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津軽海峡はしご寿司 ~極寒だから美味しい冬ネタ編~

極寒だから脂が乗っている。
鮮度抜群だからここでしか食べられない。
銀座の高級寿司店でも(おそらく)食べることができない上質のネタがあります。

そんな上質なネタを「はしご寿司」できるなんて♪

津軽海峡内は日本海側から太平洋側へ流れる海流が複雑に交じり合う特有の好漁場で、特に、冬の波が荒く、寒さの厳しい環境で育った魚は身が引き締まり、脂の乗った魚が多く水揚げされます。
寿司ネタの王様大間マグロや青森県魚のヒラメ、活で獲れるキアンコウ、ほかにもヤリイカ、ミズダコ、ムシガレイなど、今だけ、ここだけの魚介が水揚げされます!
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1軒目は「街道の茶屋 きんぱ」(むつ市大畑町)。
むつ市大畑町は記録が残っている江戸時代からすでにイカ漁が盛んで、明治時代には北陸地方を中心に全国から入稼船が来るほどの好漁場なんです。今でもイカの漁獲量は全国でも有数の町です。
そんなイカの町 大畑でいただく旬の冬ネタは「ヤリイカ」。
「イカじゃん」、と侮るなかれ!
この時期のヤリイカは冬の荒波と厳しい寒さの環境で甘みが増し、青森県独特の味わいがあるんです!
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大将の石塚さんに、ヤリイカで3貫作ってくださいとお願いして出てきたのが、写真左から「エンペラ(耳)」、「ゲソ煮」、「胴」の握り。
「エンペラ」は甘みは少ないがコリコリとした食感が愉しめ、「胴」は甘み十分の美味しさ。「ゲソ煮」も他2品と違う食感と味わいで美味でした。お値段は3貫で900円。
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これも食べてみてと出されたのが、青森県の県魚「ヒラメ」で、ヒラメの身肉の上に、ヒラメの肝を茹でて、濾して、醤油・酒・みりんで味付けしたものを乗せた握りが登場。
思わず「日本酒ほしい~!」と叫ばずにはいられないほどの美味でございました。
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はしご寿司2軒目のお店は、風間浦村の下風呂温泉郷にある「鮨の浜勝」。
鮨の浜勝さんは「漁火の宿三浦屋」の中にあります。
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風間浦村の今の時期の旬の魚といえば、やはり「風間浦鮟鱇(キアンコウ)」ですね。
風間浦村のアンコウ漁は全国的にも稀なアンコウを引っ掛けて釣る空縄釣りで、「生きたまま水揚げされる」のが特徴的です。
そのため、大将の三浦さんは「活アンコウ」にこだわって寿司を握っているんだそうです。

そんな活アンコウで握るこだわりの3貫は、写真左から「ほほ肉の生肝乗せ」「身肉の蒸し肝乗せ」「ヒレと皮の軍艦巻き」の3貫(800円)。
中でもほほ肉は10㎏のアンコウから十数貫しか取れないというレアもの。
2種類の異なる肝の旨味と、ここでしか味わえない貴重な活アンコウは垂涎の逸品でした!
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むつ市大畑町→風間浦村と下北半島を北上して来たら、3軒目はもちろん本州最北の大間町で大間のマグロをいただきます。
大間マグロのお寿司といえばここ「浜寿司」さん。
はしご寿司の最後はとことんマグロをいただきます。
地元では"マグロだけ握り"と言われている「鮪握り盛り合わせ」(5,800円)がオススメ。
大トロ2貫、中トロ2貫、赤身4貫、鉄火巻1本で満足すること間違いなしです!
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そしてこのはしご寿司。
実は最近人気のあの番組のように路線バスで巡ることができるんですよ!
旬の味覚と本州最北のバス旅をの~んびり味わってみませんか?

詳しくは下記をとおりです。
【JR】
○東京駅6:32発→(はやぶさ1号)→八戸駅9:21着
○八戸駅9:30発→(快速しもきた)→下北駅11:03着

【路線バス(下北交通)】
○下北駅11:10発→(佐井線)→大畑駅12:00着 徒歩15分(1.1km)で「街道の茶屋きんぱ」
○大畑駅13:40発→(佐井線)→下風呂バス停14:01着 バス停すぐそば「鮨の浜勝」
○下風呂バス停15:21発→(佐井線)→大間バス停15:58着 バス停すぐそば「浜寿司」

翌日は大間フェリーターミナル7:00発の大函丸(津軽海峡フェリー)で函館へ行くこともできます(8:30着)。


<街道の茶屋きんぱ>
 住  所:下北郡むつ市大畑町松の木157-1
 電  話:0175-34-4009
 営業時間:10:30~21:00(LO:20:30)
      ※休憩:14:00~15:00
 定 休 日:水曜日

<鮨の浜勝>
 住  所:下北郡風間浦村下風呂下風呂70
 電  話:0175-36-2474
 営業時間:17:30~23:00(昼は要予約)
 定 休 日:要確認

<浜寿司>
 住  所:下北郡大間町大字大間字大間69-3
 電  話:0175-37-2739
 営業時間:11:30~21:30(不定休のため要確認)
 定 休 日:不定休

by きむにぃ
by marugoto_aomori | 2016-03-09 12:47 | ちょっと「立ち寄り」 | Comments(0)

ようやく会えた太巻き寿司

太宰治のふるさと五所川原市金木町に「奴寿し」というお寿司屋さんがあります。

私は、15年くらい前、金木町の職場に勤務していましたので、たまに自分へのご褒美にここのお寿司を食べにいっていました。とても旨いお寿司を握ってくれるという美味しい記憶が今でも忘れられません。

先日、ちょっとした機会に恵まれ10年ぶりに訪れました。そして、以前からずーっと気になっていた太巻きを注文してみました。
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目の前にドーンとでてきた太巻きの直径はなんと10cmほどの太さです。食いしん坊ひっさのテンションは一気に上昇!と、同時に「なんで、金木町にいたあの頃に注文しなかったんだろう。もっと早く会いたかった」と、ちょっと後悔・・・。
太巻きは、奴寿しの大将が昭和50年に金木町にお店を構えた当初からお品書きにあったそうで、今では当店の人気メニューとのこと。
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この太巻きには、11種類もの海の幸などが巻かれており、いろんな味が一気に楽しめるのはもちろん、それぞれのネタのバランスも絶妙で、ダイナミックでありながらも洗練された太巻きといったところでしょうか。ウニとすじこは溶けやすいので、ほかのネタと混じり合わないよう、それぞれを巻物にしてから太巻きに仕込むという気遣い。だから、太巻きの切り口は見事にきれいで美味しそうです。
両手でしっかり持って豪快にかぶりついてください。これが本当に旨い!
お値段は2,800円。使用するネタの鮮度と量をみればお得感たっぷりの納得プライスです。

また、店内の雰囲気もとてもいい感じなのです。
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カウンター席のほかに、小上がりや大きい座敷もあり、お客様のお食事のスタイルに合った空間で美味しい時間をゆっくり楽しめます。
私は、カウンターでそれほどおしゃべりではない大将と、魚やすしネタなどのお話しながら食べたいです。
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ランチもやっているので、金木町にいらした際はお立ち寄りくださいませ。

太巻きのほかにも、超おすすめの奴寿しオリジナルの寿司ネタもあるようです。

by ひっさ

<奴寿し>
住 所  五所川原市金木町朝日山468-1
T E L  0173-52-2039
営業時間 11:30~25:00
定休日   無休
by marugoto_aomori | 2012-11-16 23:56 | 青森食べ歩き | Comments(2)

「鮨割烹 重兵衛」 お寿司のランチ

八戸に出掛けたら、いただきたいのは、やっぱり海の幸ですよね♪
そろそろ「寿司の日も近い」ということで、お得なお寿司ランチ情報です。

以前、BLUE SAPPHREさんも記事にされた『重兵衛』さんです。
『重兵衛』さんって、高級で自分のお口にはなかなか入らないだろうなぁって思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、ランチは別!
両親連れてレッツゴー♪

八戸市小中野の住宅地の中に、高級店らしい風格ある店構えに期待しながら入店。
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客室もいくつかの個室が用意されていましたが、ランチだったんで、大きな広間に通されました。
そこから見えるお庭も素敵。
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メニューを見ますと、にぎり1050円、特にぎり2100円、特製太巻き1575円といずれもリーズナブル♪
まず、にぎりランチはコチラ。
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まぐろ、イカ、蛸、いくら・・・と充分な食べ応え!!
これに、小鉢、吸い物、デザートも付いちゃうんです。
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そして、特にぎりランチはコチラ♪
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コチラになると、私の好物のウニも入ってきます♪
他にも、ホタテや海老ちゃんも♪
(コチラも同じく、小鉢、吸い物、デザート付き)

最後に飲み物も♪
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ここまでで充分なのに、食いしん坊のKuu家は特製太巻きも追加注文しちゃって、お腹も気持ちも大満腹、大満足♪
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八戸の海の幸、万歳って感じのランチでした♪
by Kuu

《鮨割烹 重兵衛》
八戸市小中野2-4-19
0178-43-3430
11:30 - 14:30 (LO 14:00)
17:00 - 21:30 (LO 21:00)
日曜休(祝祭日は営業)
by marugoto_aomori | 2009-10-27 18:32 | 青森食べ歩き | Comments(6)

北緯40度30分『八戸前沖の鯖』

先週、東京で、青森のお寿司をいただく機会がありました。
青森のお寿司といえば、県の魚であるヒラメや、下北のマグロ、
陸奥湾のほたてなどなど、自慢の寿司ネタは多いのですが、
今回、その実力を改めて知ったのは、「八戸の前沖の鯖」でした。

北緯40度30分、八戸前沖のサバのおいしさは
以前に、義人が紹介しているとおりですが、
「八戸前沖の鯖は肉厚でぷりぷり。脂の質ものりも文句なし。食べればわかる!」
と八戸の人々が胸を張るのも、うなづけるおいしさでした。
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お寿司屋さんの「サバ」といえば、
おつまみで「シメサバ」か、そのにぎり寿司と思っていましたが、
八戸の鯖文化はちがいました。
そのひとつが、この「サバネギ巻」。
シメサバを細かく刻んだものに、ネギを合わせて、
細巻きにしています。ネギトロ巻のトロがサバに変わったというもの。
「八戸では、普通のネタだよ」と言われたものの、
知らなかった・・・八戸でお寿司を食べたこともあるのですが・・・
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もうひとつが、白銀町の俵屋さんのご主人のお母さんのお母さんが作っていたという
料理「サバのりんごなます」。
「シメサバ」と「りんご」という思いがけない組み合わせですが
食べてみると、すりおろしたリンゴの甘さがなんの違和感もなく、
シメサバと調和した一品でしたよ。
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他にも、地元八戸のお寿司屋さんでは、前沖サバのしゃぶしゃぶ、
〆サバの菊花巻き、サバの棒寿司など、いろんなサバの料理がいただけるようです。

八戸の前沖のサバのいいところは、脂がしっかりのっているのに、
実際食べてみると、脂っこさはまるで感じられないところ。

今度、秋冬に八戸へ行ったら、おいしい八戸前沖のサバ料理をいろいろ食べたいものだと
強く思ってしまいました。でも、横丁探険もしたいし、朝市にも行かなくちゃいけないし
行きたいところがたくさんあって、大変です(笑)。
                                      byひろぽん
by marugoto_aomori | 2008-03-12 14:54 | おいしい食材 | Comments(3)

陸奥前寿司

寿司の魅力は何だろうかと考えてみると、
おそらくはネタの新鮮さに行き着くような気がします。
東京で美味しいと言われるお店でお寿司を食べても、
正直あまり感動はしません。
青森好きの東京の知人にこの話をすると、
「君が行けるようなお店だと、
青森で食べる魚のクォリティは期待できるわけがない。
一人3万円、それくらいは覚悟しないと無理」と言われました。
東京では何万円も出さないと食べることができない魚が、
青森では数千円で食べることができると考えれば、
わざわざ青森に来る価値だってあると思いませんか?

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さて、今日ご紹介するのは青森市の山寿し。
青森市の中央、NTT東日本の裏手にある寿司屋です。
このお店、普通の握りを注文するのももちろん有りですが、
お薦めはセットメニューでの注文。
通し2品、刺身、焼き物、寿司、蒸し物(揚げ)、
最後に玉子とじがついて5,000円。少し多いくらいのボリューム。
飲んで食べてたっぷりゆっくり過ごすのには最高な感じ。
5,000円は決して安くはありませんが、
金額にあわせていろいろお願いできそうなので、
そこは相談してみるのが良いかと思います。d0007875_20403023.jpg

この店で食べてびっくりするのは造りの厚さ。
とにかく厚い。厚いので身をかみ切るときの食感までを堪能できます。
店の御主人に伺うと、自分は魚の扱いに潔いいんだと言います。
厚いと言っても食べにくいような厚さではなく、
魚の食感から風味まで、きちんと味わうために必要な厚さ。
なので、白身も赤身もしっかり堪能することができます。d0007875_20411785.jpg
もちろん握りも見事なもので、
青森の寿司の魅力をそのままに、
ネタの良さをストレートに感じることができる握りです。
繰り返しになりますが、これって実はすごいこと。
魚が美味しい土地だからこそ楽しめるものなのです。
そして、この店の〆は何故か玉子とじ。
この辺にも御主人の心遣いを感じることができます。d0007875_20413429.jpg

魚の美味しさを手頃に堪能できる寿司、
それが青森の寿司、いわば陸奥前寿司なのではないでしょうか。

by YOSHIHITO
by marugoto_aomori | 2007-12-03 20:42 | ちょっと「立ち寄り」 | Comments(8)

一口にこだわった生太巻き

弘前市元寺町、弘前公園のほど近くでまたまた生太巻きを食べました。
昭和51年開業の「寿司蔵」です。d0007875_118164.jpg

「寿司蔵」の生太巻きはマグロ、白身魚、エビ、イカ、カニ身、
ウニ、イクラ、カズノコ、エビッコ、キュウリの10品を海苔1枚半で巻いたもの。
店に並んでいるネタをできるだけ使って太巻きを作るとどうなるだろうと
あれこれ考えて出来たものなんだそうです。d0007875_1185347.jpg
実はここの生太巻きは他に比べると少し小さめに作られています。
これは、生太巻きの美味しさは全ての具の混じり合いだと考える店主・原子さんが、
一口で食べることができるサイズにこだわったためだと言います。
また、キュウリも細かく刻んだものを使うことによって、
他の具との一体感が生まれるように工夫されています。
とにかく一口で食べた時の味や食感のバランス。
そこにこだわったのが「寿司蔵」の生太巻きです。
がんばれば女性の方でも一口いけると思います。

最近では有名な回転寿司店の進出もあり、
寿司屋を営んでいく上では相当な脅威となっていますが、
原子さんはご自分でも家族で回転寿司に行き、
自分の店のあり方を勉強しているそうです。
そして、そこで感じたのは、小さい子どもがいる家族連れであれば
確かに回転寿司は魅力的であること。そのことを認めた上で、
自分が市場で厳選したネタを出している寿司そのものでは負けない自信があり、
つまみを食べながら酒を飲み、親父と話をして、最後に寿司で締めて帰る、
こんな楽しみ方をしたい人に最高の仕事を提供するように心がけているのだそうです。

そんなお店ですから、飲んで、つまんで、話して、
そして寿司を食べるとその価値が分かります。
酒類も焼酎、ワインなど最近の嗜好も踏まえて取りそろえてあるし、
料理にはできるだけ一手間加えるように心がけていて、
吸い物にも定番エビの頭だけではなくネカブが入っているのが嬉しいところ。
人気の陶板焼きはエビ、イカ、ホタテ、ウニなど
海の幸がたっぷり入って1200円。お得です。d0007875_1192092.jpg
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海苔1枚半で巻かれる生太巻きは、
1人で1本食べ切るには量が少し多く、2~3人で食べるのがちょうどいい感じ。
なので、1人のときは平日限定のランチメニューですが中太巻き(800円)もお薦め。
アナゴ、カニ、カズノコ、エビッッコ、キュウリの五品を
海苔1枚を使って巻き上げたもので、
1人でちょうど良い分量とあっさり目の具材の組み合わせが昼にぴったりです。d0007875_1195242.jpg

by YOSHIHITO
by marugoto_aomori | 2007-10-03 11:12 | あるあるこんなもの | Comments(1)

弘前の山道町でも生太巻き

中央弘前駅を出て右手、
坂道を少し登ったところにあるゴシック様式、赤煉瓦造りの洋館・弘前昇天教会。
この教会の前を通り過ぎて少し行ったところに
"車寿司"というお寿司屋さんがあります。d0007875_1422741.jpg
"車寿司"は店主・原子清昭さんが昭和45年に構えたお店。
修業時代に習得したという「うなぎ」を出しているちょっと変わったお寿司屋さんですが、
料理の質が高いことでも有名で、
いち早く使われる旬の食材の料理を目当てのお客さんも多いとか。

この店の名物が八色巻き。
白身魚、マグロ、ウニ、エビ、シャコ、貝類、エビッコ、キュウリ、
八種類の具材を海苔一枚半で巻く弘前系生太巻きです。
原子さん曰く「良い素材を使った太巻きを作りたかった」と話すだけあって、
それぞれの素材が惜しげもなく、ふんだんに使われており、
その素材たちが見事にシャリの中で溶けあっていて、
生太巻き特有の複雑な風味を楽しむことができます。
キュウリの食感がちょうど良いアクセントになっていて、
反対側のエビッコのつぶつぶの食感とのバランスがなかなかです。d0007875_14223452.jpg
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生太巻きというものは本当に面白いもので、
職人さんによって、素材を重視したもの、
食感を重視したもの、色取りを重視したものなどがあり、
どこのお店もオリジナルの個性を生太巻きに表現しています。
握りとは異なり明確な違いがあるのが面白いところです。

"車寿司"には海苔一枚で六種類の具材を巻く六食巻きもあり、
こちらは八食巻きに比べるとひとまわり小さく、食べやすさで人気があります。
生太巻きは一口で食べたいけど、口の大きさに自信がない、
と言う方には六色巻きがお薦めです。

以前は座敷だったところにも、
和風チックな椅子とテーブルを入れるなどの配慮があるのも嬉しいところ。
さまざまな場面で利用しやすいお店だと思います。
もちろん普通の握り寿司も美味しいです。

by YOSHIHITO
by marugoto_aomori | 2007-09-21 14:24 | ちょっと「立ち寄り」 | Comments(0)

鍛治町の真ん中で生太巻きを食べる

弘前で「鍛治町に行く」と言えばイコール「飲みに行く」ことと言っていいほど、
鍛治町周辺には多くの飲食店が集まり、たくさんの人で賑わっています。
この鍛治町の中心部にある雑居ビルの1階にある寿司屋「太助」もまた、
弘前らしく生太巻きが自慢のお店です。d0007875_1656058.jpg

「太助」は昭和63年に開業したお店で、
店主・太田主税さんは昭和35年に弘前に生まれました。
弘前に生まれ、弘前で寿司屋を志した太田さんにとって、
この鍛治町に店を構えることが一つの夢であり、
チャンスをしっかりとつかみ、夢を実現させました。
店名は「一心太助」に由来するもので、
元気なことだけは誇れるお店にしたいという思いで名付けられたそうです。
威勢が良くて元気なこのお店、
小さいながらも居心地の良さがあります。d0007875_16562222.jpg

「太助」の生太巻きは
マグロ、カンパチ、サーモン、エビ、ホタテ、カニ、シャコ、
イカ、ウニ、シシャモッコ、玉子、キュウリの全12種類の具材が使われています。
いかに綺麗な彩りになるかということにも気を配って配置しているそうです。d0007875_16564051.jpg
海苔一枚半を使う生太巻き。
多くの場合はこれを八つに切り分けていますが、
「太助」では六つに切り分けています。
そのため、一切れ三センチ近い厚さになり、
とても一口で食べることはできませんが、
厚みがある分だけそれぞれの素材の味が強く出ていると思います。
それ故に、どういう組み合わせでかぶりつくかによって、
食べた雰囲気は全く異なったものとなるため、
楽しいと同時に、太田さんの配置の妙を感じました。

生太巻きの良いところの一つに、
何人で食べても揉めないことがあるそうです。
握り寿司を何人前か頼んで大勢で食べると、
好みがかぶったりするため、遠慮したり揉めたりすることもありますが、
生太巻きだと具材が均等に入っているため、
そんなな心配をする必要がないためだとか。
納得できる話です。

また、「太助」は場所がら食事だけのお客さんだけではありません。
そこで、お酒のあてにもかなり気を配っています。
アナゴは生きているものをその日にさばいて料理するので新鮮そのもの。
自家製イカの塩辛も、新鮮なイカを使った作りたてなため、
イカのわた和えと言えるくらいの鮮度で、
イカのわたの風味が妙味でした。d0007875_16565925.jpg
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弘前鍛治町の「太助」。
いろんな楽しみ方ができる良いお店です。

by YOSHIHITO
by marugoto_aomori | 2007-08-24 16:58 | ちょっと「立ち寄り」 | Comments(4)

一度食べたら癖になる"山海巻き"

あるお寿司屋さん曰く、
殿様が住んでいた街・弘前は寿司だって美味しいのだそうですが、
内陸にあるにも関わらず魅力的なお寿司屋さんが多いのは事実で、
土手町からおよそ2㌔ほど南の取上2丁目にある、
寿し処「えび新」もその一つです。d0007875_15143487.jpg

「えび新」は昭和50年創業のお店。
名前の由来を聞いてみると意外なほどに何もなく、
他では見かけない名前という一点のみで付けた名前なんだそうです。
ところが、お客さんは「エビに自信があるのだろう」と期待してやってくるため、
エビを切らすことができなくなってしまい、昔はけっこう大変だったそうです。

御主人の小野さんは、店に入って一言話しただけで、
その人柄が伝わってくるような暖かさをもった方で、
そんな御主人の握る寿司は、気構えて食べるのではなく、
普段着で食べてこそ美味しい寿司という感じがします。d0007875_15151360.jpg
このお店の名物が山海巻き(1,575円)。
しめ鯖、山ごぼう、しそとガリを具材に作られる中太巻きで、
小野さんオリジナルの一品です。
握りでは使えないしめ鯖の端の部分を巻物にしたところ、
これがけっこう美味しいものだったので、
食感にアクセントをつけるために山ごぼうを、
味のバリエーションでガリを入れ、
これにしその風味を加えることで、
すっきりと食べやすいものにしたのだそうです。
しめ鯖の甘さとガリの甘さのコントラストが絶妙で癖になる味です。
名付け親は弘前大学のウェスターホーベン教授。
店の常連客だった彼に、完成した山海巻きを試食してもらい、
その時に名前を考えてもらったそうです。d0007875_15153836.jpg

海苔一枚半を使った生太巻きもこの店の自慢の一品。
カンパチにマグロ、タイ、サーモン、磯っこ、ほたて、うに、カニの剥き身など、
新鮮な八種類の具材を使ったもので、
山海巻きのすっきりした味と対をなすような濃厚な味には大満足です。
海苔の境目のところから食べ始めると、
中の具材がこぼれにくく食べやすいんんだと教えてくれました。d0007875_15155838.jpg

「えび新」は握りのシャリがかなり大きいのも特徴の一つ。
これはもともと大学生のお客さんも多かったので、
お腹いっぱいになってもらいたくてそうしているのだそうです。
今も昔もお寿司は高級品。
一人前でお腹が満たされないのでは可哀想だとシャリが大きくなりました。
これはこれで立派なコンセプトだと思います。
お腹いっぱいになるつもりで行くことをお薦めします。

by YOSHIHITO
by marugoto_aomori | 2007-08-16 15:21 | ちょっと「立ち寄り」 | Comments(0)

弘前に行ったら食べたい生太巻き

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弘前の中心商店街土手町と歓楽街鍛治町を結ぶ「かくみ小路」。
昔はけっこうな人通りだったというこの小路は、
少し寂れたような雰囲気に情緒がある上に、
なかなかの優良店が店を構えていることもあって、
単なる通り道にしてしまうには惜しいところです。

そんなかくみ小路の一画にあるのが「常寿し」。
昭和44年に創業したと言いますから40年近い歴史があります。

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常寿しの名物と言えば「生太巻き」(2,940円)。
マグロ、タイやヒラメの白身魚、コハダ、イカ、シャコ、アナゴ、
ホタテ、カズノコ、ウニ、イクラ、トビッコ、大葉の計十二種類の具材を、
海苔一枚半で巻き上げた非常に豪華なもの。
しかも、これらの具材が喧嘩をするのではなく、
幾重にも重なる味の深みとなっています。d0007875_15494119.jpg
そして、この生太巻きの面白いのは、
食べ始める場所によってその雰囲気がまったく変わること。
ウニなところから食べると濃厚な甘みが、
カズノコなところから食べるとぷちぷちの食感が、
イクラなところから食べると甘じょっぱいコクがまずは広がり、
その後で中心部の魚系具材の旨味をじっくりと味わうことになります。
まったく飽きさせてくれません。

ここは生太巻きで有名なお寿司屋さんですが、
もちろん握り寿司も優れもの(写真は上寿司2,100円)。
寿司と言うと青森や八戸をイメージしがちですが、
弘前はなんと言っても殿様が住んでた街。
日本海や陸奥湾から良い素材が運ばれてくるので、
常寿しの手にかかればかなりのクォリティーの寿司になります。d0007875_1550623.jpg

胃袋のサイズにもよりますが、
3人くらいで行ってそれぞれ上寿司を頼み、
最後に太巻きを分け合うくらいがちょうどいい感じだと思います。
個々の素材を楽しむ握りと、
融合した複雑な味を楽しむ太巻き、
片方だけじゃもったいないですからね!

by YOSHIHITO
by marugoto_aomori | 2007-07-06 15:53 | 青森の旅 | Comments(2)


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by marugoto_aomori

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