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北海道新幹線が開業した今別町の荒馬まつりがスタート

青森県は夏祭り真っ最中!
日本一小さい新幹線の町、青森県今別町でも、この地の夏の風物詩「荒馬(あらま)まつり」が始まりました。

まつりで披露される「荒馬踊り」は、馬役の男性と手綱取りの女性の2人が男女ペアで踊る、県内でも珍しい踊りです。奥津軽のフォークダンスといったところでしょうか。
「荒馬まつり」は、この男女ペアの踊りに、ねぶたの山車とハネトも一緒に練り歩く、いわば珍しい形のねぶた祭りです。

初日の4日は、荒馬の自由運行ということで、「今別荒馬」の皆様が町内を練り歩きました。

ねぶたの山車は扇形。この他にも人形型の山車もあります。
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お囃子はとても力強いのが特徴で、特に太鼓はとても迫力があり、心地よい重低音が響き渡ります。
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馬役と手綱取りのペアもぞくぞく登場。この日は地元の子供達のほか、宮城教育大学の学生も参加してくれました。そう、この荒馬踊りは大学生に人気なんですよ。
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お囃子の調子が勢いづくと、「ラッセラー、ラッセラー」のかけ声とともに、男女のペアが激しく踊り始めます。激しさの中にも、男性はかっこよさ、女性はかわいらしさが垣間見えます。自分も踊りを覚えて参加してみたいと思っちゃいました。まずは一緒に踊ってくれる相手を探さなきゃ。
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荒馬まつりは、8月7日まで開催されます。今別地区の「今別荒馬」のほか、大川平地区の「大川平荒馬」、二叉地区の「二叉荒馬」も運行されます。特に二叉荒馬は数年ぶりに運行するとのこと。それぞれ、踊りも雰囲気が違いますので、観比べてるのも楽しいですよ。

<荒馬まつり>
■期日:8月4日(木)~8月7日(日)
    8月5日 18時 開発センター出発
    8月6日 17時 今別駐在所出発(合同運行)
    8月7日  8時 神社前出発
■問い合わせ先
 今別町観光協会 電話 0174-35-2014

by りんごすたー
by marugoto_aomori | 2016-08-05 17:32 | その他 | Comments(0)

青森ねぶた祭・五所川原立佞武多 ~目黒雅叙園「和のあかり×百段階段」展~

 今年も7月1日から、東京都有形文化財指定の目黒雅叙園を舞台に「和のあかり×百段階段」が開催されています。
 昨年は、日本各地の風情あふれる「夏を代表する祭りのあかり」をテーマに第1回が開催され、そのなかでもメインの出展となった流派を超えた若手ねぶた師4名が手掛けた青森ねぶた祭は、圧倒的な迫力で来場者を驚かせました。
 第2回となる今回は、日本各地から「祭り」「アート」「職人」「伝統芸能」などの作品が、明かりを消した文化財を優しく灯します。

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 青森県からは、昨年度に引き続き青森ねぶた祭と、今回、初出展となる五所川原立佞武多の2作品がご覧いただけます。

 青森ねぶた祭は、ねぶた師・内山龍星氏と、同氏の弟子で昨年の作品にも携わった立田龍宝氏が、このイベントのため特別に制作した「勧善懲悪 閻魔」が展示されます。
 百段階段にある7部屋の中でもひときわ豪華な「漁樵の間」を舞台に、まるでねぶたが壁や床から浮き出てきたような部屋との一体感や、通常のねぶたの倍近く高さがある「閻魔大王」と「赤鬼」の面は、青森ねぶた祭を間近でご覧になったことがある方でも、その迫力に圧倒されること間違いなしです。

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 次に、今回、初出展となる五所川原立佞武多は、福士裕朗氏が制作した「鹿嶋大明神と地震鯰(2012年制作)」と「津軽十三浦伝説・白髭水と夫婦梵鐘(2015年制作)」のミニ立佞武多2台のそろい踏みです。
 ミニ立佞武多とはいうものの高さは5メートル。目黒雅叙園の絢爛豪華な披露宴会場のエントランスにある「大門池」に並べられた2体の立佞武多を目の前にすると、まるで8月8日の五所川原立佞武多クライマックス「お見合い」の場に、自分も紛れ込んでしまったのではと錯覚してしまいます。

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 この他、青森ねぶた祭とともに東北三大祭りに数えられる秋田竿灯まつりや仙台七夕まつりをはじめ、南かやべひろめ舟祭り(北海道函館市)、美濃和紙あかりアート展(岐阜県美濃市)、柳井金魚ちょうちん祭り(山口県・柳井市)など、日本各地から36の出展品が、昨年を超えるスケールで皆さまをお迎えしておりますので、是非、目黒雅叙園まで足をお運びいただき「和のあかり」をお楽しみください。

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出展品一覧はこちら(http://www.megurogajoen.co.jp/event/wanoakari/exhibit.html)

■展覧会名 アートイルミネーション 「和のあかり×百段階段」展 2016 ~日本の色彩、日本の祭り~
      http://www.megurogajoen.co.jp/event/wanoakari/
■開催期間 2016年7月1日(金)~2016年8月28日(日) 59日間
■開催時間 日曜日~木曜日10:00~18:00(最終入館17:30)
      金曜日・土曜日10:00~19:00(最終入館18:30)
      〔夜の文化財ガイドツアー〕
      18:15(受付)18:30~19:30(見学)その後食事
■入 場 料 当日券1,200円、前売券1,000円、園内前売800円、学生600円※全て1名料金(税込)
■会  場 目黒雅叙園 東京都指定有形文化財「百段階段」(東京都目黒区下目黒1-8-1)
■お問合せ 03-5434-3140(10:00~18:00イベント企画)
■主  催 「和のあかり展」実行委員会
■この期間限定で「百段階段」の撮影が全時間帯可能です。

By MJ
by marugoto_aomori | 2016-07-04 09:57 | 東京の「あおもり」 | Comments(0)

ねぶたの灯につつまれながら至福のコーヒーをいただく

全国的にはだいぶ遅れをとっていますが、7月24日に青森県に6店舗目のスターバックス青森中央店がオープンしました。
4月には弘前公園前店がオープンし、スターバックスのコーヒーを片手に弘前公園の桜を見学するという、これまであまり見かけられなかった光景が見られるようになりました。
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スターバックスは、地域性を生かした店舗デザインを取り入れている店舗が増えているようで、八戸城下店では、壁の一部に南部裂織がデザインされ、弘前公園前店ではこぎん刺しのソファやブナコ照明が取り入れられています。

今回オープンした青森中央店の内部は、こちら。
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そうです。ねぶたの「KAKERA」のペンダントライトが使われています。
「KAKERA」とは、実際に運行された青森ねぶたの彩色和紙の端切れ=「ねぶたのかけら」を活用した照明商品のブランド名です。
デザイナーやクリエイターは、1台の大型ねぶたから約300個分しかとることのできない希少な「かけら」を、ねぶた囃子の響きやハネトの熱気を伝えたいという思いを込めて1点1点選別し、オンリーワンの作品づくりに取り組んでいます。

スターバックスの従業員(パートナー)は、「ねぶたみたいに、お客様の心に明かりを灯せるようにがんばりたい」とおっしゃっていました。
ねぶたの迫力ある華やかさ、青森の短い夏の寂しさ、たくさんの青森の思いが込められている「KAKERA」照明の灯のもとで、至福のひとときを過ごしてみてはいかかでしょうか。

なお、現在のおすすめは「ピーチーインピーチフラペチーノ」とのこと。濃厚な桃の味わいと果肉の食感がたまりません。
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by りんごすたー

スターバックス青森中央店
 住所 青森市荒川藤戸134-2
 電話 017-762-2762

NEBUTA STYLE「KAKERA」
 ホームページ http://nebutastyle.com/ 
by marugoto_aomori | 2015-07-26 16:17 | 手しごと | Comments(0)

祭りの気配を察知~ねぶた関連グッズ編~

ここ数日、ぐっと気温が高まり夏の訪れを感じさせます。
天気もそうですが、夕方になるとどこからかお囃子の音が聞こえてきたり、お店にはねぶたグッズのコーナーができていたり…
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街全体で、夏に向けた準備が着々と進んでいるのが分かりますね。
今回は青森市内で見つけたねぶた関連グッズをご紹介したいと思います!

まずは駅前!青森駅すぐ側の「駅の駅あおもり」さんで見つけたのはコチラ!
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津軽弁の看板(?)が素敵なねぶた祭りグッズコーナー!
「サァ~!」が入っているのがいかにも津軽弁ネイティブっぽくてイイですね。
ここの特設コーナーで特筆すべきは「犬グッズ」でしょうか。
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最近流行りの、犬用のねぶた正装 その名も「わんタッチゆかた」!
わたしも一着持っているのですが、着脱がしやすいのにとっとも本格的です。
愛犬家の皆さまにおすすめしたい一品!

続いてベイエリアの「A-Factory」さん。
館内にはいつもお洒落なおみやげ品・工芸品などがあります。
ここで見つけたのは、ねぶた祭りに欠かせないもので作ったプロダクトです。
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右側から時計回りに「KAKERA(ランプ)」「KAKERA(光るグリーティングカード)」「金魚ちゃんてぬぐい」です。
KAKERAシリーズは、実際に運行されたねぶたの彩色和紙のはぎれ=ねぶたのかけらを用いて作られたアップサイクル商品です。すべての商品に「かけらの使用証明書」がついていて、世界に同じものは一つとしてないという、素敵な商品です!

「金魚ちゃんてぬぐい」は、実際にひろげてみるとこんな感じ↓で金魚ねぶたのイラストがあしらってあるかわいい手ぬぐいです!上記の画像のように瓶やおみやげ品なんかを包んでみても、不思議な模様に見えて素敵ですね。
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最後に向かったのはねぶたの家ワ・ラッセ内にある「アイモリー」さん!
青森ねぶたといえばココ!という施設の売店にあったのはねぶたにまつわる「アイモリー限定グッズ」の数々です。
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上から時計回り順に「ねぶたミニノート」「青森ねぶたプリントせんべい」「竹浪比呂央ねぶたポロシャツ」です。
「ねぶたミニノート」は、使いやすいB5サイズのノートで、ねぶた絵がガツンと描かれた渋い一品。白地に緑という、一見ねぶたらしからぬ色合いがスタイリッシュですね。

「青森ねぶたプリントせんべい」は、南部せんべいの表面に可食インクでねぶたを描いたもの。白せんべい、すりごませんべい、ごませんべい、豆せんべいの4種類があるそうです。15枚入りのおみやげにぴったりな箱入りバージョンもあります。
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そして、スタッフさんが着用しているのは「竹浪比呂央ねぶたポロシャツ」のアイモリー限定版!前から見ると普通のポロシャツに見えますが、背面はねぶたの面が大胆に描かれておりとっても祭りらしい雰囲気です。ポロシャツは6色展開ですが、私のオススメは写真左のBLACK×BLACKです。男女どちらが着てもカッコイイ!

今年のねぶた(ねぷた)祭りはスターウォーズねぶた、ラブライブ!ねぶた、モンストねぶたなど、さまざまなねぶたが出陣するようで、例年以上の盛り上がりを見せるのでは…と予想されています。
みなさんも8月に向けてねぶたグッズで気分を盛り上げてみてはいかがでしょうか?

<問い合わせ先>
・駅の駅あおもり
 住所: 青森市柳川1丁目1−1
 電話:017-721-0276

・A-FACTORY(エーファクトリー)
 住所:青森市柳川1-4-2
 電話:017-752-1890

・青森ふるさとショップアイモリー
 住所:青森市安方1丁目1−1
 電話:017-752-6228

BY霜月
by marugoto_aomori | 2015-07-13 19:43 | Comments(0)

青森ねぶた東京出陣 ~目黒雅叙園『和のあかり×百段階段』展~

青森ねぶた祭開幕まで1か月を切り、青森市内では、ねぶた囃子の音色があちらこちらから聞こえ、祭ムードも徐々に高まってきていますが、一足早く本日から、目黒雅叙園『和のあかり×百段階段』展に青森ねぶたが出陣します!
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昭和10年に東京都目黒区に建築された目黒雅叙園の「百段階段」は、当時の著名な画家達により描かれた色彩豊かな7つの部屋と、それらをつなぐ99段の長い階段廊下からなり、その豪華さは「昭和の竜宮城」と呼ばれ、2009年には、東京都の有形文化財に指定された日本を代表する木造建築物です。

この素晴らしい百段階段を舞台に、青森ねぶたをはじめ、秋田竿燈まつりや山口七夕ちょうちんまつりなど、日本各地の風情あふれる「夏を代表する祭りのあかり」が大集合する目黒雅叙園『和のあかり×百段階段』展が本日から開催されます。
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文化財のため釘一本打てない百段階段「漁樵(ぎょしょう)の間」に、巨大なねぶたを展示するという前例のないプロジェクトに挑戦したのは、4人の若手ねぶた師で、今回の展示の目玉となっています。

以前、このブログでも紹介させていただいた4人の若手ねぶた師は、それぞれ流派が異なるいわばライバル関係ですが、ねぶたに対する愛情や、流派を超えての技術向上、自らの研鑚など、共通の思いを抱き2014年にチームプロジェクトの拠点として青森市に「ねぶた屋」を立ち上げ、ねぶた師の社会的地位の向上や経済的な安定を目指して各種取組を開始しました。
そのような中、今回、目黒雅叙園から百段階段へのねぶたの展示の話を受けて、初めて流派を超えて共同制作に取り組んだものです。
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絢爛豪華な部屋に目一杯飾られたねぶたは、本場のねぶた祭でも、これほどまで間近で見ることは難しく、実際にご覧いただけば、ねぶたの迫力に圧倒されること間違いなしです。

また、今回、「百段階段」初の試みとして全時間帯での写真撮影が可能となっている他、浴衣の着付けがセットになった見学プランもご用意されていますので、青森ねぶたをはじめ、全国各地の「祭りのあかり」に照らされた百段階段で、日本の夏を楽しんではいかがでしょうか。
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■展覧会名 「和のあかり×百段階段」展 ~日本の祭り、12のあかり~
https://www.megurogajoen.co.jp/event/wanoakari/index.html/
■開催期間 2015年7月3日(金)~2015年8月9日(日)38日間
■開催時間 日曜日~木曜日10:00~18:00(最終入館17:30)
金曜日・土曜日10:00~19:00(最終入館18:30)
〔夜の文化財ガイドツアー〕
日曜日~木曜日18:00~19:00(見学)その後食事
金曜日・土曜日18:30~19:30(見学)その後食事
■入 場 料 当日券1,200円、園内前売800円、前売券1,000円、学生600円※全て1名料金(税込)
■会  場 目黒雅叙園 東京都指定有形文化財「百段階段」(東京都目黒区下目黒1-8-1)
■お問合せ 03-5434-3140(10:00~18:00イベント企画)
■主  催 「和のあかり展」実行委員会

By MJ
by marugoto_aomori | 2015-07-03 11:51 | 東京の「あおもり」 | Comments(0)

「~伝統と変革~」若手ねぶた師たちの挑戦

青森駅前の「ねぶたの家ワ・ラッセ」の近くにある「ねぶた屋」は、もともと倉庫兼店舗の建物を地元の広告会社が事務所として使用していた場所でしたが、若手ねぶた師の北村春一さんが、元上司であるこの広告会社の社長さんにお願いして建物の一部を間借りし、「ねぶた屋」というチームプロジェクトの活動拠点としています。

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店内に入ると、本物の大型ねぶたに使用された面が多数飾られているほか、津軽凧と青森凧の凧絵や、青森ねぶた関連商品の展示販売が行われています。(大型ねぶたの面は、販売のほかレンタルにも対応しています。)

ここで活動しているのが、左から順番に、立田龍宝、外崎白鴻、手塚茂樹、北村春一の20~30歳代の4人の若手ねぶた師たちです。

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4人はそれぞれ流派が異なり、ねぶた制作ではお互いライバルですが、青森ねぶたを愛する気持ちは皆同じで、ねぶた師の社会的地位の向上や経済的な安定を目指して各種取組を行うことで、後継者の確保にも取り組んでいます。

若手ねぶた師たちは、これまで師匠たちが行ってこなかった新たな取組を進めています。例えば紙貼りを旅行商品として有料で体験してもらったり、ねぶたの著作権の管理、ねぶたのレンタル事業や関連グッズなどの補助収入確保などに取り組む一方で、近代ねぶた絵の起源となる「青森凧絵」制作技術の普及啓発のために小学校を訪れ、生徒に体験指導を行うなど、伝統文化の継承にも積極的に取り組んでいます。

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このような革新的な取組はまだ始まったばかりで、道のりは決して平坦ではありません。

4人は、師匠たちが命がけで維持してきたねぶたの文化とプロのねぶた師としての生き方を受け継ぐとともに、これを未来につなぐために、交流や共同制作などの新たな取組を行いながら、さらに競い合うこととしています。

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※「ねぶた屋」ではこのような取組を応援していただけるサポーター(個人、企業・団体)を募集しています。詳しくはホームページをご覧ください。なお、4人のねぶた師は、特別な場合を除き、普段「ねぶた屋」にはおりませんのでご了承願います。


byオーレおじさん

(問合せ先)
<ねぶた屋>
住 所:青森市安方1-5-6 YASUKATA GARAGE内
TEL:017-775-9150
FAX:017-718-2245


by marugoto_aomori | 2015-01-26 21:05 | 青森の旅 | Comments(0)

「ねぶた師になる旅」満喫中

毎年5月になると青森市のベイエリアに立ち並ぶ「ねぶた団地」。
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澄み渡る青空の下、6月にしては暑い日差しが照り付けるねぶた制作小屋の中で、紙貼り体験を行う若い女性2人組がいます。
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仙台市出身の彼女達は、いま「ねぶた師になる旅」の最中です。
これまで一般公開されてこなかった、幅約9m、奥行約7m、高さ約5mにもなる大型ねぶたの制作を実際に体験できるこのツアーは、仕事旅行社のホームページから申し込むことができます。

体験スケジュールの主な内容は、「ねぶたの家ワ・ラッセ」で、ねぶたの歴史やねぶた師の仕事のポリシーについての話を聞いた後、昼食後に実際の制作現場での紙貼り体験などを行います。
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講師は地元青森でも有名なねぶた師、北村蓮明さんを親に持つ北村春一さんで、東京でのサラリーマン生活を辞めてねぶた師になる決意を固めた内容など、北村さんのねぶた師という仕事にかける熱い心にも触れられます。
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実際に参加されたお二人に伺ったところ、「体験はまだ全部終わっていないけど、本物のねぶたに囲まれて、実際にその中で作業できることにとても満足している。また祭り本番の時期に来たい。」とのお話しを伺うことができました。

参加のきっかけは、「自分の知らない世界を感じたい」というインスピレーション。そんな旅がここ青森にあります。

【問合せ先】
株式会社仕事旅行社電話:03-5843-6451

by オーレおじさん
by marugoto_aomori | 2014-06-04 20:22 | Comments(0)

若手ねぶた師の活動拠点nebutaya

青森ねぶた祭りは真夏の祭りですが、祭りの時期以外は、ねぶた師さん達は何をしているのでしょう?

大型ねぶたの制作者ねぶた師は、ほぼ一年かけてあの巨大なねぶたを作りあげるのですが、
今の時期は来年のねぶたに向けて、構想を練ったり、早い方は下絵を描き始める時期だそうです。
そんな中、若手ねぶた師さんの新しい活動拠点ができたと聞き、行ってきました。
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名前は「nebutaya」。
WEBで検索してもなかなか出てきません。オープンしたてですから。
場所は、ねぶたの家ワラッセの近くの元倉庫の一角です。
中に入ると、ありますあります、ねぶたの面が。本物の大型ねぶたの面が飾られています。
そして、クリアファイルなどのグッズも販売されています。私が好きな龍もいます。かっこいいー。
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ここで活動しているのは、若手ねぶた師の北村春一さん。
「今、どんな作業をしているのですか?」とお聞きしたところ、「青森凧の凧絵を描いています」とおっしゃいます。
ん?
ねぶた師なのに凧絵ですか? 
それに、青森凧って、津軽凧のこと?
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実は、北村さんをはじめとする若手のねぶた師さん達で、青森凧を習っているのだそうです。
青森凧は、元小学校教員の竹花博先生が教えて下さるのですが、弘前方面で作られている津軽凧とは別のものです。
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北村さん自身が描いたという凧絵を見せていただきました。
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左の津軽凧と、右の青森凧、見比べると確かに違います。
例えば、津軽凧の題材は弘前ねぷたと同じように中国の伝記などが多いようですが、青森凧の題材は、伝統的な青森ねぶたと同じく、武者絵や歌舞伎が多いようです。
また、隈どりの仕方も違います。津軽凧は目の下だけですが、青森凧の隈どりはねぶたと同じように、鼻の下、口の周りまであります。
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改めてねぶたの面を凧絵を見比べると、確かに、鼻の下にも隈どりがありますね。まさに歌舞伎の面のようです。

他にもいくつか相違点があるようですが、青森凧は竹花先生以外に描ける方がいなくなってしまったため、北村さん達若手ねぶた師が、青森ねぶたの勉強のためと、青森凧の伝承を兼ねて、竹花先生に習いに行っているそうです。
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実は、凧絵を教えてくれた竹花博先生は、私も小学生の時に習った先生でした。
下絵を映した後、墨入れと色づけをする凧絵づくりは、なかなか難しかったことを思い出しました。
特に色の調整が難しくて、頬がものすごいピンク色になってしまった記憶があります。

ねぶた祭りの将来を担う若手のねぶた師達が、失われつつある青森凧の伝統を守ってくれると聞いて、竹花先生も安堵されていることでしょう。
若手ねぶた師による凧絵は、nebutayaで販売されています。また、来年1月1日から5日までは、ねぶたの家ワラッセで若手ねぶた師による青森凧絵展も開催されます。ねぶたのルーツも探れるかもしれない、そんな伝統的な凧絵をじっくり鑑賞してみませんか。  by Hana

■nebutaya(ねぶた屋)
青森市安方1-5-6 YASUKATA GARAGE内
by marugoto_aomori | 2013-11-20 23:26 | 青森のアート | Comments(0)

ねぶた制作の総仕上げ~台上げ

毎年8月2日から7日まで開催される青森ねぶた祭り。
祭りの主役は、ねぶた師と呼ばれる制作者によって作られる大型ねぶたです。
ねぶた祭りは夏の祭りですが、実は、ねぶた制作は、前の年の祭りが終わるとすぐ始まります。
ねぶた師が、一年の時と体力と精神力の全てをかけて制作する大型ねぶた、その制作の仕上げが「台上げ」です。
ねぶたは、内部に灯り(電球や蛍光灯、LED)が入るので、バッテリーを積んだ台車にのせて運行しますが、台車にのせる作業を台上げと言います。
アスパム隣のラッセランドでは、7月中旬から下旬まで順次台上げが行われます。
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台上げの時は、各運行団体から40~50人の人が集まります。(写真はNTTねぶた、制作者は北村春一さんです。)
係の方の号令の下、沢山の人が力をあわせて、ゆっくりゆっくりねぶたを移動させ、人力で台車に上げていきます。
通常、ねぶたは台に上げやすいように、いくつかのパーツに分かれていますので、一つあげては、「海側に何センチ」「アスパム側に何センチ」という感じで微調整します。
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このねぶたは、左端の人が転んでいる構図なのですが、リアルな転倒シーンです。
この後ろ姿は「見送り」が乗ると隠れてしまうので、ねぶたの前半分だけが台に上がった状態でなければ見られません。今だけです。
それにしても、隠れてしまう部分なのに、何と丁寧に作られているのでしょう!
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二つに分けて作られていた見送りの、足の位置が無事に決まりました。お見事!

ねぶた師によって大切に作られ、多くの人の手によって台上げされたねぶたを前に、皆さん笑顔です。それにしてもすごい迫力。
命を吹き込まれたというのは、こういうことなのでしょうね。
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このねぶたを制作した北村春一さんは、ねぶた師デビューして3年目の若手。
今年のねぶたは「構図」に一番こだわったと言います。
過去に1度同じ題材のねぶたが作られたことがあったそうですが、北村春一さんオリジナルの、独創的な構図です。

大型ねぶたの制作には1年かかると書きましたが、ねぶた師は、前年のねぶたが終わると次の年のねぶたの構想を考えるそうです。そして、年末までには下絵(原画)を描きます。下絵はねぶたの設計図です。平面の下絵を下に、ねぶた師は立体のねぶたを制作していきます。
(今年の大型ねぶた全ての原画を、こちらで見ることができます。)

下絵が決まると、まだ雪がたくさん降っている2月に、顔や手、足、槍、刀などのパーツを作り始めます。巨大なねぶたのパーツを、下絵から大きさを計算して、いくつもいくつも針金で作っていきます。そして、ゴールデンウィークの頃、ラッセランドにねぶた小屋が設置されると、パーツを小屋に運び、そこでの作業をスタートさせます。
ねぶた小屋では、角材で支柱を作り、針金や糸を使ってパーツを組み立てて、骨組みを仕上げていきます。骨組みが終わると、内部への電気配線を行って、電球などを取り付け、できあがった骨組み一つ一つに紙を貼っていきます。
(電気や紙貼りの様子は前のブログでもご紹介しています。)

紙を貼った白いねぶたには、ねぶた師が墨を入れていきます。
「書割(かきわり)」といい、ねぶたの表情と動きを作る重要な作業です。
大小さまざまな筆を使って、線をかきわけていきますが、「書割の線は人生の線」とも言われ、ねぶた師の特徴がでるところと言われています。
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2013年のねぶたの面に書割をする北村春一さんです。
立体感と厚みを出すため、何度も筆を重ねるとのこと。
眉の部分を書いていましたが、筆を重ねた前後では印象が全く違いますね。
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そして、作業はろうがき、色付けと進み、全てが終わると本体の作業は終了し、台上げとなります。
そんな台上げを「娘を嫁にやる気持ち」と表現する方もいるようです。
北村春一さんは、「一年かけて、勝負をかけて作ったねぶたが、
こうして無事台上げを迎えて、安堵感のようなものを感じる」とおっしゃっていました。

ラッセランドでは、7月中旬~下旬まで台上げが行われます。
台上げは、大勢の人や重機が出入りしますし、ねぶた師が精魂込めて作り上げたねぶたを仕上げる大切な日です。
見学する際は、作業の邪魔にならないよう、事故やけがのないよう十分御注意下さい。
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さて、台上げは昼間ですが、ねぶたは照明が入ると全く違う物になると言われています。
照明の入った全てのねぶたが見られるのは8月1日の前夜祭。今から待ち遠しいですね。
by Hana
by marugoto_aomori | 2013-07-24 20:25 | 青森のアート | Comments(0)

夏だ!祭りだ!ねぶたガイド出陣!

7月に入り、夕方になるとどこからかねぶた囃子が聞こえてくる青森市内。
アスパム近くのラッセランドでは、22台の大型ねぶたの制作作業が着々と進められています。
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ねぶたの制作作業を案内しながら説明してくれる「ねぶたガイド」が
今年も活動をスタートすると聞いて、行ってきました。
丁度「ねぶたガイド」開所式の最中で、地元マスコミの取材も入っています。
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青森ねぶた祭実行委員会の伝承委員長、ねぶたガイド隊長のあいさつの後、
青森ねぶた運行団体協議会 制作委員長の千葉作龍さん(ねぶた名人)から諸注意が。
「ねぶた小屋では、私達ねぶた制作者を紹介しないで下さい。
各小屋にはそれぞれ名人がいて、プロの誇りをもって作業しています。
私達は、ガイドや見学の方がいないものとして一心不乱に仕事をしますから、
皆さんもねぶた制作者はいないものとして案内してください。」というユーモアあふれるお言葉。

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開所式の後、早速ガイドさんに案内していただきました。
既に、青森ねぶた祭オフィシャルサイトで今年のねぶた原画をチェックしていた私としては、
今年初のねぶた見学にワクワクです。

ガイドの天内さんは、ねぶたガイド歴7年目。
この時期、ねぶた制作の進捗状態は小屋によって大きく異なり、骨組みと電気配線が終わったところから、紙貼り中のところ、書き割り(墨で輪郭を描くこと)、ろう書き・色付け中のところ、既に台上げを待つばかりのところまでと様々で、ねぶた制作の工程の多くを目にすることができるそうです。
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この日は、ラッキーなことに複数の小屋で制作過程を見学することができました。
紙貼りの作業は、ねぶた師ではなく、多くは女性が担っています。
小屋の中は、和紙のにおいがします。
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針金で作られた枠一つ一つに和紙を糊で貼っていくのですが、
のりしろが多いと、中からの光がきれいに透過しなくなってしまうので、
丁寧な作業を延々と続ける、根気のいる作業です。
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ろう書きや色付けが始まっている小屋では、ロウのにおいや絵の具のにおいがします。
ろうは墨や絵の具がにじむのも防ぐ上、内部からの光を通し、ねぶたを明るく、立体感あるものにしていきます。
ねぶたの形はとても複雑なので、下に潜るようにして貼っている方もいました。
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紙貼り前のねぶたでは、骨組みと内部の電球が見られます。
使用される電球は1台のねぶたに1200個から2000個。
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青白い刀などには直線の蛍光灯が使われているそうですが、
他の部分も電球色の蛍光灯や電球だったり、部位や色によって変えているようです。

ねぶたガイドの皆さんは、毎日、小屋の作業状況を確認し、制作の邪魔にならないよう留意しながらも、観光客の皆さんにねぶたを楽しんで、知っていただこうとご案内しています。
実際にお話を伺いながら見学して、ねぶたの奥深さに驚かされました。
ガイドの天内さんも、毎回新しい発見や驚きがあるんですよ、とおっしゃっていました。

祭りが始まる前ならではのねぶたの魅力を知り、どんなねぶたに仕上がっていくのか楽しみになって
思わずねぶた柄のイギリストーストを買ってしまいました。d0007875_19583755.jpg
By Hana

ねぶたガイド
◆活動期間と時間
 7月1日から19日まで 10時から15時
 7月20日から8月6日まで 10時から16時
(いずれも12時から13時は休憩、最終受付は30分前まで)
◆活動場所
 青い海公園内 ねぶたラッセランド
 受付は、アスパム東横のねぶたガイド本部
◆申込み・問合せ
 電話017-774-6560(ねぶたガイド本部) 
◆ねぶたガイドは16名が交代で勤務し、受付時間中は、申し込みが有り次第、ご案内しています。
 (所要時間20分程度。短縮可。)
◆ねぶたは紙でできているため、湿気や風は大敵ですので、雨風の強い日はガイドをお休みすることもあるそうです。
by marugoto_aomori | 2013-07-01 20:12 | 青森の旅 | Comments(2)


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