まるごと青森 marugoto.exblog.jp ブログトップファンになる画像一覧

タグ:太宰治 ( 16 ) タグの人気記事

文豪「太宰 治」をテーマにした体験型ゲームイベントが開催されます!




「太宰治企画展、そこにはあるメッセージが隠されていたー」

3月26日(土)、27日(日)の二日間、青森県立美術館にて、
架空の太宰治企画展を舞台とした「リアル謎解きゲーム『邂逅』」が開催されます。

リアル謎解きゲーム』とは、仲間と協力して問題を解いていく体験型の協力ゲームのことです。
主に使用するのは紙とペンと頭脳!(体力もあるとよりGOODだそうです)
勘とひらめき、そしてチームワークを武器に謎を解いていくイベントです。

今回の「邂逅」は、青森県が誇る文豪「太宰 治」をテーマに謎を仕立てました。
太宰のことを知らないよ~著作を読んだこともないよ~という人でも大丈夫。
知識があるかないかは、このゲームではあまり関係がないのです!
(ゲームを終えた後に「ちょっと読んでみようかな」という気持ちになるかも?)

あなたはすべての謎を解き明かし、企画展に隠されたメッセージを見つけ出すことができるでしょうか?

現在、絶賛予約受付中です(*´◒`*)
定員もありますので、気になる方は早めにお申し込みくださいね!

リアル謎解きゲーム「邂逅」の詳細・予約は、こちらのHPをご覧ください。
 
開催日:平成28年3月26日(土)、27日(日)
公演開始時刻:[各日]11時~/13時~/15時~(1日3公演)
場 所:青森県立美術館コミュニティギャラリー
参加料:1,080円
所用時間:80分
定 員:70名/公演

by marugoto_aomori | 2016-03-21 22:49 | Comments(0)

ストーブ列車と太宰の旅

冬の青森といえば、何を思い浮かべますか?

熱々のラーメン、あんこう鍋、じゃっぱ汁・・・食べ物が真っ先に浮かんでしまう私ですが、
スキーなどのウィンタースポーツ、八甲田山の樹氷、寒立馬、日本海の荒波、十和田湖冬物語などなど、
お楽しみはたくさんあります。その中の一つ、津軽鉄道の「ストーブ列車」に乗ってきました。

津軽鉄道は、五所川原市の「津軽五所川原」駅と中泊町の「津軽中里」駅を結ぶ本州最北の民間鉄道で、
冬季にはストーブ列車が運行されています。有名なストーブ列車ですが、案外乗ったことがある県民は少ないのでは?
実は私も今回が初めてです。

津軽五所川原駅で乗車券と「ストーブ列車券」を購入し、列車に乗り込んだらストーブ前の特等席を確保。
寒い日でしたが、火力が強いのでストーブの周りはとても温かく、時折膝が熱いくらいで、
d0007875_0355261.jpg

車内販売で購入したスルメを、ストーブで焼いてもらう様子は炎のアトラクションのようです。
d0007875_0361995.jpg

車内では、津軽半島アテンダントさんが車窓の景色や沿線の様子などお話をしてくれますし、乗り合わせたお客様との雑談も楽しいものです。
途中の嘉瀬駅の様子から、直前まで地吹雪が吹いていたらしいことがわかります。
d0007875_0364265.jpg
地吹雪地帯に入ってきたようで外は真っ白です。隙間から車内に雪が吹き込んでくることもよくあるそうです。
d0007875_037932.jpg

あっという間の20分余りで金木駅に到着すると、アテンダントさんがお見送りしてくれました。
d0007875_0373486.jpg


金木に着いたら、まずは「太宰治疎開の家 津島家新座敷」へ。
d0007875_038124.jpg
雪景色の庭が美しいですね。ここでは代表の白川さんが、太宰にまつわるいろいろなお話をしてくれます。
d0007875_0384358.jpg
『人間失格』が代表作と言われる太宰ですが、失格どころか人間味あふれる人物だったことがわかり、太宰の本が読んでみたくなってしまいます。
d0007875_0391146.jpg
写真奥にある「ここに座ると文章がうまくなる」という太宰の文机の前にも座らせていただきました。効果はあるのでしょうか。

d0007875_0393181.jpg
次は、太宰の生家「斜陽館」ですが、冬の斜陽館は・・・寒いです。だだっ広い屋敷は芯から冷えます。
d0007875_040351.jpg
d0007875_0402317.jpg
昔もこんなに寒かったのでしょうか。火鉢以外に火の気はあったのでしょうか。
d0007875_0411346.jpg
遠方から米を納めに来る農民に対して、地主の津島家は何か温かいもてなしをしたのでしょうか。この豪華で広く、しかし寒々しい屋敷で、太宰はどんな気持ちで過ごしたのでしょうか。新座敷で触発されたのか、厳しい寒さに刺激されたのか、夏の斜陽館では感じられない想いがどんどん湧いてきました。
しかし、斜陽館は寒いです。靴下は二枚はいて行くべきですし、靴下カバーを売っているので、それを購入してもいいでしょう。スタッフが丁寧に説明してくれますので、厳重な防寒対策をしてじっくりお聞きしたいと思います。
d0007875_0413098.jpg

すっかり体が冷えたので、津軽三味線会館で三味線の生演奏を聞きながら温まりましたが、寒さを味わったこの日は格別の想いで三味線を聞きました。津軽三味線は冬に聞くべきものなのかもしれませんね。

d0007875_0414642.jpg
最後に喫茶店「駅舎」に向かいます。元芦野公園駅だった「駅舎」は、当時使われていた電話機などが置かれてレトロな雰囲気でおいしいコーヒーなどが楽しめます。事前にお願いしておけば、季節限定で販売されている「ストーブ弁当」もここで受け取ることが可能です。(ストーブ弁当は、3日前までに予約が必要です)
また、駅舎の裏口から直接津軽鉄道に乗り込むことができるので便利です。
d0007875_0433188.jpg
吹雪の中、列車がやってきました。ここは春には桜のトンネルになる場所ですが、雪の中の列車もかっこいいです。毎日見ている雪なのに、テンションがあがります。

帰りはストーブ列車ではないのですが、五所川原農林高校と青森西高校の生徒さん達が「高校生おもてなし隊」として、金木駅から乗車してきました。
d0007875_0435925.jpg
生徒さん達は積極的に話しかけてくれましたし、しとぎ餅の振舞いや校歌の合唱などもあり、にぎやかなうちに津軽五所川原駅に戻ってきました。

d0007875_0441889.jpg
ところで、この日初めていただいた「ストーブ弁当」ですが、石炭に見立てた里芋の煮物や津軽漬、若生昆布のおにぎりなど、地域の素材がギッシリで見た目も楽しいお弁当でした。竹の皮で編まれたカゴも素敵です。

すでに何度も訪れている金木と津軽鉄道の旅でしたが、
冬の姿を知ることで、次はどの季節に来ようかと楽しみが広がったプチ旅行でした。
そしてもちろん、帰宅後は熱癇で温まりました。これも冬の楽しみの一つです。
by Hana

■津軽鉄道(ストーブ弁当の予約もこちらへ)
五所川原市字大町39
電話0173-34-2148

■太宰治疎開の家 津島家新座敷
五所川原市金木町朝日山317-9
電話 0173-52-3063

■太宰治記念館 斜陽館
五所川原市金木町朝日山412-1
電話 0173-53-2020
by marugoto_aomori | 2014-01-16 23:59 | 青森の旅 | Comments(0)

太宰治の生誕日は新座敷で朗読コンサート

五所川原市金木町にある太宰治疎開の家「旧津島家新座敷」を訪ねました。
d0007875_13332434.jpg

「旧津島家新座敷」は、太宰の長兄文治氏の結婚を機に生家である斜陽館の蔵に隣接して建てられた離れで通称「新座敷」とよばれています。
太宰治は、昭和20年、東京から金木に疎開し、ここに住み、読書や執筆に没頭しました。疎開中の思索や出来事からも数々の作品が生まれています。
戦後、地主制度が崩壊したあと、文治氏は、新座敷を斜陽館の約90m東側に移設して居住していました。
現在も「新座敷」はその場所にあります。
d0007875_13413857.jpg

新座敷は、平成19年1月に公開されました。

新座敷の一角に、「街並みはがき(起こし絵はがき)」を見つけました。
d0007875_13361740.jpg

大きさや見た目は普通のはがきなのですが、よく見ると切れ込みや折り返し部分がたくさんあります。
組み立てていくと立体的な建物などが出来上がるというおもしろいはがきです。
このはがきを受け取った方は、簡単に組み立てられてちょっとした部屋のインテリアにもなります。
d0007875_818501.jpg

瓦葺き屋根、レトロな駅舎、赤いポストと赤い公衆電話などどの情景も懐かしく心がホッと和む「起こし絵はがき」。種類も豊富で、どれも趣がありますよ。

現在、太宰治の生家「斜陽館」をデザインしたオリジナルの「起こし絵はがき」を制作中とのことで、試作品を特別に見せていただきました。
d0007875_1463592.jpg

ラフデザインとはいうものの、赤い大屋根とレンガ塀がシンボルの斜陽館は2階の窓が開けられ、外ではバスを待つ太宰治らしき人物が。また、玄関には津島家の鶴丸家紋ののれんが下げられるなど、その精巧さには驚きです。

斜陽館の「起こし絵はがき」は、太宰治生誕記念日の6月19日(火)から「斜陽館」と「新座敷」にて販売する予定です。

さて、太宰治生誕記念日の6月19日(火)に、新座敷で太宰治朗読コンサート~太宰と祈り~が開催されます。
d0007875_820430.jpg

朗読コンサートは4回目を迎え、今年は、原きよさんの朗読と、カナダの教会歌手ジェシカさんのピアノ弾き語りによるミニコンサートのコラボです。
d0007875_11335939.jpg

コンサート会場は、小説「故郷」で、太宰治が母の傍を離れて涙をこらえたとされる洋室。
戦後は、ここで文学青年たちと交流し、新作を朗読したり、サンルームに畳を出して執筆することもあったそうです。

太宰治への思いを馳せながら、ゆっくりとした時間を堪能できることでしょう。

太宰治朗読コンサート
◆日 時 平成24年6月19日(火)16:00~17:30(開場15:30)
◆場 所 太宰治疎開の家「旧津島家新座敷」
◆参加費 1000円
◆定 員 30名
◆予約・問合せ TEL 0173-52-3063


私もこの機会に、福岡の友人に斜陽館の「起こし絵はがき」で「元気ですか。」の手紙を送ってみたいと思います。

byひっさ
by marugoto_aomori | 2012-06-13 16:32 | 青森の旅 | Comments(0)

太宰治短編集「津軽」堂々発売です!

先日、津軽鉄道で金木方面に向かったとき、
車内販売されていた絵はがきを購入しました。
おおっ、こ、これは・・・
d0007875_18281912.jpg
どこかで見たこと・・・、ああ、JRの吉永小百合さんのポスターだ。
「大人の休日倶楽部」ではなく「津鉄で休日あそ部」・・・
本当に、津軽鉄道は乗るたびに楽しいそんな鉄道、いやいや、脱帽です。

さて、今日の本題は、まさに本の話です。
津軽鉄道で向かった金木と言えば、太宰治生誕の地として有名です。
d0007875_18335969.jpg
(芦野公園にある記念碑です。)
今年生誕102年の太宰治の人気はとどまることを知らず、
先日、太宰治が疎開した「津島家新座敷」で行われた朗読会も、
定員を超える盛況ぶりだったようです。
5月の連休中、県立美術館で行われた演劇「津軽」も見にいきましたが、
寒さではなく、感動で体が震え出したことが忘れられません。

そして、今、です。
太宰の作品というのは、ジャンルを超えて人々に愛されているのでしょうね。
今度は、漫画になって登場しているのです。
d0007875_18333259.jpg
漫画家の山本おさむさんの作画による「津軽」は、
小学館発行のビックコミック増刊号の最新号で完結です。

山本さんが描いた作品「津軽」、
見れば見るほど、読めば読むほど演劇「津軽」と重なり合い、
新たな感動がわき起こってきました。
太宰の作品の素晴らしさが根底にあるのだと思いますが、
山本さんの描く人物の優しい絵がそのように感じさせるのかも知れません。
そして、きっと山本さんも、太宰の魅力にとりつかれた一人なのでしょう。
同じ「おさむ」さん同士、何か感じることが・・・?(太宰はペンネームですね。)

さて、その山本さん、何と太宰の生家「斜陽館」にやって来ます!
d0007875_18344851.jpg
完結したばかりの漫画「津軽」が、早くも単行本となって発売です。
「津軽」だけでなく、「富嶽百景」、「カチカチ山」、「葉桜と魔笛」の4作品が、
1冊の単行本に収録されて登場です。
そして、7月31日にこの発売を記念して、山本さんのサイン会が開催されるのです。
小説は苦手、小さい文字は苦手という方、
ぜひ漫画の単行本で太宰ワールドを味わってみてください。
さぁ週末は、津軽鉄道に乗って、一路斜陽館へ!

本日はここまでということで、
津軽鉄道の絵はがきではありませんが、私も「津軽」をマネして・・・
「では、失敬。」
by ハッピーハンド
がんばろう東北! 青森から東北の元気届けます。

<太宰治短編集「津軽」発売記念サイン会in青森>
7月31日(日)午後1時00分~
太宰治記念館「斜陽館」
五所川原市金木町旭山412-1
0173-53-2020
当日、単行本を購入した先着100名限定なので、お早めに!
※入館料がかかります。

<太宰治短編集「津軽」>
7月29日ごろ発売(地域によって発売日が若干異なるようですね。)
定価1,300円

<津軽鉄道の絵はがき「義援金絵はがき」>
500円で好評発売中(300円が義援金として寄付されます。
詳しくは津軽鉄道のHPからどうぞ。

それでは、本当に失敬。
by marugoto_aomori | 2011-07-27 18:44 | 青森の旅 | Comments(2)

生誕101年! 太宰ミュージアムグランドオープンです。

「走れメロス」や「人間失格」など、数々の素晴らしい小説を世に送り出した太宰治。
d0007875_10332163.jpg
その生誕101年の今年、太宰ミュージアムがグランドオープンしました。
太宰ミュージアムは、何か新しい博物館ができた、とかではなく、太宰の生まれ故郷である五所川原市の金木地区を中心とした地域全体をミュージアムとするもので、街歩きを中心とした体験空間を意味しています。

9月4日、太宰がこよなく愛した芦野公園でのオープンセレモニーには、太宰ファンのみならず、県内外から多くの方が訪れました。
d0007875_1042133.jpg
それにしても、9月に入ったというのに、真夏の日差しです。暑いのなんの・・・。ただ、それ以上に熱く盛り上がったのが、オープニングセレモニーです。
d0007875_10474233.jpg
地元の高校生による見事な津軽三味線の演奏。「ギターより、三味線が弾けるって、どう?」という三浦春馬さんのポスターにもありますが、すこっぷ三味線奏者の私としては、津軽三味線奏者というのは本当にあこがれます。

県外からのお客さんがドッとわいたのが、津軽弁で再現した小説「津軽」の演劇と、金木が生んだスターの吉幾三さんのトークショー。
d0007875_1059874.jpg
劇団に所属している森下法雄さんの熱演と、観光カリスマの角田周さんの解説と巧みなトークで、会場は日差し以上にヒートアップ、という感じです。
セレモニーのトリを務めた吉幾三さんも、日差しと会場の盛り上がりで上着を脱ぎ、ふるさと津軽を熱く語っていました。

さて、セレモニーの会場である芦野公園もミュージアムの一部です。
d0007875_11241536.jpg
彫刻家の中村晋也さんが制作した凛々しい姿の太宰像(最初の写真です。)や文学碑もありますが、この日は、セレモニーイベントとしてクイズラリーや津軽鉄道ミニ列車の運行などが行われ、大人も子供も一緒になって楽しんでいました。
d0007875_1134299.jpg
この日開幕したミュージアムに期限はありません。金木地区に1歩足を踏み入れれば、いつでもそこはミュージアムです。
d0007875_11424391.jpg
太宰ゆかりの場所(写真は斜陽館)を訪れてもいいし、四季折々を通じて開催されるイベントに参加してもいいし・・・。
d0007875_1391682.jpg
津軽鉄道に乗って行けば、気持ちも高まってきますよね。
by ハッピーハンド

※太宰ミュージアムの詳しい情報は、公式HPをご覧ください。
by marugoto_aomori | 2010-09-06 12:03 | ちょっと「立ち寄り」 | Comments(0)

太宰治生誕101年記念トーク&朗読会、そして三鷹での太宰

昨年は太宰治生誕100年ということで、県内も盛り上がり、劇場でも太宰作品がバンバン上映されていましたよね。
そして今年は、ひっそりと・・・ではなく、まだまだ熱いんですよ、太宰!!
6月19日には太宰治検定が開催されたり、太宰治生誕祭が芦野公園内で開催されたり、『生誕101年記念トーク&朗読会 太宰治・母なる津軽~メロスと故郷~in 太宰治疎開の家』が開催されたり♪
朗読会では、ギリシアを舞台にした「走れメロス」を津軽弁に翻訳した「走っけろメロス」、そして疎開の家を舞台に書かれた「故郷」の朗読が行われます。
d0007875_1881512.jpg

写真のソファですが、「故郷」の中で「私は母の病室には帰らず、洋室のソファに黙って寝ていた。」と書かれているソファ♪
こちらの故郷の家で、想像力を膨らませながら朗読「故郷」を聴く・・・♪
きっと、ここでしか、ここだからこそのものが伝わってくること間違いなし!!
朗読会は、まだお席に余裕があるようです!!
詳しくはコチラ
 
そして、実は昨年のうちに密かに「三鷹」も訪れておりましたので、ちょっとだけ足跡をご紹介しま~す♪
昭和14年、30歳のときに、妻と共に三鷹へと移り住んだ太宰。
太宰はこの地で「走れメロス」、「斜陽」、「人間失格」など後に有名となる作品群を書き残しています。

三鷹駅に到着して最初に向かったのは「みたか都市観光協会」
ここで太宰マップを購入!!
d0007875_188476.jpg

マップを手がかりに、そのすぐそばにある小料理屋「千草」跡へ。
d0007875_189697.jpg

昭和22年7月から2階を仕事部屋として使っていたお店があった場所。
太宰マップの説明を見ますと、「仕事場というより、友人、弟子、編集者との酒飲みの部屋であった」と。イメージに合いますね。

そして仕事のあとの一杯を毎日欠かさずしていた太宰。
ということで太宰家が出入りしていた伊勢元酒店の跡地に開設されている太宰治文学サロン
d0007875_1892912.jpg

中には銀座のバー『ルパン』を再現したカウンター。
d0007875_1894789.jpg

酒と太宰。ぴったりの組み合わせです。

太宰治・亀井勝一郎の本のレリーフを見つつ、
d0007875_18101053.jpg

禅林寺でお墓参り。
d0007875_1810522.jpg

今年も桜桃忌には墓前がサクランボでいっぱいになるんでしょうね。

そして、次のポイントに向かう途中に見つけたのが「旧中鉢家跡」
戦後、津軽から見たかに戻った太宰が、自宅が手狭な上に、日々の来客が多くなり、執筆に専念するために、数箇所の仕事部屋を借りていました。
ここは昼の間だけ仕事部屋として借りていた場所。
黒い風呂敷包に原稿用紙、辞書、お弁当を包んで通っていたそうです。
そしてここには「斜陽」のモデルといわれる太田静子さんが出入りしていたそうです。
また、ここで書いた作品としては「メリイクリスマス」や「ヴィヨンの妻」があります。

そして一番行きたかった場所「陸橋」に到着。
d0007875_18112421.jpgd0007875_18114148.jpg

お見せはしませんが、太宰と同じポーズでも撮りましたよ♪
d0007875_1812456.jpg

太宰はここから故郷を想っていたのでしょうか。

そして、最後は、やはり玉川上水
d0007875_18124080.jpg

今はジャングルのような雑草の中の静かな流れですが、昔は水量も多く、流れが激しく「人喰い川」と言って恐れていたそうです。
昭和23年、6月13日、山崎富栄と共に玉川上水に入水し、この世を去った太宰。
一週間後の6月19日、早朝、遺体となって発見。生きていたら満39歳の誕生日というのも、なんだか意味があるように感じてしまいます。

その川のそばには金木産の玉鹿石が建立されていたり、「乞食学生」を刻んだレリーフがあったり、いろいろ見所満載でした。
d0007875_18132164.jpgd0007875_18134197.jpg

太宰は鉄道愛好者だったのではないかといわれていて、太宰治の名で最初に書いた作品は「列車」(昭和8年)。
また、「たずねびと」(昭和21年)では、「私は妻と五歳の女の子と二歳の男の子を連れて甲府を出発し、その日のうちに上野から青森に向う急行列車に乗り込むつもりであった」とか、「人間失格」(昭和23年)では、「自分は東北の田舎に生まれましたので、汽車をはじめて見たのは、よほど大きくなってからでした」とか、作品から鉄道に対する憧れのようなものを感じます。

そんな太宰さんに教えてあげたい!!
今年、新幹線が青森まで開業しますよ~~って♪
by Kuu

《生誕101年記念トーク&朗読会 太宰治・母なる津軽~メロスと故郷~in 太宰治疎開の家》
日時 2010年6月19日(土)16:50-18:50
会場 太宰治疎開の家旧津島家新座敷(主催) 
   五所川原市金木町朝日山317-9
会費 1000円 休憩にお茶・お菓子付
定員 30名 定員になり次第締切り
申込 太宰治疎開の家『太宰屋』お問い合わせページから
電話/fax 0173-52-3063
by marugoto_aomori | 2010-06-15 10:50 | 青森の旅 | Comments(0)

太宰治 疎開の家「津島家新座敷」

これまで、斜陽館の太宰が誕生したお部屋、弘前の下宿したまなびの家、通っていた旧制弘高、外国人教師館万茶ンとご紹介してきたとなれば、次はやっぱり疎開の家♪
ということで、スイマセン、またまた太宰ネタです(笑)。

こちらの疎開の家は、以前、くどぱん!が詳しくご紹介しているとおり、22作品も書かれた家。
d0007875_9163419.jpg

見学するときは、所有者である白川さんがガイドしてくださいます。
昔の地図を開きながら、すぐそこに競馬場があり、皇室の馬車をひく馬がここからも出ていたこととか、この辺一帯300メートルくらいが津島家の土地であったこととか、金木は林業が盛んでヒバの木が金になった、だから金木なんだとか・・・、色んなヘェ!!ということを教えてくれます。
d0007875_9165632.jpg

火鉢や襖、ソファがあるくらいの空間なのですが、太宰のお母様が亡くなられた寝室、作品を書いたお部屋、家族で過ごした部屋・・・と丁寧なお話を聞かせていただいていたら、飾らない空間であるからこそ、想像が膨らみ、引き込まれ、太宰がなぜか身近に感じ、無性に作品を読みたくなっちゃいました。
d0007875_9171295.jpg

そして、単純なワタシは、現在、『津軽』から始まり、『お伽草子』を読んでいる始末。
それだけ説明がお上手なんです♪

お庭には太宰も食べた柿の木も残っていて、柿が実る秋にも来てみたいな~と思いました。
d0007875_9173212.jpg

また、こちらでは、太宰にちなんだTシャツやトートバッグ、バンダナなども販売しています。
d0007875_918525.jpg

一番人気は、写真で白川さんも着ているDAZAI100年Tシャツのネイビー♪
d0007875_9182246.jpg

これらのグッズは、「こころの贈りもの しらかわ」、金木観光物産館「マディニー」、パークイン五所川原などのほか、ネットでも購入できます。

100年経っても色あせない太宰の魅力が、きっと、ここに来ると分かります。
by Kuu

《太宰治 疎開の家「津島家新座敷」》
五所川原市金木町朝日山317-9
こころの贈りもの しらかわ 白川さん
0173-52-3063 500円
不定休

《太宰グッズ》
DAZAI100年Tシャツ、走れメロスTシャツ 2,300円
太宰が好きTシャツ 1995円
DAZAI100年トートバッグ 1,600円
太宰バンダナ 700円
by marugoto_aomori | 2009-07-07 09:20 | ちょっと「立ち寄り」 | Comments(6)

太宰誕生の部屋へ ~太宰治記念館「斜陽館」~

今日は太宰治のお誕生日ということで太宰誕生の場所のご紹介。
d0007875_10593968.jpg
明治40年に建てられた旧津島家住宅は、戦後になって旅館「斜陽館」として、現在は太宰治記念館「斜陽館」として太宰ファンには超お馴染みのスポット♪
私が伺った日も平日だというのに、観光客が次々と訪れていて、私もタイミング良く団体客の方とご一緒させていただいて館長さんの解説を聞きながら見学。

大工の神様堀江佐吉の四男・斎藤伊三郎により建てられた和洋折衷のその建築は、1F11室278坪、2F8室116坪、付属建物や庭園などを合わせて宅地約680坪の豪邸。
その豪華さは、3種類の欄間と襖絵、大きな仏壇がある座敷の襖を取り外せばドドーンと63畳の大広間になったり、
d0007875_111564.jpg
寄せ木の天井であったり、アオダモの床であったり、
d0007875_111289.jpgd0007875_11142100.jpg
シャンデリアであったり・・・と、各所で見てとれます。
d0007875_112294.jpg

2Fのお部屋の金の襖には「斜陽」の文字も・・・(右の襖の最後の二文字)
d0007875_1122142.jpg

そして、太宰が津島修治として産声を上げた部屋はコチラ。
d0007875_1124785.jpg
明治42年6月19日、叔母の部屋で誕生しました。
100年前の今日、ココで産まれたんですね。
当時、赤ちゃんだったかわいらしい太宰を想像しながらも、なぜか小説『二十世紀旗手』の副題「生まれて、すみません」というフレーズが浮かんできてしまいます。
インパクトのあるフレーズですもんね~!
どんだけかというと、ちなんだ煎餅があるくらい(笑)。
d0007875_1131663.jpg
さて、館内の解説板によりますと太宰は随筆の中で、
「私の生まれた日は明治42年の6月19日である。私は子供の頃、妙にひがんで、自分を父母のほんたうの子ではないと思いこんでゐたことがあった。(略)家に出入りしてゐる人たちに、こっそり聞いて廻ったこともある。その人たちは大いに笑った。私がこの家で生まれたことを、ちゃんと皆がしってゐるのである。夕暮れでした。あの、小間で産まれたのでした。ひどく安産でした・・・」とあります。
太宰はここで暮らしたこともあるそうで、まさに太宰の原点となる場所なんです。

そして太宰が一番好きだったといわれている場所は、コチラ。
d0007875_1143081.jpg
床下は収納スペースになっている長いヒバの床の通路。
当時、父や兄しか入ることを許されていない部屋もあったこの大きな家の中で、誰でも出入りできるこの場所が好きだったんですって。
太宰治の人柄が見え隠れするエピソードですね。

青森県内の書店では、ブックフェアも開催されていて、街中が、「生まれて、ありがとう」というムードで盛り上がってます♪
d0007875_1145732.jpg
画像は、紀伊國屋弘前店のウインドディスプレイです。
by Kuu

《太宰治記念館「斜陽館」》
五所川原市金木町朝日山412-1
0173-53-2020
5月~10月8:30~18:00 (最終入館17:30)
11月~4月9:00~17:00 (最終入館16:30)
入館料 一般500円、高大300円、小中200円
by marugoto_aomori | 2009-06-19 09:44 | 青森の旅 | Comments(10)

太宰も訪ねた洋館『旧制弘前高等学校外国人教師館』

先日、弘前に用事があり、弘前大学の前を通ると、見慣れない洋館が・・・。
d0007875_15325234.jpg

調べてみたら平成16年4月に弘前大学の敷地内に移築復元されたっていうから、随分と長いこと、この周りを歩いていなかったんだわぁ・・・と実感。

この建物は、大正14年に旧制弘前高等学校外国人教師館として建てられたもので、太宰治が弘前大学の前身、旧制弘前高等学校に通っていた頃、そこに住んでいた英語教師のところにしばしば訪ねていたといわれています。
その頃、全寮制だったそうなのですが、太宰は寮には入らず、親戚の家に下宿していたんだそうで。
やっぱり、違うんですね、天才と呼ばれる人は。

国の登録有形文化財の指定になっているという外観をよ~~く見ると屋根のバランスが不思議・・・。
d0007875_15332395.jpg

当時は左右対称に、2棟並んで建っていて、こちらはその左側なんですって。

そして、こちらの洋館は、弘前を代表する棟梁・堀江佐吉のもと、副棟梁として働いていた川本重次郎によって建てられたものです。

そんな建築を見たあとは、なんだかノスタルジックな気分にかられ、学生時代よく遊んだ西弘へ♪

といっても、お酒ではなく、西弘公園に隣接した喫茶店『TEA ROOM RABBIT CREEK』さんでティータイム♪
d0007875_1534222.jpg

私が通っていた頃は、『古時計』という名前のお店でしたが、雰囲気はタイムスリップしたかのように当時のまま・・・。ここから眺める公園の桜は綺麗なんですよね~。
d0007875_15344344.jpg

しばし出されたラズベリーティー入りのお水をいただきながらノホホンと公園を眺めていましたが、やっぱり、花より団子でしょ♪
ということで、いただいたのは「スコーンセット」。
ラビットって店名に付いているくらいですから、スコーンの横にちょとんといるクッキーもうさぎちゃん♪
d0007875_1535462.jpg

この日の紅茶はアールグレー♪
d0007875_15352151.jpg

ホームメイドのスコーンにクロテットクリームをた~~っぷり付けていっただきま~~す♪
d0007875_15353713.jpg

ゆっくりとした静かな時間が過ごせる店内には、うさぎが15匹くらいいましたよ。
ちなみに店主さんはウサギ年なんですって。

こちらのお店で出してくれるケーキも店主さんの手作りなんで、次はケーキにしてみようかな♪
by Kuu

《旧制弘前高等学校外国人教師館》
弘前市文京町1 TEL 0172-36-2111
見学時間 9:00~16:00
休館日 土日・祝日、年末年始等
入館料 無料

TEA ROOM RABBIT CREEK
弘前市中野1-7-22 TEL 0172-37-8039
10:30~閉店19:00
定休日 毎週火曜・第3月曜
by marugoto_aomori | 2009-05-22 15:41 | ちょっと「立ち寄り」 | Comments(20)

もうすぐ桜の季節ですね~トゲクリガニを持って花見に行こう♪~

何だか急に温かくなりましたね!もうすぐ桜の季節ですね~
お花見といえば「ガニ(トゲクリガニ)」!
花見のイメージが強いけど、実は3月から5月まで楽しめる
トゲクリガニ!
陸奥湾が国内の主な産地だというトゲクリガニ!
太宰も好んで食べたというトゲクリガニ!(しつこい・・・)
実は今まで自分では茹でたことが無かったので、今回は茹でる
ところからやってみました。(茹で方は、知り合いの漁協に
お勤めの方に教えていただきました♪)
d0007875_1144613.jpg

まずガニをたわしで水洗いします。トゲトゲしているので注意!
d0007875_11443047.jpg

次は~、鍋に水を入れてカニを投入してから火にかけます。ココが
ポイントだそうで、沸騰してからカニを投入すると旨みが逃げて
しまうのだそうです。
d0007875_11445671.jpg

で、沸騰してきたら、塩の投入です。一応聞いたところ、カニ5杯
だと片手分の塩といわれたのですが・・・・分量にすると60~70
グラムでした。なので、3リットルの水に対して60~70グラム位
と考えてもらえればと思います。
d0007875_11452872.jpg

沸騰した段階から15分待って・・・出来上がりです!ちなみに少し
冷ましておくと、ミソの部分が固まって十分に堪能できるそうです。
d0007875_11461888.jpg

おしりの部分から、パカッと甲羅を離すと・・・ああああっっとぉぉ!
d0007875_1146523.jpg

もう甲殻類バンザイ!トゲクリガニの繊細かつ濃厚な味わいで満たさ
れる瞬間です。
d0007875_11475677.jpg

小さいので、カニ肉の量は少ないですが、甲羅の中身に関して言うと、
味・量共にトゲクリガニが一番じゃないかな・・・値段もお手頃だし。
今年の花見は、トゲクリガニを持って出かけてみませんか?

by ノブchan
by marugoto_aomori | 2009-04-15 11:55 | おいしい食材 | Comments(7)


青森の観光・物産・食・特選素材など「まるごと青森」をご紹介するブログ(blog)です


by marugoto_aomori

プロフィールを見る

S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

検索

カテゴリ

全体
おいしい食材
あるあるこんなもの
青森の旅
ちょっと「立ち寄り」
青森食べ歩き
手しごと
東京の「あおもり」
街歩き
青森のアート
青森人
その他
未分類

最新のコメント

ぷるみえさん、いつもご愛..
by marugoto_aomori at 20:46
こんにちは。 いつも楽..
by ぷるみえ at 08:55
そうですね。地元の食材を..
by marugoto_aomori at 12:48
はじめまして。 検索し..
by saku at 14:03
> 通りすがりの隣県民さ..
by marugoto_aomori at 19:10

最新のトラックバック

http://venus..
from http://venusco..
venussome.co..
from venussome.com/..
venusgood.co..
from venusgood.com/..
whilelimitle..
from whilelimitless..
http://while..
from http://whileli..

タグ

(421)
(272)
(242)
(160)
(125)
(110)
(92)
(88)
(86)
(80)
(73)
(71)
(67)
(52)
(50)
(40)
(38)
(34)
(31)
(21)

以前の記事

2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
more...

【お知らせ】

○まるごと青森Facebookページ始めました。登録がある方はもちろん、ない方も登録して下記ページで「いいね」のクリックして、まるごと青森ブログともどもご愛顧をよろしくお願いいたします。
まるごと青森FBページ

○記事に登場する人物・制作物等一切の内容に対する誹謗中傷や記事の内容に直接関係のないコメントやトラックバックについては、削除いたします。あらかじめご了承ください。

記事ランキング