて販売する、というスタイルを弘前市で始めたのは、こちらのお店だろうと思われます。

右の画像は開店当時の本店。
私は実家からほど近い場所にあった富田店に行っていたのですが、そのたたずまいはなんだか洒落た感じで、シャイな私は当初、入るのをためらったほどでした。
(※富田店は昨年、残念ながら閉店しました)

そんなシャイな私に福音がもたらされたのは中学のある日、母親の手によってでした。
「新しいパン屋のパン買ってきたよ」と言うその紙袋の中には何種類かのパンが入っていたのですが、目を引いたのは5つくらいだったでしょうか、ビニール袋に入れられた、ころんと可愛いパン。
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これは何かと尋ねたら、返ってきた答えは「マヨネーズパン」。
…パンにマヨネーズ?何をおっしゃる、マヨネーズはアスパラなりブロッコリーにつけるものでしょうが。

しかし、現在の私に通じるそんな斜に構えた考え(←え?)は、一口で吹っ飛びました。
メーカーもののパンとは異なるもっちり、しっとりとした食感。
そして”ちょこん”とのったマヨネーズ。これほどパンに合うとは…
まさに「くどぱん!」の家にパンの文明開化が訪れた瞬間です(※あくまで主観です)。

発売当時のお値段はなんと30円。
以来、「街(まぢ)さ行が~」(弘前市民が土手町に遊びに行く時にこう言います)と出かけた帰りに立ち寄って一個二個と買ってみたり、持ち合わせが少ないとか甘いものの気分ではない時の買い食いにと、マヨネーズパンの活躍の場は広がっていったのでした。

腹ぺこなのにお金のないセーガク(学生)さんの強い味方。
そのパンが未だにたったの37円で売られているなんて、驚き以外の何者でもありません。

そしてパンロワールさんといえばもう一つ忘れられないのが「ハンバーガー」。
こちらも手の大きさと比べてもらえれば分かりますが、やはり可愛いサイズのパンです。
特徴はハンバーグに「しいたけ」が入っていること。
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「なんで?」と図々しくも本店の竹内春美さんに尋ねたところ、「何でかしら、入れちゃったのよね~」と明るく答えてくださいました。
そうですよね、別にいいですよね、美味しいんですもん。

こちらもやはり、しっとりとした甘めのパンに、しいたけ入りのハンバーグ。そしてレタス。
ファストフード店のものとは全く違う、手作り感あふれる優しいお味です。

そしてそんなパンロワールさんのハンバーガーは、まだファストフードのお店などろくになかった弘前で、私が生まれて初めて食べたハンバーガーでもあります。
こちらも発売当初150円だったものが、現在168円。
小麦の高騰で泣く泣く上げた、と竹内さんはおっしゃいますが、いいえ、十分お安いです。
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開店して30年を超えた今、お客さんの中には子供の頃食べて以来のファンで、今は家族のためにまとめて大人買いしていくようなお母さんもいらっしゃるのだそうです。
パンロワールさんは、そんなちょっと嬉しい話がよく似合う、私のもう一つのふるさとベーカリーです。

いつまでも、美味しいパンを焼き続けてくださいね。
by くどぱん!

【パンロワールの「マヨネーズパン」】
パン年齢 昭和52年頃誕生の33歳くらい

弘前市新町149  tel.0172-33-5680
7:15-19:00(定休 ⽔曜⽇)
by marugoto_aomori | 2011-03-25 15:18 | ちょっと「立ち寄り」 | Comments(4)

いしたの「しそ巻梅漬」

青森市内の食料品などの流通状況は、だいぶ安定してきています。
「みんなで分け合えば、できること」というメッセージに代表されるように、買い占めなどしないで、今、本当に必要なものを必要な分だけ買うということを心掛けること、それが、被災地域で生活している方たちの復興に繋がるはずですから。

こういう状況の時に、とっても美味しくて重宝するのが、梅干♪
青森で炊きたてほかほかのご飯のお供といったら、筋子、タラコの魚卵系のほかに四角い梅干があります。
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梅干というと一般的には、梅を漬けた丸いものを想像する方が多いと思いますが、青森では当然のように四角!!
種を取り除き、丁寧に赤紫蘇でくるまれたものが伝統のスタイルです。
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その材料である梅は、梅以外にも杏であることも多く、酸っぱいものから甘いものまでその家庭によって違うんです。
ちなみに、ワタシの母は、八助梅という杏で作っています。
ここで「杏なのに梅!?」って思われた方のために、ちょっとだけウンチクを(笑)。

津軽氏四代藩主は、梅・杏など「実のなる木」を植えさせ、それ以来、津軽では「梅や杏の塩漬を紫蘇で巻く」という食文化が受け継がれています。
津軽では、梅のことを「め」とか「めっコ」と言います。
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また、杏と梅は姿形がよく似ているので、杏のことを津軽の人々は「杏梅(あんずめ)」とも呼び、梅と区別なく扱っていました。
昭和中頃より食品表示の制度により梅と杏を分類しなくてはならなくなり、地元でも区別して表示するようになりましたが、今でも、杏を紫蘇で巻いたものも梅干と言っているのです。

母の味の次に好きな梅干屋さん「いした」が岩木山の麓にあります。
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創業は明治中期。四代、100余年に渡って、受け継がれているその味は、着色料も全く使用せず昔のまま。
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(梅の作業をする三代目・まちさんの母・フミさん)
7月に収穫された青森県産の豊後梅をミネラルいっぱいの自然粗塩と梅酢で漬け込み、脱塩せず、種を取った果肉を梅酢漬けした地元産の赤紫蘇を巻いて、更に半年以上寝かせた梅干「しそ巻梅漬」は、紫蘇の香りがする、塩味と酸味のはっきりしたキリッとした味わいの梅干。
余分な味がなく、ご飯が進みます♪
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ベテランの地元のおばあちゃん達によって、毎日毎日、丁寧に丁寧に手巻きされている梅干。
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作業風景は、創業当時とあまり変わらないそうです。

現在は、会長のまちさん、長女の暢子さん、暢子さんの夫で社長の俊さん、暢子さんの妹の聡子さん、スタッフの方たちと協力しながら「細く長く」をモットーに商売されています。
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いしたの商品はバラエティー豊富で、その数約30種♪
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この店内表示、助かります(笑)。

「これぞ津軽の梅干」という風格漂うロングセラー商品「しそ巻梅漬」の他にも、杏を紫蘇で巻いた「津軽のうめぼし」、
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岩木地区のふじで作ったお茶請けにぴったりの「桜子」、
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人気ナンバー1の「しそ吹雪」などなど♪
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ふくよかな杏を、甘酸っぱくとろりと漬けた「しそ吹雪」は、そのままお茶請けでいただくのはもちろん、刻んでヨーグルトやバニラアイスにトッピングしたり、パンにのせて食べたり♪
鉄分豊富な杏は、女子にオススメ!!

いしたの商品は、お店のほか、電話やファックス、ネット販売のほか、青森県内の百貨店やスーパーなどでお買い求めいただけます。
津軽の伝統の味、いかがですか♪

そうそう、4月19日には「梅まつり」も開催ですって♪
しそ吹雪のすくい取り、魅力的過ぎます~~~♪
by Kuu

《いした》
弘前市大字高屋字安田138
tel 0172-82-3410
fax 0172-82-3433
8:00-19:00
定休日 元旦のみ
by marugoto_aomori | 2011-03-23 14:56 | おいしい食材 | Comments(6)

青森ふるさとベーカリー6 吉田ベーカリーの「アンバター」

大震災発生から10日余りが過ぎました。みなさま、温かいコメントありがとうございました。
徐々にですが、復興に向けた明るい話題が出てきています。今日まで、全面再開とはいきませんが、県内の鉄道などの交通機関は運転を始めており、そして本日、ついに東北新幹線が新青森・盛岡間の運転を再開するにまでいたりました。
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また、津波の被害うけた八戸港でも漁業が再開しました。市場に威勢のいい競りのかけ声が戻ってきたのです。漁港付近でお店が再開したという大変うれしい情報もあります!!(詳しくは、+α的ブログさんをご覧ください。)

このブログも、少しでも青森県を、そして青森県から全国を元気にできるよう精一杯がんばります。まるごと青森blog、再スタートの記事は、青森ふるさとベーカリーです。


むつ市の田名部神社付近には、ある神話が残っています。
映画館に行く前には、神社近くのパン屋さんに立ち寄り、「あのパン」を買って食べるというのがステイタスで、そのお店の前から何と200mもの行列ができた・・・という神話です。
「あのパン」・・・。そうです。下北といえばこのパン、「アンバター」を求め、多くの人たちが列をなしたのです。
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「アンバター」は、サンドする2枚の食パンの1枚にアン、もう1枚にバターを塗って重ねるという大変シンプルなパンで、世に送り出したのは、昭和30年4月頃に開店した吉田ベーカリーさんです。
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「アンバター」が誕生したのは、お店の開店から約12年後の昭和42年頃。当時、パンの耳に好きなもの塗って食べていた賄いを、たまたまお店に出入りしていた業者さんが食べ、「これはイイ!!」と一言。これがきっかけ。
評判が評判を呼んで大ブレイク!! 200mの行列神話が生まれたのです。耳にトッピングする気持ち、わかります。私も小さい頃、パンの耳をバターのカップに直接突っ込んだり、牛乳にひたしたりして食べてました。色んなものを自由にトッピングする楽しさがそこにあったのですよね(母親にはかなりしかられましたが・・・)。
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「アンバター」は、注文を受けてから塗って、お客様に渡すというスタイル。これは、誕生当時から変わらないものです。パン自体のおいしさに加え、目の前で私のためにわざわざ作ってくれるというプレミアム感!! これがいいんです。
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サンドするものには、ほかにもピーナッツ、きなこ、マーマレード、サラダなど、バリエーションも様々。単品でサンドする場合は130円、アンバターやチョコきなこなど、2種類でサンドする場合や大盛りは10円増しで対応、さらにお願いすれば、トーストもしてくれるというありがたさ。それこそ自分だけのオリジナルのサンドパンを作ってもらえるのがとても魅力的です。
私が何を注文するか悩んでいると、商品棚には目もくれず、真っ直ぐにレジに向かってきた方が「アンバター10個ください」と注文。びっくりする私を尻目に、別の方は「アンチョコピーください。」・・・えっ、アンチョコピー?? アンとチョコとピーナッツ。常連さんにとっては、これくらいは当たり前なんですね。

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現在お店を継いでいる吉田成人さんは、東京の専門学校で洋菓子とパンを学び、都内での修行後、25歳でお店を継ぎました。創業当時のパンの製法を受け継ぎ、「アンバター」などの昔ながらのサンドパンや調理パンの味は創業当時のまま変わりません。吉田さんの代になり、焼きたてパンに力を入れつつ、積極的に企画もののパンなどにもチャレンジしていますが、「新しいものは一過性。やっぱり定番のサンドパンに戻る。」と言っています。やはり吉田ベーカリーは「アンバター」なんですね。
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むつに住んでいた頃、私も吉田ベーカリーさんのお世話になっていました。一番のお気に入りはサラダ。お店手づくりのサラダは、一人暮らしを続けている私にとっては、遠く離れた実家を思い出させる優しい味です。昔からのクセで、耳をきれいに食べきったあとにお楽しみの中央部分を・・・。がっつくなかれ、中身が飛び出して○※△・・・。

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(昭和42、43年頃のお店)
神話誕生の頃に行列に並んだ人が、自分の子どもを連れてお店を訪れ、「アンバター」を注文する姿がみられます。同じ時代、中学校のお昼に「アンバター」を食べていた方がお店を訪れます。そして、お店のカフェスペースで教科書を広げ、パンをほおばる現在の高校生の姿が見られます。今も昔も吉田ベーカリーの「アンバター」は、地元の人に愛され続けるふるさとベーカリーです。
by ハッピーハンド

<吉田ベーカリーの「アンバター」>
パン年齢 昭和42年頃誕生の43歳くらい
むつ市新町9-25
0175-23-0148
7:00-19:00
定休日 第2・4日曜日
by marugoto_aomori | 2011-03-22 19:04 | ちょっと「立ち寄り」 | Comments(4)

東北地方太平洋沖地震に係る県内被災者への義援金受付

この度の東北地方太平洋沖地震により、被災されたみなさま、ご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。
また、温かいコメントをくださったみなさま、本当にありがとうございます。

今、わたしたちができることってなんでしょう。
それは、それぞれが持っているもの、例えば知恵だったり、汗をかくことだったり、お金だったり、元気だったり、笑顔だったり、できる力を出し合って一日でも早く復興できるよう結束することではないかと思っています。
一緒に乗り切りましょう。
応援よろしくお願いいたします。

例えば、こんなことからしてみませんか。

by まるごと青森スタッフ一同


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東北地方太平洋沖地震に係る県内被災者への義援金受付について

青森県では、平成23年東北地方太平洋沖地震に係る義援金に関する受付窓口を次のとおり設置しました。

県内被災者に対する生活支援としての義援金
(健康福祉政策課作成のページへリンク)
※モバイル青森県庁にも口座情報を掲載しています。


【お問い合せ】
青森県健康福祉政策課総務グループ
電話 017-734-9276
by marugoto_aomori | 2011-03-17 14:49 | その他 | Comments(1)

読者のみなさまへ

今回の未曾有の大震災により、全国各地で被災された方々に対し、心からお見舞い申し上げます。

青森県においても、太平洋側を中心に大きな被害を受け、今もなお、避難生活を余儀なくされている方もおります。しかし、県内では、地震直後からの停電も復旧しつつあり、麻痺していた交通機関も徐々に動き出しました。

応援のコメントをくださった方々、本当にありがとうございます。みなさまの温かい応援が、私たちの支えとなりますので、これからも温かく見守ってください。私たちも、このブログを通じてみなさまに青森の元気をお伝えできるよう頑張りますので、今後ともよろしくお願いします。

スタッフはみな元気です。

by まるごと青森スタッフ一同
by marugoto_aomori | 2011-03-14 09:40 | その他 | Comments(8)

巣鴨で見つけた青森の“漬物”と“にんにく”

日本の食卓に欠かせない“漬物”。
寒い冬でも野菜を美味しく食べるためか、青森では特に漬物文化が発達したようです。
昔に比べると漬物を作っている家庭が少なくなったのは残念ですが、昔ながらのおいしい漬物を食べられるのは日本人として幸せなことです。
私もご飯を食べる時には、食事中の気分転換や食事の終わりに、時にはおかずのメインになったりと欠かせません。
そんな青森の漬物が、巣鴨で売っているということで行ってみました。
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巣鴨地蔵通商店街に行くと、さすがお年寄りの原宿とも言われる「巣鴨」!
お年寄りが多いのは確かですが、若い方や外国の方などたくさんの人で賑わっていました。
目的のお店は、「とげぬき地蔵尊」の名で親しまれる曹洞宗萬頂山高岩寺の真向かいの路地を少し入ったところにありました。
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漬物専門店「青森屋」さんです。
青森県産の漬物のアンテナショップとして昭和58年に開店し、巣鴨に訪れるお年寄りに昔食べたような漬物を提供し続けてきたお店です。
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店内には約180種類もの漬物があるのだそうで、すべてが青森県産。
「青森県で収穫された野菜や山菜を漬けた商品を直送して売っているので安全、安心ですよ!」とお店の方は勧めてくれました。リピーターが多いとのことで、巣鴨のおばあちゃんたちが味の保証人になってくれているようです。
お店に入ってまず目に入ったのが、これ!
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キクイモの漬物です。
キクイモは、地中にたくさんのイモを作り、菊に似た花を咲かせるためキクイモという名前が付いたようですが、青森県では「カライモ」と呼ばれています。
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キクイモはアクが強いため、煮たり焼いたりといった料理には不向きのようですが、漬物で食べると“カリッカリッ”ととても食感が良く、他の漬物では味わえない美味しさです。
また、キクイモには血糖値の上昇を抑える働きがある天然のインスリンと呼ばれている「イヌリン」が豊富に含まれているのだそうで、糖尿病の方にはお薦めです。
キクイモのほか、しそ巻梅干し、ナガイモやミョウガ、ニンニクの漬物、三升漬など青森でお馴染みの漬物がたくさんありました。

いくつかの漬物を買って満足げに商店街を歩くと、店頭に何やら気になるものを山積みにしているお店を発見!
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近づいてみると、JAゆうき青森のにんにく“MILD229”でした。
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ここは、元祖薬膳にんにく本舗「奈田利亭(なたりてい)」というにんにく商品専門店。
お店の方に伺うと、「健康に関心の高いお年寄りの町ということで、健康に良いといわれる素材“にんにく”をおいしく召し上がっていただくことにこだわり、特に粒が大きくて美味しいと評判の“青森県産にんにく”をたくさん取り扱ってるんですよ。」とのこと。
お店の中に入ると、にんにくの商品が所狭しと並んでいる中、店内の半分が青森にんにく商品のコーナー。黒にんにくもありました。
商品を見ていると、青森県産にんにくを使った“にんにく濃縮スープ”を試飲させてくれました。これがまた味も香りもマイルドで、とても美味しかったです。

巣鴨は、とげぬき地蔵尊といいお店といい、お年寄りが元気になる源がたくさんでした。お疲れ気味の現代人に必要とされる場所でもあるのかもしれませんね。
その中で、青森県産品が活躍していることが誇らしく感じた一日でした。
byすがまにてぃ

<漬物 青森屋>
 住所:東京都豊島区巣鴨3‐17‐20
 電話:03‐3940‐1900
 営業時間:AM9:00~PM5:00
 定休日:水曜日 ※毎月4日・14日・24日、縁日は営業

<元祖薬膳にんにく本舗 奈田利亭>
(本店)
 住所:東京都豊島区巣鴨4‐28‐3
 電話:03‐5567‐3883
(地蔵店)
 住所:東京都豊島区巣鴨3‐31‐1
 電話:03‐5567‐1081
  ※どちらも営業時間:AM10:00~PM6:00 年中無休、巣鴨地蔵通商店街にあります。
by marugoto_aomori | 2011-03-09 18:41 | 東京の「あおもり」 | Comments(10)

青森ふるさとベーカリー5 ~栄作堂の『ナイト』『ミックスサ ンド』 ~

青森市内で工藤パンのイギリストーストと並んでふるさとベーカリーに名前を連ねるのが栄作堂本店
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栄作堂さんは、青森市民ではおそらく知らない人がいない昭和6年創業のパンとケーキの老舗店♪
なんとも昭和なレトロな外観も親しまれているひとつ♪
ワタシも栄作堂さんでパンを買って、新幹線でパクパクなんてことが最近の出張の際のマイブーム♪

さて、昭和6年に夜店通りからスタートした栄作堂さん。
一番勢いがあった時代には、兄弟や子供達で協力しながらパン店の他、和菓子店、洋菓子店、喫茶、レストラン、150人収容の宴会場などの経営もされていたそうです。
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当時のレトロで素敵なマッチ箱の写真も見せていただきました。昔はマッチ箱、どこのお店でも置いてましたよね♪懐かしい♪
歴史あるお店だけに、棟方志功さんや松木満史さんなど仲間で集まって、栄作堂の宴会場で年越しパーティーをしていたらしいですよ♪

栄作堂さんの壁には、色々古い資料がいっぱい掲示されています。
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中でも喫茶部開店を知らせる昭和23年の「ビックリ新聞」の広告はユーモアたっぷり♪
「借金コンクリートで改造した榮作堂が闇と税金に耐え兼ねて未完成のまま来る七月二十日昔ながらのサービス本位で開店さして頂きます。ハゲ親父自慢のアイスクリームとケーキ是非ご試食に御唻店御待ち申上げます。開店記念と致し御會計御一人様金壹百圓也の温タンポ壹個無料進呈致します。」なんて書かれています。
温タンポプレゼントなんて、当時の100円って凄かったんでしょうね。

現在、お店に立っているのは、初代の三男にあたる馥史さん。
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23歳からお店の店頭に立ち、配達をしたり、お客様に笑顔で接しています。

パンを焼いているのは五男の豊史さん。
創業当時からのパンは、食パン、あんパン、クリームパンなど。
その他のパンも基本的にあまり種類は変えずに作り続けています。
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食パンは一日に30から50本焼かれる人気商品で、そのふわふわの食パンにバターとりんごジャムを塗った「ミックスサンド」(126円)は、定番商品。
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注文を受けてから、店頭で食パンをスライスし、バターとりんごジャムを塗って出してくれるシンプルなパンは、塗りたてをいただくのが最高♪
注文があってから作り始めるので、根強いファンは、電話予約してから来るほどの人気商品です。
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自宅では絶対に出来ない、スライス仕立て、塗りたてだから、本当に優しい味なんです♪

そして、もうひとつ創業当初からある一番人気は「ナイト」(126円)。
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コーヒー生地のパンの表面に十文字の切れ目をいれ、バタークリームをサンドしたパン。
名前の由来は、黒いパンだから夜のイメージでナイト!!
昔は更に、ネオンをイメージした赤いチェリーの砂糖漬けをトッピングしていたそうですが、それは周囲の声もあり(笑)早い頃からチェリーを除いた現在のスタイルに定着したそうです。
黒いからナイト、赤いチェリーでネオン、なんとも艶っぽくて魅惑的!!
素朴でふわふわしたバタークリームは、常識を超える美味しさです。
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通常、バタークリームといえば、生クリームより下と考えてしまいがちですが、それは間違いであるということが、栄作堂のパンを食べると分かります!!
この商品は、バタークリームを懐かしむ年配の女性に特に人気。
「あるだけ全部ください」と買われていくファンもいるため、どうしても欲しい!!という場合は、予約してお出掛けになることをオススメします。

ちなみに、高校卒業してからお店で働いているという女性店員さんも、やはりナイトとミックスサンドのファンとのこと。
初めてお店に入ったときに、シンプル過ぎるほどシンプルなミックスの美味しさに感動したそうです♪わかる、わかる!!

「辞めないでいつまでも続けてください」とか「栄作堂のパンが食べたくて電車で来ました」と言われるのが一番の励み!!今の味を変えずに残していきたい!!と話してくださった馥史さん♪
これからも兄弟、家族仲良く、長~~くお店を続けて、ふるさとベーカリーを焼き続けてくださいね♪

そうそう、絶滅危惧種の「たぬきケーキ」もオススメよ♪
by Kuu

【栄作堂本店の「ナイト」と「ミックスサンド」】
2つのパン年齢 昭和6年頃誕生の79歳くらい

青森市新町1-14-1 017-722-2437
10:00-20:00
定休日 火曜日
by marugoto_aomori | 2011-03-08 08:21 | ちょっと「立ち寄り」 | Comments(4)


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