まるごと青森 marugoto.exblog.jp ブログトップファンになる画像一覧

タグ:田子町 ( 4 ) タグの人気記事

山間でぽっつんと営業中「Takko cafe」

あけましておめでとうございます。
2016年もまるごと青森は「教えて楽しい、知って嬉しい」情報を提供して参りますのでよろしくお願いいたします。

さて、にんにくの町で知られている田子町に、昨年10月にオープンした「Takko cafe」におじゃましてきました。
体験観光の拠点となっているタプコプ創遊村の敷地内でぽっつんと営業しています。道中、のどかな山間の風景が広がりますが、初めての人は道が合っているのかどうか不安になるかもしれません。大丈夫、自分を信じてひたすら進みましょう。
d0007875_1442259.jpg

d0007875_14423520.jpg

この日の田子町はきれいな雪化粧。
早速可愛らしいサインが出迎えてくれます。

建物は以前レストランとして使われていましたが、ここ数年は使われておらず、今般カフェとなって再度利用されることになりました。
店内は木の柱がふんだんに使われ、ほっとする心地よい空間となっています。
d0007875_14432174.jpg

店内でお出迎えしてくださったのは、笑顔が素敵な川名美夏さん。田舎暮らしに憧れ、2014年11月に、田子町地域おこし協力隊として東京から移住し、農産物の6次産業化に取り組んでいます。実質Takko cafe のオーナーとして、一人で切り盛りしています。
d0007875_14441959.jpg

Takko cafeのおすすめは川名さん手作りのケーキ!幼い頃からケーキ作りが大好きだったという川名さんが、田子町の豊富な果物を使用し、お客様に提供しています。

この日のケーキはと言いますと、
d0007875_14453934.jpg

なんということでしょう!スイーツ女子のみならず、りんごすたーのようなスイーツ男子も頬が緩みっぱなしです。カシス、ブルーベリー、イチゴをはじめ、ケーキの素材としては珍しい柿やにんにくも使っています。

全部いただくのは無理とあきらめたものの、一つでは我慢できないので、田子にんにくシフォンケーキとカシスのレアチーズをいただきました。シフォンケーキは、にんにく風味のケーキにクリームがベストマッチ!レアチーズはカシスの香りと甘酸っぱさが大海原のように広がります。
d0007875_1446534.jpg

ここのカフェは、気さくな川名さんとの会話も楽しめます。是非ケーキ談義に花を咲かせてはいかがでしょうか。県内のおいしいケーキ屋さんなどの情報はうれしいようです。この日は収穫直前のイチゴがカモシカに食べられてしまったという気の毒ですがちょっと笑えるお話を聞かせていただきました。

現在はケーキを中心に、季節のパスタなどを提供していますが、今後はカフェらしいメニューを増やしていきたいと川名さん。これからのTakko cafeも楽しみですね。

<問い合わせ先>
Takko cafe
住  所:三戸郡田子町大字田子字川代ノ上ミ66-39
電  話:090-6645-7227(川名さん携帯)
営業時間:10時~16時
定 休 日:水曜日・木曜日

by りんごすたー
by marugoto_aomori | 2016-01-04 14:53 | ちょっと「立ち寄り」 | Comments(0)

わら人形で五穀豊穣

たびたび登場している人形結い。今年4度目の登場で、いよいよハッピーハンドは人形に取り憑かれたか!? とご心配のみなさん、・・・えっ、心配している人はいないって? ・・・何はともあれ、おそらく今年最後の登場(予定)です。
以前、田子町の飯豊地区の虫追い(むしぼい)を紹介しましたが、今回は同じ田子町の細野地区の虫追いで、この2つの地区の虫追いは、合わせて県の無形文化財に指定されています。

d0007875_10394750.jpg
細野地区では、毎年旧暦の6月24日に虫追いを行っているそうで、今年は8月4日に行われました。
朝8時、集落の方は稲荷神社に集まり、男性はわら人形作り、女性は社の掃除と草むしりを始めます。
d0007875_10422183.jpg
私の故郷もそうですが、昔からの集落にある神社やお寺は、集落の中心的な存在になっているようですね。飯豊地区もここも、雰囲気が何となく故郷に似ていて、懐かしさを感じます。

さて、人形作りですが、作り方は基本的に飯豊地区に似ています。
d0007875_10502345.jpg
束ねたわらを折り返して丸みを与え、手と指なども細かく作り上げていきます。
d0007875_10521542.jpg
飯豊地区との違いは、ヒジとヒザ辺りに力こぶのようなふくらみを持たせていることと、顔の有無、といったところでしょうか。大きさは、小学校の中高学年程度で飯豊地区より小さめです。ただ、・・・
d0007875_105734100.jpg
特に男性のシンボルが大きいことは共通していて、子孫繁栄への願いが強くあらわれているように感じました。

お昼過ぎに神事が行われて人形に魂入れが行われた後、集落の方は社内の神前で祝宴を開始・・・って、あれ? 集落を練り歩くはずでは?
d0007875_1152240.jpg
・・・祝宴が始まって1時間・・・2時間・・・、みなさん、結構いい具合に酔ってます。本当に歩くのか(歩けるのか)と思っていた午後3時半過ぎ、ハッピを着込んだ男性陣が人形と楽器を持ち、社から出てきました。
すると、口に含んだお酒を人形に吹きかけ(お清めかな?)、
d0007875_1204664.jpg
笛や太鼓に合わせ、人形を持って踊り始めました。音楽は、飯豊地区とそっくりです。ただ、みなさんだいぶお酒を飲まれたせいか、フラフラしている方も見受けられ、見ている方もハラハラしましたが、無事に2度3度踊ったのち、集落を練り歩き始めました。
d0007875_11253187.jpg
子どもたちは「悪虫退散 五穀成就 家内安全 天下泰平 四海万福 国土安康」と書かれた紙旗を手に、一緒に集落内をまわっていきます。

飯豊地区では、集落の外れで人形を燃やしていましたが、細野地区では・・・
d0007875_1134288.jpg
「エイッ」と集落の外れのガケから投げ落として終わるのです。集落内の悪虫をその身に受け、集落の外へ出て行く、ということなのでしょうか? 

さて、飯豊地区と細野地区の踊りの(貴重な?)映像を撮りましたのでご覧ください。
まずは飯豊地区。

次に細野地区。

今年、4か所の人形結い、虫追いを見てきましたが、この神事を守り、後の世に伝えていこうという集落の方の思いが強く感じました。
by ハッピーハンド

今月末には、南部町の正寿寺地区でもあるんですよね~。・・・来年見に行こう。
by marugoto_aomori | 2010-08-11 12:05 | ちょっと「立ち寄り」 | Comments(2)

わら人形で家内安全

最近、「人形結い」の神事に足が向いてしまう私ですが、今回もそうなってしまいました。十和田市の梅集落と板ノ沢集落に続いてお邪魔したのは、田子町の飯豊集落。
d0007875_13202467.jpg
今回はかや人形ではなく、わら人形の「虫追い」の神事を見学してきました。

午後1時半、集落の中央にある法呂神社に集まった方々は、人形作りの班と紙旗を作る班に分かれて作業を始めました。
d0007875_13561912.jpg
飯豊地区の人形づくりは、稲わらの束と束をくっつけ、折り曲げ、重ねていく、というのが基本のようです。
お見苦しい手書きの図で恐縮ですが、下の図のように作っていくようです。
d0007875_13585020.jpg
まず、2つの束の根元部分をくっつけ、束ねたところから折り返します(図の左上)。すると、図の右上のようになります。続いて、新たな稲わらを周囲に巻き付けて折り返す(図の左下)と、図の右下のような形ができあがるのです。一つ前の右側の写真がこれに当たります。

d0007875_1475796.jpg
こうして形作られた人形は、稲わらの長さにも関係するのでしょうが、かや人形よりもかなり小さく、小学生くらいの大きさでしょうか。しかし・・・
d0007875_1494435.jpg
手足の指先まで非常に丁寧に作られており、人間そのもの、という感じを受けました。

一方、紙旗を作る班は、長い半紙に文字を書いていきます。
d0007875_14121067.jpg
「奉納 悪虫退散 五穀成就 天下泰平 家内安全」と書かれ(達筆!)、最後に、集落に関係する子どもたちの名前を書き、竹に吊していきます。

d0007875_14182757.jpg
人形には、十和田の2集落と同じように、男性(写真左と中央)と女性(写真右)のモノが取り付けられ、顔が描かれた半紙をつけて完成です(一番上の写真)。

d0007875_14234867.jpg
神主さんのご祈祷の後、太鼓や笛などの演奏とともに、わら人形を担いで集落を歩き回るのが十和田の神事との大きな違いです。
d0007875_1425933.jpg
集落の端から端まで歩き、石碑の前まで来ると・・・
d0007875_14275811.jpg
人形を持って踊り、その場で解体して、人形を燃やしてしまうのです。(以前は燃やさずに残しておいたそうですが、しばらくすると朽ち果て、崩れてしまうことから、燃やすようになったそうです。)

人形作りを始める前、集落の代表の方が言っていたのは「みなさん、童心にかえって楽しくやりましょう。」という言葉。「太鼓や笛などの鳴り物がなければ、神事は廃れてしまう。」ということで、その伝承にも努めているようです。この神事のために、集落を離れた人も、子どもを連れて帰ってくるそうで、大人も子どもも一緒になって、楽しく神事を行っていたのがとても印象的でした。
by ハッピーハンド

飯豊集落の虫追いは、同じ田子町の細野地区の虫追いとともに、県の無形民俗文化財に指定されています。細野集落の虫追いは、8月4日に行われます。・・・またまた足が向きそうです。
by marugoto_aomori | 2010-07-28 14:47 | ちょっと「立ち寄り」 | Comments(2)

唯一無二の職人 中畑文利さん

英語で「japan」と表現される漆は、
日本特有の工芸・塗り物に欠かすことのできない原料ですが、
この漆文化に不可欠の技が唯一青森に残されています。

漆のメッカ・岩手県浄法寺町とも隣接している田子町の中心部、
ガーリックセンターからほど遠くないところに、
鍛冶職人中畑文利さんの住居兼作業場があります。
中は決してきれいとは言えないませんが、
とても雰囲気のある作業場です。
ここで中畑さん作り上げているのは漆掻き用具。
漆掻き用具の鍛冶製品を作る技術は、
現在、中畑さんにしか受け継がれていないのです。d0007875_10313584.jpg
中畑さんは今年で63歳。
田子町に生まれ育ち、中学卒業後から現在まで45年以上、
農鍛冶一筋で暮らしています。
そしてその技術は日本文化を支えるものとして、
文部科学省の保存技術保持者にも選ばれています。

以前、中畑さんとお話をしたとき、中畑さんはこんなことを言ってました。
「今の子どもはあらかじめ造られた部品を組み上げるのに慣れていて、
想像力が乏しくなっている。ゼロから造り出すのに慣れていない。
自分でものを想像し作ると、それが例え不格好なものであっても、
自分の発想が現実に形になったとき、そこに喜びが生まれるものなんだ。」
とても考えさせられる言葉でした。

国産の漆を使った工芸品を見つけたら、
それには間違いなく根っこの部分で
中畑さんの作った道具が関わっているということは、
青森県に住む私にとって、ちょっとした誇りでもあります。

by YOSHIHITO
by marugoto_aomori | 2006-08-25 10:32 | 手しごと | Comments(9)


青森の観光・物産・食・特選素材など「まるごと青森」をご紹介するブログ(blog)です


by marugoto_aomori

プロフィールを見る

S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

検索

カテゴリ

全体
おいしい食材
あるあるこんなもの
青森の旅
ちょっと「立ち寄り」
青森食べ歩き
手しごと
東京の「あおもり」
街歩き
青森のアート
青森人
その他
未分類

最新のコメント

ぷるみえさん、いつもご愛..
by marugoto_aomori at 20:46
こんにちは。 いつも楽..
by ぷるみえ at 08:55
そうですね。地元の食材を..
by marugoto_aomori at 12:48
はじめまして。 検索し..
by saku at 14:03
> 通りすがりの隣県民さ..
by marugoto_aomori at 19:10

最新のトラックバック

http://venus..
from http://venusco..
venussome.co..
from venussome.com/..
venusgood.co..
from venusgood.com/..
whilelimitle..
from whilelimitless..
http://while..
from http://whileli..

タグ

(421)
(272)
(242)
(160)
(125)
(110)
(92)
(88)
(86)
(80)
(73)
(71)
(67)
(52)
(50)
(40)
(38)
(34)
(31)
(21)

以前の記事

2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
more...

【お知らせ】

○まるごと青森Facebookページ始めました。登録がある方はもちろん、ない方も登録して下記ページで「いいね」のクリックして、まるごと青森ブログともどもご愛顧をよろしくお願いいたします。
まるごと青森FBページ

○記事に登場する人物・制作物等一切の内容に対する誹謗中傷や記事の内容に直接関係のないコメントやトラックバックについては、削除いたします。あらかじめご了承ください。

記事ランキング