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先人の知恵と愛がつまった「いがめんち」

こんにちは、パトリックです。

皆さん、突然ですが「いがめんち」って何かわかりますか?
正解は、弘前市やその近郊で昔から食べられてきた家庭料理なんです。

どんな食べ物なのか実際に見に行きましょう!
ということでやってきたお店は、弘前市にある『創作郷土料理の店 菊富士』さんです。
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お店の場所は、弘南鉄道大鰐線の中央弘前駅から徒歩5分。
弘前の中心街 土手町通りから見るとこんな場所にあります。
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↑(写真の左に菊富士さんの看板)

店内に入ってみると、落ち着いた和風の造りで雰囲気ありますね。
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では、さっそく「いがめんち」をオーダー!
料理が運ばれてくる前に「いがめんち」の説明をします。
「いがめんち」の「いが」は、津軽弁で「イカ」のことです。

流通や冷凍保存が確立されていなかった時代、新鮮なイカが近海から豊富に手に入った沿岸部に比べて、弘前市のような内陸部ではイカは貴重な食材でした。

イカの胴の部分は、刺身や煮物などに使い、残ったイカの足(ゲソ)の部分も余すところなくおいしく食べようと作られたのが「いがめんち」なのです。
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【「いがめんち」の基本的な作り方】
イカの足を包丁で叩いて、家庭にある野菜(人参やたまねぎなど)を一緒に小麦粉で混ぜます。
塩・こしょう・醤油などで味を整え、油で揚げれば完成。
昔は、油も天ぷらを揚げた後の油などを使っていました。
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断面を見ると人参と玉ねぎ、そしてイカがたくさん詰まっていますね。
野菜の甘さ、そしてたっぷりのイカが一緒になってうまい!!。

「いがめんち」は家庭料理なので、家庭によって作り方に違いがあります。
例えば、ハンバーグのように焼いたもの。

菊富士さんでも揚げと焼き、両方メニューにしています。
ということで、焼きいがめんちも注文。
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表面はカリッと香ばしい食感で、中はふんわり。
イカの甘みも生きています。
まさに「イカを無駄なく余すところなく使う」という先人の知恵と愛がつまった「母の味」です。

ちなみに、菊富士本店さんでは、「いがめんち」以外にも郷土料理がたくさんあります。
もちろん地酒も取り揃えていますので、ぜひ一度食べに行ってみてください。


ご創作郷土料理の店 菊富士本店
住  所 青森県弘前市坂元町1 
電  話 0172-36-3300
営業時間 ■昼 11:00~15:00/■夜 17:00~22:00
定 休 日 不定休(お問合せください)

byパトリック
by marugoto_aomori | 2014-02-28 10:10 | 青森食べ歩き | Comments(2)

冬の「奥入瀬、蔦の森」の楽しみ方。

前回の「冬こそ下北。『冬の仏ヶ浦』を体験」に続いて、今回は「冬の奥入瀬、蔦の森」を体験してきました!

○楽しみ方その1:「ガイドと歩くべし!」

冬は雪が積もっているため遊歩道を歩くことができません。また、地形もわかりづらくなっているのでガイドと歩くことをオススメします。
この日は、ネイチャーエクスペリエンスグリーンハウスのツアー「奥入瀬スノーランブリング」「蔦の森スノーランブリング」に参加しました。
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また、グリーンハウスでは、ツアーを申し込まれたお客様にウェアなどを取り揃えレンタルしていて、スノーランブラーを利用する場合はブーツを無料で貸し出ししています。
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○楽しみ方その2:「スノーランブラーで遊ぶべし!」

スノーランブラーとは、従来のスポーティなスキーのように早く滑るだけではなく、また、スノーシューのように歩くだけでもない、冬の森をゆっくり楽しみながら雪の上を遊歩できるスキーのこと。
製品コンセプトは「スピード感より、ゆったり感」で、平坦な場所でも歩きやすくスキーが苦手な人でも安心です。
滑走面に貼り付けたギザギザカットのクライミングブロックが、雪の斜面を上りやすくし、下りの制御も適度に掛かる優れもの。
起伏のゆるやかな「蔦の森スノーランブリング」でのみ利用できます。
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○楽しみ方その3:「”冬だからこそ”を感じるべし!」

【氷瀑、氷柱を楽しむ】
冬の森は雪で覆われていて植生を傷つけることがないため、普段は決して歩くことのできない場所を歩くことができます。
写真は、奥入瀬渓流の中でも人気の観光スポット「銚子大滝」。
スノーシューを使って滝近くまでアプローチできて迫力満点です!
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夏は躍動感があって豪快な滝も冬は立派な氷瀑になります。
写真は「雲井の滝」。
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また、夏は覆いかぶさるようにそびえる巨岩からは、板状摂理の割れ目から水分が染み出て見事な氷柱を作っていました。
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【春待つ植物を観る】

厳しい冬を乗り越え春に再び葉や花を広げるために準備している“冬芽”や、光が差し込み緑がきれいな“コケ”は冬の季節だからこそ楽しめます。

トチノキの冬芽。ねばねばの樹脂で害虫から身を守っています。
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冬でも緑がきれいなコケは白い雪の中でとてもよく映えます。
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【地史を学ぶ】
奥入瀬渓流は1万5千年前に十和田湖が決壊して起きた大洪水で山肌が浸食されて形成された地形で、馬門橋から下流域を見た形はきれいな「U字谷」になっているのがよくわかります。
葉っぱがないこの季節だからこそ地形もくっきり見えます。
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【静寂を感じる】
新緑や紅葉の時期には多くのカメラマンが撮影をしに来る「蔦沼」。
冬の時期は人影もなくまさに“静寂”そのもの。
水墨画のようなモノクロの世界はとても神秘的です。
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春夏の緑、秋の紅葉とはひと味もふた味も違う”冬の奥入瀬、蔦の森”。
そこに身を置くと何とも言えない満足感に満ち足ります。
みなさんもぜひ冬の奥入瀬、蔦の森を楽しんでみませんか?

by きむにぃ

<ツアーのお問い合わせ>
ネイチャーエクスペリエンスグリーンハウス
十和田市大字奥瀬字栃久保182 奥入瀬湧水館2F
TEL:0176-70-5977/FAX:0176-70-5988
ホームページ:http://www.novi.jp/
by marugoto_aomori | 2014-02-26 20:59 | 青森の旅 | Comments(0)

冬こそ下北。「冬の仏ヶ浦」を体験。

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本州最北端の下北半島には、大間町のマグロをはじめ、風間浦村の鮟鱇や下風呂温泉郷、東通村の寒立馬など、わざわざ下北まで行く価値のある冬のコンテンツがたくさんありますが、今後の観光コンテンツとして注目したいのが佐井村の仏ヶ浦。
仏ヶ浦は、国の名勝及び天然記念物に指定されており、約2kmに渡り海岸線沿いに仏像を思わせる白緑色の奇岩が連なっている絶景は、自然美が生み出す奇跡の秘境と称されています。

夏は大勢の観光客で賑わう仏ヶ浦ですが、冬は地元の人でも近づくことはないようです。
そんな仏ヶ浦で、先日「冬の仏ヶ浦ガイドモニター」が開催され、参加してきました。
佐井村の本村にあるアルサスに集合し、バスで30分程の仏ヶ浦に向かいます。途中、雪が降ったり、風が強かったりした所もあったので、「仏ヶ浦はさぞかし天気が荒れているのでは?」と想像していたのですが、予想外に無風で、雪も20センチくらいしか積もっていません。
主催者の皆さんが事前に除雪をしてくれていたので、階段が少し滑りやすかった以外は、何の問題もなく往復することができました。
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岩肌についた白い雪とグレーの岩のコントラスト、一面雪で真っ白な砂浜など、夏とは違った墨絵のような絶景が目の前に広がります。
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時々日差しが差した海は、青く輝いていて幻想的です。
ガイドを務めた宮川さんから、冬の仏ヶ浦の醍醐味などをお聞きしながら楽しい一時を過ごしました。
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「冬の仏ヶ浦」は、足腰の弱い年配の方などにはおすすめできませんが、滑り止めなどの安全対策をすることで、下北半島の冬季観光の目玉になる可能性を秘めていると思いました。
仏ヶ浦は、冬期間も閉鎖はしていないようですが、天候が変わりやすいので、ガイドさんの同行をおすすめします。

仏ヶ浦をあとにして、この日の昼食は、福浦地区にある「仏ヶ浦ドライブイン」でいただきました。
※仏ヶ浦ドライブインは、冬期休業ですが、「冬の仏ヶ浦ガイドモニター」のために営業。
「手の込んだ美味しい郷土料理や新鮮な魚介類を提供してくれる店」ということで、村の人たちにとても人気です。「仏ヶ浦」ももちろん素晴らしかったのですが、「仏ヶ浦ドライブイン」の料理も+αのサプライズです。地元でとれたタラとサケを使った料理は、あまりの美味しさに言葉を失いました。佐井村の人にとっては、普段食べている普通の食事のようでしたが、つくづく「この村に住んでいる人たちは幸せだなあ」と思いました。
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3月16日(日)には、今回昼食をいただいた「仏ヶ浦ドライブイン」のすぐ近くにある福浦「歌舞伎の館」で、漁師によって100年以上受け継がれてきた、全国的にも珍しい漁村歌舞伎が上演されるようですので、是非、この機会にとっても魅力的な佐井村に足をお運びください。 
                           by さっちゃん

<「冬の仏ヶ浦」に関する問合先>
 佐井村観光協会 
 住所 青森県下北郡佐井村大佐井112 アルサス1F
 TEL  0175-38-4515
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<福浦歌舞伎の概要>
□ 日  時:平成26年3月16日(日)13:30~15:20
□ 場  所:佐井村福浦「歌舞伎の館」
□ 観覧人数:150名様
□ 料  金:1,500円(前売)1,800円(当日)
□ 駐 車 場:普通乗用車30台(無料 大型も数台駐車可能)
□ チケット販売所:※2月14日(金)から販売開始
佐井村観光協会、まさかりプラザ(むつ市柳町)
まさかりプラザ下北駅前店(むつ市下北町)、はとぽっぽ(大間町)
お近くに販売所がない方は実行委員会事務局までご予約下さい。

[問合せ先]
福浦の歌舞伎上演実行委員会事務局(佐井村 産業建設課内) ☎ 0175-38-2111
by marugoto_aomori | 2014-02-25 22:45 | 青森の旅 | Comments(0)

身近でなるほどを発見「しんまちの逸品お店まわりツアー」

「お店まわりツアー」というと、海外旅行で連れて行かれる免税店をイメージする方も多いと思いますが(私もそうでした)、全然違うお店まわりツアーが、とても身近なところで行われていました。
しかも10年も前からやっているらしいです。
場所は、青森市のしんまち通り。青森駅前からまっすぐ延びるメインストリートの商店街です。

毎日やっているわけではなく、青森市民対象のツアーなので市の広報誌でしか告知していないし、
記事を載せるとすぐに埋まってしまうらしいので、広報誌をチェックして申し込みし、11月某日、参加してきました。
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この日は『旅人版』お店まわりツアー。
いつもの市民向けではなく、新しく造った観光客向けのツアーのお試しバージョンです。
新町通りのまちまちプラザに集合、受付して代金を支払った後、チーム分けし、
ガイドさんに率いられてチーム毎にツアーがスタートです。
ガイドさんと言っても、皆さん、しんまち通りの商店主さんたち。
自分のお店もそれ以外のお店も、「はしご」しながらまわります。
各お店では、決して商品をすすめるわけではなく、
一押しの品について専門店ならではのこだわりや技術をお話してくれます。
生活に必要なものを扱っているお店ばかりなので、
聞いて得する情報や、へぇー、そうだったのか、と思うことばかりです。

この日は『旅人版』のせいか、ねぶた関係の話題が多いようです。
しんまち通りは、青森ねぶた祭りの運行コースですから、どの店もねぶたに関するネタは、たくさん持っているのですね。
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成田本店さんでは、店員さんが笛の実演もしてくれました。
ねぶたの笛は、吹いてみないと自分が思ったような音を出せるかわからないので、見た目で買っちゃダメだそうですよ。
だから、みなさん、自分の笛を大事にするんですね。

しんまちのお店周りツアーのもう一つの魅力は「食」です。
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商店主が選りすぐったお店に連れて行ってくれるのですが、コースによっては、お茶を飲んだ上にランチまで出されるので、小食の方は要注意です。
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なかなか入られない、行ったことのないお店に連れて行ってもらえるし、
商店主さんともお話ができて、「なるほど」知識も得られて、
お腹もいっぱいになって。これなら告知した途端に、満席になってしまうのもうなづけます。

しんまち商店街振興組合さんに、今後のツアー予定をお聞きしたところ、
『旅人版』は、随時受け付け中で、事前に電話で予約していただければ対応します、とのこと。
そして『市民版』は、日を限定しての開催で、新しいバージョンが3月中旬に行われるそうです。

「市民版を予約できませんか?」と聞いたところ、
「すみません、市の広報誌にのってからお電話ください」とのこと。
青森市の広報、3月15日号に募集記事がのるらしいので、要チェックです。

ちなみに、旅人版も、市民版も、どちらも有料ですが、コスパは抜群。
ツアー内容で代金は異なりますので、直接お電話でご確認ください。

実は、11月の初参加の後、私はさらに2回も参加してしまいました。
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ランチで出された青森の寿司は、本当に安くて、おいしかったです。
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夜のツアーは人気過ぎてガイドさんが大変なので(一緒に飲むから)、年に一度だけのレアもの。参加できてラッキーでした。
普段のツアーは、平日お昼の開催なので、仕事を休まなければならないのが玉にきずですが、
完全にリピーターになってしまいました。
by Hana

■青森市新町商店街振興組合
青森市新町2丁目6番27号(成田園ビル2F)
TEL 017-775-4134 / FAX 017-775-4193
しんまちの逸品お店まわりツアー
by marugoto_aomori | 2014-02-23 14:48 | 青森の旅 | Comments(0)

路地裏探偵団に入団!

♪ぼ、ぼ、ぼくらは少年探偵団。
探偵。明智小五郎・少年探偵団から榎木津礼二郎まで、私ら昭和40年周辺生まれ男子憧れの職業。
そういえば探偵物語って歌もありましたね。でもその職業の人にリアルで会ったことがある人は少ないのでは。

ということで、地元でテレビのシリーズにもなるほど人気の路地裏探偵団とともに弘前の路地裏を歩いてきました。
まずはまちなか情報センターで受付して、出発。今日のガイドさんはラッキーなことに団長の鹿田智嵩さん(左)ととったん(右)。
誰でも団員になれるんですかと聞いたら、ヒンズースクワット3,000回クリアとのこと。ハードル高すぎ!
ちなみに団長のスタイルはロボット刑事(わからない人は検索してみて)などにインスパイアされているそうです。ああ、同世代。
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さあ、探偵の皆さんをガイドに出発です。
結構な吹雪の中、最初の立ち寄り先は、昔ながらの雰囲気の「弘前中央市場」です。
まずは秋冬限定の大学イモ。甘いものが苦手な私でもいけました。値段もおじちゃんのキャラクターもステキ。
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お次は惣菜屋さん。なんかアートな福助ねぷたがあります。この日は夜だったので、PM5時からのタイムサービスのでみんな100円。思わず一杯買ってしまいました。「みんな5時まで時間つぶしてから来るんだよの~」とおばちゃん。そりゃそうだよなあ。津軽独特の赤く甘い赤飯も売ってました。私はイガメンチ3個入りパックを購入しました。もちろん100円。津軽弁で言うと「ひぇっぐえん」。
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かと思うと、こんなしゃれたスペースもあります。野菜と魚のお店 BONHUER(ボヌール)です。
基本は魚と野菜を売るお店ですが、リーズナブルなお惣菜やランチも楽しめます。
おまけに店主はイケメン(写真撮り忘れました)。
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市場を出てからもいろいろ巡ったんですが、寒くて写真あまり撮れなかったです。ごめんなさい。
それでもなんとか。吉野町煉瓦倉庫で、奈良美智さんのメモリアルドッグです。
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そして、探偵団イチ押しスポット。スナックやバーの入ったビルが複雑に入り組んだこの場所。探偵団が弘前の九龍街と命名しているのも納得。雰囲気のよい場所なので、よくロケにも使われているそうです。
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ネタバレになるので、ここには書きませんが、行く先々でいろいろ小ネタもあり、探偵団のガイドのおかげで、本当に楽しい時間を過ごせました。もらった探偵手帳にはこのような心得が載ってました。「一、探偵の誇りと勇気を持て! 一、好奇心を旺盛にしよう! 一、街の中の変なものを見落とすな! 一、怪しい人を見たら、善人だと思え! 一、楽しむ気持ちを忘れるな! 一、仲間を大切にしよう! 一、出会いに感謝!」

振り返ってみて、ホントに心得のとおりだと思いました。
百聞は一見に如かず。皆様も是非探偵になってみよう。

<お問合せ>
弘前観光コンベンション協会 
TEL0172-35-3131 FAX0172-35-3132
http://www.rojitan.com/

byて~お~
by marugoto_aomori | 2014-02-22 12:14 | 街歩き | Comments(0)

津軽の小正月と伝承料理

女性が正月の忙しさから解放されて過ごした行事「小正月(旧1月15日)」。
旧暦の小正月だった2月15日、
津軽の伝承料理を守り、若い人たちに伝えて行こうと活動する「津軽あかつきの会」が主催する
「津軽の小正月の集い~伝承料理を食す会」に行ってきました。
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今回の開催は3年ぶり。昔ながらの作り方を学ぼうと、多くのマダム達が集まっていました。
会は80代以上の方々が中心に動いており、
農家なので、夏は畑で漬物用の大根栽培などをしています。
この日の献立は、
黒豆ごはん、けの汁、さもだしと菊の一升漬、棒たらの煮付、人参のこあえ、さめなますなど。
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汁や煮付のゼンマイ、フキなどは、収穫後に湯がいて塩漬などで保存していたものを使います。
「さもだし」とは、とてもよくダシが出て、津軽の秋には欠かせないキノコ。
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秋になると、私の実家(津軽の田舎)でも毎日さもだしの味噌汁で、。
冬場は塩漬をオクラやナメコとあえてトロトロにして食べていたのを思い出しました。
けの汁は、嫁が実家に帰っている間に家族が食べる保存食として大量に作っていました。
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大豆を砕いた「ずんだ」を入れる家庭も多く、ホクホクとして食べごたえがあります。
(またまた)私の実家では、今でも乾燥させた大豆を石臼で挽き、けの汁に入れています。
石臼だと香りがたって、粒もちょうど良い潰れ具合で美味しいんです。

そして、さめなますは、鮫の頭を使うそう。
頭だけを買ってきて、ゆでて身をほぐして大根おろしと酢で和えます。
鮫の身だとパサパサしてむっつい(口の中が乾く)そうなのですが、
頭はコラーゲンがいっぱいでプルプル美味しいんです。

だしは、いずれも市販のものは使用せず、煮干と昆布でとります。
どれもしっかりと昔ながらの知恵が反映されていて、素朴で美味しいんです。
あかつきの会が主催する料理教室が毎回すぐに満員になるのも分かります。

ランチを堪能したあとは、「昔っこ」タイム。
80代のおばあちゃまが、小さい頃にお母さんから聞いたという昔話「ビッキとぼた餅」を話してくれました。
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独特のゆっくりとした、心のこもった話口調に、何だかほっこりと笑顔になり、聞き入ってしまいました。
そして最後は「思い出し話」タイム。
年配の5人が椅子に座り、昔、自分たちが遊んだもの、オヤツのことなどを話してくれました。
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遊びはビタ(めんこ)、あやっこ(お手玉)、あんこ(おはじき)、いちょっこ(?)など。
お金もおもちゃもない中で、あるものを使って朝から晩まで遊び倒したそう。
オヤツは、干し餅、スルメ、おにぎり、そして、昔は数の子が大量にあり、漬けていたものをボリボリオヤツとして食べていたそう。
また、薪ストーブは暖を取るだけではなく煮炊きもできるし省エネだし、
今の暖房よりも万能だと話していました。
(またまた)私の実家も未だに薪ストーブなので、よく分かります。
こうして見ると、私の実家って、昔の生活そのままなんですね。
秋は薪割り、冬は狩猟や納豆づくりにも励んでいるし、
あかつきの会のこの空気感が落ち着くのがよく分かりました。

ぜひ今度は、子供たちにこそ、この優しい食事、おばあちゃんたちの昔話を聞かせたいと思いました。

by o-rin

※あかつきの会では、漬物等の宅配等も行っています。
TEL/FAX. 0172-49-7002
by marugoto_aomori | 2014-02-16 07:20 | あるあるこんなもの | Comments(0)

八戸酒造の酒蔵見学と屋形船「新井田丸」でランチ

先日のまるごとブログでhayashiyaが紹介した2月20日に東京のフレンチダイニングKatsina(カチナ)で開催される「ローカルレストランライブ“sachi”~山崎龍司×青森県~」の際に、地酒のセレクトを担当する「だめにんげん祭り」さんと八戸酒造を訪れました。
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八戸酒造は、9代目にあたる長男の駒井秀介さん(専務)と、次男の伸介さん(常務)の二人の兄弟が中心となって蔵を切り盛りしています。
今回は、酒蔵全般の運営を担当している駒井専務に蔵を案内していただきました。
伝統的町屋の構えと漆喰塗りやモダンな赤煉瓦が一体となった重厚感漂う佇まいの酒蔵は、2011年に国の登録有形文化財、また青森県では初となる景観重要建造物にも指定されています。

いよいよ酒蔵見学スタート。
まず、目に入ってきたのが、大きな窓の外に広がる黒と白の漆喰塗りの蔵と、新井田川に浮かぶ屋形船。今回は、酒蔵見学とセットで、屋形船でランチをいただきながら八戸港を巡るコースを予約していたため、「酒蔵見学の後に、あの屋形船に乗ってランチだ!」と思うとテンションが上がります。
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駒井専務から酒づくりの行程を丁寧に説明していただき、酒蔵の歴史や酒づくりに対する熱い思いもお聞きしました。
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スコットランドからわざわざ取り寄せたというとても珍しい鉄骨の梁や煉瓦の積み方もスコットランド方式。とてもオシャレです。
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一通り酒蔵の見学をした後は、いよいよ利き酒。
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最初に、フルーティーで甘めの「陸奥八仙」ピンクラベル吟醸酒をワイングラスで飲みました。続いて、お刺身と相性のいい「いさり火ラベル特別純米酒」、そして一番人気の赤ラベル特別純米酒。
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それぞれ、ターゲットに合わせた特徴がはっきりと出ている美味しいお酒でした。
利き酒をしなかった黒ラベル純米吟醸は、購入して屋形船でランチと一緒にいただくことに

酒蔵を後にして、ブルーカンパニーが運営している新井田丸という屋形船に乗り込むと、テーブルの上にはお弁当と何故か「かっぱえびせん」が?
そして、船内ではBGMとして「メリーさんの羊」がゆるーい感じで繰り返し流れています???
以前、蕪島に行ったとき、ウミネコの餌付用に「かっぱえびせん」が売られていたので、「かっぱえびせん」は、すぐにピンときました。
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お弁当は、地元の食材を中心に使用された上品な味わいで、特に、とっても新鮮なイカ刺しと酒蔵で購入した「八仙」黒ラベルを美味しくいただきました。
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約90分の遊覧中、美味しいお弁当やお酒とともに、ウミネコへの餌付け(かっぱえびせん)や工場見学など、とっても楽しい時間を過ごすことができました。
夜には、工場見学ツアーなどもやっているそうで、こちらも興味津々。
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今回、「だめにんげん祭り」の皆さんと、八戸酒造の他にも2所の酒蔵を巡りましたが、どこの蔵も個性とこだわりがあって、青森の地酒の魅力を改めて実感しました。

                      by さっちゃん

<お問合せ先>
ブルーカンパニー㈱  TEL:0178-35-4415 
 http://www.niidamaru.com/

<今回のプラン>  ※様々なプランがありますので電話でお問い合わせください。
料  金:お一人様4,500円(料理 梅コース)
所要時間:2時間
内  容:八戸酒造(館内見学・利き酒・休憩)
屋形船(八戸港内・新井田川遊覧)
by marugoto_aomori | 2014-02-14 22:28 | ちょっと「立ち寄り」 | Comments(0)

津軽の磯ラーメン「どんこラーメン」

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以前紹介した階上町の「どんこ汁」。
津軽にも「どんこラーメン」があります。
今回は田舎館村の「どんこラーメンかねちゃん」から「どんこラーメン」を紹介します。

青森のラーメンといえば魚だしスープ。
イワシの焼き干しや煮干しの魚だし系ラーメンが主流ですが、ここではダシにどんこを使います。
イワシの香りとは全く異なる強烈な磯の香りと見た目のインパクトが強いどんこ。
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これが干物となったどんこ!
デローンと口から風船が飛び出していた姿とは違いますが、独特の愛嬌さは残っています。
香りも、うん、内陸では嗅げない磯の香りです。
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どんこの干物は、かねちゃんこと店主の須藤謙夫さんが下北地方の先端「尻屋崎」で自らどんこを釣って、自宅で干物にしています。
もともと釣りが大好きなかねちゃん、趣味が高じてどんこの干物、ラーメンまで作るに至りました。
見たこともないラーメンをつくりたい!とのかねちゃん。
ただ、見た目は普通です。
でも、香りがやはり煮干しとは異なり、魚というより磯の香りです。
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「どんこラーメンかねちゃん」は4年前、田舎館村の田んぼアートイベントでの出店からスタートしたそうですが、あまりの人気に現在の田舎館村役場前にお店をオープンしました。当時、村役場や会社の職員がこぞって「かねちゃんラーメン」で出前を取り始めたため、村に1軒しかない食堂がつぶれかけたとか。
現在でも、お昼になると田舎館村役場はどんこの香りに包まれるそうです。
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また、お値段も田舎館村の価格破壊を引き起こしたとか。
定食はどんこラーメン付きで500円。
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「どんこラーメンかねちゃん」は弘前市から車で15分程度。ラーメン好きの皆さん、ぜひどんこラーメンを食べてみてください。

どんこラーメンかねちゃん
 住  所:田舎館村田舎館中辻133-7
 電  話:0172-58-4455
 定休日: 土曜日、日曜日
 営業時間:11:00~14:00
by marugoto_aomori | 2014-02-12 16:56 | Comments(2)

下北半島の冬の風物詩。豪快!鮟鱇(アンコウ)の雪中切り

全国的にこの週末は一段と冷え込みましたが、冬こそ青森の醍醐味を堪能する絶好の機会でもあります。今回は冬の主役、このブログでも度々ご紹介してきた下北半島 風間浦鮟鱇にアンコールで登場願います。
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風間浦村下風呂地区で水揚げされるキアンコウは、国内トップクラスの水揚げ量を誇り、全国的にも珍しい空釣り(からつり)と刺し網漁により、生きたまま水揚げ・出荷されるのが大きな特徴です。
そんな風間浦鮟鱇をまるごと楽しむイベント“ゆかい村鮟鱇まつり”が2月9日(日)下風呂漁港で開催されました。
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会場では、数量限定のアンコウの握り寿司やアンコウ汁の販売などが行われ、たくさんのお客様で賑わっていました。
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(左上 アンコウのともあえ 右上 アンコウ汁、
左下 アンコウの寿司  右下 アンコウのから揚げ)

このイベントの目玉がこの地区特有のアンコウのさばき方、その名も「雪中切り」。
下風呂温泉 さが旅館の佐賀 敏一さんが、雪の上でアンコウのぬめりをとりながら、七つ道具と言われる身、ヒレ、皮、アゴ肉、卵巣、胃袋、肝に切り分けてくださいました。
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鮮度抜群だからこそ、ここ風間浦村では、他では味わえないアンコウの寿司、刺身などを食することができるのです
下風呂温泉の旅館・ホテルでは、3月末まで、お刺身、アンコウ鍋、アンコウの焼き物、アンコウのとも和え、あんきも、アンコウの煮こごり、アンコウの唐揚げなどから、5~6品を「あんこうプラン」として提供しています。正に今だけ、ここだけの絶品料理と地酒、温泉をご堪能ください。
by holy

※詳しくはこちら「風間浦鮟鱇まつり
また、羽田空港又は大阪国際空港からの発着で風間浦鮟鱇を食する旅行商品も作られています。
下北の旬を食べよう!>2日間(東京発)・3日間(大阪発)
by marugoto_aomori | 2014-02-10 15:02 | おいしい食材 | Comments(0)

一夜限りの青森ディナーを召し上がれ

東京から素敵なニュースが届きました!
2月20日(木)、北青山のフレンチグリルダイニング「Katsina(カチナ)」が
何やらスペシャルなナイトになるそうです。
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これは気になるー!!!

その内容とは・・・
青森シャモロック海峡サーモンなど、青森県の食材をたっぷり使ったビュッフェ!!
その中でも注目の食材は、今が旬の「ふかうら雪人参」
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世界自然遺産「白神山地」の麓。
雪の中で2ヶ月以上じっくり熟成させた人参は、鮮やかな色、果物のような甘さです!
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(生産者の坂本さん。笑顔がたまらん!)

そして、こんな素敵なコラボレーションも!
全国の酒蔵を巡って、日本酒の魅力を発信する日本酒ユニット「だめ人間祭り」。
だめ人間祭りが実際に青森へ行き、厳選した日本酒約10種を飲み比べできます!

「ワタシ、ダメニンゲン・・・」と思っている方、
“良い子”にはなれずとも、
美味しい青森食材と日本酒で、
ぜひ一緒に“酔い子”になりましょう(笑)

詳細・参加お申し込みの方は、こちらからご確認ください。

by hayashiya

【ローカルレストランライブ“sachi”~山崎龍司×青森県~】
開催日時 2月20日(木) 19:30~21:30(19:00開場)
会  場 フレンチダイニング Katsina(カチナ)
     東京都港区北青山2-9-8 セントラルレジデンス北青山アクシルコートB1
内  容 青森県の食材を使った“新青森郷土料理”のコース
参 加 費 5,000円
募集定員 先着100名(予定)
by marugoto_aomori | 2014-02-07 22:24 | おいしい食材 | Comments(0)


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