まるごと青森 marugoto.exblog.jp ブログトップファンになる画像一覧

タグ:津軽 ( 86 ) タグの人気記事

「バナナ最中」再び!

前の記事で津軽の風土菓子「バナナ最中」を紹介いたしました。
「バナナ最中」は津軽と秋田県北だけに残っているらしいことを紹介し、
津軽の4種類以外のバナナ最中を知っていたらお知らせください!と
図々しいお願いまでしておりました。

そうしたら・・・。ありがとうございます!!
今日、うさぎねこ52さんから、煉屋(秋田県大館市)のバナナ最中「煉屋バナナ」をいただきました。

はやる気持ちをグッとこらえて撮った写真がこちら(笑)。
d0007875_18132056.jpg
もちろん食べてみました。
お、おいしいです!
美しい包装紙に包まれたバナナ最中を取り出し口にしてみると・・・。
香りが強くて黄色っぽい餡はいなみやの「バナナ菓子」に、
皮の感じは旭松堂の「バナナ最中」に近い感じで、
津軽のバナナ最中に負けないほどのおいしさでした!!

さらに、ミニサイズまであるのが嬉しいですね。
普通サイズは約55グラム、ミニの方は約30グラムでした。
さらにうさぎねこ52さんのデータを拝借すると、
普通サイズは全長11㎝、ミニは8㎝だそうです(笑)。

機会があったらぜひ食べ比べてみてください。
何か新しいものを発見したようで楽しいですよ~。
うさぎねこ52さん、本当にありがとうございました。

ちなみにこちら、バナナ最中のカワを焼く型です。
d0007875_18154845.jpg
最中は分業制が進んでいるので、
皮は専門業者がつくるのが当たり前なのだそうです。
この型を見ただけでどこのバナナ最中かわかったら、
あなたは間違いなくバナナ最中博士ですよ(笑)。
by義人
by marugoto_aomori | 2007-05-17 18:30 | あるあるこんなもの | Comments(14)

古くて新しい? 津軽の「錦石(にしきいし)」

ご自宅や実家にこんな「置き石」はありませんか?
それじゃあ、子供の頃、親戚の家で見かけたことは?
d0007875_15211134.jpg
津軽は「錦石」と呼ばれる美しい天然石の産地として古くから有名です。
「錦石」とは、磨くと美しい色彩や光沢を示す津軽産の天然石の総称。鉱物的分類というよりは、その色の美しさや模様の特製によって分類されるのが一般的で、多彩な色彩と模様が錦のように美しいことからその名が付けられたのだとか。

津軽では、このきれいな錦石を削り、磨きをかけて、観賞用としてはもちろんのこと、実用品や装身具として古くから利用してきました。
d0007875_15285572.jpg
この美しさは広く知られていたようで、「津軽藩日記」には1675年に幕府に錦石を献上したことが記録されていますし、菅江真澄の「遊覧記」や伊能忠敬の「測量日記」、木内石亭の「奇石産誌」においても度々紹介され、そして絶賛されています。

現在ではいろいろな形に加工されますが、江戸時代は、”津軽玉”と称される珠状にしてかんざしや根付けに用いられるのが一般的でした。この津軽玉の制作を修行した若狭藩士が、若狭へ帰って珠づくりの技術を伝え、若狭瑪瑙細工の隆盛をもたらしたと伝えられています。さらに、この流れを継いだ者が甲斐の国に入り、有名な山梨水晶細工の基礎づくりに貢献したのだとも。

ところが、本場津軽の錦石づくりは一時途絶えたことがあります。弘前城下を流れる土淵川の瑪瑙が取り尽くされてしまったことが主な原因とか。ようやく復活したのは昭和になってからのことで、因果なことに、若狭の飾り物細工屋に徒弟として修行した津軽人がその技を持ち帰ったことがきっかになりました。
d0007875_15351571.jpg
(↑上が磨いたあとの錦石。↓下が磨く前の錦石。)d0007875_15423244.jpg
錦石は大きく分けて「置き石」と「細工」の2種類。どちらも、たくさんの地道な工程を経て削られ、そして磨かれ、やっと輝きます。

これまでは、アスパムや青森空港で目にしても何となく通り過ぎていましたが、これからは、見る目が違ってきそうですね。 by 義人

錦石は『青森県伝統工芸品』に認定されています。
by marugoto_aomori | 2007-05-14 16:16 | あるあるこんなもの | Comments(10)

いつまでも食べたい津軽の風土菓子「バナナ最中」

りんごどころ津軽には、
ずっと昔から親しまれているバナナがあります。
そう!バナナ最中です。

どうしてバナナ?「りんご最中」じゃないの?
お店によって多少異なりますが、
バナナがとても貴重で、庶民にとっては高嶺の花だった頃、
この味と香りを菓子にしたら喜ぶだろうと
津軽の菓子職人達が苦心の末バナナのような最中を作りあげたのだそうです。
d0007875_17572795.jpg
バナナのように香り、バナナのように甘いこの最中は、
たちまち市民の評判となり、
あっという間に広がっていったのでしょう。
バナナ最中は津軽と秋田県北だけにあるのだといいます。

サクサクッと軽いバナナ型の皮にたっぷりつまったホクホクの白餡。
ふんわりただよう甘~い香りと食感は、
本物のバナナが入っているのかと思わず手元を見てしまうほどですよ。

かつてたくさんあったバナナ最中は、
今や4種類(※)だけになってしまったようですが、
お店ごとこだわりがある味や香り、食感は、
それぞれ食べてみる価値大ありですよ!
d0007875_1804065.jpg
↑見ただけでどのバナナ最中か分かったら、あなたは立派なバナナ最中博士です(笑)。

今年の弘前城さくらまつりのお土産は「バナナ最中」で決まりですね。
by義人

※バナナ最中を探してます。ほかにも県内のバナナ最中をご存じの方はどうぞお知らせください。お願いします。

【お店情報(五十音順)】
 ■いなみや菓子店(弘前市)「バナナ菓子」 電話:0172-32-0667
 ■甘榮堂(青森市)「芳香バナナ」 電話017-734-3730
 ■旭松堂(弘前市)「バナナ最中」 電話0172-32-4023
 ■緋炉弥(弘前市)「バナナ最中」 電話0172-27-3232
by marugoto_aomori | 2007-04-05 18:10 | あるあるこんなもの | Comments(30)

やさしい!新しい!おもしろい!「りんご脚立」

全国の生産量の約半分を占める青森りんご。日本一のりんご産業を支えるりんご農家はおおよそ1万7千戸。冬場のごく短い期間を除き、朝から晩までりんご園で働き続けます。

そのりんごづくりに欠かすことのできない道具が「りんご脚立」。
今でも「りんご脚立」を作り続けている岡野建具(弘前市)のご主人によると、かつては、適度にやわらかく丈夫で腐りにくい津軽特産のヒバ材が用いられていたそうですが、最近主流となっているのは軽い桐材。途中、安くて軽いアルミ製が台頭したものの、木製の良さが再び見直されるようになり、最近は多少高くても桐製脚立を選ぶ生産者が増えているのだそうです。
(↓左が木製・・・黒石式の7尺6段、右はアルミ製)
d0007875_13242367.jpg
■木製脚立の良さ
木製の良さはたくさんあります。ひとつめは冷たくないこと。寒い季節の早朝や夕方でも、よく使う女性達から体温を奪うことはありません。
次にグリップ。雨の中でも木そのものが持っている吸水性と凹凸でスリップを防ぎ、農家の足元をしっかり支えてくれます。
さらにやさしさ。りんご脚立は、たわわに実ったりんごの枝を押しのけながら、枝の内側に立てなければならないこともしばしば。樹体にやさしい木製なら、実も枝も傷つけにくいのでちょっと安心です。
男達が気にするのは「剪定鋏」や「剪定鋸」の損傷。アルミの場合、うっかり落としたりぶつけたりして刃こぼれを招くこともありますが、木製ならその衝撃をやさしく吸収してくれます。
そして何度でも繰り返し直して使えること。岡野さんのところには、親の代に使っていた脚立の修理を頼みに来る人も多いと聞きます。アルミ製はこうはいかないでしょうね。

■弘前式と黒石式。そして南部式。
意外と知られていないようですが、津軽の「りんご脚立」には、「弘前式」と「黒石式」があります。その違いは段の数。同じ高さの脚立でも、足場となる横っこ(よごっこ)の本数が異なります。
「弘前式」は6尺に4本の横っこ。一方「黒石式」は横っこが一本多い6尺5本となります。7尺なら、「弘前式」は7尺5本、「黒石式」は7尺6本です。「弘前式」と「黒石式」の境界は、津軽平野を縦に流れる「平川」。樹の仕立て方や地形に違いがあったのでしょうか。平川から西側が「弘前式」、東側が「黒石式」となっているそうです。
一方、南部地方の脚立は足が一本少ない「3本ばしご」です。枝が混み合う樹の内側にも「はしご」を入れやすくなりますし、軽くて持ち運びやすいのも長所です。推測の域を出ませんが、ここにも仕立方法や使用環境の違いがあったのでしょう。
【追加】3点支持は荷重が安定する理にかなったもので、特に地面がフラットじゃないときに威力を発揮するようです。(コメントを寄せていただきました。)
(↓中央が南部式。周りには弘前式や黒石式がどっさり。)
d0007875_13271541.jpg
なんだかマニアックな内容になってしまいましたが、これからの季節にますます重要となる「りんご脚立」ご紹介しました。
by義人
by marugoto_aomori | 2006-09-21 13:37 | あるあるこんなもの | Comments(7)

おいしいりんごジュース 「混濁」と「透明」

いよいよ、りんごが美味しい季節到来!
りんご畑では早生品種「つがる」の収穫が始まっています。

りんごといえば、生で食べるだけではなく「ジュース」でもおいしいですよね。
店頭に並ぶいろいろなりんごジュースを見比べると、
濁ったジュースと透き通ったジュースの2種類あるのに気づきます。
いわゆる「混濁果汁」と「透明果汁」です。
d0007875_185092.jpg
県内のりんごどころでよく見かけるのは「混濁果汁」。
業界の方にうかがったところ、
なんと県内産りんごジュースの9割以上は「混濁果汁」とのことでした。

その違いは製法の違い。
簡単にいうと搾っただけの果汁は濁っていて、これが混濁果汁。
この果汁から食物繊維などの固形成分を取り除くことにより透明果汁なります。
舌には感じられませんが、あの濁りの元は、小さな小さなりんごの果肉なのです。

次に聞きたくなるのが「身体にいいのはどっち?」ということですよね。
どちらかと迫られれば、食物繊維が少し多い「混濁」と答えるようですが、
混濁から取り除かれる固形成分はごくごく微量なため、
健康効果の違いとなるほどではないようですよ。

業界の方が強く訴えていたのはただひとつ。
「混濁果汁」は良い原料でなければ作れないということ。
透明果汁の色は、濾過することによっていくらでも、
場合によっては無色透明にもできるのだそうですが、
混濁果汁のきれいな色は何より原料そのものに由来するとのことでした。
青森のりんごジュースが「混濁」で「おいいしい」のは、
やっぱり原料に自信があるからなんですね!ブラボー!!
(※混濁果汁の色は品種などによっても異なります。それから、青森のりんごジュースは、透明果汁でも原料を選りすぐっているそうですからご心配なく。)
by 義人
by marugoto_aomori | 2006-09-13 18:09 | あるあるこんなもの | Comments(18)

最高の食卓かも

一人暮らしをしていると、
どうしても食生活はジャンキーになりがちです。
若い頃はそれも楽しかったのですが、年を取ってくると、
母親が作ってくれたような優しい味が恋しくなってきます。
「美味しいご飯と美味しい漬け物」、
これだけでも割りと満足できてしまうものですが、
美味しい漬け物を見つけるのはなかなか難しいものだったりします。
d0007875_1140164.jpg

そんな時に出会ったのが、
岩木町の「ふるさとの味を作る会」の漬け物。
津軽の農村文化の保存・伝承で活躍されたた故・前田セツさんが
昭和43年から、「無添加」にこだわり、これを基本理念として立ち上げた
岩木町農協婦人部の組織が作っています。
※岩木町農業協同組合婦人部「ふるさとの味をつくる会」
  TEL0172-82-4728

この加工場には大小数十個の樽が常時置かれていますが、
野菜を切るのも、漬物を漬けるのも、全て手作業で行われています。
津軽の冬は、冷え込むときは氷点下の寒さですが、
朝早くから、寒い工場の中で、冷たい水を使って作業しています。
d0007875_11412181.jpg
岩木町を中心とした津軽地方の野菜を使っているので素材は安心。
グラム単位で塩の分量と味の違いを検証しているので品質は安定。
そして手を真っ赤にしながら手作業で漬け込む愛情。
「昔食べてた漬け物ってこれだよなー」
そんな懐かしい気持ちなってしまう、優しい優しい味の漬け物です。

d0007875_11415033.jpg
冬の長い北国青森では、
この季節の暮らし方はとても重要な問題で、
昔は食料、特に野菜の確保は重要な問題でした。
そこで、冬期間の副食として漬物が食べられるようになり、
大きな器にこんもりと盛り付けられた漬物を、
皆でつついて食べるようになりました。
副食として暮らしにとけ込んだ津軽の漬物は、
食べ飽きせず、いくらでも食べれてしまう不思議な漬物です。

ああ、食べたい。 by YOSHIHITO

ごあいさつ
by marugoto_aomori | 2005-12-28 11:47 | おいしい食材 | Comments(5)


青森の観光・物産・食・特選素材など「まるごと青森」をご紹介するブログ(blog)です


by marugoto_aomori

プロフィールを見る

S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

検索

カテゴリ

全体
おいしい食材
あるあるこんなもの
青森の旅
ちょっと「立ち寄り」
青森食べ歩き
手しごと
東京の「あおもり」
街歩き
青森のアート
青森人
その他
未分類

最新のコメント

ぷるみえさん、いつもご愛..
by marugoto_aomori at 20:46
こんにちは。 いつも楽..
by ぷるみえ at 08:55
そうですね。地元の食材を..
by marugoto_aomori at 12:48
はじめまして。 検索し..
by saku at 14:03
> 通りすがりの隣県民さ..
by marugoto_aomori at 19:10

最新のトラックバック

http://venus..
from http://venusco..
venussome.co..
from venussome.com/..
venusgood.co..
from venusgood.com/..
whilelimitle..
from whilelimitless..
http://while..
from http://whileli..

タグ

(421)
(272)
(242)
(160)
(125)
(110)
(92)
(88)
(86)
(80)
(73)
(71)
(67)
(52)
(50)
(40)
(38)
(34)
(31)
(21)

以前の記事

2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
more...

【お知らせ】

○まるごと青森Facebookページ始めました。登録がある方はもちろん、ない方も登録して下記ページで「いいね」のクリックして、まるごと青森ブログともどもご愛顧をよろしくお願いいたします。
まるごと青森FBページ

○記事に登場する人物・制作物等一切の内容に対する誹謗中傷や記事の内容に直接関係のないコメントやトラックバックについては、削除いたします。あらかじめご了承ください。

記事ランキング