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何で東京のお寺さんに???

私の高校の大先輩であるCさんから、以前こんなことを言われました。
「東京の目黒に五百羅漢寺というお寺があるんだけど、
 そこに△△△があるから、機会があったら行ってみてよ」

えっ!東京のお寺に△△△が? 何で?
その情報を聞いて以来、気になっていたのですが、先日そちら方面に用事があったので、
ようやく行ってきました。

※ △△△は津軽地方のお祭りで使われる有名なモノです。
 答えは後半に出てきますので、それまでご想像してお楽しみください。



JR目黒駅から、とことこ歩くこと20分。
途中寄り道して、おやきを買い食いしたのが災いしたか、道に迷ったりしたのですが
無事目的地「天恩山五百羅漢寺」に到着しました。
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ウォッ!先客の団体さんが(+o+)

せっかくなので、このお寺の紹介を。

天恩山五百羅漢寺は、元禄八年(1695年)に鉄眼禅師を開山として江戸本所(現、江東区大島)に建立された黄檗(おうばく)宗の寺で、徳川五代将軍綱吉さらに八代将軍吉宗の援助を得て繁栄を誇り「本所のらかんさん」として江戸の人々から親しまれました。
 当山の五百羅漢像などの諸仏像は、松雲元慶禅師によって彫像され、江戸期を代表する木彫として東京都重要文化財に指定されています。
 しかし明治維新以来、寺運は衰退し明治四十一年に目黒に移ってからも、羅漢像は雨露をしのぐ程度の状態でしたが、由緒ある羅漢さんを救うべく、多くの苦難を乗り越えながらも昭和五十六年、現在のお堂が完成し名実ともに「目黒のらかんさん」としてよみがえったのです。(パンフレットより抜粋)
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徳川家と繋がりが垣間見える徳川葵がいたる
ところにありました

階段を上り、受付で観覧料300円を払います。
その際、受付の方に「こちらのお寺に△△△があるって聞いたんですけど、ありますか?」
と尋ねたところ、
「ありますよ♪聖宝殿というところに行けばすぐわかりますので」とのこと

でも、せっかくなので楽しみは後にとっておいて、ここは順路とおりに進みましょう。



残念ながら、五百羅漢像や、本堂内部は撮影禁止のため
本堂の外観写真しか載せられませんが、五百羅漢像は色々な表情をした羅漢さんが
親しみをもって迎えてくれました。
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左は本堂。内部はお釈迦様が説法されている光景が再現されています。
右は再起地蔵尊。失意に人の再起の願いを叶えてくれるお地蔵さまだそうです。

観覧ポイントもコンパクトにまとまっていたので、
一度見たところも行ったり来たりで、じっくり楽しみました。


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そして今回のメイン聖宝殿にいよいよ向かいます。

扉を開け、しばらくすると・・・





ジャーン! お目当ての△△△がありました
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実は△△△は、「ねぷた」だったんです。(皆様想像ついてたかな?)
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高さは1.8mくらいだったので大きさは感じなかったのですが、カリッとしててイイねぷたでした。

こちらのねぷたは、平成18年に東京鏡ヶ丘同窓会が奉納したものらしいんですが、
どうやら、それ以前にもこのお寺の行事の一環で、目黒の山手通りをねぷたが練り歩いたこともあるらしいんです。
ん~、なんか縁を感じますね。

冬の寒い日でしたが、津軽の短い夏を感じた1日でした。
by ハンコック


「天恩山五百羅漢寺」
東京都目黒区下目黒3-20-11
℡ 03-3792-6751
http//www.rakan.or.jp/

JR・東急・営団「目黒」駅より徒歩12分
東急目黒線「不動前」駅より徒歩8分
by marugoto_aomori | 2011-01-26 17:40 | 東京の「あおもり」 | Comments(0)

「弘前城築城400年祭」いよいよ開幕!

弘前市といえば、
毎年、ゴールデンウィーク期間中の人出ランキングで常にトップを競う「弘前さくらまつり」が有名ですが、その会場になっている弘前公園の本丸にある「弘前城」が、2011年(平成23年)になんと築城400年を迎えるのです!(プレイベントでご存じの方も多いかな?…) 

いかがですか この迫力ある題字!
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弘前市出身で2008年NHK大河ドラマ「篤姫」の題字でも有名な書家 菊池錦子さんに揮毫していただいたものなのです。
(ちなみに、2011年NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」の題字も菊池さんです。)
岩木山や天守、歴史などを思わせる何とも言えない“力”を感じます。
今、弘前の街を歩くといたるところで目にします。

先人の歩みを振り返りながら、市をあげて築城400年を祝い、新たな未来へ踏み出そう!
ということで、いよいよ大晦日から元日にかけて、築城400年を祝うカウントダウンイベント「弘前城築城400年祭オープニングセレモニー」を開催!
これを機に、弘前市では1年間、築城400年祭関連イベントがめじろ押しです。
会場となる弘前公園本丸は、イベントの主役「天守」を中心になかなか見ることのできない幻想的な世界になるのだそうです。
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これはイメージ写真ですが、
深夜11:55頃から0:00にかけて、来場した皆さんと一緒にカウントダウンを開始。
そして、400年祭にちなみ400発の打ち上げ花火で華やかに開幕されます。
会場では津軽三味線の演奏、AOMORI花嵐桜組によるよさこい演舞と津軽じょっぱり太鼓打ち始め、寸劇や映像による築城400年の歴史紹介など、お正月早々ここまでやるか?!という内容です。
もちろん、来場した皆さんへのマッコ(津軽弁で「お年玉」のこと)として、直径2メートルのジャンボアップルパイや年越しそばの振る舞いがあります。
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11月27日に1歳の誕生日を迎え、弘前市の特別市民にもなった“たか丸くん”も大活躍。
詳しくは、たか丸くんお出かけ日記からどうぞ。

大晦日の夜は、毎年恒例や特別番組のテレビを見たり、家族で年越しそばを食べてから初詣に行ったりといろんな過ごし方があるかと思いますが、しばらく里帰りしていない方、全線開業した東北新幹線に乗って青森を訪れようと思っている方、
弘前城築城400年という記念すべきスペシャルな今年の年越しは、弘前城で迎えてみませんか♪
築城を計画した初代津軽藩主「津軽為信」公や築城した二代藩主「信枚」公をはじめ津軽家のみな様もとても喜んでくれることでしょう!
次は100年後? たぶん…ほとんど…絶対に次は迎えられそうにないし・・・

そして、イベントの後は、「卯年(うさぎ年)」生まれの一代様になっている弘前市の「天満宮」と「最勝院」に初詣に行ってみてはいかがでしょうか。
一代様とは、自分の生まれ年の守り神を本尊とする各神社への信仰で、とくに津軽では藩政時代から「津軽一代様」として広く信仰され、弘前市周辺には十二支すべての一代様がそろっています。
新年を迎える除夜の鐘が鳴る頃に、家族でそれぞれの一代様へお参りしたり、受験の前や厄払いなど人生の節目には一代様をお参りしたりする風習が定着しているのです。

ちなみに私は戌年生まれなので、「弘前の八幡様」に毎年お参りに行きま~す。
by すがまにてぃ

≪弘前城築城400年祭オープニングセレモニー≫
 日時:平成22年12月31日(金)午後11時~平成23年1月1日(土)午前1時
 場所:「弘前公園本丸」  青森県弘前市下白銀町1-1
≪卯年の一代様≫
 「天満宮」 弘前市西茂森1丁目1-25
 「天満宮」 弘前市兼平字山下林添106
 「最勝院」 弘前市銅屋町63
 ※ 卯年の守本尊は文殊菩薩です。
by marugoto_aomori | 2010-12-15 15:55 | 青森の旅 | Comments(6)

お江戸の津軽を訪ねて ~上屋敷跡・津軽稲荷神社

来年は弘前城築城400年。
もちろん、観光的にも一つのトピックですが、地元の人間としては、津軽の歴史をもう一回勉強してみるのにも、いい機会なのかもしれません。
そういえば、以前新聞で「津軽稲荷神社」というものが東京にある、という記事を見たっけなぁ…と、今回は江戸に残る津軽家の足跡を尋ねてみることにしてみました。
秋らしくなって、お散歩にもいい時期ですしね。

津軽稲荷神社は、津軽家の江戸屋敷(下屋敷)の跡にあります。昔の地名でいうと本所界隈。錦糸町の駅から西側に向かったところです。
駅を出て歩き始めるとと、すぐに見えるのが
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おお、スカイツリー。すげぇなあ、よくあんなでっかいもん作るよなぁ…なんて横目で見ながら5分弱くらいですかね、歩いたところにありました、「津軽稲荷神社」。
建物に囲まれてひっそりとたたずんでいる、という風情です。
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案内を見ると、「津軽四郎為信十万石の下屋敷にあった」「一万坪は明治43年に払い下げられ、昭和7年の町名変更で錦糸一丁目町会の守護神となった」「町民の信仰厚く昭和35年(焼失した)拝殿及社務所会館再建」などの記述がされています。
青森を遠く離れた地で、津軽の名前の付いた場所が今でも大切にされているというのは、なんともありがたいことですねぇ。でも一万坪か…広い…

ところで、稲荷神社だから狛犬ではなく狐、というのは分かるけど、彼は一体足下に何を押さえているのでしょうね。なんだかそれも狐のように見えるのですが…これってどゆこと?
…うーん、まいっか。津軽の一の宮である岩木山神社にもちょっと変わった狛犬がいるし、こういうのも津軽スタイルと勝手に解釈しておきましょう(いいのかそれで…?)。

また、本所界隈には、「本所七不思議」という、江戸時代から伝承される民話が残っているのですが、その一つに「津軽の太鼓」とうお話があります。
通常、大名家の火の見櫓では版木を打つのに、津軽家だけは太鼓を打つことができた。なぜ津軽家だけが太鼓を打つことを許されていたのか、その理由は誰も知らない…というような内容です。
正直、他の6つのお話に比べるとあまり不思議感はありませんけど…きっと津軽の殿様が皆に愛されていたことの証明なのですよ。たぶん。(←なんか今回はいい加減)

というわけで、そのお殿様が住んでいた上屋敷の跡も訪ねてみましょう。津軽稲荷神社からさらに西へ10分少々。近いです。
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その場所は現在、墨田区緑町公園となっている付近。敷地はおよそ8千坪。
残念ながら、津軽家の歴史を偲ばせるものはぱっと見、残っていませんが、この1月から3月に、墨田区が上屋敷跡を調査し、石組みの下水遺構などが見つかっています。
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隣の街区にある、相撲の神様を祀った野見宿禰神社もその一角だったそうですが、青森がかつて相撲王国として名を馳せたのは、そんなご縁の御利益があった…のかも。では、信心、信心…と思ってお参りしようとしましたが…入り口分からず_| ̄|○

そのほか、戻ってから調べてみると、「本所には過ぎたるものが二つあり。津軽大名、炭屋塩原」 とうたわれて、それが落語に使われていたり、一幽斎重宣(二代目広重)の画に津軽家の上屋敷が描かれていたり、ということもあるようです。

この調子なら、地元にもまだまだ知らない楽しいネタがありそう…と思えた小さな調査隊(一人だけど)の成果でした。
皆さんもどうですか、この秋、これまで気になってたことを調べてみては。思った以上に、面白いものが見つかるかもしれませんよ。
by くどぱん!
by marugoto_aomori | 2010-10-01 22:26 | 東京の「あおもり」 | Comments(4)

東京の地に揺るがぬ根を下ろした津軽料理 ~みぢゃげど

「ふるさとは遠きにありて思ふもの」と言ったのは室生犀星ですが、人の心の中で「ふるさと」を構成するものって、一体なんでしょうか。

人それぞれ、という部分はもちろんあるでしょうが、私が考えるに、一に人。親、兄弟を始め、友人や仲間、大切な人々。
一に情景。山の緑、雪の白。海の青。川の流れ、土の香り、季節に触れての風の匂い。音というのも、その一つになるのかもしれません。
そして一に味。ふるさとならではの味。生まれた土地を離れて暮らす人にとっては、郷愁を誘うとても大きな要素なのではないでしょうか。

一方で、東京といえば世界にその名をとどろかす”美食の街”。
しかし、”ふるさとの味”を感じられるお店というのは一体どれほどあるでしょうか。
これは、なかなかに難しそうなお題です。

今回紹介する「みぢゃげど」さんは、そんな中にあって、真っ正直に”これぞ津軽である”という味を提供するお店です。
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住宅街にたたずむ決して大きくはない店の構えに、普段は予約制でコースのみの提供。
正直、若干値が張りますが、食材の全てを津軽から直送し、季節ごとの料理を味わえるというこだわりを知れば、予約制である理由も値段も「なるほど」と思えるものです。
それでは、その料理の一部をご紹介しましょう。
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味付け身欠きにしん、鮭のすくめなます、天然わらびの生姜醤油。
いずれも、津軽にいれば結構”普通に”食べられるものですが、地元で食べるものよりちょっと上品な味付け。

女将さんの北沢美枝さんは、弘前公園の北門(以前は亀甲門と呼ばれてましたね)のすぐそばにある「石場家」、屋号は「石場屋」のご出身。
津軽に移り住んで250年続くという、伝統ある商家です。
北沢さんはこの家で、幼い頃から津軽伝統の節句料理の手ほどきを受けたのだそうで、東京に店を出してからはおよそ30年。
その歴史が、こういう味を生み出したのかと思える料理です。
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そして本日の白眉、むしほたての黄味がけ。
さらりと金粉が振りかけられた上品な外見からその味を想像することは難しいですが、食べてみると甘い黄味に包まれて、「何か」とあえられたほたて貝柱がまったりと、しかししつこくなく美味です。

この味はいったい…と尋ねてみたところ、「企業秘密」なのだとのお答え。
ううむ、それもそうか…しかし、弘前の銘酒「豊盃」特別純米との相性もぴったり。
なるほど「口福」とはこれを指す言葉であったか!一つでは足りん!(ムチャ言うな)

締めは津軽そば。もちろん、麺も弘前から取り寄せたもの。
噛む必要がないのでは、というほどに柔らかく口の中でほどけるような食感、そしてたっぷりとおごられた焼き干しダシの風味。使っている醤油も地元のもの。
東京のそばとは全く異なるこの味を、ここまで再現してしまうとは!なんということだ!

全てがそのまま津軽伝統料理、とは呼べないのかもしれませんが、東京の地にありながら、ここまで津軽にこだわり抜いたその心意気に、拍手と感謝を、大げさではなく静かに心を込めて贈りたくなる。
「みぢゃげど」さんは、そんなお店でした。ごちそうさま。
by くどぱん!d0007875_1152088.jpg

○みぢゃげど
 東京都台東区谷中2-5-10
 TEL.03-3823-6227
 営業時間:18:00~22:00
        (土・日・祝日定休)
by marugoto_aomori | 2010-06-30 20:47 | 東京の「あおもり」 | Comments(0)

津軽弁 strikes Tokyo #2 ~落語らいぶin津軽弁

新幹線の開業が12月4日さ決まったっていう話は、みんな聞いでらいな。
東京がら3時間20分、将来は3時間5分で青森さ着ぐようになるっていうんだはんで、まんず、新幹線さ乗ってわっつど鼻あんぶ(鼻提灯)出して寝でれば、「わい、もう青森だな」っていうくらいの感覚だでばな。

便利になれば、東京がら青森さ来る人も"がっぱど"いるど思うんだばって、東京がら来て最初に「青森さ来たんだな」って感じる最初の事(ごと)って、もしかせば周りの人がしゃべっちゅう津軽弁ごと聞いだ時(とぎ)だんでねが、って思うんだいな。
(しても、何しゃべっちゅうが分がんねがもな(* ̄m ̄))

そう考えればさ、前に津軽弁の日in東京のごと書いだんだばって、津軽弁ってスのは、青森ごと象徴するものの一つで、やっぱり大事にさねばまいね、って思うし、来るべき青森開業さ備えで、もっと東京の人だぢさも予習してもらわねばまいねんでねが、っていう気もすんだいな。

…って、へばどすんのや、っても、わ(吾)だばせいぜい東京の電車の中(なが)でやんやど津軽弁しゃべる事(ごと)ぐらいしか思いつがねんだばって、やる人もいるもんだいな、6月に東京で全編津軽弁の落語やる人いるんだど。
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今回やるのは三遊亭神楽(じんらく)さんってス噺家さん。
青森市出身で、笑点でおなじみだった5代目三遊亭圓楽師匠のお弟子さんだのさ。
2007年に真打さなって、去年一昨年(おっとし)はニューヨークでも公演して、今は青森市の観光大使さもなっちゅう大した人だんだ。(大使が大した人って( ´,_ゝ`)プッ)

んでもさ、落語ってばもぢろん庶民の娯楽(ごらぐ)だばって、主に江戸…ってスが東京ど上方(かみがだ)で発達したもんで、津軽さ居ればせいぜいテレビで見るぐらいだでばな。

それごと、まんず"メッカ"って言ってもいい東京で津軽弁でやるって、しかもチラシ見れば「津軽弁の解説を致しますが、言語理解不能による入場料払い戻しには応じかねます」って書いぢゅうのさ。
なんぼ無謀…わい、まぢがったじゃ、勇気あるもんでねが(いやなんも、悪い意味で無(ね)くてさ(笑))。

ゲストは太田家元九郎さんって今別町出身の人で、津軽三味線漫談やってけるんだど。
なんだが、津軽弁の日どもまだひと味違った、面白ぇ(おもしぇ)公演になりそうでねが。
こいだば、"津軽弁フェチ"(ってスが、ネイティブだばってな(^^ゞ)のわ(吾)は行がねわげにいがねな。おう、父(と)っちゃ、きっぷ(チケット)一枚(いぢまい)けろじゃ!

これ書いだの  くどぱん!だはんで

P.S.津軽弁さ不安ある人は、4月3日に発売さなった「津軽弁の日in東京」のDVDで予習した方がいいがもわがんねな。これも面白ぇ(おもしぇ)がったや~。

○三遊亭神楽 落語らいぶin津軽弁
 日時:平成22年6月30日(水) 19時~(開場18時30分)
 場所:日本橋劇場
     (東京都中央区日本橋蛎殻町1-31-1 日本橋区民センター4階)
 入場料:前売り 2,500円、当日 2,900円
 問合せ・予約:03-3618-5126
by marugoto_aomori | 2010-05-27 21:50 | 東京の「あおもり」 | Comments(2)

もう一度歩く、あの場所 ~弘前市・禅林街2

「風薫る5月」などとよく言われるように、春の風が気持ちの良い時期となりました。
奥入瀬渓流の新緑もきれいでしょうし、りんごの花も咲き乱れる季節です。

…いやしかし、その薫る風の中であえて自分を見つめ直してみるのも良いのではないか。
ではどうするか、そうだ、座禅という手があるではないか!

というわけで強引にもほどがありますが(^_^;、以前、禅林街の記事積み残した書ききれなかったネタをご紹介したいと思います。

まずは座禅体験から。
こちらは5名以上になりますが、事前の申し込みで誰でも体験することができます。
実は中学の頃に部活で「精神修養」と称して体験したことがありますが、それ以来です。
ああ、あの頃の純粋な私はいったいどこへ…(←それ必要?)

最初に、お堂で住職さんから座禅の説明を聞きます。
「あれこれ考えず、ただ座禅をすることに集中しましょう」
「寝てしまったら起こすために警策(きょうさく)で肩を叩くこともありますが、動いたからといって叩いたりはしません。ただ、手を合わせて合図をすれば叩いてあげます」等々。
…えっ?そんな…叩かれる?親父にもぶたれたことないのに!(誰)
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盛雲院さんには座禅堂があるので、そちらへ移動して座禅開始。

……
何も考えないってのも難しいなぁ。何を考えればいいのかな?(←いや、だから…)
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というようなことをぐだぐだ考えてるのも最初のうち。
しばらくすると、まあ何も考えてないわけではないですが、すーっと、なんだか心が穏やかになってきます。(注:だからといって寝てるわけではありません)

合図の鐘が鳴って、終わってみると意外と短い30分間。
途中、あえて叩かれる人がいるのも、終わって立ち上がるのに一苦労なのもご愛敬。なんだかすっきりして、心がちょっときれいになった気がするなぁ。

なんて思いつつ、次の目的は栄螺(さざえ)堂。場所は黒門のすぐそばです。
内部が回廊になっており、螺旋状の構造が栄螺に似ていることからそう呼ばれますが、こうした建物は全国的にも珍しく、東北には会津若松と弘前の2カ所にしかありません。
ちなみに、俗称は「六角堂」ですが、建物は実は八角形をしています。
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案内板や市のHPによると、この建物は天保10年(1839年)、時の豪商中田嘉兵衛の寄進により、海難で死亡した者や天明天保の大飢饉での死亡者の無縁の諸霊冥助(供養、ほどの意味でしょう)のため建立されたものとされています。
内部は非公開と思われがちですが、実は、近くの蘭庭院さんから鍵を借りて中も見ることができますので、今回は内部もご紹介しましょう。

扉を開けると正面に観音像が置かれ、その左手から右回りの回廊が始まっています。
1周ちょっとで頂上に達し、そこからはまっすぐな階段で「すとん」と降りてきて、右手に折れると最初の場所に戻ってくる、という構造。
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途中、右手(=建物の中心側)にいくつもの仏像が置かれており、天井には龍の画が描かれたりしています。
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なるほど、供養のための建物であるという雰囲気が確かに伝わります。
けど、それがどうして栄螺堂?…というわけでお勉強。

wikiの「栄螺堂」の項目を見ると、「仏教の礼法である右繞三匝(うにょうさんぞう)に基づいて、右回りに三回匝る(めぐる)ことで参拝できるようになっていることから、本来は三匝堂(さんそうどう)という」とあります。

右繞三匝?なんだか分からない言葉が出てきましたが、調べてみるとインドの礼法なのですね。体の右が浄身浄肩とされ、こちらを中心に右廻りをすることで、死者に対しての最高の礼をつくす、という意味を持つそうです。

なるほど…右回りであがっていくことにもちゃんと意味があるのですね。
ひっそりと小さな栄螺堂だけど、そうした意味も含めて、深い祈りを込めて作られたんだなぁ…と思うと、なんだかもう一度手を合わせたくなる建物です。勉強になりました。
by くどぱん!

○禅林街座禅体験
 5名以上、2週間前までの申し込み
 (※申し込み後に体験場所を調整するため、体験するお寺の指定はできません)
 料金:1人300円
 問い合わせ:弘前観光コンベンション協会(TEL.0172-35-3131)
○栄螺堂内部見学
 蘭庭院(TEL.0172-32-6556)に事前確認のうえ、鍵を借り受け
 案内不可、積雪期間は内部見学不可
by marugoto_aomori | 2010-05-14 20:41 | 青森の旅 | Comments(0)

もう一度歩く、あの場所 ~弘前市・禅林街

『禅林街』
弘前城築城の翌年、城の鬼門を守るため2代藩主 信枚(のぶひら)が津軽一円から曹洞宗の寺院(禅寺)を結集させ、禅林街が誕生しました。禅寺が林のように並んでいることから「禅林街」と呼ばれるようになったそうです。仏教用語で禅林=禅宗の修行をするところ=禅寺のことで、禅寺が33並んでいるので、「禅林街」と呼ばれるようになったそうです。(弘前観光コンベンション協会ホームページより抜粋転載・一部修正)
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昨年の春。長勝寺側から通りを望む
禅林街ね。同じ宗派のお寺が33も集まってるのって、全国的にも珍しいんだよね。
俺は弘前市出身だから実家のお寺は禅林街にあるし、知ってる。いいとこだよ…

誰にでもありますよね。有名な場所だったり近くにあったりして、知ってるはずの場所。
でも意外と何気なく通り過ぎて、ちゃんと見てなかったりしませんか?
そんな”知ってるつもり”の場所をもう一回訪れてみるシリーズ、にしたい第1回は、禅林街。

ちょっと前に訪れたのでまだ雪が残ってましたが、やっぱりこの通りは気持ちいいです。
穏やかな雰囲気を作り出す杉並木。右に左にたたずむ、いくつもの寺院。普段は人通りも多くない、静かな参道です。
森閑…と言うのですかね。ゆっくり歩いてるとなんだか風景に自分が溶け込んでいくよう。
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そして通りの突き当たりは津軽藩菩提寺、長勝寺。
こちら、津軽藩の菩提寺って言いますけど、実は初代藩主為信の菩提寺は、市内にある革秀寺なんですよね。へへへ、やっぱり知ってるでしょ、俺。
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国の重文に指定されている三門をくぐり、境内左手にある蒼龍窟へ。
ここに納められている五百羅漢は、さすがに歴史を感じますが、なお鮮やかな色をとどめています。なかなか見事ですね~。
でもよく見ると中にはちょっと、ユーモラスな仕草や表情をしているものもあります。あの人、「やあ」って言ってない?(笑)
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そして蒼龍窟の隣には、いくつあるのか数え切れない仏像群。これは初めて見るなぁ。知らなかった…
こちらも一体一体、形もしぐさも異なり、じっと見ているとなんだか心が透明になっていくような、不思議な感覚がします。
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いやぁ、やっぱりいいなぁ、禅林街。でも知らなかったこともあるもんだね…なんて普通に歩いているように書いてますが、実はこの日は、ガイドさんをお願いして団体で歩いています。

曰く、「禅林街の入り口には黒門と赤門がありますが、なぜ色が違うか知ってますか?」
え?…黒門のところにある栄螺堂の赤と関係あります?

「もともとはどっちも黒い門だったんですが、お寺からタクシー呼ぶときに”門の奥で”なんて言うと間違えちゃうんですよ。だから、一方を赤く塗って分かり易くしたんですよ」
Σ(゚Д゚)えー、そんなぁ!タクシーって…絶対なんか歴史があると思いますって!

曰く、「長勝寺に当初から葬られたのは、実は二代藩主の信枚(のぶひら)だけだったんです。その後の藩主は別の寺に葬られていたんですが、その寺が没落し、荒れていくのを見かねて長勝寺に改葬されたのです。」
そうだったんですか…それは知らなかった。

まだまだ書き足りないくらい、今回の訪問はいろんなものが見つかりました。
新しい発見があると、その場所をもっと知りたく、もっと好きになれる気がしますね。
そして、旅をする人に「ここって、実は○○なんですよ」なんて伝えることができたら、きっともっと喜んでもらえる気がするなぁ…

どうでしょう、そんな場所が、皆さんの周りにもありませんか?
そういえば…と思ったらもう一度、出かけてみませんか?
お出かけにはいい季節になりますし、なにより、ふるさとの自慢できるものが増えるって、なんだかとっても素敵なことだって、私は思うのです。
by くどぱん!
by marugoto_aomori | 2010-03-26 22:04 | 青森の旅 | Comments(4)

優しい居酒屋 ~『夢地』

みなさんが人に紹介されて「行ってみたいな」と思う居酒屋って、どんなものでしょうか。

お刺身が新鮮、安くておいしい、雰囲気がある等々、酒飲みの心をくすぐる言葉はいくつもありますが、「行きつけの店」というというのは、紹介する側が大人でありかつ酒飲みであることを表現し、それであればこそ受ける側の琴線をかき鳴らす、双方納得の高い説得力を備えた一言といえるのではないでしょうか。

こんなことを書いたからといって、私が酒飲みであるなどと宣言するつもりは毛頭ないのですが、今回紹介する『夢地』さんは、居酒屋でありながらも私が一人でも訪れることがある、数少ない「行きつけ」のお店です。
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初めて訪問したのは優に10年を超えるほど前で、当時は別の場所にお店があったのですが、15人も入れば一杯になる程良い大きさで落ち着ける雰囲気、美味しい食べ物にお酒、何より愉快なマスターと女将さんの人柄が心地よく、私が弘前を離れてお店が移った今でも、折りにふれ訪れ続けています。

この日は2軒目の訪問だったのであまりたくさんは食べられなかったのですが、数あるメニューの中から津軽らしいものを中心に紹介しましょう。
まずは「高菜の葉包(くる)み」と「ナスのしそ巻き」。
前者は高菜と大根を別々に漬け込み、後で大根と酒粕を高菜で一つ一つ包んでさらに漬けたもの。夢路さんの漬物はすべて、女将さんが自分で漬けた手づくりのものですが、漬物を家で作ることが少なくなった今では、なんとも懐かしい味。
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後者は、ナスに味噌を塗って、しその葉で包んで焼く津軽の郷土料理。味が濃いので、ご飯とお酒、どちらにもよく合います。

…と、そういえば”しそ巻き梅干”といい、津軽には”包む”文化が発達しているフシがありますね。
「食べちゃえばおんなじ」とは考えず、見た目にもきっちり美しく仕上げる仕事ぶりは、例えば着物の補強と保温から始まったこぎん刺しの美しさにも通じる、いかにも津軽らしい気質の表れのようにも思えます。

そして続けて出てきました、津軽の郷土料理の定番、「けの汁」。
なるほど、夢地さんのものは大豆がそのまま入ってるのですね。我が家はすりつぶして入れる派ですが、そこは家ごとの違い。これもおいしい!です。
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最後に、冬の津軽には欠かせない「たつ刺し」(タラの白子の刺身)。”刺身”とはいうものの、通常は湯引きしてポン酢などで味付けをします。
いや~、日本酒にこれ以上合う食べ物がありますか、ってくらいに濃厚でうまい!
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…そんなあれこれを味わいながら、「いつの間にかメニューが全部写真入りになったのですね」とマスターや女将さんに話しかけたところ、特に海外からおいでになったお客さんが、メニューの文字だけではその内容が想像できないのでこのようにしたのだ、とのこと。
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それだけではなく、目が不自由なお客さんがお店を気に入ってくれたといっては点字のメニューを作ったり、あるいは近くのホテルに置いてもらっているお店のチラシを、きちんとそれぞれのホテルからお店までの案内図を載せるようにしているなど、いろいろ工夫しているのだと伺いました。

なるほど、一つ一つは「小さな工夫」と思えるかもしれませんが、お客さんの不便を敏感に感じ取って、こうやっていくつも積み重ねてきているというのは、きっとそのままお二人の人柄を反映しているのですね。

「美味しい」、「津軽らしい料理が味わえる」、「居心地のいい」…夢地さんを推薦する表現はいくつか浮かびますが、もっともふさわしいのは、居酒屋を表現するのには一見相応しくない、「優しい」という言葉なのかもしれません。
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そんな夢地さんでは今日も、旅人も常連さんも、みなさんに楽しく過ごしてもらいたいと、愛嬌あるヒゲのマスターと明るい女将さんが待っています。
そして私はといえば、いつものようにふらりと訪れて時間を過ごし、いつものように気分良く酔って、千鳥足でお店を後にするのです。
by くどぱん!

居酒屋「夢地」
 弘前市親方町29 みかさの会館1F
 TEL.0172-35-2281
 営業:16:30~24:00(水曜定休)
by marugoto_aomori | 2010-02-26 19:53 | 青森の旅 | Comments(4)

「津軽弁の日in東京」やるはんで!

方言ズのは、その土地(とぢ)の長(なげ)え歴史がら生まれだもんで、地元(じもど)の文化だんだはんで、みんなして大事にさねばまいねものだど思うんだばって、どんだべ。
まんず、文化がどんだとが考えねくても、余所さ行って地元の言葉(こどば)っコ聞げば、懐かしがったり、何だがほっとしたりするじゃな。
大したあずましくていいもんだって、誰(だい)でも思ったごとあるんでねべが?

青森の方言ってへば、でっけぐ分げれば津軽弁ど南部弁、下北弁ってスごとになるべな。
(なが)でも、津軽弁ごと大事にさねばまいねって、もう20年以上前がら「津軽弁の日」ってやっちゅう人だぢいるの、青森の人だば誰(だい)でも知っちゅうべ。
CDになったりもしちゅうけど、まんず、年末のテレビの風物詩って言ってもいんでねべが。

その「津軽弁の日」ごと、そのまんま1(いぢ)月に東京でやるっていうんだはんで、近ぐさ住んぢゅう人だぢは、やっぱり行がねわげにいがねんでねが。
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んだじゃ、名前は知っちゅうけど、どしたもんだが良ぐ分がんね人もいるがも分がんねはんでちょっと書がせでもらえば、きっかげは、高木恭造さんだんず。
高木さんってへば『まるめろ』が有名だんだばって、そいだげでねぐ、津軽弁の詩ごといっぺえ書いだ、”方言詩人”ってしゃべらいる人だでばな。

その高木さんが1987年に亡ぐなったんだばって、その業績ごと忘れねんで津軽弁ごとば大事にしていくべ、年に1(いぢ)日でもいいはんで津軽弁で騒ぐべ、って、高木さんの命日の10月23日ごと「津軽弁の日」ってしたのが、牧良介さんど伊奈かっぺいさんが代表になって始めだ「津軽弁の日やるべし会」だのさ。
そいで、次の年(1988年)がらずっと、10月23日に「津軽弁の日」ごとやっちゅんだいな。

最初はお客(ぎゃぐ)さんど出演者ど、好ぎだ津軽弁のごと話コしたりしてだんだけど、今は全国(ぜんこぐ)がら俳句だの川柳だの体験記だの募集して、それごと津軽三味線の音(おど)コさ合わせで読んで、出演者同士がやんやどしゃべり合う形(かだぢ)さ落ぢ着(づ)いでらな。
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まんず時々(とぎどぎ)吹ぎ出すくらい面白ぇ(おもしぇ)んだばって、中(なが)さ涙コ出るんた、しっとりした話も混ざってで、これもまんだ、こんぎらどいいんだいな。
去年の「高木恭造賞」さなった『よでっこ』は、たんげだいい話だんだばって、出だしはこった感じだんず。

”ぬぐいして、ぬぐいして
ぼんのぐ焼げでまるんた日の晩(ばんげ)だったべぉん”

…こいだげでも何だが、あっつう夏(なづ)の景色(けしぎ)が、眼(まなぐ)さ浮がぶみてでねが。
ほんとに文章書ぐの上手(じょんず)だ人っているもんだいな。
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1月の東京のんずは、むったど出ぢゅう人だぢが今までのおもしぇがった作品ごと紹介する他(ほが)に、伊藤君子さんど小室等さんごとゲストさ迎(むが)えで、津軽弁でジャズごと歌(うだ)ったり、高木恭造さんの詩さ曲(きょぐ)つけで歌ったりするんだど。

こうしゃべれば、「わ、津軽弁分がんねはんでまいねじゃ」って思うがもしらねけど、今、やるべし会の方で、「どやせば東京の人だぢさも分がってもらえるべ」って知恵っコ絞ってらどごだはんで、津軽出身の人だげでねくて、津軽弁知らね人だぢさも来てもらいてぇなぁ。
”いぱだだ感じするばって、こした言葉(こどば)コあるんだべな”って、青森さ興味沸ぐんでねがって、思うんだばってな。
ながなが無ぇ(ねえ)(ごと)だし、まだ席(せぎ)あるみてだはんで、面白ぇそうだど思った人は、行ってみだ方がいんでねべが。面白ぇ(おもしぇ)よ~。

これ書いだの  くどぱん!だはんで
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東京で待っちゅうはんでの~


●「津軽弁の日in東京 -番外編-」
 日時:平成22年1月28日(木) 午後7時~(開場6時)
 場所:東京郵便貯金ホール
     (メルパルク東京・港区芝公園 2-5-20、電話:03-3459-5501)
※チケットはローソンチケット、チケットぴあにて取扱中!(前売り4,000円)
 問い合わせ・詳細は「津軽弁の日やるべし会」、電話080-1833-5221
※今回のブログの標準語全訳は後日公開予定…かも。

追記があります!
by marugoto_aomori | 2009-12-18 20:00 | 東京の「あおもり」 | Comments(17)

津軽料理遺産を愉しむ~弘前市「とりっこ」編~

津軽、特に弘前の方から良く耳にする言葉「うちの地方には、名物料理が
無くてねぇ・・」その言葉に何となくすっきりしない違和感を持っていた
のですが、ようやく最近わかってきたような気がします。
名物が無いのではなく、「沢山ありすぎる」んです。そして、その料理が
他の地域とは異なり特徴ある料理であることに「気付いていなかった」ん
ですね。きっと。
それらを大切にしていこう、受け継いでいこうという取り組みがあって、
それが「津軽料理遺産」なんです!これはスゴイ!
津軽にはどんな料理があって、作り方・扱っているお店なども紹介されて
います(順次アップするそうです)。それぞれの料理が育まれた経緯など
も書いてあったり、津軽出身の私も非常に勉強になります。
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今日は、そのうちの一つ、弘前市にある「とりっこ」に行ってきました。
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「とりっこ」という名前ながら焼き鳥メインではないという不思議なお店。
地元の人達に楽しんでもらえるよう、庶民的・家庭的なものを提供している
んだそうです。お店は20年ほど続いているそうですが、今の場所に移って
からは1年ほど。カウンターに3~4名、座敷が4席16名の計20席ほど
です。
地元ならではのメニューと言えば「たらたま(500円)」、「貝焼き味噌
(600円)」「かじか田楽(500円)」があります。
なかでもご主人が最もお勧めするのが「たらたま」20年来のメニューで
弘前では酒の肴に欠かせないものだと言います。「何かをアレンジするよ
りは、地元で馴染んできたものを地元のお客さん向けにだしてきた」と、ご
主人。
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「たらたま」とは干し鱈を醤油で溶いた卵につけて食べるもの。津軽地方で
は酒の肴に欠かせないものとしてなじみ深い食べ物なのだそうです。しっか
りカマカマして、卵と鱈をしっかり馴染ませてから頂きます。ヌオォ!ご飯
にも合いそうな味です。
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「貝焼き味噌」は一般家庭の味に近く、貝柱が少なめで卵と貝のお出汁を存
分に味わえる、優しい味ながら酒の肴なのでやや濃いめの味付けとなってい
ます。
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「かじかの田楽」はここ最近のメニュー。岩木川や平川などで獲れる川魚で
すが、生臭みもなく、頭ごといただくのでししゃものような食感を楽しむこ
とが出来ます。
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まだまだ数多くの津軽料理、勉強しながらどんどん試してみようと思います!

とりっこ 
弘前市本町85-1 明治屋グランドビル1F
営業時間 17時半~0時
定休日  不定休


byノブchan
by marugoto_aomori | 2009-09-28 14:54 | ちょっと「立ち寄り」 | Comments(0)


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