まるごと青森 marugoto.exblog.jp ブログトップファンになる画像一覧

タグ:津軽塗 ( 19 ) タグの人気記事

津軽の伝統×若いチカラ

本日2月3日から9日まで、松屋銀座の7階和の座ステージにおいて、「津軽の伝統×DESIGN展」が開催されています。
 
d0007875_13261987.jpg


この企画は、津軽伝統工芸マーケティング促進研究会(主催:中南地域県民局)によるもので、研究会に参加する若手職人の作品が展示販売されています。

d0007875_14323216.jpg


研究会は、平成23年に津軽地域の伝統工芸に携わる意欲ある20~40代の若手職人をメンバーとして設立し、マーケティングや商品の見せ方などを学び、伝統的な技術とマーケットインの考え方を融合させたモノづくりを目指しているそうです。



気が付けば、マイ箸は津軽塗、筆箱や名刺入れはこぎん刺し、化粧ポーチは南部裂織。
青森の手仕事に囲まれて暮らしている私にとってはなんとも魅力的な企画。
ということで、早速会場へおじゃましてきました。


d0007875_15242815.jpg


ミルフィーユ、ストーン柄の津軽塗細箸



d0007875_1461399.jpg


花をモチーフにした津軽塗のお皿。



d0007875_14544864.jpg


津軽塗の工法と似た技術により波紋のように美しい模様「暗紋」のある津軽打刃物



d0007875_1413558.jpg


こぎん刺しがアクセントになっているワンピースやストール



d0007875_14134863.jpg


色鮮やかな南部裂織のベルト


などなど、青森で暮らしてきた私にとっても初めて目にするような作品が多くありました。


会場には、展示している作品を手掛けた研究会の若手職人が常時3~4名いるそうで、自分たちの作品へのこだわりや伝統的な技術についてお話を伺うことができます。

私が会場に行ったときは、津軽打刃物の吉澤さん、こぎん刺しの角舘さん、南部裂織の三好さんの3名がおり、それぞれにお話を伺いながら作品を見せていただきました。

職人の皆さんから直接お話を伺うことで、作品の魅力や職人の思いに触れることができ、いつもとは違う視点で、より深く青森の伝統工芸を知ることができたように感じました。


d0007875_15233813.jpg



ブログで紹介した作品はほんの一部で、伝統技術と若いアイデアが組み合わされた素敵な作品が会場内にはたくさんありました。

2月9日(火)まで開催しておりますので、青森の伝統と若手職人の皆様に会いにぜひお立ち寄り頂ければと思います。

by matsu


<津軽の伝統×DESIGN展>
 日時・・・平成28年2月3日(水)~2月9日(火) 10時~20時
      (9日のみ17時30分まで)
 場所・・・松屋銀座 7階和の座ステージ
      (東京都中央区銀座3-6-1)
 出展内容・・・津軽塗(器、箸、盆、小皿、テーブルなど)
         津軽打刃物(ペーパーナイフ、包丁、花器など)
         こぎん刺(バッグ、ワンピース、タペストリー、ポーチなど)
         南部裂織(ストラップ、帯締め、ベルト、卓布など)
 主催・・・青森県中南地域県民局地域連携部
 事務局・・・The企画エルサーチ株式会社
by marugoto_aomori | 2016-02-03 15:28 | Comments(0)

おしゃれでかわいらしく進化する津軽塗

昭和50年に国の伝統的工芸品に指定された青森県の津軽塗。
漆を数十回塗り重ね、研磨仕上げを施す300年以上も変わることなく受け継がれてきた伝統技術で、底から発する奥行き、器にへばりついた力強さが特徴です。
d0007875_14375427.jpg


この津軽塗をしっかり継承しつつ、特に若手職人の収益向上のシステムづくりを目的とした「津軽塗新ブランド創設プロジェクト」が設立されており、継続して展覧会などが開催されています。
津軽塗製品としてはお椀、お盆、箸などが一般的ですが、若手デザイナー・クリエイターの視点により、生活様式に合うおしゃれでかわいらしい様々な製品の商品化が検討されています。

9月26日~27日に、青森市のアウガで展示会が開催されましたので、その様子を紹介しましょう。

室内用タイル
こぎん刺しの他、豹柄やゼブラ柄等の動物柄、幾何学模様等、色彩が可愛らしいですね。
自分の部屋の壁にこのような模様があれば毎日が楽しくなりますね。
d0007875_14383229.jpg


室内用タイルその2
渋めの色彩。よくみるとキラキラ光っていますが、金属粒子を使用して制作している七々子です。
おしゃれ。
d0007875_14385325.jpg

d0007875_14392153.jpg


室内用タイルその3
こちらは黒漆にもみ殻の炭粉を蒔き、研ぎ出して磨き仕上げする紋紗塗という技法。
d0007875_14395276.jpg


津軽塗のネイルチップもおしゃれですね。
お祝い事など、おめでたい時にオススメだそうです。
d0007875_14401835.jpg

d0007875_14403352.jpg


その他にも、コップ、皿、スマホスピーカーなど、可愛らしい試作品がありました。
d0007875_144153.jpg

d0007875_14433052.jpg


様々な津軽塗の作品を手がけている漆雫(うるしずく)の漆塗職人の北畠栄理子さんは、グラフィックデザイナーから提案のあったデザインをベースに、試作品を作成しています。
自らも技術を磨き、展示会などを開催しながら、将来はこれらの商品化を目指しているとのこと。
d0007875_14435799.jpg


今回の展示会を見て、津軽塗製品のデザイン、開発に関し、多くの可能性を感じることができました。今後の伝統工芸の発展は、若手のデザイナーやクリエイターが鍵を握っているかも知れません。おしゃれでかわいらしい津軽塗の作品がたくさん商品化される日も近いですよ。

by りんごすたー
by marugoto_aomori | 2015-10-02 15:32 | Comments(0)

「コレジャナイロボ」と津軽塗がコラボ!

d0007875_20242867.jpg

青森市古川のtecoギャラリーで「爆誕!津軽塗コレジャナイロボ!展」開催中です。

「コレジャナイロボ」とは、武笠太郎氏と坂本嘉種氏による「ザリガニワークス」の手作り木製玩具。「どこかで見たことがあるけど、ちょっと変?」な感じのフォルムは、子供がプレゼントを空けたときに「欲しかったのはこれじゃなーい!!」と悲痛の叫びをあげてしまう絶妙な偽物感、カッコ悪さがコンセプト。インターネット販売でブレークし、玩具メーカーをはじめとした数々のコラボレーションにより関連商品も多数誕生しています。香港でも人気上昇中とのことです。

メイン(下の写真左)や敵マジ軍(下の写真右)をはじめとしたロボットの顔は、坂本さんが1体1体マジックで書きなぐるのが特徴。これまで約7,000体のロボットの顔を描いてきましたが、「良くしよう。格好良くしよう」という気持ちは捨てているそうです。
d0007875_20274751.jpg

「コレジャナイロボ」と津軽塗のコラボレーションは、イベント主催のtecoギャラリーから武笠さんと坂本さんに提案したことがきっかけです。ロボットに塗りを施したのは、津軽塗職人の松山継道氏と息子の昇司氏、そして山岡奈津江氏の3人です。
10月11日に開催されたレセプションパーティーのトークイベントには、ザリガニワークスのお二人と松山昇司氏の3人が参加。
松山氏は「漆と普段の生活の距離を縮めたかったので今回の企画は快諾した。ロボットに負けない塗りをするように心がけた」と話ていました。
一方、ザリガニワークスの坂本はトークイベントの中で、「津軽塗のロボットにマジックで顔を描くことは、尻込みしたが、マジックで書くことを貫いてこそコラボレーションになると決意して仕上げた」と話していました。
d0007875_20314587.jpg

レセプションの日に展示されていた津軽塗のロボットは、松山昇司さんと山岡奈津江氏が製作した3体ですが、松山継道氏の「錦塗」のロボットは、組み立ては間に合わず、パーツのみがお披露目されました。「錦塗」は、津軽塗の中でも最も難易度の高い塗りで、完成したら凄い作品になりそうです。
d0007875_20362960.jpg

期間中は、コレジャナイロボの展示の他、ザリガニワークスと様々な企業とのコラボ商品も展示販売されていますので、是非、会場に足を運んでみてはいかがですか?
d0007875_20372821.jpg

      byさっちゃん
--
爆誕!津軽塗コレジャナイロボ!
-情操教育玩具コレジャナイロボ、青森初上陸展-
2014年10月11日(土)~11月3日(月・祝) 
会期中無休 11:00-19:00
住所:青森県青森市古川1丁目14-3-B
電話: 080-3474-0995
by marugoto_aomori | 2014-10-15 20:45 | 手しごと | Comments(0)

津軽の伝統工芸品「こぎん刺し」「津軽塗」とデザインの力

d0007875_23211746.png

青森市の郊外にあるエフ・ビヨンドに行ってきました。
エフ・ビヨンドは、開放感のある広々とした店内に、お洒落な家具や生活雑貨などを取り揃えているライフスタイルを提案するインテリアショップです。
ここのお店で注目したいのが、津軽地方の伝統工芸品「こぎん刺し」と「津軽塗」を扱うコーナー。
d0007875_2212452.jpg

弘前市出身で副店長の長内さんは、子供の頃から身近にあった「津軽塗」と「こぎん刺し」にとても興味があったそうです。しかし、実際に「津軽塗」や「こぎん刺し」を目にするのは、物産館などのお土産品コーナー。「県外の観光客のお土産品という位置づけではなく、まずは地元の人たちの普段の生活に取り入れてもらいたい」そんな思いから、4年ほど前に、こぎん刺しについては、以前から付き合いのあった弘前こぎん研究所に、「津軽塗」は弘前の熟練の津軽塗職人さんに制作をお願いし、長内さんデザインによるコラボ商品の販売をスタートさせました。
d0007875_22162427.jpg

「こぎん刺し」については、色使いや模様を季節によって定期的に変えているそうで、現在、店舗に並んでいる商品は、伝統的な色合いや技法をベースにした落ち着いたものでした。
ここのお店の商品は、「津軽塗」も「こぎん刺し」も伝統的な技法を忠実に用いているにもかかわらず、お土産コーナーで売られている商品とは明らかに雰囲気が違います。
その理由を長内さんに聞いてみると、「生地と刺し糸の色の組み合わせや、模様の位置やバランス、綿の代わりに皮の素材を組み込むなど、ちょっとした工夫で仕上がりが大きく変わると思う。初めのころは、様々な色合いや斬新なデザインなどにも挑戦してみたけど、最近は崩しすぎないようにしている」と話していました。
今回、長内さんとお話をして、私たちの身の回りにあるモノを魅力的に見せるためには、デザインは本当に大切な要素なんだと、改めて感じさせられました。
                        by さっちゃん

d0007875_2214379.jpgエフ・ビヨンド 
住所    青森県青森市自由が丘2-15-4
TEL    017-765-6565
FAX    017-765-6622
営業時間  10:00-19:00
定休日   水曜日
ホームページ http://www.f-beyond.com/

by marugoto_aomori | 2014-08-25 22:24 | 手しごと | Comments(0)

津軽金山焼と津軽塗の若手女性作家がコラボ!

d0007875_12272447.jpg

焼き締めの盃に、お酒を注ぐと、
まるで赤い金魚が泳いでいるように立体的に見えます。
焼き締めの質感や色合い、金魚の姿は、
1つとして同じものはなく全て1点もの。
先日、津軽金山焼で販売されていた作品を1つ1つ見比べながら、
一番の気に入ったものを購入してきました。

この作品を作ったのは、津軽金山焼の野呂理沙子さんと
津軽塗作家の「漆雫」北畠栄理子さんです。
野呂さんが盃を作り、それの盃に漆で絵付けしたのが北畠さんです。
d0007875_12251031.jpg

少しくらい前から、国内外で日本の伝統的文化や
工芸品の価値が再認識されはじめ、
伝統を守りつつも、現代のライフスタイルに合った
デザイン性の高い作品が作られるようになっています。

これまで津軽塗などの伝統工芸品の作家さんは男性が中心でしたが、
野呂さんや北畠さんのような若い女性も増えてきていて、
これまでとは違う女性らしい感性の作品が注目されています。
下の写真も、北畠さんと野呂さんの作品です。
d0007875_12252622.jpg

実は、お二人の師匠である津軽金山焼窯元の松宮亮二氏と、
津軽塗作家の松山継道氏も、
数年前から焼き物と漆のコラボ作品を作っています。
松宮・松山両氏ともに、伝統を守りながらも、
現代のライフスタイルに合わせた工芸品を提案する
まさに津軽地方の工芸品をリードする存在です。

このような斬新かつ先見の目を持つ師匠のお弟子さんだからこそ、
今回のような素敵なコラボ作品が生まれたのだと思います。
師匠、そしてお弟子さん同士の今後のコラボ展開から目が離せないです。

                  by さっちゃん

<金魚の盃が購入できるお店>
津軽金山焼窯業協同組合
五所川原市金山千代鶴5-79
0173-29-3350
営業時間9:00~17:00
年中無休
by marugoto_aomori | 2014-04-17 12:36 | 手しごと | Comments(0)

創業100年以上の萬荒物屋の目利きが営む蔵の店「与志む良」

d0007875_1321592.jpg

蔵の店「与志む良」の始まりは、大正6年に創業した萬荒物(よろずあらもの)吉村商店。
現在の店舗は、昭和初期に2代目が建てた蔵を4代目の現店主である吉村務さんがリニューアルし、和雑貨屋を営んでいます。

店内に足を踏み入れると、歴史のあるケヤキの大黒柱をはじめ、天井や壁面にふんだんに使われた竹や木の温もり、レトロな調度品の数々から昔にタイムスリップしたような非日常の空間が広がっています。
d0007875_13253022.jpg

お店を訪れたお客様が、豊かな気分になって、嬉しさを感じてもらいたいというコンセプトから、自分で使ってみて本当に良い商品を取り扱うように心がけているという店主。
店内には、県内有数の津軽塗作家である松山継道氏の作品を中心に、全国各地からセレクトした食器や雑貨類がセンス良く展示されています。

まず目に入ってくるのが「津軽塗のワイングラス」。
全国各地の伝統工芸品が、現代のライフスタイルに合わないなどの理由で衰退していく中で、津軽塗作家の松山氏と「与志む良」店主の吉村氏は、津軽塗の伝統を守りながら次世代に継承していくために、普段使いができる「津軽塗のワイングラス」を誕生させました。
d0007875_1328755.jpg

これまでもワイングラスの柄や底に漆を施したものが他県にありましたが、今回は高級なワイングラスを用い、デザイン性の高い商品づくりに心がけました。
グラスの表側には紋紗塗、裏側に唐塗を施すことで2種類の模様を楽しむことができるワイングラスは、松山氏が1品1品端正込めて制作し、同じものが世界に1つとしてありません。

私が、とても気に入ったのが可愛らしい桜の花びらと濃い緑色の葉っぱが描かれたワイングラス。
グラスにワインを注ぐと、紋紗塗の葉っぱの部分が、ぼんやりと立体的に浮かび上がり、桜のピンク色が色鮮やかになり、美味しい料理を一層引き立ててくれます。
d0007875_1336028.jpg


by さっちゃん

冷酒グラス、ワイングラス(ボルドー、ロゼ、シャンパン、白)、
ロックグラス、ショットグラスの7種類
価格は6,000~13,000円
 
<蔵の店「与志む良」>
 住所:青森県弘前市代官町106   
 電話:0172-32-6570
 営業時間:11:00~15:00
 定休日:毎週日曜日
by marugoto_aomori | 2013-02-13 14:08 | 手しごと | Comments(4)

テーブルウェアへよっしゃ行くぞ~

先日、全国伝統的工芸品公募展の最高賞である内閣総理大臣賞を受賞した『津軽塗』。
こんなグッドニュースも手伝って、最近『津軽塗』への注目が、ますます高まっています。
その「津軽塗」も出展する、『テーブルウェアフェスティバル2012』が今週末から
東京ドームで開催されます。(本日は内覧会)

つまり今日の私のテーマは「よっしゃ行くぞ~in東京ドーム!」です。
(AK〇のパクリじゃん (― ―〆) )

で早速、津軽塗コーナーへ。
d0007875_23195255.jpg

d0007875_2322657.jpg
いいな~欲しいな~。と年を重ねるとともに津軽塗に魅かれる私。
紋紗や七々子塗も良いけど、若手作家が気合いを入れて作成した作品もすばらしい。
津軽塗りというか漆塗りかな?
d0007875_23242044.jpg
毎年、著名人がテーブルセッティングを施し、個性豊かな食空間を提案しているコーナーに今年は女優の木村多江さんが出品。なんと津軽塗を使っていました。
d0007875_2325397.jpg
いよいよ来てますね~津軽塗!

更には、津軽金山焼のテーブルセットも!
全国の名のある焼き物に負けじと存在感を放ってました。
d0007875_2329095.jpg
「やっぱ金山焼きの質感はいいよね~」と販売コーナーへ。
d0007875_23392812.jpg
なかにはこんな作品も。
d0007875_23321545.jpg
こんな感じの6連窯で7日間も焼き上げるんですね。

で、せっかく来たで何か戦利品をと物色していると、綺麗なスタッフさんが金山焼きの見方を教えてくれました。
「ツヤが出ているのが火の近くで灰をかぶりながら焼き上げられたもので、つやが少ないのは火から遠い場所で焼かれたものなんですよ♪さらに少し水をつけてあげると表面の色が変わるんですが、使い込んでいくうちにその色合いになるんです」
ということで、目利き開始でツヤ無しビールカップを購入。
「冷凍庫に入れてもカップは大丈夫ですので~」
よっしゃ、ギリッと冷えた金山焼きで今晩は・・・と、現在すでに使用中なのは内緒で。

by ハンコック

『テーブルウェア・フェスティバル2012』
開催場所:東京ドーム
開催期間:2月4日(土)~2月12日(日)
     10:00~19:00(入場は閉場1時間前)
入場料:2000円
by marugoto_aomori | 2012-02-04 00:28 | 東京の「あおもり」 | Comments(0)

三連休は「テーブルウェアフェスティバル2011」

日本最大級の器の祭典「テーブルウェアフェスティバル2011」が、
2月5日から東京ドームで開催されています。

私達の食生活に潤いを与えてくれる器。
この器たちが全国各地から集められ、我が青森からも津軽塗、
津軽金山焼が出店していると聞いて、行ってきました。
d0007875_9535741.jpg

会場に入ると、まず目に付くコーナーに津軽塗の展示がありました。
d0007875_9594081.jpg
d0007875_10015.jpg
プレートの乗せられた椀や、箸、そして、うるおい椀の数々。

その近くには、コーディネートされた津軽塗もありました。
d0007875_1034283.jpg
こちらは石岡健一さんの作品「嫁入りななこ」。
慈しんだ娘が嫁ぐとき、こころの糧として持たせた花嫁道具、
初々しく映える花嫁の、白いおしろいに鮮やかな虹色、
ななこ塗の小さく可愛い菜種輪に、子孫繁栄の思いを込めて
慈しみの紅色に仕上げたそうです。

d0007875_10121746.jpg
こちらは松山継道さんの作品「阿吽」。
特別な感情でもなく、脇目もふらない勤勉さでもなく、
静かに漆の声を聞きながら研ぎだしていく、
ただ真摯な心と漆の吐息が生んだ、紋紗塗だそうです。

別のコーナーには、最近ブームの金山焼がコーディネートされてありました。
d0007875_10321235.jpg
d0007875_10323387.jpg
かわいいウサギちゃん達も♪

でも本当に東京ドームは広い。出店マップを見ながら歩いているんですが
周りが器だらけなので、同じところを歩いているんじゃないかと錯覚します。
そんなこんなで、やっと販売コーナーに到着です。
d0007875_1039920.jpg
こちらは津軽金山焼の販売ブース。
ところ狭しと、陳列されています。
d0007875_10422588.jpg
こんなに可愛いぐい飲みも。

津軽塗の販売コーナーは、こんな感じで椀や箸がいっぱい。
d0007875_10452366.jpg

d0007875_11401512.jpg


今回の一番のお勧めはと聞くと、『うるし玉』とのこと。
d0007875_1048930.jpg
うるし玉とは、上の写真の右側のテーブルナプキンを止めている商品ですね。
うるし玉だけでも販売してるので、携帯電話のストラップにも良いですよ~♪とのことでした。

今回のイベントは、色んな器が一度に見れて、とにかく楽しいものでした。
期間中の来場者は、毎年30万人くらいなそうなので、混雑は必至ですが、
写真では塗の美しさや、焼きの質感など伝わりにくいと思うので
興味のある方は、是非この三連休ご見学ください。

byハンコック

「テーブルウェアフェスティバル2011 ~暮らしを彩る器展~」
開催期間 2月5日(土)~13日(日) AM10:00~PM7:00(入場は閉場の1時間前まで)
入場料 2000円 (前売り1700円)
参考 URL  http://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/
by marugoto_aomori | 2011-02-10 11:09 | 東京の「あおもり」 | Comments(4)

青森の手仕事<津軽塗>

最近、改めて見直されている手仕事の工芸品。

青森県内には、まだまだ多くの手仕事が残されており、
南部裂織・こぎん刺し・あけび蔓細工・こけし・きみがらスリッパ・・・・・etc
と、誇れる工芸品が沢山あります。

このブログでも、何度となくご紹介してきましたが
今日はその中から<津軽塗>をご紹介します。

東京銀座の一等地にある「夏野」さんは、お箸の専門店です。
d0007875_141141.jpg

こちらのお店では、北は北海道、南は沖縄まで全国各地の箸を置いているのですが、
我が青森の津軽塗箸がドドーンと取り扱われています。
d0007875_14131497.jpg
<店内は箸でいっぱい>
d0007875_1414432.jpg
<壁に掛けられている箸の半分近くは津軽塗でした>


聞くところによると、オーナーさんのご両親が青森出身ということもあって
いつも身近にあった津軽塗を特に多く扱っているそうです。
d0007875_14145187.jpg
d0007875_14192118.jpg
<持ち運び用の折りたたみ箸も、しっかりありました>


店内には、唐塗やら、七々子塗り、紋紗塗多数ありました。
特にお勧めはと聞くと、須藤賢一さんが作られている箸とのこと。
d0007875_1443428.jpg
ご存知の方もいるとは思いますが、須藤賢一さんは
国の卓越技能者「現代の名工」として業界を引っ張り続けた故須藤八十八の息子さんで、
従来の津軽塗にとらわれず、色々な津軽塗に挑戦している方です。
おそらく都内で須藤さんの箸を扱っているのはココだけとのこと。

また親切にも、こちらのお店には、津軽塗の出来上がるまでの工程も飾ってありました。
d0007875_14423097.jpg
別名「バカ塗り」といわれる所以も、これを見るとバッチリです(笑)

でも、バカ丁寧に仕上げるが故になんと!
こちらのお店では、ローマ法王ベネディクト16世に、数あるお箸の中から
津軽塗のお箸を献上しておりました。
( 知らなかった~ (@_@;) )
d0007875_14424944.jpg
まさか、器用に箸を使ってパスタとか食べてはいないと思うんですが、
こうやって、海外の要人の方の手に青森の手仕事が渡っていると思うと
青森が更に誇らしくなりますね。

取材に行った時、お店のオーナーが青森に新たな箸を買い付けに行っているとのことだったので、興味があって行かれる方は新作の箸がお目にかかれるかもしれませんよ~。

by ハンコック

<銀座夏野・小夏>
東京都中央区銀座6-7-4 銀座タカハシビル1F(夏野)・6F(小夏)
TEL 03-3569-0952
営業時間 10:00~20:00(日曜のみ10:00~19:00)
http://www.e-ohashi.com/
※他に4店舗銀座に有り
by marugoto_aomori | 2010-12-17 15:07 | 手しごと | Comments(2)

「テーブルウェアフェスティバル2010」開催中

食器・・・食事を彩る上で、私達の食生活には欠かせない存在になっていますね。
その提案を大々的におこなうイベント、「テーブルウェアフェスティバル2010
暮らしを彩る器展」が先週土曜日1月30日から東京ドームで行われていて、青森県
からも津軽塗と津軽金山焼が出店しています。ちょっとのぞいてみました。
d0007875_17592239.jpg

まずは津軽塗から。新しい食卓における食器提案という事で、普段見慣れない食器
類が多いですね~。
d0007875_17593512.jpg

中でも今イチオシなのは、津軽のうるおい椀。小振りなお椀で、普段使いをして欲
しいという思いをこめて作られたものです。
d0007875_17595895.jpg

塗り箸も、滑りにくい箸や、四角形だけではない五角・六角のものがあって手にも
馴染みやすい形のものが提案・販売されています。中でも五角形のものは縁起物
(五角=合格)として手にされる方も多いのだとか♪
d0007875_1801851.jpg

続いて金山焼をのぞいてみました。
d0007875_181353.jpg

いやあ、所狭しと沢山の焼き物が並んでいますね~。最近では津軽塗とのコラボで
様々な模様も入れ込んだ作品も出ています。
d0007875_1812073.jpg

これは桜の花びらですね。釉薬によらない焼き上がってみなければ分からない自然
の造形美にアクセントが施される美しさ。思いもつきませんでした。まだ始まった
ばかりだそうですが、まだまだ沢山の可能性を秘めているような気がします。
d0007875_1814413.jpg

ちなみに最近注目されているのが紐剣山!なんだそうです。何でも他の剣山に比べ
て金山焼が生け花などと一体化するというか、自然な感じを保っているからなのだ
とか!確かに針があるわけでもなく自然な感じに見えますね~。
d0007875_182190.jpg

あとは~おやおやもうすぐバレンタインだからでしょうか・・チョコレートが??
d0007875_182244.jpg

と思いきや!こちらはチョコ型のマグネットになっているんです。金山焼にも様々
な顔があるんですね~。ついつい時間もたってしまいます。

そして、最後は著名人による食空間提案「彩りの暮らし」コーナーから。
空間プロデューサー竹中麗湖さんの作品「縄文の声...春の祝宴」です。
d0007875_183489.jpg

縄文・・・自然と人間、お互いが尊重しあってきた世界、その時代を食空間として
今の時代に表現された奥深い作品だと感じています。すみません、作品の全体像を
とらえることが出来ず、その全てをお伝えしきれていません。是非、実際に会場で
その全容をご覧いただければと思います。
d0007875_1832468.jpg

こちらのフェスティバル、入場は有料ですが、青森だけでなく日本全国、世界各国
の和洋食器が数多く展示・販売され、数多くの食空間提案がされています。2月7
日(日)まで行われていますので、是非是非見てみてくださいね!

byノブchan
by marugoto_aomori | 2010-02-01 18:05 | 東京の「あおもり」 | Comments(4)


青森の観光・物産・食・特選素材など「まるごと青森」をご紹介するブログ(blog)です


by marugoto_aomori

プロフィールを見る

S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

検索

カテゴリ

全体
おいしい食材
あるあるこんなもの
青森の旅
ちょっと「立ち寄り」
青森食べ歩き
手しごと
東京の「あおもり」
街歩き
青森のアート
青森人
その他
未分類

最新のコメント

ぷるみえさん、いつもご愛..
by marugoto_aomori at 20:46
こんにちは。 いつも楽..
by ぷるみえ at 08:55
そうですね。地元の食材を..
by marugoto_aomori at 12:48
はじめまして。 検索し..
by saku at 14:03
> 通りすがりの隣県民さ..
by marugoto_aomori at 19:10

最新のトラックバック

http://venus..
from http://venusco..
venussome.co..
from venussome.com/..
venusgood.co..
from venusgood.com/..
whilelimitle..
from whilelimitless..
http://while..
from http://whileli..

タグ

(421)
(272)
(242)
(160)
(125)
(110)
(92)
(88)
(86)
(80)
(73)
(71)
(67)
(52)
(50)
(40)
(38)
(34)
(31)
(21)

以前の記事

2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
more...

【お知らせ】

○まるごと青森Facebookページ始めました。登録がある方はもちろん、ない方も登録して下記ページで「いいね」のクリックして、まるごと青森ブログともどもご愛顧をよろしくお願いいたします。
まるごと青森FBページ

○記事に登場する人物・制作物等一切の内容に対する誹謗中傷や記事の内容に直接関係のないコメントやトラックバックについては、削除いたします。あらかじめご了承ください。

記事ランキング