まるごと青森 marugoto.exblog.jp ブログトップファンになる画像一覧

タグ:黒石 ( 73 ) タグの人気記事

黒石やきそばの「麺」の秘密

なぜ太い平打ち麺なのか? その理由がわかってきました。

ワタシの黒石やきそばデビューは遅く、今から3年前。
藻川屋さんのお持ち帰りパックとの出会いが最初でした。

d0007875_8494544.jpg

むっちりするような太くて平たい麺。
フルーティーで酸味の効いたソース。
初めての味でした。
それからです。
秋元食堂を皮切りに次から次へとお店に行っては焼きそばをいただき、
・・・・・そして、 つゆ焼きそばに出会ってしまいます。

d0007875_8503882.jpg

かなりの衝撃でした(笑)

この衝撃をまともに受け、チャンスがあれば焼きそばを追いかける日々が続きます。
弘前に用事があっても隙間を見ては黒石にちょっと立ち寄ったり♪

しかし、こんなにお熱だったのにわからなかったことがありました。
それは、
「黒石焼きそばの特徴である『ふと平麺』の秘密」

d0007875_852885.jpg

どうして丸でなく、正方形でもなく、長方形なのか。
この平たい麺の幅には理由があるのか?
このことをいろんな方に尋ねても、昔からそうだった、というばかりでワタシの疑問は解決できずにいました。

しかし、その長い間の疑問が先日解けます。
その答えをくださったのは、黒石市で製麺業を営む「やぶや」さんでした。

やぶやさんは戦前から黒石市で製麺業を営む老舗です。
当時は冷蔵品の輸送などまだなかった時代。
なので、津軽そばはもちろんですが、保存が利くうどんの「乾麺」も製造していました。
黒石は米どころ。
黒石米と言えば、当時から寿司屋が自信を持って薦めた銘柄米。
小麦を求め、黒石の米を持って県南に行き、物々交換してた、といいます。
そして極めて高価だった時代に麺切り機を購入し、生産量を増やしていったといいます。

戦後しばらくの間も津軽そばと乾麺が中心のやぶやさん。
黒石で戦前、戦後通して食べられてきたのが、この乾麺を茹で、やわらかく茹で上げたものを醤油で炒める、いわゆる醤油焼きうどんでした。
それを焼きそばと言っていたといいます。
黒石ではこうした食の土壌が形成されているところに、中華そばが浸透していきます。
やぶやも中華麺への対応をお得意様からお願いされ、生産しようとします。
しかし中華麺を正方形に切りそろえたいのに、麺切り機の刃の幅は変更できません。
こうして生まれたのが乾麺サイズの生の中華麺。
そう、黒石焼きそばの麺の誕生です。
d0007875_8565717.jpg

ここからはあくまでも想像ですが、
しばらくの間は、うどん乾麺、中華麺とどちらも使われながら、次第に生の中華麺のコシや食感、風味などが黒石市民に受け入れられ、今の太くて平たい中華麺が安定していったのだと思います。

ルーツは製麺機にありながらもこの太くて平たい麺は、ソースのからみと独特の食感や食べ応えを与えてくれたことから、黒石になくてはならない麺になったのではないか?

そんなことを考えながら、黒石焼きそばの麺を持ち上げ、太くて平たい麺の断面を見てしまう焼きそばヲタなワタシでした(笑)
byなおき
by marugoto_aomori | 2008-09-03 09:07 | 青森食べ歩き | Comments(4)

何だか味噌カレー牛乳ラーメンが広まっているようです。

今年の夏は何だか味噌カレー牛乳ラーメンが賑わっていますね。。。
でもここは「つゆやきそば」で盛り上がっている黒石市。
私自身も10店舗くらいのお店を食べ歩きましたが、
ホントにお店によって味が違うんですね!初めての
お店に入るときはドキドキ感満載です。
d0007875_16284725.jpg

今日はお気になお店の一つ「龍(ロン)」にやってきました。
しっかり炒められた焼きそばにここのラーメンスープが
馴染む馴染む!個人的にかなりお気に入りの一つなんです。
で、知人とやってきたのですが、今日は意外なるメニューを発見!!
それが黒石なのに「味噌カレー牛乳」だったんです。
せっかくなので、両方注文!
d0007875_16292046.jpg

つゆやきそばは一つずつ食べる(写真は昔のもので今は太平麺を使っています)として、
味噌カレー牛乳は知人とシェアすることにしました。
d0007875_16294760.jpg

結論から言いますと・・・ウマイ。旨いんですよこれが。
味噌カレー牛乳は、それぞれのバランスが難しいと思う
のですが、決して牛乳くさくもなく味噌もカレーも引き立つ
バランスの取れた味だと感じました。ただ、青森市内のお店
の方が野菜のボリュームは多いかな。。。青森のが「ガツン」
だとすれば、こちらのお店は「穏やか」な感じの味噌カレー牛乳
ラーメンと言ったところでしょうか。
d0007875_16302781.jpg
つゆやきそばと一度に両方楽しみたい方には是非オススメです。

byノブchan

烏骨鶏ラーメン 龍(ろん) 津軽1号店
黒石市中川篠村13-6  
平  日:11時~15時 17時~23時
土日祝日:11時~23時
by marugoto_aomori | 2008-08-22 16:44 | 青森食べ歩き | Comments(0)

第3の黒石やきそば = 「おでん焼きそば」

さすがは黒石。まさに焼きそばの聖地!

もうだいぶ前になります。
d0007875_1263250.jpg

藻川屋さんで初めて黒石の焼きそばをいただき、その平太麺にソースがたっぷり染み込んだ味におおっ?と思い、そこから・・・。
怒濤の一日5連チャンを続け、黒石やきそばの奥深さと各お店の特徴なんかもわかってきて、黒石ってホント焼きそばを出すお店が多いところだなあ、なんて思っていたら。

そう、「つゆ焼きそば」。
d0007875_1273552.jpg

ビックリするようなものに出会い、ソースと醤油が出会う新しい味覚の世界にすっかり参ってしまい、またここからつゆ焼きそばを食べ歩き、ある意味、黒石焼きそばはつゆ焼きそばも含め、ワタシの中でしっかりと整理され、形作られたと思い、探求心も満たされたなぁ、なんて思っていたら、

「実は、切り札に『おでんやきそば』ってものあるんですよ~!」
という黒石のM氏の話に、、、
「・・・・、、、な、なに? お・で・ん・や・き・そ・ば?」
「・・・・、、、え~~~っ!!!」
とコンプリート気分を一気に崩され、夜しか食べられないというその復活のやきそばをいつかはきっとと、ずっと機会を待っていました。

黒石市内の様子を子ども視線で言えば、
黒石中学校学区(黒中学区)、と中郷中学校学区(なか中学区)とがあり、なか中学区の昔の子どもたちが食べていたのが「つゆ焼きそば」。
そして黒石のM氏がワタシに話すこの「おでんやきそば」はもう一つの雄である黒中学区の子どもたちが食べていたもの。

今から40年ほど前に黒中学区のあたご様のおかあさんが手前にちっちゃく焼きそばの店を出していて、ここに黒中の子どもたちはカイグイに来ていました。
コチラには玉ねぎだけのシンプルな焼きそばとおでんがあり、腹ペコの中学生は、焼きそばにおでんを乗せて食べていました。それがおでんやきそば。

このおでんには甘めに味付けされた「からし味噌」がかかっていて、もちろんおでんの引き立て役でしたが、実はこのからし味噌。
なんと、黒石焼きそばもメチャメチャ引き立てる味噌でした。

腹ペコだけどお金がないときには、黒石焼きそばにこのからし味噌だけ乗せて食べていたほどの当時の黒中生徒のウルトラソウルフード。

このくだりは、その後何度となく聞かされ、聞けば聞くほどに、からし味噌と焼きそばのコラボを確認したい、という欲求が高まるワタシ。

そして、いただきました!
「おでんやきそば」
d0007875_1292088.jpg


さすがに今は玉ねぎだけ、とはならず普通の具が入った焼きそばですが、
このからし味噌と黒石やきそばのコラボは子どもたちがハマル理由がよくわかります。
新しい味なのに絶妙のコンビネーションです。
もっともっと食べたいのに、その日は既に焼きそば店に5軒ほどいった後。
それでもこの味はアリです♪ 絶好調の時ならおかわり状態だったのにとプチくやし。

なか中学区では「ソース」と「醤油」が出会い、ここ黒中学区では「ソース」と「からし味噌」が出会う。

さすがは黒石、焼きそばの聖地。
byなおき

<データ>
店名:サンティール
住所:黒石市横町24-7 よされ横丁
電話:0172-53-1731
時間:19時~01時(夜だけの営業です)
摘要:お酒を飲まないお客さまOK、焼きそばだけでもOK。
   あったかいほうじ茶も出してくれます。

<近々、サンティールさんが「おでんやきそば」を持って出店するイベント>
■青森市産業会館に出店
 7月12日(土)10時~17時
 7月13日(日)10時~16時
 イベント名:シャープグランドフェア
■黒石こみせに出店
 9月13日(土)10時~16時
 9月14日(日)10時~15時
 イベント名:こみせまつり
by marugoto_aomori | 2008-06-19 12:13 | 青森食べ歩き | Comments(10)

焼きそばスナック!!

最近すっかり黒石のつゆやきそばに虜の私・・・・入るお店によって、全然味付けが違っていて、ホントに飽きないんですよ、これが・・。いつになったら落ち着く事やら。機会があって、某県の焼きそばで街おこししているところにも行ってるんですが、味付けの定義がしっかり決められていて、どのお店に入っても味が似ているんですよね・・・。それに比べると黒石はホントに不思議&魅力的な「焼きそばの街」です。
d0007875_12284189.jpg

 今日は中町こみせの通りにある「レストラン御幸」にお邪魔しました。こちらは昔から観光ガイドブックでも食事処として紹介されているお店ですね~。いろんなメニューがあって迷うところなのですが、つゆやきそばマニアなので「つゆやきそば」と「つゆだくやきそば」を注文。こちらでは、つゆの量をによって2種類に分けているそうで・・・。(写真はつゆだくです。)
d0007875_1229340.jpg

おそばを扱ってるだけあって、つゆのベースは和風です。エビ天が入っているせいもあってか、つゆだくの方は、てんぷらそば・てんぷらうどんのような味わいに・・・。焼きそばの味を強めに感じたい方は「つゆやきそば」の方がオススメかもしれません。どちらも美味しいのでお好みで♪気になって、つゆのない普通の黒石焼きそばも注文したのですが、これもまた旨い・・。自分が津軽出身だからなのでしょうか・・・この手のやきそばが体に合ってる!という感じがします。太平麺最高ですね♪
d0007875_17563896.jpg

 で・・・更に驚いたのが・・・コレ!実際に炒めて作った焼きそばを揚げてスナックにもしちゃってるんですよ・・これが!ノーマルタイプと一味唐辛子タイプの2種類があって 60グラムで230円!値段はちょい高めですが味はホンモノ。賞味期限がとっても短くて2日くらいしかもちません。いいじゃないですか、余計な保存料とか入っていないのですから。一味タイプはですね、ビール欲しくなります。ノーマルタイプはですね・・・家族みんなで争って食べちゃいそうです。
 街のお土産品でこの手のスナック類が出されてガッカリすることも多いんですけど、これは是非試して欲しい逸品です。恐るべし・・・黒石やきそば・・・

byノブchan
by marugoto_aomori | 2008-03-14 16:48 | 青森食べ歩き | Comments(1)

まるごと青森チック(?)なローカル線 「弘南鉄道弘南線」

津軽平野を走る弘南鉄道。
弘前と大鰐を結ぶ「大鰐線」は以前ご紹介しました。
今回は弘前と黒石間16.8㎞を結ぶ弘南線のご紹介です。
d0007875_19294932.jpg

弘南鉄道が開業したのは1927(昭和2)年のこと。
もともとは弘前から津軽尾上駅の11.1㎞を結ぶ路線として誕生しました。
地域の産業、教育、文化の発展に大きく貢献したこの路線は、
終戦後1948(昭和23)年、県内初の”電車”が走った路線でもあるのですよ。
それから2年後の1950(昭和25)年、
黒石駅までの5.7㎞を延長し現在の営業キロ数になりました。

以来弘南鉄道弘南線は、
弘前市と黒石市を両端にもつ地域の大動脈として、
住民の必要欠くべからざる”足”となっています。
d0007875_19323994.jpg

1月のある日、訳あって弘南鉄道弘南線を辿る旅へ。
車で移動していたときには気づきませんでしたが、
地図を見ながらよくよく辿ってみると、
この沿線には「まるごと青森」的(!)なものがたくさんあったんですね~。

始発駅は弘前駅。駅舎は2004年に新しくなりましたが、弘南鉄道の改札業務は昔のままです。出発時刻が近づくと改札鋏をもった駅員が現れ、懐かしいカチンカチンという音で切符をパンチしてくれました。
d0007875_19475466.jpg

貨物の取扱量が多く”弘南鉄道の上海”(!)とまで呼ばれていた「弘前東高前」駅。裏看板メニュー「山海巻き」で知られる「えび新寿し」の最寄り駅です。

弘南駅鉄道の中で最も古い駅舎が残る「新里駅」。この駅の周辺に広がるビニルハウス群は、おいしい津軽冬野菜「冬陽しゅんぎく」でお馴染みの小堀農園さんでした。

民家風の「館田駅」。ここから徒歩数分のジョイ・ワールド・パシフィックは、あの夢のマシーン「カロリーアンサー」を開発した企業です。

開業当時の始発駅津軽尾上駅。この駅の西側には津軽の名社「猿賀神社」や国指定の名勝「盛美園」があって、東側には、百年も続く老舗食堂「大十食堂」がありました。

つゆ焼きそばで有名な「食堂妙光」は堰の上にひっそりとたたずむ「境松駅」の近く。
化学調味料を一切使用しないという「すごう食堂」は、終着駅(始発駅)となる黒石駅の真ん前にあります。

ダイヤが30分~1時間に一本という弘南線は、
急ぐ用事のときには向いていないかもしれませんが、
目的を楽しんだり、目的を探しながら出かけるときには、
むしろちょうど良い電車なのではないかと思いました。
今度こそじっくりと(笑)。
by 義人
by marugoto_aomori | 2008-02-05 19:53 | 青森の旅 | Comments(20)

まだまだこれからつゆやきそば、黒石市「味のこづち」

いよいよ「つゆやきそば」もカップ麺で登場なのですね。黒石の食堂も活気づいているらしく、つゆやきそばを扱うお店は20店舗を越えているそうです。(黒石やきそばを食べられるお店は70店舗以上だとか・・)まだまだ増え続ける「つゆやきそば」のお店。今日も行ってみましょう!
d0007875_1523282.jpg

今回訪問したのは「味のこづち」さんです。弘南鉄道黒石駅から徒歩3~4分くらい、ユニバースさんの向かいあたりにお店があり、朝の10時から営業されているそうです。
こちらでは、つゆなしタイプ「やきそば」と「つゆやきそば」を楽しむことが出来ます、もちろん食堂なので他のメニューも豊富です。
d0007875_1525439.jpg

さてさて早速「つゆやきそば」を注文。なんと注文を受けてから平太麺を茹で、それからやきそばを炒めます。つゆはラーメンに使っているスープを使用していて、これは鶏ガラ・豚骨・野菜などなどでダシをとっているそうです。さあ、炒めあがったやきそばにスープが注がれ、天かす・ゆで卵がのっかって完成!!です。
d0007875_1531345.jpg

 さあ食べようと思いきや、実はこの時お客様をお連れしていて、この「つゆやきそば」バシバシ写真を撮ってくれるじゃありませんか!つゆやきそばに関心を持ってくれて写真を撮ってくれるのは嬉しいなーと思いつつ・・・「麺がノビルよ・・・(泣)」と。5~6分後、撮影が終了して食べて驚いたのですが・・・麺がですね、伸びてないんですよ。平太麺ということもあるんですが、とっても美味しくいただけたんです。まあ出来たてはもっと美味しいのでしょうが。
d0007875_1532886.jpg

 そしてこのスープ!お店のお母さんいわく、あまりこだわり持ってないような言い方だったので、どうかな~と思っていたのですが、これが良い感じでソース味とマッチしている訳ですよ。。。なんか、やきそばとスープが優しく絡み合っているというか・・・お母さんの丁寧な作りを見ていたせいかもしれませんが、優しい感じの味わいだったんです。またしても完つゆ(つゆまで全部飲む)です。
 出来上がるまでに多少時間はかかりますが丁寧な作りで、更に小鉢と漬け物がついて550円。大満足の一杯、ごちそうさまでした。

byノブchan
by marugoto_aomori | 2007-11-13 15:12 | 青森食べ歩き | Comments(1)

黒石の「つゆ焼きそば」がカップ麺に

12月10日全国発売です。

昨年の夏からひたすら食べ続けてきた黒石やきそば。
お店でいただき、お持ち帰りでも食べ、今では焼きそばの写真を見るだけで、どこのものかを言い当てられるほど(笑)
特に「つゆやきそば」のルックスは特徴があるので、ちょっと得意になっちゃったり♪
d0007875_1672929.jpg

そんな中、今年の夏前にソーシャルネットワークサービスのmixiに大手カップ麺メーカーが「カップ麺開発オーディション」を行うコミュニティを開設し、夢のカップ麺を募集した中に、黒石名物つゆやきそばをカップ麺にする提案が出されます。
ワタシも応援したくなりコミュニティに参加し、1票を投じたりしながら、見守ってきましたが、一次選考に残り、二次選考に残り、最後の3つにも残り、そして開発が決定したときには、もううれしくて、発案者の「はれぢさん」を胴上げしたくなるほどでした。

その後、黒石商工会議所のMさんから連絡があり、この大手カップ麺メーカーがカップ麺開発にあたり、まずは現地の味を確かめたい、と黒石を訪れることとなったということで、ここでmixiコミュの管理人のコブかみさんとご一緒させていただきました。

そのご縁もあって、管理人のコブかみさんから、この11月8日のmixiコミュカップめん「つゆ焼きそば」発表会へのお誘いがあり、それがたまたま会議が始まるちょい前だと行けるタイミングだったのもあり、ワタシもホンの20分程度でしたが、発表会会場に行ってきました!!


d0007875_1682879.jpg

会場にはたくさんのマスコミの方々。
壇上には開発者の方々と着ぐるみをかぶったコブかみさんや黒石のMさんの姿も。

そして来ました。
黒石名物つゆ焼きそばがカップ麺になっています♪
d0007875_1691353.jpg

ラベルには「焼きそばにつゆをかけたらつゆ焼きそば」の文字。
カップ麺を開発するにあたり悩みの種だったのが、麺のこと。
これまでのカップ焼きそばは、いつものカップ麺の麺に湯を注ぎ、麺が茹で上がったら、湯を切り、ソースを絡めてできあがり。
しかし、つゆやきそばの場合は、そのやきそばにスープが入る。
つまり、絡めただけのソースなら全てスープに流れてしまう。
麺を持ち上げると、元の白い麺でスープは醤油とソースの混成味になっているということになる。
d0007875_16101581.jpg
そこで今回の仕上がりは、独自の製法で焼かれた麺を茹で、そこに専用のソースをふりかけ、まずはよおくかき混ぜます。するともうそれだけでうまい焼きそば。
黒石やきそばのゆで麺をソースで炒め、麺にソースがしみこんだあの状態の麺。
そこにしょう油味のつゆを入れ、もう一度湯を注ぎ、できあがり。
食べても、しょうゆスープに包まれたあとから感じるソースの絶妙さ。
このバランス。黒石でいただくあの右でも左でもないちょうどうまいところの場所にきっちりと合わせてきました。
いけます、コレ!
しょう油、味噌、塩、豚骨に次ぐ、まさに「第5の味」をきっちりと表現してくれたと思います。

この後のオフ会に少しだけでもいたいと思っていたのですが、会議の時間が近づき退出。

津軽ラーメンなどもカップ麺になってきたところに黒石のつゆ焼きそばも登場。
美味しんぼもそうですが、だんだんとこうやっていろいろな方々の力で青森の食が認知され評価されてくるのでしょうね。

店頭で見つけるとなんかちょっと誇らしいかも。
12月10日が待ち遠しいです。
byなおき
by marugoto_aomori | 2007-11-12 16:29 | あるあるこんなもの | Comments(16)

まだまだ黒石やきそば「花いちもんめ」♪

「黒石やきそば」色々なところで目にする機会が増えてきましたね~。たまたま黒石に行く機会があったのですが、街中いたるところに、やきそばの“のぼり”が立っていて、盛り上がっている感が伝わってきました。せっかくの機会なので、マップを手にしつつも、地元の知人に今イチオシのお店を聞いてみたところ、教えてくれたのが「花いちもんめ」さんでした。
d0007875_11423359.jpg

 こちら、津軽こけし館の向かいにあって、今年の春頃から「つゆやきそば」を始められたそうなんです。元々メニューにはなかったそうなのですが、たまたまお客様に出す機会があり評判が良くて、メニューにでてきたのだとか。地元の知人いわく、誰でも「完つゆ(つゆまで全部いただく)」しちゃう味なのだそうです。
d0007875_11425099.jpg

女将さんお勧めの食べ方をお聞きすると、まずは「麺をかき混ぜずにスープだけ楽しんで」とのこと。(なるほど、魚系の出汁がきいていて上品なスープでした。)それから麺を食べていくのだそうです。2段階で味を楽しめるっというわけですね♪平たい中太麺はしっかり焼きそばのソースが馴染んでいて、食べすすめて行くほどに徐々にスープの方に味がうつっていく・・・割と薄味だからでしょうか?段々と味に変化がみられるような不思議な感じで、最後の方になるとつゆが丁度良い塩梅になっているわけです!
東京から来た知人と一緒に行ったのですが「ソースを使ってこんな食べ方が出来るとは!」ビックリ&喜んでくれていました。小鉢が3つ付いて700円、普通の焼きそばは500円でした。
d0007875_1143934.jpg

こちらのお店、民芸品や地元の特産品が並んでいて、料理を待っている間も色々楽しめます。これから紅葉の季節。中野もみじ山にも近いので、是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

byノブchan
by marugoto_aomori | 2007-09-26 11:48 | 青森食べ歩き | Comments(5)

ランプの宿 青荷温泉

※この取材は昨年秋にしたもので、当時の社長である福士収蔵様を通して、青荷温泉の魅力をお伝えしようとしたものでしたが、現在の青荷温泉の社長は諏訪定勝様です。
 以下にある福士社長は福士前社長と読み替えてお読みください。


あの人に会いにこの温泉へ 青荷温泉 福士社長

青荷温泉の歴史は、黒石市板留の丹羽旅館の次男であり、1959(昭和34)年11月3日、第1回県文化功労賞受賞の栄誉に輝いた、青森県の歌人「丹羽洋岳(にわようがく:本名丹羽繁太郎)」が1931年(昭和6年)に開湯したのから始まります。
まだ70年ほどの歴史ではありますが、歌人の湯だけあって、全体として鄙びた風雅を感じさせてくれます。
いつも笑顔とユーモアを絶やさない青荷温泉の顔 福士収蔵社長は、この開祖「丹羽洋岳」の二男、福士収三の子。いわばお孫さんにあたります。

d0007875_1353117.jpg福士社長がまだ学生で東京にいた頃、黒石に帰っても仕事がない、と進路に迷っていた時、洋岳がここ青荷を指し言ったそうです。
「ここで頑張ればいい」
福士社長は、この人里離れた青荷川の風雅な土地を開発していくことに非常にやりがいを感じ、移り住みます。
しかし、最初の1年目で青荷温泉は倒産。
洋岳の芸術仲間からの紹介もあって、弘南観光が経営再建をかってで、昭和47年株式会社として再出発をすることになります。
バス会社が経営する秘湯。
しかし福士社長が青荷温泉の顔として常に前に出て活躍していきます。

底抜けに明るい、前向きな性格もあって、倒産の憂き目にあってもユーモアを持って笑ってここまできます。
当時から「福士支配人」と慕われ、彼に会うために訪れる、そんなお客様にも恵まれていきました。
   ・・・そして 「秘湯ブーム」。

青荷温泉は人里離れた幽玄の森に佇む鄙びた一軒宿。
秘湯中の秘湯。全国にその名が徐々に知れ渡っていきます。
青荷温泉に電話が敷設されたのは、昭和59年。
当時の電電公社の方々から電話の受け答えなども教えていただいたそうです。
そのとき、「はい、青荷温泉です。」では、物足りない。
何か、名前の前につけた方がいい、ということで、始まったのが、
「はい、ランプの宿 青荷温泉です。」というフレーズでした。

それ以降、青荷温泉は「ランプの宿」で知れ渡っていきます。

福士社長は、青荷温泉の魅力を「何もないこと」だと言います。
いかに自分が贅沢だったのか。
便利さの中にいたのか。
不便なこの土地に来て、不便を楽しんで欲しい。
不便なこの土地で自分で楽しみを考え、自分で遊びを見つけて欲しい。
そして次の年にまたここで不便を楽しんで欲しい、と言います。

以前、仕事に忙殺された管理職の方が疲れ切って、逃げるように青荷温泉に休息を求め、やってきたそうです。彼は、この3日間、思いっきりやりたいことをしたい、とため込んでいた大量の本を持ってここにきました。
次に飯食って、その次風呂入って、と自分に鞭打つようにスケジュールを決め、本をむさぼるように読んでいたようです。
その日の夜、湯に浸かりながら、追われない、求めない、何もしないことこそが実は幸せなのでは、と気づいたと言います。
そして、その日から何もしない贅沢を満喫します。

d0007875_13551254.jpg

時がこれほどゆっくりとしたものだったのか・・・。
風がそよぐ、木々がざわめく、そういった自然に耳を傾けることもできるようになりました。
帰り際、とても素敵な笑顔で「また来ます」と伝えていったといいます。
なにもないことを楽しむランプの宿 青荷温泉。
すてきなところです。 byなおき
by marugoto_aomori | 2007-08-15 13:59 | 青森の旅 | Comments(4)

文学の森で珈琲を一杯。

黒石市 黒森山浄仙寺 茶房「松楓亭」

昨日は、黒石市へ。
会議を終え、お客様をご案内した後、商工会議所のM上さんから「とっても素敵な場所がありますけど行きます?」というお誘いを受けて一路、国道394号線を城ケ倉大橋方向へ。

国道から外れ、車は山道を駆け上がり、雨に濡れた木々や葉が曇り空にやさしく照らされる森の中を抜けながらしばらく進むと、こんもりとした半円のようなお山と山門のある、なんとも雰囲気のある山寺に到着です。
d0007875_11155117.jpg

「住職が淹れる珈琲が飲める茶寮にいきましょう」
と、山門を抜け、正面に構える本堂の風格を確かめつつ、
右側にある茶房「松楓亭」へ。
d0007875_11164081.jpg

この大雨の中、住職は何か用事があったようで出かけられていましたが、奥様がご親切に探しに行かれ、数分もしないうちに、住職と初対面。

もう古希を迎えられたということなのに、まだまだお若い住職が、とてもフレンドリーに接しながら、ワタシたちのために支度してくださって。

グリグリゴリゴリ・・・グィーンとミルが回り、辺りにいい香りが立ちこめていきます。
フィルターに湯を投入。
d0007875_11171596.jpg

見る見るうちに挽いた豆がこんもりと膨らんで、その香りでますますおいしそう。
聞けば、成田専蔵先生のスクールの豆。
酸化させないように冷凍庫に入れているんですよ、とタネあかししてくださいました。

横で奥様が揚げたてのドーナツを。
至極の一杯とあつあつのドーナツ。
d0007875_11174152.jpg

文政7年(1824年)に是空行者が開山した浄仙寺。
明治期、四世学僧の明空の頃には、寺小屋「黒森学校」の運営に専念し、津軽一円から学問を志す子ども達を広く受け入れてきました。そして巣立った若者達は、やがて政治、経済、有名人となっていったようです。
ですが、昭和19年には火災により本堂、庫裡が全焼します。
住職は、その時まだ小学校2年生だったといいます。
廃墟のようなお寺。
よそのようにたくさんの檀家がいるわけでもないお寺。
別の道を歩くつもりでいた自分がその寺を継ぐことになります。

そして努力の末、昭和41年本堂を再建。
その間に京都に修行に行かれた住職。ゆくゆくは本堂を再建しようと心に誓っていたのもあって、京都の寺院を訪ねる度に参考になるものを探していたのだそうです。

結果は、例になるところはなかったのだそうです。
京都の寺院は「立派すぎた(笑)」のだそうです。
d0007875_11182066.jpg

ですが、寺の中で抹茶をお出しするところがあったりして、住職は、「再建され、寺までの道路がよくなったら、必ず・・・・。」とその時思って帰ってきたのだそうです。

平成7年に出来た茶房「松楓亭」。
その名前はその当時から決めていた名前なのだそうです。

それまでは喫茶店に入ったこともない、インスタントコーヒーを飲むのがせいぜいだった、と笑ってお話ししてくれた住職。
今では本格派の一杯です。

7月中頃のあやめと山寺の季節。
そして10月後半からのもみじと山寺。
たくさんの文学碑のあるこの人里離れた山寺とあやめやもみじ。
いいところをご案内いただきました。
すっかり心がなごみました。
次に行くのがホント、楽しみです。 byなおき
by marugoto_aomori | 2007-08-10 11:26 | ちょっと「立ち寄り」 | Comments(8)


青森の観光・物産・食・特選素材など「まるごと青森」をご紹介するブログ(blog)です


by marugoto_aomori

プロフィールを見る

S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

検索

カテゴリ

全体
おいしい食材
あるあるこんなもの
青森の旅
ちょっと「立ち寄り」
青森食べ歩き
手しごと
東京の「あおもり」
街歩き
青森のアート
青森人
その他
未分類

最新のコメント

ぷるみえさん、いつもご愛..
by marugoto_aomori at 20:46
こんにちは。 いつも楽..
by ぷるみえ at 08:55
そうですね。地元の食材を..
by marugoto_aomori at 12:48
はじめまして。 検索し..
by saku at 14:03
> 通りすがりの隣県民さ..
by marugoto_aomori at 19:10

最新のトラックバック

http://venus..
from http://venusco..
venussome.co..
from venussome.com/..
venusgood.co..
from venusgood.com/..
whilelimitle..
from whilelimitless..
http://while..
from http://whileli..

タグ

(421)
(272)
(242)
(160)
(125)
(110)
(92)
(88)
(86)
(80)
(73)
(71)
(67)
(52)
(50)
(40)
(38)
(34)
(31)
(21)

以前の記事

2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
more...

【お知らせ】

○まるごと青森Facebookページ始めました。登録がある方はもちろん、ない方も登録して下記ページで「いいね」のクリックして、まるごと青森ブログともどもご愛顧をよろしくお願いいたします。
まるごと青森FBページ

○記事に登場する人物・制作物等一切の内容に対する誹謗中傷や記事の内容に直接関係のないコメントやトラックバックについては、削除いたします。あらかじめご了承ください。

記事ランキング